指揮官の休日 No.050 8点鐘
2017/11/10 (Fri) 08:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.058 未然防止が難しい理由 を掲載いたしております。
事故の未然防止が難しい理由を、人間の本性に遡って考察しています。
詳しくは、http://aegis-cms.co.jp/892 をご覧ください。
No.050 8点鐘
「8点鍾」と聞くと、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンを思い出す方が多いかと思います。8つの短編をまとめると一つの物語となるという凝った構成で、各短編に出てくるトリックも極めて高く評価されています。
私は海と船を描かせたら最高の画家だと思っているウィンスロー・ホーマーの「8点鍾」を思い浮かべます。二人の船乗りが大時化の海で六分儀を構えて天測をしているところを描いたものです。
大時化の海で、僅かに覗いた太陽を測って経度を算出しているでしょう。
ブルックリン美術館にあるそうですので、一度見てみたい思っています
アリステア・マクリーン原作の「8点鍾が鳴る時」を思い出す方もいらっしゃるでしょう。
寮生活をしていた高校生の頃、週末の夜、寮のベッドに寝転がってアリステア・マクリーンの冒険小説を読むのは大きな楽しみでした。
では、この8点鍾とは何か、ということになります。
船には時鍾と呼ばれる鐘が装備されています。
この鐘は時鍾と呼ばれるくらいですから、船内に時間を知らせるために古くから用いられてきたものです。
午前0時を起点として、30分ごとに決められた鳴らし方をしています。順番に1点鍾、2点鍾と鳴らしていき、4時間後に8点鍾を鳴らし、元に戻ります。
点鍾は基本的には短音と長音の組み合わせで、短音は「カン」と聞こえ、長音は「カーン」と聞こえます。
1点鍾は「カン」、2点鍾は「カン、カーン」、3点鍾は「カン、カーン、カン」、4点鍾は「カン、カーン、カン、カーン」という具合です。
船では4時間で当直交代が行わるのが普通なので、8点鍾がなると当直交代なのです。
したがって、8点鍾は04:00、08:00、12:00、16:00に鳴らされることになります。
ところが、この後に面白いことが起こります。
16:00に8点鍾が鳴らされ、16:30には1点鍾に戻るのですが、18:00に4点鍾が鳴って18:30に5点鍾が鳴るかと思うとそうではないのです。
18:30分にはまた1点鍾に戻ってしまいます。そして19:00に2点鍾、19:30に3点鍾が鳴らされ、20:00に今度はいきなり8点鍾になるのです。
何故この時間帯だけ不規則な鳴らし方をするのかが、船乗りの世界の面白いところです。
夕方になって海坊主に襲われないように、機会を窺っている海坊主を騙すために間違った点鍾を聞かせるためだと言われています。
クロノメーターと呼ばれる船用の正確な時計ができる遥か前、船内で時間を測るのは当直員の重要な役目の一つで、標準的に積まれていた30分の砂時計をひっくり返すたびに点鍾を鳴らしていたのです。
船内に時計が取り付けられ、どこにいても時間が分かるようになってからは、この点鍾は時鍾としての役目はなくなりましたが、視界不良時に自船の位置を他船に知らせるために鳴らすということは現在も行われています。
法定備品ですので、船は必ず積んでいなければなりません。
現代ではレーダーが小さな釣り船にも装備されるようになり、点鍾が鳴らなくとも近くに船がいることは分かるのですが、それでも濃霧にまかれて何も見えないとき、霧のカーテンの向こうからかすかに点鍾が聞こえることがあります。
小さなヨットで濃霧にまかれて何も見えないとき、とても心細い思いをします。
この時に点鍾が聞こえてくると、近くに船がいるということなので、本当は衝突の危険があって安心してはいられないのですが、「向こうにも船乗りがいるなぁ」と何となくホッとするのが不思議です。
こちらも負けずに点鍾を打ち、こちらにも船がいることを相手に知らせます。
かつて、大型タンカーの船長を長く勤めた古い船乗りの告別式に参列したことがあります。
出棺の際に商船学校の後輩たちがこの8点鍾を鳴らしたのがとても印象的でした。
8点鍾が鳴ると当直を交代するのです。
後輩たちが、後は自分たちに任せてくれと言っているのでしょう。
伝統を大切にする船乗りらしい見送りだなぁと思いました。
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当社Webサイトに、専門コラム「指揮官の決断」をアップしております。是非、ご覧ください
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専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
No.058 未然防止が難しい理由 を掲載しています。
未然防止と再発防止とは意味が異なるということは皆さま百もご承知のことと存じます。再発防止だけでは事故の発生を防ぐことが出来ません。未然防止という発想が無ければ事故は無くならないのです。
しかし再発防止が簡単とは言いませんが、未然防止の難しさは桁が違います。
なぜでしょうか。
何が起こるか分からないからです。
何が起きるか分からないので、対策をどう立てればいいのかが分からないのです。
続きはこちらでご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/892
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お薦めの書籍
『グローバル人財養成塾』
加藤 春一 著
生産性出版
