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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」Vol.160

2019/12/11 (Wed) 18:00
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国内のパイが縮小する中、地方企業が生き抜いていくための「武器」が手に入るメールマガジンです。
コンテンツマーケティング、デジタルマーケティング、ジャーナリズム、テクノロジーなどの最新動向やテクニックを、元新聞記者でコンテンツマーケティングの専門家・田中森士(株式会社クマベイス)と豪華執筆陣がお伝えします。

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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年12月11日発行(Vol.160)

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<目次>
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… 1. マーケティング & IT 最前線
… 2. ストーリーテリング実践講座
… 3. インサイドセールスの魔力
… 4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
… 5. Q&A
… 6. メディア情報
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メール受信を自ら希望する読者「サブスクライバー」を大切にしようとの文脈のメルマガ戦略コンサルサービスをリリースしました!

3年間続けてきたクマベイスメルマガのノウハウ、そして米国のコンテンツマーケティング業界の最新メソッドを共有。座学、WS、戦略設計、企画、原稿添削面でサポートします。

SNSをはじめとした第三者が運営するプラットフォームに依存することは、いわば読者と直接つながっていない状態。ある日突然、読者を失うリスクをともないます。また、EU(欧州連合)が2018年5月25日に施行した個人情報保護に関するルール「GDPR(一般データ保護規則)」をはじめ、個人の同意なき個人情報の収集・活用を禁止する流れが世界的に生まれています。

これらのことを背景に、米国のコンテンツマーケティング業界では近年、「唯一コントロール可能なチャネル」であるメールへの注目が高まっています。ポイントは、メール受信を自ら希望する読者「サブスクライバー」の獲得。個人の明確な同意があるため、メールによるコミュニケーションを自由に行うことができるのです。

クマベイスでは、3年前よりメールマガジン「週刊クマベイス」に取り組んでまいりました。毎週水曜に一度も休むことなく発行してきた同メールマガジンは、150回を突破。オーディエンス(読者)との信頼関係構築にも大きく貢献しております。

今回のメルマガ戦略コンサルティングサービスは、3年間続けてきたメルマガの戦略設計・運営ノウハウをもとに立ち上げました。コンテンツマーケティングの専門家によるマーケティング視点での企画・戦略設計、元新聞記者を中心とした経験豊富な編集デスクによるコンテンツ制作支援を提供します。古くて新しいチャネル「メール」を活用したコミュニケーション戦略で、信頼関係を構築しましょう。

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<内容のご紹介>
本書は、「文章を書いて生きていく」ことをマジメに目指してみたい方に向けたものです。
自分の書いた文章を、たくさんの人に読んでもらいたい。
自分の書いた文章を、Web上で発信して原稿料を得たい。
そんな風に考えている方に向けて、「プロのWebライター」に必要な基本知識や文章の書き方を、なるべく実践的に伝えることを目指しました。

基本的なライティング技術だけではなく、ライターに一番大切な「文章力」の鍛え方、企画・構成、取材のノウハウなども伝える新しい「Webライター必携」が本書です。

いま、第一線で活躍中のみなさんがどんな風にして、ライターや編集者の仕事をするに至ったのかを語るコラムも収録しました。
ほかの人より「かっこいい文章」を書いてみたい、副業でライティングの仕事をしてみたい、という方にも、ぜひご一読いただきたい内容です!

<寄稿コラム>
・若手ライターの活躍の場は紙メディアからWebへ(宮脇 淳)
・僕が自分の好きなジャンルを仕事にできたワケ(西村まさゆき)
・地方で暮らしながらWebライターとして活躍するには(田中森士)
・「未経験不可」の壁を越える転機になったのはブログ記事(吉川ばんび)

…………………………

■1. マーケティング & IT 最前線

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クマベイスCEOの田中森士が、地方企業にとって役立つ、コンテンツマーケティングやITの最新ニュースやトレンドについて解説します。

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本メルマガ冒頭でもお伝えしましたが、私がコラムを寄稿させていただいた書籍「文章で生きる夢をマジメに叶えてみよう。 Webライター実践入門」(岸智志著)が発売となりました。

本書は「文章力」の鍛え方や企画・構成のノウハウなど、Webライターにとってきわめて実用的な書籍。以前私が「ライターとして食べていく」というイベントを企画させていただいたことなどから、今回執筆の機会をいただいた次第です。

