指揮官の休日 No.071 スピード違反の音楽
2018/04/06 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.079 部下との接し方を知らない管理職 を掲載しています。
若い管理職のメンタルダウンが多くなっている理由を考えています。
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1117 をご覧ください。
No.071 スピード違反の音楽
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラという楽団があります。
何かフランス語のようにも聞こえますが、日本語で書くと大阪市音吹奏楽団となります。
もともと大阪市に所属する吹奏楽団で、大阪市音楽団という名称で親しまれてきましたが、数年前に市の行政改革の一環で自治体丸抱え楽団ではなくなり、民営化されて社団法人となりました。しかし「市音」として親しまれてきた伝統を引き継ぐため、「シオン」として名前を残しています。
この吹奏楽団に関しては、危機管理の面からも注目すべき存在であるとしてウェブサイトに掲載しているコラムでも取り上げたことがあります。(詳しくは、専門コラム「指揮官の決断」No.038 危機を機会に https://aegis-cms.co.jp/606 をご覧ください。)
私は大阪出身ではありませんが、訳があってこの吹奏楽団の応援団入っています。
ここで、音楽における指揮者の存在の大きさを改めて感じさせられたことがあります。
民営化が決まったとき、これから世間の荒波と闘っていかなければならない音楽団を激励するためのコンサートが開かれました。といっても演奏するのは音楽団側で私たちはそれを聴きにいくのですが、とにかくファンは集まろうというイベントでした。
私は湘南に住んでいるのですが、ファンクラブのメンバーとして大阪まで出かけ、会場の準備やお客様の案内などに当たっていました。
5月の大阪城公園野外音楽堂です。
ステージでは音楽団がリハーサルを繰り返していました。
この激励会を企画して呼びかけたのは、音楽家の宮川彬さんでしたが、リハーサルはイベントを企画する事務所の担当者が指揮棒を振っていました。
そこでブラスバンドの定番曲であるアルフレッド・リードの「アルメニアンダンス」を何回もリハーサルで演奏しているのですが、これが横で作業をしながら聴いていても、「アレッ?」という演奏なのです。
「市音って、こんなに下手くそだったっけ?」と思うほどで、これほどかったるい「アルメニアンダンス」は聴いたことが無い、これじゃぁ高校のブラスバンドに負けてる・・・という思いで聴いていました。
さて本番が始まり、満員どころか立ち見でもなかなか見えないほどお客様が入場し、凄い熱気に包まれました。
発起人の宮川彬さんが現れ、軽妙なトークで笑わせたりしんみりさせたりしながらのコンサートが始まりました。
宮川さんの指揮で実際に演奏が始まってみると、大阪市音本来の実力を発揮し始め、「さすが・・」と思いながら聴いていましたが、途中で宮川彬さんがとんでもないことを言い始めたのです。
サプライズゲストとして佐渡豊さんが来た、というのです。
当の佐渡豊さんが満場の大喝采に迎えられて現れ、ステージで宮川さんと大阪市音との関係について語り始めました。
バーンスタインに弟子入りする前、まだ名前が知られていない若い頃に大阪市音を振ったことがあって、とても印象に残っているのだそうです。
そして、特別に一曲振ることになり、そこで指揮台に上って始めた曲が「アルメニアンダンス」だったのです。
ここで大阪市音楽団は一瞬にして別物になりました。
リハーサルでトロトロとだるい演奏をしていた楽団とは思えない、凄まじいパワーを爆発させ始めたのです。
それは佐渡豊さんの指揮棒の動きが全く違っていたからだと思います。
佐渡さんは開演直前に到着したので、リハーサルを振っていません。
しかし、音楽団はさすがにプロなので、佐渡さんの思いが瞬間に伝わったのでしょう。
佐渡さんの指揮は、これほど荒っぽい指揮があっていいのかと思うような指揮で、それまでに聴いたどの「アルメニアンダンス」よりもアップテンポで、「アルメニアンダンスってこんな曲だっけ?」と思うような引っ張り方です。
例えて言えば、60キロ制限の道を100キロで飛ばしているような演奏なのです。
音楽団にとってもあのテンポで演奏したことはかつてなかったでしょうが、指揮者の思いをそのまま見事に音にしています。プロとはそういうものかと改めて思いました。
演奏している楽団員の感極まった思いはステージの下まで伝わってきます。
パーカッションの女性などは遠目にもワンワン泣きながら叩いているのが分かります。
聴いている方もグイグイと引きずり込まれ、終わった瞬間に爆発的な拍手が起こりました。
同じ曲でも指揮者が変わるとここまで変わるのかと愕然とするような思いで知った瞬間でした。
それ以降、同じ曲を同じオーケストラが違う指揮者で演奏しているCDの聴き比べに関心を持っています。
昔からベームとカラヤンの対比などは興味深いとは思っていましたが、この「アルメニアンダンス」以降、音楽の聴き方が少し変わったようにも思えます。
皆様も是非一度、このような聴き方をされることをお薦めします。
思わぬ発見があって、世界が広がるような思いをします。
ちなみに、私たちが呆気にとられた「アルメニアンダンス」はYouTubeに投稿されています。手持ちカメラでの撮影らしく映像としては良くありませんし、音も良くないのですが、臨場感だけは伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=FvX8NeY97II
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No.079 部下との接し方を知らない管理職 を掲載しています。
日本の企業の年功序列制が崩れた結果、メンタルダウンする初任係長あるいは課長が増えたと聞いて、何故なのか当初理解ができませんでした。
年功序列が崩れても係長や課長になったということは、その人の業績がそれだけ評価されたということなので、実力のある人がその配置についているはずなのです。
ところがよく聞いてみると、年上の部下を持たなければならなくなり、どう扱っていいのか分からずにメンタルダウンする中間管理職が多いのだそうです。
続きはこちらからお読みください。
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新刊書案内
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
