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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」Vol.148

2019/09/18 (Wed) 11:50
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国内のパイが縮小する中、地方企業が生き抜いていくための「武器」が手に入るメールマガジンです。
Web戦略、テクノロジー、広告、広報などの最新動向やテクニックを、元新聞記者でコンテンツマーケティングの専門家・田中森士(株式会社クマベイス)と豪華執筆陣がお伝えします。

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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年9月18日発行(Vol.148)

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<目次>
──────────
… 1. マーケティング & IT 最前線
… 2. ストーリーテリング実践講座
… 3. インサイドセールスの魔力
… 4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
… 5. Q&A
… 6. メディア情報
──────────

★カンファレンス開催のお知らせ★
CONTENT MARKETING DAY(CMD) 2019の開催決定!
昨年初開催にして多数の申し込みにより抽選となった、CMD。今年は規模を大幅に拡大して恵比寿にて開催いたします!

コンテンツ制作にこだわれる人、
テクノロジーに精通している人、
マーケティングをマネージメントできる人。

昔は関わり合いが薄かったこれら3つの領域を横断的にかけ合わせる、というチャレンジングな取り組みが、デジタル時代のコンテンツマーケティングでますます重要になってきました。

Content Marketing Day は、コンテンツマーケティングに特化した専門カンファレンスで「異なる分野をつなぐ」をテーマに、コンテンツによる課題解決に取り組む第一線のプレーヤーたちを招き、最新のノウハウや事例を共有します。実用的なコンテンツマーケティングを学ぶ機会、そしてコンテンツマーケティングに取り組む人々同士をつなぐ場を提供します。

今年から、BtoCとBtoBのそれぞれのトラックに分けて開催します。濃密なセッションをご用意してお待ちしております。事業会社、代理店、フリーランスの方いずれも大歓迎です。ぜひご参加ください。
詳細はこちらよりご確認ください→https://lp.contentmarketinglab.jp/cmd2019


★新サービスのお知らせ★
金融系業界に特化したコンテンツ制作サービスの提供を開始しました!
本サービスは、ファイナンシャルプランナー(FP)を中心とした専門家らが執筆を担当。ディレクターや編集デスクと連携して、マーケティング視点で制作した質の高いコンテンツを、金融や保険業界の企業様や広告代理店様向けに提供するものです。
詳細はこちらよりご確認ください→http://kumabase.com/finance-content/

…………………………

■1. マーケティング & IT 最前線

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クマベイスCEOの田中森士が、地方企業にとって役立つ、コンテンツマーケティングやITの最新ニュースやトレンド、PRについて解説します。

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冒頭でもお伝えしましたが、昨年に続き今年もCONTENT MARKETING DAY(CMD) 2019の開催が決定しました。昨年は多数の申し込みにより抽選となった反省を生かし、今年は前年比4倍の規模に。多くの方にご参加いただけるよう取り組んでいる次第です。

「カンファレンス」と聞くと何かお堅い会議や学会ようなものを想像されるかもしれません。たしかに、日本では一部でそうした傾向が見られます。しかしながら、海外におけるカンファレンスとは、学びの場であると同時にお祭の場。年に一度、同じ課題感や興味関心を持った人々が一同に会し、ネットワーキングや情報交換をする場でもあるのです。

もちろん、キーノートにトラックごとのセッション、ワークショップなど学びの場としても最高のものです。カンファレンスは「近未来」を知ることができる場であり、毎年同じカンファレンスに通うことで、その業界のことを深く知ることができます。とはいえ、学びの場と同じくらい、ネットワーキングの場としてのインパクトが強い。

私も初めて海外カンファレンスに参加した際は、想像とは大きく異なる「お祭感」に心底驚きました。参加者同士のネットワーキングを促進する仕掛け(例えば会場内の随所に設けられたコーヒーテーブル、ネットワーキング目的のブレックファストタイム、夜のネットワーキングパーティーなど)も豊富で、多くの参加者らとつながることができました。まさにカンファレンス自体がコミュニティーの核となっているわけです。

