週刊クマベイス「地方企業の戦い方」Vol.118
2019/02/20 (Wed) 14:57
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国内のパイが縮小する中、地方企業が生き抜いていくための「武器」が手に入るメールマガジンです。
Web戦略、テクノロジー、広告、広報などの最新動向やテクニックを、元新聞記者でデジタルマーケティングの専門家・田中森士(株式会社クマベイス)と豪華執筆陣がお伝えします。
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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年2月20日発行(Vol.118)
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<目次>
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… 1. マーケティング & IT 最前線
… 2. ストーリーテリング実践講座
… 3. デジタルマーケティングことはじめ
… 4. ビジネスマンはアートに触れて!
… 5. Q&A
… 6. メディア情報
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★新著出版のお知らせ★
「コンテンツマーケティング最前線」シリーズ第2弾となる「コンテンツ制作の極意」が、2月22日(金)発売の運びとなりました!
ビル・ゲイツがコラム「Content is King」(https://buff.ly/GC70pV)を発表して早23年。コンテンツマーケティング業界では今、このフレーズに改めて注目が集まっています。しかしながら、コンテンツが王様ということを理解したものの、コンテンツ制作で壁にぶつかっている企業や個人は数多く存在します。
本書は、コンテンツ制作に関する悩みを抱える全ての方に向けて企画したものです。各方面のフロントランナー達に、「コンテンツ制作の極意」「良質なコンテンツとは」といったトピックで話を伺いました。これを読めば「良質なコンテンツ」を制作するための考え方を理解できるはず!
今回、kindle版と製本版をご用意しております。詳細は発売日当日、クマベイスFBページ(https://www.facebook.com/kumabase/)、もしくはこちらのページ(https://www.amazon.co.jp/l/B073SYMCQ3)で案内予定です。今しばらくお待ちくださいませ。
<目次>
第1章 コンテンツ制作の秘訣は「ライターに楽しんで書いてもらうこと」――SUUMOタウン編集デスク・岡武樹 氏
第2章 そのコンテンツに「ニュース性」はあるのか――Forbes JAPAN Web編集部編集長・林亜季 氏
第3章 カギは下心のない「第三者的視点」のコンテンツ――小林秀章 氏(セーラー服おじさん)
第4章 最後まで読んでもらえるコンテンツを目指そう――株式会社Faber Company取締役・山田明裕氏
第5章 僕は「課題提示型」のコンテンツを出し続ける――アーティスト・ヌケメ氏
第6章 「マーケティング臭」のするコンテンツよ、さらば――コンテンツマーケティングラボ編集長・三友直樹氏
★出版記念イベント@熊本のお知らせ★
出版を記念して、2月22日、蔦屋書店熊本三年坂にて無料トークイベントを開催します!
多くのファンを抱え、 本書にも登場するSUUMOタウン(https://suumo.jp/town/)編集デスク・ 岡武樹氏が特別ゲストとして登壇。 私田中と「コンテンツ制作の極意」をテーマに語ります。当日は書籍の販売&サイン会も行います。詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/1994565863995326/
★イベント登壇のお知らせ★
「ジャーナリストが身につけるべきマーケティング思考とは ~ポスト平成時代にコンテンツを生み出し続けるために~」
ミレニアル世代の台頭やSNSの普及により、ニュースの内容のみならず、提供する形式やコミュニケーション設計までもが重要になり始めているジャーナリズム。ポスト平成時代のジャーナリストは、コンテンツ作成能力のみならずマーケティング思考が求められます。
しかし、「そもそもマーケティング思考とは?」「そして、どうやって身につければいいの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。今回、ジャーナリスト(メディア関係者)が身につけるべきマーケティング思考について、豪華登壇者がディスカッションします。
■登壇者
株式会社朝日新聞社
デジタル編集部 「withnews」編集長 奥山 晶二郎
サムライト株式会社
代表取締役社長 池戸 聡
株式会社クマベイス
代表取締役CEO 田中森士
■トークテーマ
・デジタル化によるジャーナリズム/メディアの変化
・これからの編集者/記者に求められるマーケティング思考とは?
