週刊クマベイス「地方企業の戦い方」Vol.135
2019/06/19 (Wed) 22:12
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国内のパイが縮小する中、地方企業が生き抜いていくための「武器」が手に入るメールマガジンです。
Web戦略、テクノロジー、広告、広報などの最新動向やテクニックを、元新聞記者でデジタルマーケティングの専門家・田中森士(株式会社クマベイス)と豪華執筆陣がお伝えします。
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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年6月19日発行(Vol.135)
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<目次>
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… 1. マーケティング & IT 最前線
… 2. ストーリーテリング実践講座
… 3. インサイドセールスの魔力
… 4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
… 5. Q&A
… 6. メディア情報
──────────
★ワークショップのお知らせ★
【先着5名様|超速2時間】 マンツーマン・チューター制|コンテンツマーケティング超実践ワークショップ@渋谷Hikarie
※講師はコンテンツマーケティングラボの田所浩之・主幹が担当
※クマベイススタッフはチューターとして参加予定
通算200社以上が参加! コンテンツマーケティングのノウハウが学べる超実践的なワークショップを6月27日、渋谷Hikarieにて開催いたします。
■他のワークショップと異なる、7つのプレミアム:
1) 架空の題材でなく、自社の製品/サービスを題材にした超実践的なワーク
2) ご参加者1名ずつに専門のチューターがつき、ワークの間、つきっきりでのサポート
3) 通常半日かけるワークを2時間に凝縮。短時間集中で圧倒的なアウトプット
4) 事前にお知らせいただくキーワードからユーザーニーズの調査をして、ワーク当日に共有
5) 作成した成果物は全て、お持ち帰り可
6) ワークの詳細な手順書もダウンロード可(後日、チームでのワーク完成を想定)
7) ノウハウの出典元である「Webコンテンツマーケティングサイトを成功に導く現場の教科書」をプレゼント
日本でも定着しつつあるコンテンツマーケティング。
しかしながら、手段先行となり、結果に結びついていないケースは数多く見られます。
コンテンツマーケティングは、あくまで「マーケティング戦略」です。
戦略立案で方向性を誤れば、成果につなげることは難しいでしょう。
本セミナーは、コンテンツマーケティングの基礎をワークショップ形式で学ぶものです。
基本的な考え方から、コンテンツマーケティングに不可欠なペルソナ設定と
カスタマージャーニーマップ作成の基本まで、2時間で体験できます。
当日は、BtoCとBtoBのワークショップを同時会場にて同時進行いたします。
本ワークのメソッドは、コンテンツマーケティングのパイオニア、CONTENT MARKETING LAB(https://contentmarketinglab.jp/)が2年半をかけて開発したベースに、同分野のリーディングカンパニーであるクマベイス社が監修を加えたものです。
どうぞお気軽にご参加ください。
イベントのお申し込みページはこちらです:
https://contentmarketinglab-workshop-20170627.peatix.com/
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■1. マーケティング & IT 最前線
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クマベイスCEOの田中森士が、地方企業にとって役立つ、コンテンツマーケティングやITの最新ニュースやトレンド、PRについて解説します。
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ジャカルタに滞在しています。じっくり滞在するのは今回が初めてなのですが、他のASEAN諸国とは異なる印象を受けました。
まず、街を歩いている人々に余裕を感じます。豊富な天然資源とこれから当面続く人口ボーナスを背景に、経済成長率は5%台を維持。日本の高度経済成長期と同じように、ある意味熱狂の渦にあるのかと想像していましたが、全くそんなことはありませんでした。成熟国家のような「余裕」を市井の人々から感じるのです。
毎年確実に上昇する賃金。地下鉄が開通したり、高層ビルが林立したりと、向上の一途をたどるインフラ。そして国としてのとてつもないポテンシャル。経済政策を進める大統領の再選。世界中見渡してもなかなかない好環境にありますが、不思議と米国や中国の影をあまり感じません。
アリババグループはもちろん進出しているのですが、インドネシア企業のゴジェックなどと比べると、存在感は今ひとつ。これほどチャンスに満ちた環境もないでしょう。この国のビジネス面での魅力を、滞在中にもう少し掘り下げたいと思います。
…………………………
■2. ストーリーテリング実践講座
:::::::::::::::::::::::::::::::::