著者は上智大学OBで私の先輩です。長く商社マンとして海外勤務を経験し、その豊かな経験をもとにグローバルに活躍できる人財の発掘及び育成に励んでこられました。
弊社のコラムでは、危機管理の重要な柱としてリーダーシップを掲げていますが、本書で語られるリーダーシップ論はグローバルリーダーシップの本質であり、海外へ進出するかどうかに関わりなく、嫌でも国際化を迫られる現代社会におけるビジネスマン必読書です。
実は、ビジネスマンだけでなく、外交交渉のヘタな公務員にとっても必読書ですし、これから社会に出て行く学生には最良の指南書となっています。
グローバルな人財をいかに育てるか、経営者の悩みは尽きません。英語教育をして3年くらい駐在員を経験させればグローバルな人材となるかというと大間違いで、私も米国駐在中に多くの日系企業駐在員と会いましたが、多くの駐在員は日本にいるのと変わらない意識で生活しており、ゴルフが安くできるのを喜んでいるのがせいぜいでした。
本当にグローバルな人財というものはどういうものなのか、改めて考え直さないと、大変な間違いを犯してしまいます。
人財の養成に意識を持つ経営者は是非本書をお手に取られることをお薦めします。
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新刊書案内
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/book1
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Facebookページを公開しています。
「指揮官の決断/休日」
https://www.facebook.com/aegis.cm
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開催予定セミナーのご案内
スペシャルセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変えるクライシスマネジメントの5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
経営トップの皆様、役員、各部門の長の方々のご参加をお勧めします。
開催場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
東京都新宿区市ヶ谷本村町4-1
開催時期:11月16日(木) 13:00~16:00
12月12日(火) 13:00~16:00
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
エクゼクティブセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変える経営トップのための5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
スペシャルセミナーの内容を踏襲しつつ、特に経営トップのために企画されたセミナーです。部隊指揮官、企業の役員、経営者を経験している講師が、経営トップの皆様に特に伝えたい思いを語ります。
経営トップ、役員等の方々限定のセミナーです。
開催場所: 当社鎌倉極楽寺セミナーハウス
リゾート感覚溢れる湘南鎌倉の隠れ家的セミナーハウスです。
限定少人数で開催いたします。
(住所は公開しておりません。参加の方に個別にお知らせします。)
開催時期: 平成29年11月10日(金) 13:00~16:00
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるのかどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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バックナンバーを公開しています。
こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
メールアドレスの変更はこちらからお手続きください。
http://aetis-cms.co.jp/mailmag
メールマガジンがご不要の場合はこちらから解除をして頂くことができます。
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メールマガジン「指揮官の休日」
発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
Web : http://aegis-cms.co.jp
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事故の未然防止が難しい理由を、人間の本性に遡って考察しています。
詳しくは、http://aegis-cms.co.jp/892 をご覧ください。
No.050 8点鐘
「8点鍾」と聞くと、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンを思い出す方が多いかと思います。8つの短編をまとめると一つの物語となるという凝った構成で、各短編に出てくるトリックも極めて高く評価されています。
私は海と船を描かせたら最高の画家だと思っているウィンスロー・ホーマーの「8点鍾」を思い浮かべます。二人の船乗りが大時化の海で六分儀を構えて天測をしているところを描いたものです。
大時化の海で、僅かに覗いた太陽を測って経度を算出しているでしょう。
ブルックリン美術館にあるそうですので、一度見てみたい思っています
アリステア・マクリーン原作の「8点鍾が鳴る時」を思い出す方もいらっしゃるでしょう。