・これからのメディア(媒体)に求められるもの
■参加費
無料
■場所
朝日新聞社メディアラボ渋谷分室(東京都渋谷区神宮前6-19-21 4F)
イベント詳細はこちら→http://ptix.at/Y8wlCA
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■1. マーケティング & IT 最前線
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クマベイスCEOの田中森士が、地方企業にとって役立つ、コンテンツマーケティングやITの最新ニュースやトレンド、PRについて解説します。
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書籍「コンテンツマーケティング最前線02 コンテンツ制作の極意」の編集作業が、ようやく一段落しました。あとは2月22日の出版(予定)を待つばかりです。
今回、インタビューインタビューにご協力いただいたのは、SUUMOタウン編集デスク・岡武樹氏、「セーラー服おじさん」こと小林秀章氏、アーティストのヌケメ氏、Forbes JAPAN Web編集部 編集長・林亜季氏、コンテンツマーケティングラボ編集長・三友直樹氏、Faber Company取締役・山田明裕氏の6人。元ジャーナリストからSEOの専門家、アーティストなど、バラエティー豊かな面々ですが、コンテンツ制作に取り組み続けているという点では、皆同じです。
6人へのインタビューを読み返してみると、コンテンツ制作で大切にすべきことについて、共通項が見えてきます。すなわち、誠実でいること、下心を出さないこと、腹をくくって取り組むこと。これらは「顧客第一」の考え方から導き出されたものだと感じます。
日本におけるマーケティングは、これまで「刈り取り型」の手法をとることが一般的でした。高度経済成長期は、これでよかったのかもしれません。しかしながら、もう時代は変わりました。とはいえ、決して悲観する必要はありません。心の底から相手のことを考えた上で、コンテンツを制作し続ける。こうした「真摯な姿勢」を、消費者が正しく評価してくれるという、正直者にとって素晴らしい時代が到来したという見方をすべきなのです。
「セーラー服おじさん」こと小林秀章氏は、本書の中でこう指摘しています。「金儲けしようという意図が見えると、周りがドン引きする」。消費者に嘘をつく行為、自分を大きく見せる行為は、金輪際やめましょう。健全な世の中の方が、どう考えたっていいのですから。数年後に振り返った時、こうした考えを持つ企業が、大半を占める。そんな世界が実現していることを切に願います。そして、今回の書籍がその小さなきっかけとなれば幸いです。
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■2. ストーリーテリング実践講座
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米国のコンテンツマーケティング業界で注目を集めるストーリーテリング。滞在時間が延びたり、エンゲージメントを高めたりと、その効果の数々が報告されています。しかしながら、どのようなステップを踏めばよいのか、日本ではまだ認知されていないのが現状です。本連載は、ストーリーテリングの研究に取り組むクマベイスCEOの田中森士が、ストーリーテリングの導入方法について、やさしく解説します。
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ストーリーテリングと聞くと、ついつい主語や主人公が自社寄りになりがち。ここに、ストーリーテリングの落とし穴があります。すなわち、「伝えたい」という思いが強すぎるがあまり、相手が見えなくなる現象です。
どんなに美しいストーリーを描いたとて、読者の心に響くとは限りません。コンテンツを配信する読者を誤れば、逆効果となりかねません。適切な相手に、適切な内容のコンテンツを届けるためにも、ペルソナ設定が重要となってくるわけです。
ペルソナ設定については、これまで本メルマガでも度々お伝えしてきました。基本は「属性」「ライフスタイル」「悩み・課題」の3要素です。それぞれについて、詳しく設定していくのが、クマベイス式。ざっくり設定する手法もありますが、ことストーリーテリングにおいては、詳細に設定した方が、ドラマティックな物語の展開が可能となり、かつメッセージがペルソナの心に深く突き刺さります。
次回からは、3要素それぞれの設定方法について学んでいきましょう。
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■3. デジタルマーケティングことはじめ
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この世に存在するすべての企業にとって不可欠な、デジタルマーケティング。これを有効活用していくことしか、地方企業が生き残る術は残されていません。デジタルマーケター・山田桂士が地方企業の皆様に贈る、デジタルマーケティングのことはじめ。
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こんにちは、山田です!
