週刊クマベイス「地方企業の戦い方」Vol.168
2020/02/05 (Wed) 11:56
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国内のパイが縮小する中、地方企業が生き抜いていくための「武器」が手に入るメールマガジンです。
コンテンツマーケティング、デジタルマーケティング、ジャーナリズム、テクノロジーなどの最新動向やテクニックを、元新聞記者でコンテンツマーケティングの専門家・田中森士(株式会社クマベイス)と豪華執筆陣がお伝えします。
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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年2月5日発行(Vol.168)
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<目次>
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… 1. マーケティング & IT 最前線
… 2. ストーリーテリング実践講座
… 3. インサイドセールスの魔力
… 4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
… 5. Q&A
… 6. メディア情報
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■1. マーケティング & IT 最前線
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クマベイスCEOの田中森士が、地方企業にとって役立つ、コンテンツマーケティングやITの最新ニュースやトレンドについて解説します。
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私が普段から親しくさせていただいている、株式会社JADEの代表取締役社長・伊東周晃さん。海外カンファレンスによく足を運ばれており、現地でご一緒する機会が何度もありました。
その伊東さんがMozcon2019のレポートをWeb担当者フォーラムにてお書きになっていたのですが、あまりに学びが多い内容でしたので、ぜひ一読されることをおすすめいたします。特に刮目したのは、本日公開されたレポートの最終回です。https://webtan.impress.co.jp/e/2020/02/05/34664
この記事は、本メルマガの読者の方にはおなじみのカンファレンス「Content Marketing World」でもキーノートスピーカーを務めた、コンテンツマーケターのアンディ・クレストディナ氏のプレゼンを紹介したもの。「1%のコンテンツマーケターだけが実施しているコンテンツマーケティングの5つのTips」を紹介しており、コンテンツマーケティングに関わる全ての方にとって必読の記事です。
(ちなみに、クレストディナ氏はウェブデザイン・開発会社「Orbit Media Studios」の共同創業者兼CMOを務めており、私が最も尊敬するコンテンツマーケターの一人です)
詳しくは記事を読んでいただくとして、私が注目したのが「ある領域において、自分たちが『重要なインフォメーションソース(Information source:情報源)』として人々に認識されるように促すこと」というクレストディナ氏の指摘。
コンバージョンに「直接的に」貢献しているコンテンツはサービスページなどであるという現実があるわけですが、では通常の記事コンテンツは意味がないのか? いえ、そんなことはないというのがクレストディナ氏の訴えです。
ランチェスター戦略の「弱者の戦略」でも言われていることですが、どんなに小さくてもよいので、ある領域でナンバーワンの知名度を獲得できれば、ある程度ビジネスは成り立ちます。コンテンツマーケティングもこれを目指すわけです。
その意味では、サービスページだけをサイトに置いたところで、ユーザーは信頼してよいのかどうかよく分からない。したがって、その領域において信頼できるサイトやブランドであることを、コンテンツマーケティングによって伝えていく必要があります。
よく語られる「コンテンツの価値」ですが、前述の考えに基づけば、もしかしたら記事コンテンツ単位ではROIを計測することは難しいのかもしれません。よくあるアトリビューションツールでコンテンツのコンバージョンへの貢献度を測ったとしても、それをそのまま真に受けることは、もしかしたら危険かもしれないというのが、私の持論です。
とはいえ、社内からの理解は全く得られないでしょうね。まだ今のところ。結局は社内や上司の理解があってこそ、成功確率が上がるというのがコンテンツマーケティングの「真実」と言えるでしょう。
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■2. ストーリーテリング実践講座
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米国のコンテンツマーケティング業界で注目を集めるストーリーテリング。滞在時間が延びたり、エンゲージメントを高めたりと、その効果の数々が報告されています。しかしながら、どのようなステップを踏めばよいのか、日本ではまだ認知されていないのが現状です。本連載は、ストーリーテリングの研究に取り組むクマベイスCEOの田中森士が、ストーリーテリングの導入方法について、やさしく解説します。