カンファレンスが終わったあとも、運営側の取り組みは続きます。セッションレポート記事を次々と発表したり、登壇者が指定された60分間でツイッターによるフォローアップをしたり。気がつけば終わって間もないころにもう次年度のイベントサイトが立ち上がっています。参加者の「熱が冷めないうち」に情報を出していく。これこそが最強のコミュニティーマネジメント手法だと感じる次第です。

残念ながら日本におけるカンファレンスは米国のそれとは大きくかけ離れたものとなってしまっています。黒いスーツに身を包んだ人々が、暗い表情で淡々とプレゼンを聞く。そしてブースの資料をかき集めてさっさと帰ってしまう。うーん、こんなことで業界や経済は盛り上がるのでしょうか。CMDがすぐに実現できるとは考えていませんが、これまでの日本の常識を覆すような場としていけるよう、少しずつ取り組んでいくつもりです。

…………………………

■2. ストーリーテリング実践講座

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米国のコンテンツマーケティング業界で注目を集めるストーリーテリング。滞在時間が延びたり、エンゲージメントを高めたりと、その効果の数々が報告されています。しかしながら、どのようなステップを踏めばよいのか、日本ではまだ認知されていないのが現状です。本連載は、ストーリーテリングの研究に取り組むクマベイスCEOの田中森士が、ストーリーテリングの導入方法について、やさしく解説します。

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ストーリーテリングは関係性を深める効果があるとされています。したがって、ストーリーテリングコンテンツを出しただけで、急激に売り上げが伸びることはあまり期待できないかもしれません。

しかしながら、例えば採用においては、導線設計さえしっかりと工夫すれば短期的に効果を上げることも夢ではない。つまり、即効性のある施策が必要という場合も、ストーリーテリングは有効なのです。

実際にあった話ですが、地方の飲食店が事業拡大に伴い、大量のアルバイトや社員が必要だということで、ストーリーテリングコンテンツを制作することにしました。採用ページに従業員のインタビュー記事を掲載。その半生やライフスタイルにスポットを当てた美しいストーリーテリングコンテンツでした。しかしながら、採用系のリスティング広告単価は上がっており、また外部採用プラットフォームを利用してもなかなか数字につながらない。地方の求人誌に広告を出しても全く反応がない。

悩んだ経営者は、CMを制作することにしました。地方において、CMの力は今も絶大です。職場の様子や従業員インタビューを15秒にまとめた動画をいくつか制作。それをペルソナが視聴しそうな時間帯(ゴールデンではないので割安だったとのこと)で流し続けたのです。そしてCMには「従業員募集中 詳細はHP」のようなテキストも表示させた。すると、CMを流している間、コンスタントに応募があり、予想を上回る数が集まったといいます。

ここでのポイントは、ストーリーテリングコンテンツの品質を確保した上での導線設計にあります。また、ペルソナのライフスタイルを意識したCMの配信も奏功したのでしょう。コンテンツの品質を高め、戦略を立てる。これこそが現代マーケティングの方程式なのです。

…………………………

■3. インサイドセールスの魔力

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BtoBコンテンツマーケティングと切っても切れない関係にあるのが、インサイドセールスです。マーケティングファネルに上手くハマったとて、クロージングは営業担当がやるしかない。しかしながら、人員にも限りがある。そうした状況を背景に、インサイドセールスの重要性が高まっています。本連載では、インサイドセールスの鬼・YUHOが、インサイドセールスの独自のノウハウを、皆さんに伝授します。

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インサイドセールスはフィールドセールスと違い顔が見えないため、営業担当の良い印象を与えるのが難しくなります。フィールドセールスほどお客様と密接に関わることはありませんが、「この担当者いい人だな」と少しでも良い印象を与えるために、どのような工夫ができるのでしょうか。

インサイドセールスの会話のほとんどが電話です。電話やWeb会議での通話では、通常の声よりも低く聞こえると言われています。自分ではいつもと同じ調子で話していたつもりが、元気がないように聞こえてしまう可能性があります。少し声を高く、はっきり話すことを意識しましょう。