今回は「オウンドメディアの始め方」について、公開時のコンテンツについて解説します。
オウンドメディアでは、公開時にすでに数本記事を掲載した状態でスタートする必要があります。その理由として、一つは、初期の読者をしっかり掴むために、最低限の導線確保を準備すべきだからです。
また、具体的に記事が掲載されていること、公開前の準備で記事について話し合うことで、運営チーム内での認識を一にする狙いもあります。
また、公開前に最初の1~2カ月分の記事をストックしておくことをおすすめします。
失敗するオウンドメディアでは、サイトの公開が目的になってしまい、公開後の運用イメージが出来ていないことが少なくありません。そのような状態で「さあ、記事を書き始めよう」と考えても遅いのです。
最初は「1日1本新しい公開しよう!」など公開頻度を設定しているのですが、取材や執筆はなかなか思うように進まないもの。ライターから入稿された記事を即座に確認してその日のうちに公開し、予約投稿できている記事がない…と行った状況になると、なんとか記事を公開しなければと、テーマの選定や編集に割く時間が減ってしまい、記事のクオリティが落ちてしまいます。
そうならないためにも、公開前に可能な限り多くの記事をストックしておき、余裕を持った編集計画を立てておくと良いですよ!
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■4. ビジネスマンはアートに触れて!
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今、欧米の巨大IT企業を中心に、アートに触れることを通して仕事のパフォーマンスを上げようという試みが進んでいます。0から1を生み出すアートが、先行き不透明な時代を生き抜くヒントとなるというのです。本連載では、呼吸するようにアートに触れるライターのMaiが、アートの楽しみ方を解説します。
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現在、熊本市現代美術館で開催されている現代美術家・村上隆のコレクションとキュレーションによる展覧会「バブルラップ」。読者の方でも本展を見に行かれた方はいらっしゃいますでしょうか。
村上隆といえば、日本のサブカルチャーを題材に用いた作品や、日本画の琳派や浮世絵の構成に影響を受けた作品で知られます。以前、森美術館で開催された「村上隆の五百羅漢図展」に私も足を運びましたが、とても圧巻されたことを覚えています。
今回、熊本市現代美術館で開催されている展示は、村上隆自身の作品ではなく、自身のコレクションを基に、バブル経済期のアートを中心に、戦後日本の現代美術の変遷を辿っているもの。約1800展の展示数に、作品が醸し出す独特の雰囲気。実際に本展を見た私は、まるで異次元に来たかのような感覚に襲われました。
そしてなにより、本展で私が一番感じたのは、「孤独」。さまざまなアーティストの作品を一挙に見ることができるのですが、どの作品も「個」の存在感をまとい、孤独なのです。アート作品を見て、感じたり、受け取ったりするものは人それぞれですが、みなさんは、本展を見て、どんな思いを抱くでしょうか。
村上隆の「バブルラップ」展は、3月3日まで熊本市現代美術館で開催されていますので、ぜひ、みなさん、実際に足を運び、体感されてみてください。
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■5. Q&A
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中小企業が地方で戦う上での悩みや相談に、メルマガ編集部が総力を上げて答えるコーナーです。HPやSNS、オウンドメディアの運用から、人間関係まで、どしどしご質問をお寄せください。ご質問はこちらから→kumabase@kumabase.com
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Q:スマホ依存について質問です。朝から晩までスマホが手放せず、お客さんと会っている日中もぼーっとしています。特にSNSが中毒気味です。何か対処法を教えてください。
A:FBについては、友人のフォローを全て外すことをお勧めします。フォローを外しても友人のままなので、必要な時は友人のアカウントを見れば問題ありません。当時に、最近はアプリの閲覧時間を教えてくれる機能があるので、それを活用して「FBとTwitterとInstagramで1日合計1時間まで」と決めるとよいでしょう。私の経験上、起床直後や就寝前にスマホを閲覧することは、あまりよろしくない。自分と向き合う「ゴールデンタイム」はデジタルデトックスで乗り切りましょう!(田中)
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■6. メディア情報
Forbes JAPAN「世界を歩いて見つけたマーケティングのヒント」
https://forbesjapan.com/articles/detail/25024
・コンテンツマーケティングラボ「中小B2B企業のコンテンツマーケティング講座」
https://contentmarketinglab.jp/application-method/content-marketing-for-sme-vol1/
・毎日新聞「モリシの熊本通信」月1回
http://buff.ly/2fUSenp
・Yahoo!ニュース個人「田中森士 熊本の論点」
http://person.news.yahoo.co.jp/tanakashinji/
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・クマベイスHP : https://kumabase.com/
・編集・発行元:株式会社クマベイス : https://kumabase.com/
・発行責任者:株式会社クマベイス 代表取締役CEO 田中森士
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本メルマガはご登録いただいた方及びクマベイス主催イベントに参加くださった方にお送りしております。メルマガの解除をご希望される方は恐れ入りますがこちらよりお願いいたします→https://q.bmv.jp/bm/p/f/tf.php?id=kumabase
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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年2月20日発行(Vol.118)
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【2019年2月120日】
国内のパイが縮小する中、地方企業が生き抜いていくための「武器」が手に入るメールマガジンです。
Web戦略、テクノロジー、広告、広報などの最新動向やテクニックを、元新聞記者でデジタルマーケティングの専門家・田中森士(株式会社クマベイス)と豪華執筆陣がお伝えします。
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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年2月20日発行(Vol.118)
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<目次>
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… 1. マーケティング & IT 最前線
… 2. ストーリーテリング実践講座
… 3. デジタルマーケティングことはじめ
… 4. ビジネスマンはアートに触れて!