米国のコンテンツマーケティング業界で注目を集めるストーリーテリング。滞在時間が延びたり、エンゲージメントを高めたりと、その効果の数々が報告されています。しかしながら、どのようなステップを踏めばよいのか、日本ではまだ認知されていないのが現状です。本連載は、ストーリーテリングの研究に取り組むクマベイスCEOの田中森士が、ストーリーテリングの導入方法について、やさしく解説します。
:::::::::::::::::::::::::::::::::
昨年9月に米国クリーブランドで開かれた、コンテンツマーケティングワールド。そこで目を引く部屋(トラック)がありました。すなわち「ビジュアルストーリーテリング」です。
私が現在滞在しているインドネシアでは、このビジュアルストーリーテリングに取り組むメディアがいくつも存在します。例えば「Tirto」というメディアは、インフォグラフィック、ビジュアルレポート、ビデオといった、ストーリーテリングコンテンツに意欲的に取り組んでいます。
しかも、どれも品質が極めて高い。感動を覚えるほどなのです。中でも、インフォグラフィックと長文のテキストを組み合わせた、ストーリーテリングコンテンツは、一定の地位を得ている印象です。
一方の日本では、インフォグラフィックを初めとするビジュアルストーリーテリングコンテンツは、全くと言ってよいほど浸透していません。その理由について、次週考えてみましょう。
…………………………
■3. インサイドセールスの魔力
:::::::::::::::::::::::::::::::::
BtoBコンテンツマーケティングと切っても切れない関係にあるのが、インサイドセールスです。マーケティングファネルに上手くハマったとて、クロージングは営業担当がやるしかない。しかしながら、人員にも限りがある。そうした状況を背景に、インサイドセールスの重要性が高まっています。本連載では、インサイドセールスの鬼・YUHOが、インサイドセールスの独自のノウハウを、皆さんに伝授します。
:::::::::::::::::::::::::::::::::
インサイドセールスを導入することによるメリット。その一つが、フィールドセールスとカスタマーサポートとの橋渡しをスムーズかつ効果的に行うことができるという点です。
カスタマーサポートとは、お客様の求めている情報を提供したり、利用や導入のためのお手伝いをする部門やオペレーションのことです。サービス、製品を提供しているBtoB企業にはよく設置されており、カスタマーサポートには顧客発信のコンタクトが大半を占めるため、顧客からの意見をダイレクトに得ることが可能です。
営業活動において、見込み顧客がどのような情報を得たいと考えているのかは非常に重要です。また想定される顧客からの質問には回答を準備し、クレームに近い意見にはあらかじめ対策を講じておくなど、事前準備には顧客からのダイレクトな意見が重宝されます。
インサイドセールスはこれまで蓄積した顧客に関する情報を持っており、その中に顧客からのクレームや意見、質問内容が詰まっているので、カスタマーサポートへ寄せられた要望や意見を集約、フィールドセールスへの引継ぎに十分な情報を渡すことができるのです。
…………………………
■4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
:::::::::::::::::::::::::::::::::
米国のコンテンツマーケティング業界では、ジャーナリズム業界のノウハウを学び、それをコンテンツ制作に取り入れる動きが活発化しています。本連載では、新聞記者がどのように取材し、それを記事にしているのか、長きにわたって新聞業界に身を置いてきたカサケン氏が解説します。
:::::::::::::::::::::::::::::::::
初めまして、カサケンです。新聞記者はどのように取材し、それを記事にしているのでしょうか。本連載ではメソッドをみなさんにお伝えするつもりです。
新聞業界では、国内外を驚かせるようなスクープが生まれる一方、とんでもない誤報が飛び出してしまうこともあります。かつては、新聞が伝える情報はテレビの情報番組などで記事が引用されたりするケースはありましたが、紙面への掲載が中心でした。
しかし、今では新聞社はそれぞれ独自のニュースサイトを運営し、SNSを活用することであっという間に記事は拡散します。その影響力は以前の比ではないと思います。
もっとも、それがいいことなのかどうかは別の議論が必要かもしれません。時代の移り変わりとともに取材の仕方は大きく変わってきています。
また、それぞれの記者によっても取材や記事執筆のスタイルは違います。一方で、どんなに時代が変わっても絶対に揺るがせにしてはならないこともあります。
新聞社を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増し、そのビジネスモデルはとっくに崩壊しているという声をよく聞きます。旧来のビジネスモデルにとらわれた新聞社が退場を迫られているのなら、新聞記者もお払い箱なのでしょうか。
次週以降、新聞記者がどんな方法で取材をして記事を執筆してきたのか。今後、新聞社が今日に至るまで培ってきた記者の「作法」はどう変わっていくのかを皆さんと一緒に考えていく機会を持ちたいと思います。
…………………………
■5. Q&A
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特別企画として、Markezine Dayでいただいた質問にお答えしております!