寮生活をしていた高校生の頃、週末の夜、寮のベッドに寝転がってアリステア・マクリーンの冒険小説を読むのは大きな楽しみでした。
では、この8点鍾とは何か、ということになります。
船には時鍾と呼ばれる鐘が装備されています。
この鐘は時鍾と呼ばれるくらいですから、船内に時間を知らせるために古くから用いられてきたものです。
午前0時を起点として、30分ごとに決められた鳴らし方をしています。順番に1点鍾、2点鍾と鳴らしていき、4時間後に8点鍾を鳴らし、元に戻ります。
点鍾は基本的には短音と長音の組み合わせで、短音は「カン」と聞こえ、長音は「カーン」と聞こえます。
1点鍾は「カン」、2点鍾は「カン、カーン」、3点鍾は「カン、カーン、カン」、4点鍾は「カン、カーン、カン、カーン」という具合です。
船では4時間で当直交代が行わるのが普通なので、8点鍾がなると当直交代なのです。
したがって、8点鍾は04:00、08:00、12:00、16:00に鳴らされることになります。
ところが、この後に面白いことが起こります。
16:00に8点鍾が鳴らされ、16:30には1点鍾に戻るのですが、18:00に4点鍾が鳴って18:30に5点鍾が鳴るかと思うとそうではないのです。
18:30分にはまた1点鍾に戻ってしまいます。そして19:00に2点鍾、19:30に3点鍾が鳴らされ、20:00に今度はいきなり8点鍾になるのです。
何故この時間帯だけ不規則な鳴らし方をするのかが、船乗りの世界の面白いところです。
夕方になって海坊主に襲われないように、機会を窺っている海坊主を騙すために間違った点鍾を聞かせるためだと言われています。
クロノメーターと呼ばれる船用の正確な時計ができる遥か前、船内で時間を測るのは当直員の重要な役目の一つで、標準的に積まれていた30分の砂時計をひっくり返すたびに点鍾を鳴らしていたのです。
船内に時計が取り付けられ、どこにいても時間が分かるようになってからは、この点鍾は時鍾としての役目はなくなりましたが、視界不良時に自船の位置を他船に知らせるために鳴らすということは現在も行われています。
法定備品ですので、船は必ず積んでいなければなりません。
現代ではレーダーが小さな釣り船にも装備されるようになり、点鍾が鳴らなくとも近くに船がいることは分かるのですが、それでも濃霧にまかれて何も見えないとき、霧のカーテンの向こうからかすかに点鍾が聞こえることがあります。
小さなヨットで濃霧にまかれて何も見えないとき、とても心細い思いをします。
この時に点鍾が聞こえてくると、近くに船がいるということなので、本当は衝突の危険があって安心してはいられないのですが、「向こうにも船乗りがいるなぁ」と何となくホッとするのが不思議です。
こちらも負けずに点鍾を打ち、こちらにも船がいることを相手に知らせます。
かつて、大型タンカーの船長を長く勤めた古い船乗りの告別式に参列したことがあります。
出棺の際に商船学校の後輩たちがこの8点鍾を鳴らしたのがとても印象的でした。
8点鍾が鳴ると当直を交代するのです。
後輩たちが、後は自分たちに任せてくれと言っているのでしょう。
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『グローバル人財養成塾』
加藤 春一 著
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著者は上智大学OBで私の先輩です。長く商社マンとして海外勤務を経験し、その豊かな経験をもとにグローバルに活躍できる人財の発掘及び育成に励んでこられました。
弊社のコラムでは、危機管理の重要な柱としてリーダーシップを掲げていますが、本書で語られるリーダーシップ論はグローバルリーダーシップの本質であり、海外へ進出するかどうかに関わりなく、嫌でも国際化を迫られる現代社会におけるビジネスマン必読書です。
実は、ビジネスマンだけでなく、外交交渉のヘタな公務員にとっても必読書ですし、これから社会に出て行く学生には最良の指南書となっています。
グローバルな人財をいかに育てるか、経営者の悩みは尽きません。英語教育をして3年くらい駐在員を経験させればグローバルな人材となるかというと大間違いで、私も米国駐在中に多くの日系企業駐在員と会いましたが、多くの駐在員は日本にいるのと変わらない意識で生活しており、ゴルフが安くできるのを喜んでいるのがせいぜいでした。
本当にグローバルな人財というものはどういうものなのか、改めて考え直さないと、大変な間違いを犯してしまいます。
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開催場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
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開催時期:11月16日(木) 13:00~16:00
12月12日(火) 13:00~16:00
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その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
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1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
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当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
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