:::::::::::::::::::::::::::::::::
ストーリーテリングに注目する企業が増えていますが、時にある意味で「残念な」コンテンツを目にすることもあります。例えば、「全く印象に残らない」ストーリーテリングコンテンツがそうです。
なぜ全く印象に残らないのか。これは、炎上を恐れながらストーリーテリングを施した結果であることも多いというのが、私の見解です。
誰もがSNSで情報発信できる今の時代にあって、企業やブランドは常に炎上リスクと隣り合わせのマーケティング施策に取り組んでいます。社内のマーケ担当者がいかに優れたストーリーを生み出しても、上司が炎上を恐れてコンテンツの角を取ってしてしまうケースはごく当たり前に起こりえます。時に、角を「取りすぎる」こともあり、結果、誰に向けたものなのか、また何が言いたいのかよく分からないストーリーテリングコンテンツが誕生するのです。
でもご安心を。これを防ぐための、いくつかの方策が存在するのです。次回から、「炎上しないストーリーテリング」について解説していきます。
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■3. インサイドセールスの魔力
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BtoBコンテンツマーケティングと切っても切れない関係にあるのが、インサイドセールスです。マーケティングファネルに上手くハマったとて、クロージングは営業担当がやるしかない。しかしながら、人員にも限りがある。そうした状況を背景に、インサイドセールスの重要性が高まっています。本連載では、インサイドセールスの鬼・YUHOが、インサイドセールスの独自のノウハウを、皆さんに伝授します。
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インサイドセールスをまだ導入していない企業で導入しようとする場合、トップダウンでなければ推進はかなり難しいでしょう。現在インサイドセールスが活躍している大企業でも導入には多くの苦労があったようです。
導入までの道のりについていろいろな事例や方法を見ていると、はじめは地道な草の根運動で社内に「インサイドセールスの営業」をしていき、最終的にはトップダウンというケースが多いようです。
また、インサイドセールスという言葉がここ数年で大きく広まり、「働き方改革」の一環で上層部からぽろっと「インサイドセールス」というワードが出ることも多くなったようです。社内の改革を応援する姿勢が強い中で一気に進めたほうが、導入までスムーズに進められるでしょう。
企業によって営業スタイルやインサイドセールスの役割、位置づけは様々ですが、社内が納得し、組織に自然な形で編成され、大活躍するインサイドセールスチームをつくりたいですね。
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■4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
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米国のコンテンツマーケティング業界では、ジャーナリズム業界のノウハウを学び、それをコンテンツ制作に取り入れる動きが活発化しています。本連載では、新聞記者がどのように取材し、それを記事にしているのか、長きにわたって新聞業界に身を置いてた元記者が解説します。
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これは新聞記事の場合ですが、コンテンツマーケティングの世界でも役立つかもしれません。原稿は原則、大事なことから順に書きます。何らかのことが発生した「現状」、それが起こった「背景」、今後の「影響」の3つを書く場合、「現状」「影響」「背景」の順に書きます。
「現状」が一番大事な情報です。続いて「背景」「影響」の順に書くほうが時系列的にも流れがいいのですが、これでは記事失格です。
というのも、もし書いた記事が全部紙面に収容できなくなったとき、収容できる部分まで後ろからカットするからです。
その記事が30行(3つの要素10行ずつ)あるとしましょう。締め切り間際に重要なニュースが入ってきて20行しか入らないとなった場合、後ろの10行をカットします。原稿を読み返して20行に短縮するなんて悠長なことをやっている暇はありません。無条件で後ろの10行をカットします。
そのとき、「影響」と「背景」のどちらを落とすかです。通常、「影響」のほうが大事です。なので「現状」「影響」「背景」の順に書くのです。たしかに文章としてはぎこちない感じになりますが、それが新聞記事です。もちろん、「背景」が重要な場合もあります。その場合は話は別です。
ただし、行数が決まっているコラムのような記事は別です。これは好きに書いていいです。が、その分、文章力が試されます。
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■5. Q&A