… 5. Q&A
… 6. メディア情報
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★新著出版のお知らせ★
「コンテンツマーケティング最前線」シリーズ第2弾となる「コンテンツ制作の極意」が、2月22日(金)発売の運びとなりました!
ビル・ゲイツがコラム「Content is King」(https://buff.ly/GC70pV)を発表して早23年。コンテンツマーケティング業界では今、このフレーズに改めて注目が集まっています。しかしながら、コンテンツが王様ということを理解したものの、コンテンツ制作で壁にぶつかっている企業や個人は数多く存在します。
本書は、コンテンツ制作に関する悩みを抱える全ての方に向けて企画したものです。各方面のフロントランナー達に、「コンテンツ制作の極意」「良質なコンテンツとは」といったトピックで話を伺いました。これを読めば「良質なコンテンツ」を制作するための考え方を理解できるはず!
今回、kindle版と製本版をご用意しております。詳細は発売日当日、クマベイスFBページ(https://www.facebook.com/kumabase/)、もしくはこちらのページ(https://www.amazon.co.jp/l/B073SYMCQ3)で案内予定です。今しばらくお待ちくださいませ。
<目次>
第1章 コンテンツ制作の秘訣は「ライターに楽しんで書いてもらうこと」――SUUMOタウン編集デスク・岡武樹 氏
第2章 そのコンテンツに「ニュース性」はあるのか――Forbes JAPAN Web編集部編集長・林亜季 氏
第3章 カギは下心のない「第三者的視点」のコンテンツ――小林秀章 氏(セーラー服おじさん)
第4章 最後まで読んでもらえるコンテンツを目指そう――株式会社Faber Company取締役・山田明裕氏
第5章 僕は「課題提示型」のコンテンツを出し続ける――アーティスト・ヌケメ氏
第6章 「マーケティング臭」のするコンテンツよ、さらば――コンテンツマーケティングラボ編集長・三友直樹氏
★出版記念イベント@熊本のお知らせ★
出版を記念して、2月22日、蔦屋書店熊本三年坂にて無料トークイベントを開催します!
多くのファンを抱え、 本書にも登場するSUUMOタウン(https://suumo.jp/town/)編集デスク・ 岡武樹氏が特別ゲストとして登壇。 私田中と「コンテンツ制作の極意」をテーマに語ります。当日は書籍の販売&サイン会も行います。詳細はこちら→https://www.facebook.com/events/1994565863995326/
★イベント登壇のお知らせ★
「ジャーナリストが身につけるべきマーケティング思考とは ~ポスト平成時代にコンテンツを生み出し続けるために~」
ミレニアル世代の台頭やSNSの普及により、ニュースの内容のみならず、提供する形式やコミュニケーション設計までもが重要になり始めているジャーナリズム。ポスト平成時代のジャーナリストは、コンテンツ作成能力のみならずマーケティング思考が求められます。
しかし、「そもそもマーケティング思考とは?」「そして、どうやって身につければいいの?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。今回、ジャーナリスト(メディア関係者)が身につけるべきマーケティング思考について、豪華登壇者がディスカッションします。
■登壇者
株式会社朝日新聞社
デジタル編集部 「withnews」編集長 奥山 晶二郎
サムライト株式会社
代表取締役社長 池戸 聡
株式会社クマベイス
代表取締役CEO 田中森士
■トークテーマ
・デジタル化によるジャーナリズム/メディアの変化
・これからの編集者/記者に求められるマーケティング思考とは?