電話の次に多いコンタクトの方法はメールやチャットなど、文字でのやりとりです。営業トークや商品の説明など、メール1文が長くなりがちですので、すこしでも読みやすくなるように工夫をしましょう。例えばサービス内容、値段、利用期間、解約の方法など、1連の文章で書くのではなく、以下のように記号や括弧を使ってみるのはいかがでしょうか。

[Before]
(件名)
金融系コンテンツ制作サービスにお申込みいただきましてありがとうございました。
(本文)
この度は金融系コンテンツ制作サービスにお申込みいただきましてありがとうございました。
お客様のご利用料金は月額○○万円、10コンテンツフリー制作プランです。
ご利用期間は2019年9月1日から12月31日となっております。
操作マニュアルは(URL)からダウンロード可能ですのでぜひご利用ください。
もし解約をご希望の場合は誠に残念ではございますが、カスタマーサービスへのご連絡(電話xxx-xxxx-xxxx)または解約フォーム(URL)より解約のお申込みをお願いいたします。
ご不明点はいつでも 担当 熊本(クマモト) までお気軽にご連絡ください。

[After]
(件名)
【お申込完了】金融系コンテンツ制作サービス /クマベイス熊本
(本文)
この度はお申込み誠にありがとうございました。以下のようにお申込みいただきました。
■サービス概要
 金融系コンテンツ制作サービス
■ご利用料金/プラン
 月額○○万円/10コンテンツフリー作成プラン
 ー 操作マニュアルはこちら(”こちら”にテキストリンク)
■ご利用期間
 2019年9月1日~12月31日
■解約したいときは?
 ー ご利用に関する不明点はこちら(”こちら”に利用マニュアルのテキストリンク)
 ー カスタマーサービスへのご連絡はこちら(”こちら”にカスタマーサービス連絡先のテキストリンク)
 ー ご解約フォームへの入力はこちら(”こちら”に解約フォーム送信ページのテキストリンク)

ご不明点はいつでも担当・熊本(クマモト)までお気軽にご連絡ください。


[Before]は一見丁寧な言葉遣いですが、パッと読んだだけでは分かりづらく、何のメールか理解するまで時間を要します。Afterではあいさつ文は少なめですが、要点を簡潔に伝えることができるため、結果としては好印象を与えると考えます。また、担当者の名前を入れておくことで親身な印象になります。

大量のリードへの対応は短く済ませる必要があります。短い時間に少しでも丁寧な印象を与えられるように工夫したいですね。
…………………………

■4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作

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米国のコンテンツマーケティング業界では、ジャーナリズム業界のノウハウを学び、それをコンテンツ制作に取り入れる動きが活発化しています。本連載では、新聞記者がどのように取材し、それを記事にしているのか、長きにわたって新聞業界に身を置いてきたカサケンが解説します。

:::::::::::::::::::::::::::::::::

社会部記者として政治家を取材することがありましたが、やはり政治部記者として取材していたときの方が政治家の素顔を垣間見る機会は増えました。

社会部から政治部への異動に伴って総理の番記者になりました。レアケースもありますが、政治部に異動した記者の多くがまず総理番を命じられます。当時は自民、社会、さきがけの自社さ政権。総理は社会党の村山富市氏でした。

カンボジアの国連平和維持活動(PKO)への自衛隊派遣でも簡単に触れましたが、自民党は単独で政権を運営できなくなりつつありました。PKO協力法も自民、公明、民社のいわゆる自公民路線で成立しています。

東西冷戦の終結、湾岸戦争、バブル経済の崩壊、少子高齢化など政治、経済、社会が大きく混乱するなか、自民党を支えてきた支持母体や支持層にも当然、変化の波が押し寄せます。湾岸戦争の勃発からカンボジアへの自衛隊派遣、そして非自民の細川連立政権の誕生と崩壊、自社さ政権の発足へと目まぐるしく変わりますが、激動する国際情勢に政治体制をどう構築するかという底流がありました。