中小企業が地方で戦う上での悩みや相談に、メルマガ編集部が総力を上げて答えるコーナーです。HPやSNS、オウンドメディアの運用から、人間関係まで、どしどしご質問をお寄せください。ご質問はこちらから→kumabase@kumabase.com
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Q:良質なコンテンツを生み出し続ける為のコツはありますか?
A:安易に外注に頼らないことだと感じます。制作プロダクションと組む場合も、内製と組み合わせたり、一緒に企画したりといったコミットメントは必須です。また、原稿執筆の基礎が身についているライターを雇用してしまうことも、一つの手です。米国では大企業を中心に、ジャーナリズム業界から雇用することが一般化しつつあります。(田中)
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■6. メディア情報
Forbes JAPAN「世界を歩いて見つけたマーケティングのヒント」
https://forbesjapan.com/articles/detail/25024
・コンテンツマーケティングラボ「中小B2B企業のコンテンツマーケティング講座」
https://contentmarketinglab.jp/application-method/content-marketing-for-sme-vol1/
・毎日新聞「モリシの熊本通信」月1回
http://buff.ly/2fUSenp
・Yahoo!ニュース個人「田中森士 熊本の論点」
http://person.news.yahoo.co.jp/tanakashinji/
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・クマベイスHP : https://kumabase.com/
・編集・発行元:株式会社クマベイス : https://kumabase.com/
・発行責任者:株式会社クマベイス 代表取締役CEO 田中森士
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本メルマガはご登録いただいた方及びクマベイス主催イベントに参加くださった方にお送りしております。メルマガの解除をご希望される方は恐れ入りますがこちらよりお願いいたします→https://q.bmv.jp/bm/p/f/tf.php?id=kumabase
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【2019年6月19日】
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<目次>
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… 1. マーケティング & IT 最前線
… 2. ストーリーテリング実践講座
… 3. インサイドセールスの魔力
… 4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
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… 6. メディア情報
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しかしながら、手段先行となり、結果に結びついていないケースは数多く見られます。
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基本的な考え方から、コンテンツマーケティングに不可欠なペルソナ設定と
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どうぞお気軽にご参加ください。
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■1. マーケティング & IT 最前線
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クマベイスCEOの田中森士が、地方企業にとって役立つ、コンテンツマーケティングやITの最新ニュースやトレンド、PRについて解説します。
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ジャカルタに滞在しています。じっくり滞在するのは今回が初めてなのですが、他のASEAN諸国とは異なる印象を受けました。
まず、街を歩いている人々に余裕を感じます。豊富な天然資源とこれから当面続く人口ボーナスを背景に、経済成長率は5%台を維持。日本の高度経済成長期と同じように、ある意味熱狂の渦にあるのかと想像していましたが、全くそんなことはありませんでした。成熟国家のような「余裕」を市井の人々から感じるのです。
毎年確実に上昇する賃金。地下鉄が開通したり、高層ビルが林立したりと、向上の一途をたどるインフラ。そして国としてのとてつもないポテンシャル。経済政策を進める大統領の再選。世界中見渡してもなかなかない好環境にありますが、不思議と米国や中国の影をあまり感じません。
アリババグループはもちろん進出しているのですが、インドネシア企業のゴジェックなどと比べると、存在感は今ひとつ。これほどチャンスに満ちた環境もないでしょう。この国のビジネス面での魅力を、滞在中にもう少し掘り下げたいと思います。
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■2. ストーリーテリング実践講座
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米国のコンテンツマーケティング業界で注目を集めるストーリーテリング。滞在時間が延びたり、エンゲージメントを高めたりと、その効果の数々が報告されています。しかしながら、どのようなステップを踏めばよいのか、日本ではまだ認知されていないのが現状です。本連載は、ストーリーテリングの研究に取り組むクマベイスCEOの田中森士が、ストーリーテリングの導入方法について、やさしく解説します。
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昨年9月に米国クリーブランドで開かれた、コンテンツマーケティングワールド。そこで目を引く部屋(トラック)がありました。すなわち「ビジュアルストーリーテリング」です。
