指揮官の休日 No.048 アフタヌーンティー
2017/10/27 (Fri) 09:40
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.056 アウトドアレジャーの勧め を掲載いたしております。
危機管理とアウトドアレジャーの関係について綴っています。
詳しくは、http://aegis-cms.co.jp/837 をご覧ください。
No.048 アフタヌーンティー
このメールマガジンはサブタイトルが「コーヒーで始まり、ドライマティニで締めくくる心豊かな一日」となっていますが、私は紅茶を飲まないわけではありません。
というよりも、紅茶をよく飲んでいます。
朝一番で起き抜けに飲むのはコーヒーですが、朝食時に飲んでいるのは紅茶であり、外出の際、昼食時にアイスティーを注文することもよくあります。
ヨットで外洋を走っている時、寒い夜に飲む熱い紅茶というのも捨てがたいものがあります。
コーヒーについては、若い頃に船で世界一周の実習航海をした際にもよく飲んでいたので、世界中の海でコーヒーを飲んだと言っても嘘ではありませんが、紅茶も世界中で飲んできました。船の士官室のコーヒーが、いつも煮詰まっておそろしく不味いものだったので、淹れたての時には飲んでいましたが、そうでないときには自分で紅茶を煎れて飲んでいたのです。
寄港地でもよく飲みました。忘れられない紅茶が三杯あります。
一杯はどこで飲んだか内緒ですが、イギリスのポーツマス入港中に訪れたある場所です。
先方の名誉を守るため、インターネット上で公表は控えさせて頂きます。
どうしても知りたい方は、直接お目にかかった時に教えて差し上げます。
もう一杯もポーツマスでしたが、これは英国海軍の航空救難隊の基地でした。
希望して見学に行ったのが、雨の降る寒い日で、基地に到着したところ搭乗員待機室に通され、そこで出てきたのが紅茶でした。
目の前にある達磨ストーブの上に載せられたやたら大きなブリキの薬缶に、無造作に大きなティーバッグが投げ込まれてグラグラと煮られ、しばらく経ったところを、ちょっと縁の欠けた大きなマグカップにドブドブと注がれ、間髪を入れずに、昔の牛乳の一合瓶のような容器からミルクが注ぎ込まれ、「ホイッ」という感じで手渡されたのです。
外の寒さに参っていた私の喉を焼けるように熱いミルクティーが通っていったあの感覚をいまだに忘れることができません。
もう一杯は、スリランカに入港した時のことです。この地のゴール・フェイス・ホテルは首都コロンボの海に面した植民地時代の名残を十分に残した立派なホテルですが、このホテルの中庭のオープンカフェで飲んだ紅茶です。
さすがに本場の紅茶というのはこういうものかと思うものではありましたが、むしろ同期生と私の二人が制服を着ていたので、ただの新米海軍士官であるにもかかわらず、凄まじいもてなしをされてうろたえた想い出の方が強い紅茶です。
とにかく、いろいろなところで、いろいろな紅茶を飲みましたが、一昨年、もう一つの想い出ができました。
一昨年秋まで、カリフォルニアにある米国法人の取締役として勤務しておりましたが、帰国が決まったある日、連休を利用して夫婦でバンクーバーに出かけました。
私たちが住んでいたのは南カリフォルニアでしたので、サンディエゴからバンクーバーまで飛行機で飛び、空港でレンタカーを借りてバンクーバー市街へ向かいました。
翌日、今度は車をフェリーに載せ、ビクトリアへ上陸し、フェアモント・エンプレス・ホテルにチェックインしました。
このホテルはビクトリアのインナーハーバーを見渡せる由緒あるホテルで、古き良き英国の風情を味わうことができます。
このホテル内にある特別なロビーでアフタヌーンティーが供されており、私たちのお目当てはこれでした。
私がアフタヌーンティーに関心があったのではありません。
私自身の紅茶のベストの想い出が英国海軍航空救難隊で出されたマグカップの紅茶だということからお分かりかもしれませんが、あまりおしゃれで華やかなものは私の趣味ではありません。
料理も、京都で頂く本場の京懐石は何が美味しいのかよく分からず、キャンプで直火で炙る肉の方が大好きです。
ただ、我が家の司令長官が以前からアフタヌーンティに関心を持っていたのを知っていたので、一度本場のアフタヌーンティを経験してもらうのもいいだろうと思った次第でした。
海上自衛隊で30年間勤務した後の仕事で、海外での単身赴任は可哀そうだといって付いてきてくれたお礼の意味でもありました。
到着した日は、インナーハーバーを散歩したり、アイリッシュパブでエールを飲んだりしていましたが、次の日の午後が予約しておいたアフタヌーンティーでした。
多分、ドレスコードが煩いだろうなと思ったので、予約する際に聞いてみたのですが、上着を着てこいというだけで、特に面倒なものではありませんでした。しかし、よく考えると紅茶を飲むのに上着がいるというのも大変なことです。
中庭を見渡すことのできるテーブルに案内され、黒いジャケットに蝶ネクタイをした年配のウェイターが三段重ねのティースタンドに載せられた軽食とティーカップ、ポットを持ってきてくれ、紅茶について丁寧に説明をしてくれます。
どんな質問にも、丁寧に答えてくれるのですが、ハイティーだのイレブンシスだのと言われているうちに混乱してきて、よくわからなくなります。
軽食は、イギリス流のキュウリのサンドイッチ、スコーン、小さなケーキ、カットフルーツなどです。
英国式なので、滋味を期待するしかなく、素朴さを楽しむつもりで行かないとがっかりするかもしれませんが、私は意外にこれが嫌いではありません。
庭などもフランス式のシンメトリックな圧倒的な人工美を誇るものよりもイングリッシュガーデンの方が性に合っています。
いずれにせよ、びっくりするほど美味しいというものでもありませんが、雰囲気だけは抜群の紅茶です。
もっとも私がこれまでに経験した紅茶の中では最も高額な紅茶だったことも間違いなく、たしか一人60ドルくらいチャージされていたと思います。チップ代だけでも、日本のホテルのカフェで紅茶を飲めそうな金額でした。
日本国内にもアフタヌーンティを楽しませてくれる店が沢山あるようです。私の地元、鎌倉にも何軒かあるようですので、順番に行ってみようかと思っています。