もちろん、政治は権力闘争です。日本国内ではゼネコン汚職事件などの疑獄事件が相次ぎ、政治改革を求める世論が高まります。当時は自民党の竹下派が政界を牛耳っており、「竹下派支配」ともいわれていました。中でも自民党幹事長を務めた小沢一郎氏の動向に注目が集まりました。

小沢氏は1990年にイラクがクウェートに侵攻した湾岸危機の際に自民党幹事長でしたが、自らが会長を務める調査会を立ち上げます。小沢氏は湾岸戦争が起きると自衛隊を派遣することを模索します。この動きがPKO協力法につながります。

しかし、小沢氏の後ろ盾だった金丸信氏が巨額脱税事件で逮捕・失脚してしまい、小沢氏は窮地に追い込まれます。ただ、小沢氏にとって幸運だったのは相次ぐ疑獄事件で自民党への批判と政治改革を求める世論が高まっていたことです。

本来、政治家の汚職を撲滅するには政治の腐敗を防止するような法律をつくればいいはずですが、議論はいつの間にか中選挙区から小選挙区に変える選挙制度改革に進んでいきます。自民党内からは猛反発が起きますが、反対勢力には「守旧派」のレッテルが貼られます。

小沢氏は自民党を飛び出し、立ち上げた新党は衆院選で躍進します。小沢氏はその勢いに乗って細川連立政権の発足にこぎつけます。小沢氏の絶頂期はここでしょう。しかし、細川連立政権は8カ月で退陣。後継の羽田内閣も2カ月しかもたず非自民連立政権はわずか10カ月で終焉してしまいます。

自社さは羽田内閣の退陣を受けて誕生しました。ここまでの流れをみると、自民党内の権力闘争が政界を大きく揺るがしていることが分かります。単独での政権維持が無理だと悟った自民党は連立を組むパートナーを次々と変え、現在の自公連立政権に至ります。政治部記者の取材は自民党の党内力学とそれに呼応する野党の動きが中心になります。

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■5. Q&A

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クマベイスメルマガ読者のみなさまの悩みや相談に、メルマガ編集部が総力を上げて答えるコーナーです。コンテンツマーケティングから人間関係まで、どしどしご質問をお寄せください。ご質問はこちらから→kumabase@kumabase.com

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Q:キャッシュレス決済サービスが増えまくっていますが、もはや何を使えばいいのか分かりません(笑) 今後この業界はどうなっていくのでしょうね。

A:中小のこうしたサービスは自然と淘汰されていき、一部のプラットフォーマーのみが生き残るでしょう。その隙間でごくごく小規模でニッチなサービスであれば生き残る可能性もありますが、ユーザビリティーが圧倒的に高いものが出てくる可能性の低い業界であることから、それも考えにくい。ここ数年のあらゆる業界を見ると分かるかと思いますが寡占が止まることはないでしょう。それが歴史の教えでもあります。

ちなみに私は普段、モバイルSuicaとクイックペイを使っています。東京でしたらスマホだけで完結できるので便利ですね。「○○ペイ」のようなQRコード決済サービスは、アプリ起動、QRコード表示の作業がわずらわしいと感じる人が多いようで、今ひとつ伸びていません。このあたりソリューションが求められると感じます。(田中)

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■6. メディア情報

Forbes JAPAN「世界を歩いて見つけたマーケティングのヒント」
https://forbesjapan.com/articles/detail/25024

・コンテンツマーケティングラボ「中小B2B企業のコンテンツマーケティング講座」
https://contentmarketinglab.jp/application-method/content-marketing-for-sme-vol1/

・毎日新聞「モリシの熊本通信」月1回
http://buff.ly/2fUSenp

・Yahoo!ニュース個人「田中森士 熊本の論点」
http://person.news.yahoo.co.jp/tanakashinji/

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・クマベイスHP : https://kumabase.com/
・編集・発行元:株式会社クマベイス : https://kumabase.com/
・発行責任者:株式会社クマベイス 代表取締役CEO 田中森士

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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年9月18日発行(Vol.148)

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【2019年9月18日】