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クマベイスメルマガ読者のみなさまの悩みや相談に、メルマガ編集部が総力を上げて答えるコーナーです。コンテンツマーケティングから人間関係まで、どしどしご質問をお寄せください。ご質問はこちらから→kumabase@kumabase.com
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Q:新型コロナウイルスが怖い地方在住の者です。日々、ニュースが気になって仕方がありません。ウイルスをどこまで恐れるべきか、教えてください。
A:病気にしてもテロにしても、情報収集は重要ですよね。正しい、かつ公的(もしくは限りなく公的に近い)情報ソースを複数確保して、それを必要なタイミングで確認することが求められると感じます。過度に恐れることも、慢心することもなく、冷静かつ客観的に、感情を排除して淡々とロボットのように確認しましょう。あと、新型コロナウイルスに限らず、感染を防ぐために手洗いや十分な栄養・睡眠はお忘れなく。(田中)
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■6. メディア情報
Forbes JAPAN「世界を歩いて見つけたマーケティングのヒント」
https://forbesjapan.com/articles/detail/25024
・コンテンツマーケティングラボ「中小B2B企業のコンテンツマーケティング講座」
https://contentmarketinglab.jp/application-method/content-marketing-for-sme-vol1/
・毎日新聞「モリシの熊本通信」月1回
http://buff.ly/2fUSenp
・Yahoo!ニュース個人「田中森士 熊本の論点」
http://person.news.yahoo.co.jp/tanakashinji/
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・クマベイスHP : https://kumabase.com/
・編集・発行元:株式会社クマベイス : https://kumabase.com/
・発行責任者:株式会社クマベイス 代表取締役CEO 田中森士
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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年2月5日発行(Vol.168)
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【2019年2月5日】
国内のパイが縮小する中、地方企業が生き抜いていくための「武器」が手に入るメールマガジンです。
コンテンツマーケティング、デジタルマーケティング、ジャーナリズム、テクノロジーなどの最新動向やテクニックを、元新聞記者でコンテンツマーケティングの専門家・田中森士(株式会社クマベイス)と豪華執筆陣がお伝えします。
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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年2月5日発行(Vol.168)
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<目次>
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… 1. マーケティング & IT 最前線
… 2. ストーリーテリング実践講座
… 3. インサイドセールスの魔力
… 4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
… 5. Q&A
… 6. メディア情報
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■1. マーケティング & IT 最前線
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クマベイスCEOの田中森士が、地方企業にとって役立つ、コンテンツマーケティングやITの最新ニュースやトレンドについて解説します。
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私が普段から親しくさせていただいている、株式会社JADEの代表取締役社長・伊東周晃さん。海外カンファレンスによく足を運ばれており、現地でご一緒する機会が何度もありました。
その伊東さんがMozcon2019のレポートをWeb担当者フォーラムにてお書きになっていたのですが、あまりに学びが多い内容でしたので、ぜひ一読されることをおすすめいたします。特に刮目したのは、本日公開されたレポートの最終回です。https://webtan.impress.co.jp/e/2020/02/05/34664