今回コラムでお伝えしたかったポイントは2点。すなわち、マーケティング視点の必要性と情報発信の重要性です。

現代のWebライターは、オウンドメディア案件をこなすケースも増えています。そうしたとき、マーケティング視点がなければ、発注側の意図をつかめず、クライアントからすれば「ややずれた」原稿となりがちです。原稿の目的や想定読者を抑えることは最低限のこと。できれば全体的なマーケティング戦略もある程度理解しておきたいところです。そうすれば、クライアントが「離したくない」ライターとなります。

情報があふれる現代。Webライターとしても、積極的に情報発信しなければ、クライアントとの出会うチャンスは増えません。有名メディアで連載を持つのが理想ですが、はじめは難しいもの。ブログを立ち上げたり、場合によってはSNSでもいいでしょう。テーマをしぼって情報発信することで、ライターとしての対外的な「タグ」や「ドメイン」が固まります。そうすれば、誰かに知ってもらえる確率は格段に高まります。

Webライターも今や総合力が求められる職業です。安易に足を踏み入れるべきでないことだけは、確かだと思います。何らかのミッション実現のためにライターを目指すことが本来あるべき姿です。このことをどうぞお忘れなく。

Webライターとして身を立てる術については、1月に都内でお話しさせていただく予定です。詳細はまた本メルマガにてお伝えします。

…………………………

■2. ストーリーテリング実践講座

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米国のコンテンツマーケティング業界で注目を集めるストーリーテリング。滞在時間が延びたり、エンゲージメントを高めたりと、その効果の数々が報告されています。しかしながら、どのようなステップを踏めばよいのか、日本ではまだ認知されていないのが現状です。本連載は、ストーリーテリングの研究に取り組むクマベイスCEOの田中森士が、ストーリーテリングの導入方法について、やさしく解説します。

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「言葉にテクスチャーを」。ムットーニは自身が作品制作で心がけていることについて、こう表現しました。

テクスチャーとは、いわば「質感」。前回お伝えした通り、ムットーニが扱う文学作品は詩などのシンプルなものが大半です。極限までぜい肉をそぎ落とした作品は、読む人によって抱くイメージが異なります。つまり読み手自身がストーリーをつむぐものでもあるわけです。

ムットーニは、このシンプルなテキストを、人形や音、光で「肉付け」、つまりビジュアライズします。これにより、作品を見た人の頭の中にはほぼ同じストーリーが流れるようになります。このビジュアライズ作業のことをムットーニは「質感」を付与する作業であると考えているようです。

少々分かりにくいストーリーテリングという単語ですが、素材に「質感」を与える作業をストーリーテリングと捉えれば、すっと理解がしやすいように思います。みなさんの会社やビジネスにも、ストーリーをつむぐための「素材」は必ず眠っています。それをまず掘り起こす。しかし、それだけではコンテンツとなりえません。ストーリーテリングをほどこす必要があるわけです。とはいえ、それはなかなか難易度が高い。

もしかしたら、ムットーニのように「手法ありき」で取り組んでみてもいいのかもしれません。ビデオ、インフォグラフィック、インタラクティブ。これらのビジュアライズ手法と素材をまず机の上に並べてみる。そこからストーリーが見えてくるのかもしれない。

設定された条件や枠の中だからこそ、優れた作品が生まれることは、古今東西よくある話です。ビジュアルストーリーテリングという手法は、ストーリーを導き出すための羅針盤。そんな気がしてなりません。

…………………………

■3. インサイドセールスの魔力

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BtoBコンテンツマーケティングと切っても切れない関係にあるのが、インサイドセールスです。マーケティングファネルに上手くハマったとて、クロージングは営業担当がやるしかない。しかしながら、人員にも限りがある。そうした状況を背景に、インサイドセールスの重要性が高まっています。本連載では、インサイドセールスの鬼・YUHOが、インサイドセールスの独自のノウハウを、皆さんに伝授します。

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先週はリードの扱いミスについてご紹介いたしましたが、今週は効果的なリードの扱い方についてご紹介します。

ラベリング後、インサイドセールスが架電し、残念ながらお断りになってしまったリードについてはどのように扱えばよいでしょうか。多くの現場では対応済みのリストにまとめる、いわゆる休眠リストが作成されますが、休眠リストに入れてしまう前にもうひと手間かけるだけで、今後の良いお付き合いに発展させることができるかもしれません。(あくまでも迷惑にならない程度にです)