・これからのメディア(媒体)に求められるもの
■参加費
無料
■場所
朝日新聞社メディアラボ渋谷分室(東京都渋谷区神宮前6-19-21 4F)
イベント詳細はこちら→http://ptix.at/Y8wlCA
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■1. マーケティング & IT 最前線
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クマベイスCEOの田中森士が、地方企業にとって役立つ、コンテンツマーケティングやITの最新ニュースやトレンド、PRについて解説します。
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書籍「コンテンツマーケティング最前線02 コンテンツ制作の極意」の編集作業が、ようやく一段落しました。あとは2月22日の出版(予定)を待つばかりです。
今回、インタビューインタビューにご協力いただいたのは、SUUMOタウン編集デスク・岡武樹氏、「セーラー服おじさん」こと小林秀章氏、アーティストのヌケメ氏、Forbes JAPAN Web編集部 編集長・林亜季氏、コンテンツマーケティングラボ編集長・三友直樹氏、Faber Company取締役・山田明裕氏の6人。元ジャーナリストからSEOの専門家、アーティストなど、バラエティー豊かな面々ですが、コンテンツ制作に取り組み続けているという点では、皆同じです。
6人へのインタビューを読み返してみると、コンテンツ制作で大切にすべきことについて、共通項が見えてきます。すなわち、誠実でいること、下心を出さないこと、腹をくくって取り組むこと。これらは「顧客第一」の考え方から導き出されたものだと感じます。
日本におけるマーケティングは、これまで「刈り取り型」の手法をとることが一般的でした。高度経済成長期は、これでよかったのかもしれません。しかしながら、もう時代は変わりました。とはいえ、決して悲観する必要はありません。心の底から相手のことを考えた上で、コンテンツを制作し続ける。こうした「真摯な姿勢」を、消費者が正しく評価してくれるという、正直者にとって素晴らしい時代が到来したという見方をすべきなのです。
「セーラー服おじさん」こと小林秀章氏は、本書の中でこう指摘しています。「金儲けしようという意図が見えると、周りがドン引きする」。消費者に嘘をつく行為、自分を大きく見せる行為は、金輪際やめましょう。健全な世の中の方が、どう考えたっていいのですから。数年後に振り返った時、こうした考えを持つ企業が、大半を占める。そんな世界が実現していることを切に願います。そして、今回の書籍がその小さなきっかけとなれば幸いです。
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■2. ストーリーテリング実践講座
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米国のコンテンツマーケティング業界で注目を集めるストーリーテリング。滞在時間が延びたり、エンゲージメントを高めたりと、その効果の数々が報告されています。しかしながら、どのようなステップを踏めばよいのか、日本ではまだ認知されていないのが現状です。本連載は、ストーリーテリングの研究に取り組むクマベイスCEOの田中森士が、ストーリーテリングの導入方法について、やさしく解説します。
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ストーリーテリングと聞くと、ついつい主語や主人公が自社寄りになりがち。ここに、ストーリーテリングの落とし穴があります。すなわち、「伝えたい」という思いが強すぎるがあまり、相手が見えなくなる現象です。
どんなに美しいストーリーを描いたとて、読者の心に響くとは限りません。コンテンツを配信する読者を誤れば、逆効果となりかねません。適切な相手に、適切な内容のコンテンツを届けるためにも、ペルソナ設定が重要となってくるわけです。
ペルソナ設定については、これまで本メルマガでも度々お伝えしてきました。基本は「属性」「ライフスタイル」「悩み・課題」の3要素です。それぞれについて、詳しく設定していくのが、クマベイス式。ざっくり設定する手法もありますが、ことストーリーテリングにおいては、詳細に設定した方が、ドラマティックな物語の展開が可能となり、かつメッセージがペルソナの心に深く突き刺さります。
次回からは、3要素それぞれの設定方法について学んでいきましょう。
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■3. デジタルマーケティングことはじめ
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この世に存在するすべての企業にとって不可欠な、デジタルマーケティング。これを有効活用していくことしか、地方企業が生き残る術は残されていません。デジタルマーケター・山田桂士が地方企業の皆様に贈る、デジタルマーケティングのことはじめ。
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こんにちは、山田です!