この記事は、本メルマガの読者の方にはおなじみのカンファレンス「Content Marketing World」でもキーノートスピーカーを務めた、コンテンツマーケターのアンディ・クレストディナ氏のプレゼンを紹介したもの。「1%のコンテンツマーケターだけが実施しているコンテンツマーケティングの5つのTips」を紹介しており、コンテンツマーケティングに関わる全ての方にとって必読の記事です。
(ちなみに、クレストディナ氏はウェブデザイン・開発会社「Orbit Media Studios」の共同創業者兼CMOを務めており、私が最も尊敬するコンテンツマーケターの一人です)
詳しくは記事を読んでいただくとして、私が注目したのが「ある領域において、自分たちが『重要なインフォメーションソース(Information source:情報源)』として人々に認識されるように促すこと」というクレストディナ氏の指摘。
コンバージョンに「直接的に」貢献しているコンテンツはサービスページなどであるという現実があるわけですが、では通常の記事コンテンツは意味がないのか? いえ、そんなことはないというのがクレストディナ氏の訴えです。
ランチェスター戦略の「弱者の戦略」でも言われていることですが、どんなに小さくてもよいので、ある領域でナンバーワンの知名度を獲得できれば、ある程度ビジネスは成り立ちます。コンテンツマーケティングもこれを目指すわけです。
その意味では、サービスページだけをサイトに置いたところで、ユーザーは信頼してよいのかどうかよく分からない。したがって、その領域において信頼できるサイトやブランドであることを、コンテンツマーケティングによって伝えていく必要があります。
よく語られる「コンテンツの価値」ですが、前述の考えに基づけば、もしかしたら記事コンテンツ単位ではROIを計測することは難しいのかもしれません。よくあるアトリビューションツールでコンテンツのコンバージョンへの貢献度を測ったとしても、それをそのまま真に受けることは、もしかしたら危険かもしれないというのが、私の持論です。
とはいえ、社内からの理解は全く得られないでしょうね。まだ今のところ。結局は社内や上司の理解があってこそ、成功確率が上がるというのがコンテンツマーケティングの「真実」と言えるでしょう。
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■2. ストーリーテリング実践講座
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米国のコンテンツマーケティング業界で注目を集めるストーリーテリング。滞在時間が延びたり、エンゲージメントを高めたりと、その効果の数々が報告されています。しかしながら、どのようなステップを踏めばよいのか、日本ではまだ認知されていないのが現状です。本連載は、ストーリーテリングの研究に取り組むクマベイスCEOの田中森士が、ストーリーテリングの導入方法について、やさしく解説します。
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ストーリーテリングに注目する企業が増えていますが、時にある意味で「残念な」コンテンツを目にすることもあります。例えば、「全く印象に残らない」ストーリーテリングコンテンツがそうです。
なぜ全く印象に残らないのか。これは、炎上を恐れながらストーリーテリングを施した結果であることも多いというのが、私の見解です。
誰もがSNSで情報発信できる今の時代にあって、企業やブランドは常に炎上リスクと隣り合わせのマーケティング施策に取り組んでいます。社内のマーケ担当者がいかに優れたストーリーを生み出しても、上司が炎上を恐れてコンテンツの角を取ってしてしまうケースはごく当たり前に起こりえます。時に、角を「取りすぎる」こともあり、結果、誰に向けたものなのか、また何が言いたいのかよく分からないストーリーテリングコンテンツが誕生するのです。
でもご安心を。これを防ぐための、いくつかの方策が存在するのです。次回から、「炎上しないストーリーテリング」について解説していきます。
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■3. インサイドセールスの魔力
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BtoBコンテンツマーケティングと切っても切れない関係にあるのが、インサイドセールスです。マーケティングファネルに上手くハマったとて、クロージングは営業担当がやるしかない。しかしながら、人員にも限りがある。そうした状況を背景に、インサイドセールスの重要性が高まっています。本連載では、インサイドセールスの鬼・YUHOが、インサイドセールスの独自のノウハウを、皆さんに伝授します。
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インサイドセールスをまだ導入していない企業で導入しようとする場合、トップダウンでなければ推進はかなり難しいでしょう。現在インサイドセールスが活躍している大企業でも導入には多くの苦労があったようです。
導入までの道のりについていろいろな事例や方法を見ていると、はじめは地道な草の根運動で社内に「インサイドセールスの営業」をしていき、最終的にはトップダウンというケースが多いようです。