少しも検討を続ける気がないとしても、あえて他社製品との比較で他製品の特長を紹介したり、営業する製品をとりまく環境についての資料など顧客にとっての有益な情報を提供する。これにより、良い印象を持ってもらえる可能性が高まります。

内容を盛り込みすぎてメールの受信トレイを圧迫したり、過度な営業トークが入った内容にしてしまうと逆効果です。次回連絡したときに別のものを営業しようなどと下心丸出しなんてもってのほか。相手の担当者も忙しい中コンタクトしてくれたことへの感謝の気持ちを念頭において行動してくださいね。

…………………………

■4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作

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米国のコンテンツマーケティング業界では、ジャーナリズム業界のノウハウを学び、それをコンテンツ制作に取り入れる動きが活発化しています。本連載では、新聞記者がどのように取材し、それを記事にしているのか、長きにわたって新聞業界に身を置いてた元記者が解説します。

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ある件で話を聞いているときに、その方から、「この話だったら○○さんが詳しいですよ」とか、「それなら、こんなこともありますよ」などと、他の人や動きを教えてもらえることがあります。こんな場合は、余裕があったらぜひのるべきです。

取材相手から新しい取材先を紹介してもらうのは取材の醍醐味といってもいいです。自分では考えつかなかったところで取材するチャンスができたわけですから、これはありがたいと感謝しましょう。

ひょっとしたらそこで思わぬ話が聞けるかもしれません。当然、取材の幅も広がり、少なくともマイナスになることはないでしょう。そんなときは遠慮せず、「その方を紹介していただけませんか」と頼んでいいと思います。

そもそも取材というのは人に会うことが基本ですから、「芋づる式」に人に会うことは、かかげているテーマをより掘り下げることにもなります。

また、それによって、当初はこう考えていたけど、必ずしもそうではなかった、と自分の思い込みに気がつくこともあります。

そう考えると、取材の目的の一つに、その方に別の人を紹介してもらう、ということを加えてもいいでしょう。紹介してもらえるよう、むしろこちらから積極的にアプローチするくらいでいいと思います。

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■5. Q&A

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クマベイスメルマガ読者のみなさまの悩みや相談に、メルマガ編集部が総力を上げて答えるコーナーです。コンテンツマーケティングから人間関係まで、どしどしご質問をお寄せください。ご質問はこちらから→kumabase@kumabase.com

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Q:1つのオウンドメディアでペルソナを複数もつのはやめた方がいいでしょうか?もちろん、ひと記事にペルソナは一つですが、お客様さんが多様な場合にどう設定するか知りたいです。

A:もちろん商材やペルソナにもよるかと思いますが、B2Bでかつ検討期間の長い高単価商材の場合、担当者と経営層とで最低2つは設定すべきというのがコンテンツマーケティングのセオリーです。

それぞれペルソナ設定やカスタマージャーニーマップを作成するので、はじめはなかなか骨の折れる作業。ただしプラットフォーム(コンテンツの置き場所)が大きく増えるわけではないので、運用がはじまってしまえば他と比較して労力がかかるというわけではありません。

BtoCの場合、それぞれあまりにかけはなれた属性のペルソナを複数設定することは、おすすめしません。サイトやコンテンツのトンマナがよくわからなくなってしまうリスクが高いからです。もしかけはなれたペルソナを設定する必要そもそも、商品開発時点で失敗していると思います。(田中)

…………………………

■6. メディア情報

Forbes JAPAN「世界を歩いて見つけたマーケティングのヒント」
https://forbesjapan.com/articles/detail/25024

・コンテンツマーケティングラボ「中小B2B企業のコンテンツマーケティング講座」
https://contentmarketinglab.jp/application-method/content-marketing-for-sme-vol1/

・毎日新聞「モリシの熊本通信」月1回
http://buff.ly/2fUSenp

・Yahoo!ニュース個人「田中森士 熊本の論点」
http://person.news.yahoo.co.jp/tanakashinji/

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・クマベイスHP : https://kumabase.com/
・編集・発行元:株式会社クマベイス : https://kumabase.com/
・発行責任者:株式会社クマベイス 代表取締役CEO 田中森士

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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年12月11日発行(Vol.160)

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【2019年12月11日】