私が現在滞在しているインドネシアでは、このビジュアルストーリーテリングに取り組むメディアがいくつも存在します。例えば「Tirto」というメディアは、インフォグラフィック、ビジュアルレポート、ビデオといった、ストーリーテリングコンテンツに意欲的に取り組んでいます。
しかも、どれも品質が極めて高い。感動を覚えるほどなのです。中でも、インフォグラフィックと長文のテキストを組み合わせた、ストーリーテリングコンテンツは、一定の地位を得ている印象です。
一方の日本では、インフォグラフィックを初めとするビジュアルストーリーテリングコンテンツは、全くと言ってよいほど浸透していません。その理由について、次週考えてみましょう。
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■3. インサイドセールスの魔力
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BtoBコンテンツマーケティングと切っても切れない関係にあるのが、インサイドセールスです。マーケティングファネルに上手くハマったとて、クロージングは営業担当がやるしかない。しかしながら、人員にも限りがある。そうした状況を背景に、インサイドセールスの重要性が高まっています。本連載では、インサイドセールスの鬼・YUHOが、インサイドセールスの独自のノウハウを、皆さんに伝授します。
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インサイドセールスを導入することによるメリット。その一つが、フィールドセールスとカスタマーサポートとの橋渡しをスムーズかつ効果的に行うことができるという点です。
カスタマーサポートとは、お客様の求めている情報を提供したり、利用や導入のためのお手伝いをする部門やオペレーションのことです。サービス、製品を提供しているBtoB企業にはよく設置されており、カスタマーサポートには顧客発信のコンタクトが大半を占めるため、顧客からの意見をダイレクトに得ることが可能です。
営業活動において、見込み顧客がどのような情報を得たいと考えているのかは非常に重要です。また想定される顧客からの質問には回答を準備し、クレームに近い意見にはあらかじめ対策を講じておくなど、事前準備には顧客からのダイレクトな意見が重宝されます。
インサイドセールスはこれまで蓄積した顧客に関する情報を持っており、その中に顧客からのクレームや意見、質問内容が詰まっているので、カスタマーサポートへ寄せられた要望や意見を集約、フィールドセールスへの引継ぎに十分な情報を渡すことができるのです。
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■4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
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米国のコンテンツマーケティング業界では、ジャーナリズム業界のノウハウを学び、それをコンテンツ制作に取り入れる動きが活発化しています。本連載では、新聞記者がどのように取材し、それを記事にしているのか、長きにわたって新聞業界に身を置いてきたカサケン氏が解説します。
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初めまして、カサケンです。新聞記者はどのように取材し、それを記事にしているのでしょうか。本連載ではメソッドをみなさんにお伝えするつもりです。
新聞業界では、国内外を驚かせるようなスクープが生まれる一方、とんでもない誤報が飛び出してしまうこともあります。かつては、新聞が伝える情報はテレビの情報番組などで記事が引用されたりするケースはありましたが、紙面への掲載が中心でした。
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もっとも、それがいいことなのかどうかは別の議論が必要かもしれません。時代の移り変わりとともに取材の仕方は大きく変わってきています。
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新聞社を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増し、そのビジネスモデルはとっくに崩壊しているという声をよく聞きます。旧来のビジネスモデルにとらわれた新聞社が退場を迫られているのなら、新聞記者もお払い箱なのでしょうか。
次週以降、新聞記者がどんな方法で取材をして記事を執筆してきたのか。今後、新聞社が今日に至るまで培ってきた記者の「作法」はどう変わっていくのかを皆さんと一緒に考えていく機会を持ちたいと思います。
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A:安易に外注に頼らないことだと感じます。制作プロダクションと組む場合も、内製と組み合わせたり、一緒に企画したりといったコミットメントは必須です。また、原稿執筆の基礎が身についているライターを雇用してしまうことも、一つの手です。米国では大企業を中心に、ジャーナリズム業界から雇用することが一般化しつつあります。(田中)
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・コンテンツマーケティングラボ「中小B2B企業のコンテンツマーケティング講座」
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・毎日新聞「モリシの熊本通信」月1回
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・Yahoo!ニュース個人「田中森士 熊本の論点」
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・編集・発行元:株式会社クマベイス : https://kumabase.com/
・発行責任者:株式会社クマベイス 代表取締役CEO 田中森士
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