また、インサイドセールスという言葉がここ数年で大きく広まり、「働き方改革」の一環で上層部からぽろっと「インサイドセールス」というワードが出ることも多くなったようです。社内の改革を応援する姿勢が強い中で一気に進めたほうが、導入までスムーズに進められるでしょう。
企業によって営業スタイルやインサイドセールスの役割、位置づけは様々ですが、社内が納得し、組織に自然な形で編成され、大活躍するインサイドセールスチームをつくりたいですね。
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■4. ジャーナリスティック・アプローチのコンテンツ制作
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米国のコンテンツマーケティング業界では、ジャーナリズム業界のノウハウを学び、それをコンテンツ制作に取り入れる動きが活発化しています。本連載では、新聞記者がどのように取材し、それを記事にしているのか、長きにわたって新聞業界に身を置いてた元記者が解説します。
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これは新聞記事の場合ですが、コンテンツマーケティングの世界でも役立つかもしれません。原稿は原則、大事なことから順に書きます。何らかのことが発生した「現状」、それが起こった「背景」、今後の「影響」の3つを書く場合、「現状」「影響」「背景」の順に書きます。
「現状」が一番大事な情報です。続いて「背景」「影響」の順に書くほうが時系列的にも流れがいいのですが、これでは記事失格です。
というのも、もし書いた記事が全部紙面に収容できなくなったとき、収容できる部分まで後ろからカットするからです。
その記事が30行(3つの要素10行ずつ)あるとしましょう。締め切り間際に重要なニュースが入ってきて20行しか入らないとなった場合、後ろの10行をカットします。原稿を読み返して20行に短縮するなんて悠長なことをやっている暇はありません。無条件で後ろの10行をカットします。
そのとき、「影響」と「背景」のどちらを落とすかです。通常、「影響」のほうが大事です。なので「現状」「影響」「背景」の順に書くのです。たしかに文章としてはぎこちない感じになりますが、それが新聞記事です。もちろん、「背景」が重要な場合もあります。その場合は話は別です。
ただし、行数が決まっているコラムのような記事は別です。これは好きに書いていいです。が、その分、文章力が試されます。
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■5. Q&A
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クマベイスメルマガ読者のみなさまの悩みや相談に、メルマガ編集部が総力を上げて答えるコーナーです。コンテンツマーケティングから人間関係まで、どしどしご質問をお寄せください。ご質問はこちらから→kumabase@kumabase.com
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Q:新型コロナウイルスが怖い地方在住の者です。日々、ニュースが気になって仕方がありません。ウイルスをどこまで恐れるべきか、教えてください。
A:病気にしてもテロにしても、情報収集は重要ですよね。正しい、かつ公的(もしくは限りなく公的に近い)情報ソースを複数確保して、それを必要なタイミングで確認することが求められると感じます。過度に恐れることも、慢心することもなく、冷静かつ客観的に、感情を排除して淡々とロボットのように確認しましょう。あと、新型コロナウイルスに限らず、感染を防ぐために手洗いや十分な栄養・睡眠はお忘れなく。(田中)
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■6. メディア情報
Forbes JAPAN「世界を歩いて見つけたマーケティングのヒント」
https://forbesjapan.com/articles/detail/25024
・コンテンツマーケティングラボ「中小B2B企業のコンテンツマーケティング講座」
https://contentmarketinglab.jp/application-method/content-marketing-for-sme-vol1/
・毎日新聞「モリシの熊本通信」月1回
http://buff.ly/2fUSenp
・Yahoo!ニュース個人「田中森士 熊本の論点」
http://person.news.yahoo.co.jp/tanakashinji/
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・クマベイスHP : https://kumabase.com/
・編集・発行元:株式会社クマベイス : https://kumabase.com/
・発行責任者:株式会社クマベイス 代表取締役CEO 田中森士
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週刊クマベイス「地方企業の戦い方」
2019年2月5日発行(Vol.168)
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【2019年2月5日】