今回は「オウンドメディアの始め方」について、公開時のコンテンツについて解説します。
オウンドメディアでは、公開時にすでに数本記事を掲載した状態でスタートする必要があります。その理由として、一つは、初期の読者をしっかり掴むために、最低限の導線確保を準備すべきだからです。
また、具体的に記事が掲載されていること、公開前の準備で記事について話し合うことで、運営チーム内での認識を一にする狙いもあります。
また、公開前に最初の1~2カ月分の記事をストックしておくことをおすすめします。
失敗するオウンドメディアでは、サイトの公開が目的になってしまい、公開後の運用イメージが出来ていないことが少なくありません。そのような状態で「さあ、記事を書き始めよう」と考えても遅いのです。
最初は「1日1本新しい公開しよう!」など公開頻度を設定しているのですが、取材や執筆はなかなか思うように進まないもの。ライターから入稿された記事を即座に確認してその日のうちに公開し、予約投稿できている記事がない…と行った状況になると、なんとか記事を公開しなければと、テーマの選定や編集に割く時間が減ってしまい、記事のクオリティが落ちてしまいます。
そうならないためにも、公開前に可能な限り多くの記事をストックしておき、余裕を持った編集計画を立てておくと良いですよ!
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■4. ビジネスマンはアートに触れて!
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今、欧米の巨大IT企業を中心に、アートに触れることを通して仕事のパフォーマンスを上げようという試みが進んでいます。0から1を生み出すアートが、先行き不透明な時代を生き抜くヒントとなるというのです。本連載では、呼吸するようにアートに触れるライターのMaiが、アートの楽しみ方を解説します。
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現在、熊本市現代美術館で開催されている現代美術家・村上隆のコレクションとキュレーションによる展覧会「バブルラップ」。読者の方でも本展を見に行かれた方はいらっしゃいますでしょうか。
村上隆といえば、日本のサブカルチャーを題材に用いた作品や、日本画の琳派や浮世絵の構成に影響を受けた作品で知られます。以前、森美術館で開催された「村上隆の五百羅漢図展」に私も足を運びましたが、とても圧巻されたことを覚えています。
今回、熊本市現代美術館で開催されている展示は、村上隆自身の作品ではなく、自身のコレクションを基に、バブル経済期のアートを中心に、戦後日本の現代美術の変遷を辿っているもの。約1800展の展示数に、作品が醸し出す独特の雰囲気。実際に本展を見た私は、まるで異次元に来たかのような感覚に襲われました。
そしてなにより、本展で私が一番感じたのは、「孤独」。さまざまなアーティストの作品を一挙に見ることができるのですが、どの作品も「個」の存在感をまとい、孤独なのです。アート作品を見て、感じたり、受け取ったりするものは人それぞれですが、みなさんは、本展を見て、どんな思いを抱くでしょうか。
村上隆の「バブルラップ」展は、3月3日まで熊本市現代美術館で開催されていますので、ぜひ、みなさん、実際に足を運び、体感されてみてください。
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■5. Q&A
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中小企業が地方で戦う上での悩みや相談に、メルマガ編集部が総力を上げて答えるコーナーです。HPやSNS、オウンドメディアの運用から、人間関係まで、どしどしご質問をお寄せください。ご質問はこちらから→kumabase@kumabase.com
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Q:スマホ依存について質問です。朝から晩までスマホが手放せず、お客さんと会っている日中もぼーっとしています。特にSNSが中毒気味です。何か対処法を教えてください。
A:FBについては、友人のフォローを全て外すことをお勧めします。フォローを外しても友人のままなので、必要な時は友人のアカウントを見れば問題ありません。当時に、最近はアプリの閲覧時間を教えてくれる機能があるので、それを活用して「FBとTwitterとInstagramで1日合計1時間まで」と決めるとよいでしょう。私の経験上、起床直後や就寝前にスマホを閲覧することは、あまりよろしくない。自分と向き合う「ゴールデンタイム」はデジタルデトックスで乗り切りましょう!(田中)
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■6. メディア情報
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https://forbesjapan.com/articles/detail/25024
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・毎日新聞「モリシの熊本通信」月1回
http://buff.ly/2fUSenp
・Yahoo!ニュース個人「田中森士 熊本の論点」
http://person.news.yahoo.co.jp/tanakashinji/
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・発行責任者:株式会社クマベイス 代表取締役CEO 田中森士
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