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開催予定セミナーのご案内
スペシャルセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変えるクライシスマネジメントの5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
経営トップの皆様、役員、各部門の長の方々のご参加をお勧めします。
開催場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
東京都新宿区市ヶ谷本村町4-1
開催時期:決定次第お知らせします。
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
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どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
スペシャルセミナーの内容を踏襲しつつ、特に経営トップのために企画されたセミナーです。部隊指揮官、企業の役員、経営者を経験している講師が、経営トップの皆様に特に伝えたい思いを語ります。
経営トップ、役員等の方々限定のセミナーです。
開催場所: 当社鎌倉極楽寺セミナーハウス
リゾート感覚溢れる湘南鎌倉の隠れ家的セミナーハウスです。
限定少人数で開催いたします。
(住所は公開しておりません。参加の方に個別にお知らせします。)
開催時期: 決定次第お知らせします。
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その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるのかどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
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オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラという楽団があります。
何かフランス語のようにも聞こえますが、日本語で書くと大阪市音吹奏楽団となります。
もともと大阪市に所属する吹奏楽団で、大阪市音楽団という名称で親しまれてきましたが、数年前に市の行政改革の一環で自治体丸抱え楽団ではなくなり、民営化されて社団法人となりました。しかし「市音」として親しまれてきた伝統を引き継ぐため、「シオン」として名前を残しています。
この吹奏楽団に関しては、危機管理の面からも注目すべき存在であるとしてウェブサイトに掲載しているコラムでも取り上げたことがあります。(詳しくは、専門コラム「指揮官の決断」No.038 危機を機会に https://aegis-cms.co.jp/606 をご覧ください。)
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ここで、音楽における指揮者の存在の大きさを改めて感じさせられたことがあります。
民営化が決まったとき、これから世間の荒波と闘っていかなければならない音楽団を激励するためのコンサートが開かれました。といっても演奏するのは音楽団側で私たちはそれを聴きにいくのですが、とにかくファンは集まろうというイベントでした。
私は湘南に住んでいるのですが、ファンクラブのメンバーとして大阪まで出かけ、会場の準備やお客様の案内などに当たっていました。
5月の大阪城公園野外音楽堂です。
ステージでは音楽団がリハーサルを繰り返していました。
この激励会を企画して呼びかけたのは、音楽家の宮川彬さんでしたが、リハーサルはイベントを企画する事務所の担当者が指揮棒を振っていました。
そこでブラスバンドの定番曲であるアルフレッド・リードの「アルメニアンダンス」を何回もリハーサルで演奏しているのですが、これが横で作業をしながら聴いていても、「アレッ?」という演奏なのです。
「市音って、こんなに下手くそだったっけ?」と思うほどで、これほどかったるい「アルメニアンダンス」は聴いたことが無い、これじゃぁ高校のブラスバンドに負けてる・・・という思いで聴いていました。
さて本番が始まり、満員どころか立ち見でもなかなか見えないほどお客様が入場し、凄い熱気に包まれました。
発起人の宮川彬さんが現れ、軽妙なトークで笑わせたりしんみりさせたりしながらのコンサートが始まりました。
宮川さんの指揮で実際に演奏が始まってみると、大阪市音本来の実力を発揮し始め、「さすが・・」と思いながら聴いていましたが、途中で宮川彬さんがとんでもないことを言い始めたのです。
サプライズゲストとして佐渡豊さんが来た、というのです。
当の佐渡豊さんが満場の大喝采に迎えられて現れ、ステージで宮川さんと大阪市音との関係について語り始めました。
バーンスタインに弟子入りする前、まだ名前が知られていない若い頃に大阪市音を振ったことがあって、とても印象に残っているのだそうです。
そして、特別に一曲振ることになり、そこで指揮台に上って始めた曲が「アルメニアンダンス」だったのです。
ここで大阪市音楽団は一瞬にして別物になりました。
リハーサルでトロトロとだるい演奏をしていた楽団とは思えない、凄まじいパワーを爆発させ始めたのです。
それは佐渡豊さんの指揮棒の動きが全く違っていたからだと思います。
佐渡さんは開演直前に到着したので、リハーサルを振っていません。
しかし、音楽団はさすがにプロなので、佐渡さんの思いが瞬間に伝わったのでしょう。
佐渡さんの指揮は、これほど荒っぽい指揮があっていいのかと思うような指揮で、それまでに聴いたどの「アルメニアンダンス」よりもアップテンポで、「アルメニアンダンスってこんな曲だっけ?」と思うような引っ張り方です。
例えて言えば、60キロ制限の道を100キロで飛ばしているような演奏なのです。
音楽団にとってもあのテンポで演奏したことはかつてなかったでしょうが、指揮者の思いをそのまま見事に音にしています。プロとはそういうものかと改めて思いました。
演奏している楽団員の感極まった思いはステージの下まで伝わってきます。
パーカッションの女性などは遠目にもワンワン泣きながら叩いているのが分かります。
聴いている方もグイグイと引きずり込まれ、終わった瞬間に爆発的な拍手が起こりました。
同じ曲でも指揮者が変わるとここまで変わるのかと愕然とするような思いで知った瞬間でした。
それ以降、同じ曲を同じオーケストラが違う指揮者で演奏しているCDの聴き比べに関心を持っています。
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