指揮官の休日 No.072 サ―ウェスタ―
2018/04/13 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.080 守るべき伝統と変えるべき伝統 を掲載しています。
組織における伝統とは何かを考えています。
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1125 をご覧ください。
No.072 サ―ウェスタ―
サウスウェスタ―という言葉を聞いて何のことかすぐお分かりになった方がどのくらいいらっしゃるでしょうか。
これはある形の帽子に与えられた名称です。
帆船時代や第2次大戦頃までの船乗りが荒天時にデッキ上の作業をする際に着用していた帽子です。
このメールマガジンはテキストファイルで配信しておりますので写真を掲載できませんが、Facebookページに絵を掲載しておりますので、そちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/aegis.cm/
Facebookページに掲載した絵は、私の大好きな海洋画家ウィンスロー・ホーマーの筆になる「8点鐘」という絵で、ブルックリン美術館に収められているのだそうです。
荒天下、僅かにのぞいた太陽の高度を六分儀で測っている二人の船乗りを描いたもので、臨場感が伝わってきます。
彼らが被っているのがサウスウェスタ―という帽子です。
最近では米国の消防士がよく被っているのを見かけます。
これが実によくデザインされた帽子なのです。
帽子のツバの部分、前縁と後縁があり、前縁より後縁の方が長くなっています。
布でできているのでどちらも柔らかく、特に前縁は風にあおられると上にまくれ上がってしまいます。したがって、ツバが風をはらんで帽子が飛ばされるということがありません。しかし、波しぶきなどが襲い掛かってきた時には、ちょっと下を向くと、そのツバが見事に顔を守ってくれ、視界を奪われることがありません。
一方、後縁が長いため、後ろの襟の部分から水が入ってきて雨着の下に着ているものを濡らすことがありません。
船乗りの生活の知恵から生まれたデザインなのでしょうが、本当によくできた帽子です。
一度これをデッキ上で被り始めると、荒天下では手放せなくなります。
現代の船乗りは、荒天下のデッキ作業で何を被っているかご存知でしょうか。
ヘルメットです。建設現場などで用いられているのと同じデザインのものです。
これは残念ながら船乗り向きに出来ていません。
まず、ひさしの部分が無いので、波を被ると顔がびしょ濡れになります。
雨でぬれる分にはあまり問題にならなくとも、海水が目に入ると目が痛みます。
また、後縁の部分もないので、後ろ襟から情け容赦なく水が入り込み、雨着の下に着ているものを濡らしてしまいます。
被って作業したことの無い方には想像ができないかもしれませんが、あご紐が最大の問題です。
ご承知のとおりヘルメットは、しっかり被ってもあご紐をかけないとすぐに脱げてしまいます。特に下を向いたり、強い風が吹いたりした場合にはあご紐が無ければ帽子が脱げてしまうのですが、このあご紐が雨や波しぶきで濡れると、雫が垂れてきて横顔を伝い、襟から中に侵入してくるのです。
一方のサウスウェスタ―は、うまく被り、慣れてくると、少々の風雨ではあご紐無しでも飛んでいきません。
やはり船乗りの生活の知恵は凄いなぁとつくづく思うデザインです。
船乗りも含め、歴史ある職人芸の世界には、長い年月をかけて生み出されてきた生活の知恵が詰まったものがたくさんあります。
そしてそれらは、注意深く扱えば他の分野においても十分活かすことができます。
今週、私は専門コラムにおいて伝統について書いていますが、様々な世界が大切にしている伝統やそこに培われてきた知恵を覗いてみるのも面白いですね。
ちなみに、英国の船乗りとこの帽子の話をしていると、「サウスウェスタ― “South Wester”」と発音しません。彼らは「サーウェスタ―」と発音します。
多分 “ Sir Wester “ として敬意を払っているのでしょう。
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専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
No.080 守るべき伝統と変えるべき伝統 を掲載しています。
大相撲春の巡業中、舞鶴場所で土俵上で挨拶中に倒れた舞鶴市長の救急救命のため土俵に駆け上がった救命士の女性に対して、相撲協会から再三「女性は土俵から降りてください。」というアナウンスを流したことが報道されました。
相撲協会には危機管理部と言う部門があるというのを貴乃花親方の一件で私は初めて知って、正直なところ呆れかえっていたのですが、その危機管理能力がどの程度のものであるのか今回の出来事ではっきりと示されたようです。
続きはこちらからお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/1125
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新刊書案内
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/book1
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お薦めの図書
『企業はなぜ危機対応に失敗するのか』 郷原新信郎 毎日新聞社
企業における最大の危機は、実は大震災や金融危機ではなく、コンプライアンス違反でしょう。
大震災や金融危機などは1社だけではなく、社会全体が危機に陥るのですが、コンプライアンス違反は、他の競合が順調に業績を伸ばしている時に、1社だけが危機に陥ってしまうからです。
本書は、そのコンプライアンス違反などを中心として、その実態と対応を独自の視点の「フォーメーション分析」という手法を用いて説明しており、傾聴に値する内容となっています。
一つの新しい分析の視点を提示できるということは専門家として重要なことで、独自のパラダイムを持っているということがその道の第一人者として重要な要件となっています。
その意味で、本書は、著者が企業の危機対応における第一人者として十分な資格を有することを証明していると言えます。
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メールマガジン及び専門コラムのバックナンバーをお読みいただけます。
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開催予定セミナーのご案内
スペシャルセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変えるクライシスマネジメントの5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
経営トップの皆様、役員、各部門の長の方々のご参加をお勧めします。
開催場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
東京都新宿区市ヶ谷本村町4-1
開催時期:決定次第お知らせします。
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
エクゼクティブセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変える経営トップのための5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
スペシャルセミナーの内容を踏襲しつつ、特に経営トップのために企画されたセミナーです。部隊指揮官、企業の役員、経営者を経験している講師が、経営トップの皆様に特に伝えたい思いを語ります。
経営トップ、役員等の方々限定のセミナーです。
開催場所: 当社鎌倉極楽寺セミナーハウス
リゾート感覚溢れる湘南鎌倉の隠れ家的セミナーハウスです。
限定少人数で開催いたします。
(住所は公開しておりません。参加の方に個別にお知らせします。)
開催時期: 決定次第お知らせします。
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるのかどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
Web : http://aegis-cms.co.jp
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No.072 サ―ウェスタ―
サウスウェスタ―という言葉を聞いて何のことかすぐお分かりになった方がどのくらいいらっしゃるでしょうか。
これはある形の帽子に与えられた名称です。
帆船時代や第2次大戦頃までの船乗りが荒天時にデッキ上の作業をする際に着用していた帽子です。
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荒天下、僅かにのぞいた太陽の高度を六分儀で測っている二人の船乗りを描いたもので、臨場感が伝わってきます。
彼らが被っているのがサウスウェスタ―という帽子です。
最近では米国の消防士がよく被っているのを見かけます。
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帽子のツバの部分、前縁と後縁があり、前縁より後縁の方が長くなっています。
布でできているのでどちらも柔らかく、特に前縁は風にあおられると上にまくれ上がってしまいます。したがって、ツバが風をはらんで帽子が飛ばされるということがありません。しかし、波しぶきなどが襲い掛かってきた時には、ちょっと下を向くと、そのツバが見事に顔を守ってくれ、視界を奪われることがありません。
一方、後縁が長いため、後ろの襟の部分から水が入ってきて雨着の下に着ているものを濡らすことがありません。
船乗りの生活の知恵から生まれたデザインなのでしょうが、本当によくできた帽子です。
一度これをデッキ上で被り始めると、荒天下では手放せなくなります。
現代の船乗りは、荒天下のデッキ作業で何を被っているかご存知でしょうか。
ヘルメットです。建設現場などで用いられているのと同じデザインのものです。
これは残念ながら船乗り向きに出来ていません。
まず、ひさしの部分が無いので、波を被ると顔がびしょ濡れになります。
雨でぬれる分にはあまり問題にならなくとも、海水が目に入ると目が痛みます。
また、後縁の部分もないので、後ろ襟から情け容赦なく水が入り込み、雨着の下に着ているものを濡らしてしまいます。
被って作業したことの無い方には想像ができないかもしれませんが、あご紐が最大の問題です。
ご承知のとおりヘルメットは、しっかり被ってもあご紐をかけないとすぐに脱げてしまいます。特に下を向いたり、強い風が吹いたりした場合にはあご紐が無ければ帽子が脱げてしまうのですが、このあご紐が雨や波しぶきで濡れると、雫が垂れてきて横顔を伝い、襟から中に侵入してくるのです。
一方のサウスウェスタ―は、うまく被り、慣れてくると、少々の風雨ではあご紐無しでも飛んでいきません。
やはり船乗りの生活の知恵は凄いなぁとつくづく思うデザインです。
船乗りも含め、歴史ある職人芸の世界には、長い年月をかけて生み出されてきた生活の知恵が詰まったものがたくさんあります。
そしてそれらは、注意深く扱えば他の分野においても十分活かすことができます。
今週、私は専門コラムにおいて伝統について書いていますが、様々な世界が大切にしている伝統やそこに培われてきた知恵を覗いてみるのも面白いですね。
ちなみに、英国の船乗りとこの帽子の話をしていると、「サウスウェスタ― “South Wester”」と発音しません。彼らは「サーウェスタ―」と発音します。
多分 “ Sir Wester “ として敬意を払っているのでしょう。
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『企業はなぜ危機対応に失敗するのか』 郷原新信郎 毎日新聞社
企業における最大の危機は、実は大震災や金融危機ではなく、コンプライアンス違反でしょう。
大震災や金融危機などは1社だけではなく、社会全体が危機に陥るのですが、コンプライアンス違反は、他の競合が順調に業績を伸ばしている時に、1社だけが危機に陥ってしまうからです。
本書は、そのコンプライアンス違反などを中心として、その実態と対応を独自の視点の「フォーメーション分析」という手法を用いて説明しており、傾聴に値する内容となっています。
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