そのうちにこのメールマガジンのサブタイトルが「コーヒーで始まり、合間に紅茶を楽しみ、ドライマティニで締めくくる・・」というものに変わっているかもしれません。皆様ご注意ください。
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当社Webサイトに、専門コラム「指揮官の決断」をアップしております。是非、ご覧ください
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専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
No.056 アウトドアレジャーの勧め を掲載しています。
当コラムは危機管理の専門コラムです。それがいきなり遊びの話を持ち出して来てどうするのかと思っておられる方も多いかと拝察いたします。
アウトドアレジャーと危機管理がどう関係するかと言えば、そこには二つの意味があるからです。
第一は、当然のことながら、アウトドアレジャーにはサバイバルの基本が詰まっており、アマチュアの入門としては取り付き易いからです。
続きはこちらでご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/837
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お薦めの書籍
『事業大躍進に挑む経営者のためのクライシスマネジメント」
林 祐 著
セルバ出版
引き続き、私がコンサルタントとして初めて出版した本をご紹介しています。
危機管理の概念、リスクマネジメントとクライシスマネジメントの違いなどを分かりやすく説明しています。
アマゾンでも買うことができるようになりました。
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Facebookページを公開しています。
「指揮官の決断/休日」
https://www.facebook.com/aegis.cm
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開催予定セミナーのご案内
スペシャルセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変えるクライシスマネジメントの5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
経営トップの皆様、役員、各部門の長の方々のご参加をお勧めします。
開催場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
東京都新宿区市ヶ谷本村町4-1
開催時期:11月 2日(木) 13:00~17:00
11月16日(木) 13:00~17:00
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
エクゼクティブセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変える経営トップのための5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
スペシャルセミナーの内容を踏襲しつつ、特に経営トップのために企画されたセミナーです。部隊指揮官、企業の役員、経営者を経験している講師が、経営トップの皆様に特に伝えたい思いを語ります。
経営トップ、役員等の方々限定のセミナーです。
開催場所: 当社鎌倉極楽寺セミナーハウス
リゾート感覚溢れる湘南鎌倉の隠れ家的セミナーハウスです。
限定少人数で開催いたします。
(住所は公開しておりません。参加の方に個別にお知らせします。)
開催時期: 平成29年11月10日(金) 13:00~17:00
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるのかどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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バックナンバーを公開しています。
こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
メールアドレスの変更はこちらからお手続きください。
http://aetis-cms.co.jp/mailmag
メールマガジンがご不要の場合はこちらから解除をして頂くことができます。
XXXX
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メールマガジン「指揮官の休日」
発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
Web : http://aegis-cms.co.jp
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詳しくは、http://aegis-cms.co.jp/837 をご覧ください。
No.048 アフタヌーンティー
このメールマガジンはサブタイトルが「コーヒーで始まり、ドライマティニで締めくくる心豊かな一日」となっていますが、私は紅茶を飲まないわけではありません。
というよりも、紅茶をよく飲んでいます。
朝一番で起き抜けに飲むのはコーヒーですが、朝食時に飲んでいるのは紅茶であり、外出の際、昼食時にアイスティーを注文することもよくあります。
ヨットで外洋を走っている時、寒い夜に飲む熱い紅茶というのも捨てがたいものがあります。
コーヒーについては、若い頃に船で世界一周の実習航海をした際にもよく飲んでいたので、世界中の海でコーヒーを飲んだと言っても嘘ではありませんが、紅茶も世界中で飲んできました。船の士官室のコーヒーが、いつも煮詰まっておそろしく不味いものだったので、淹れたての時には飲んでいましたが、そうでないときには自分で紅茶を煎れて飲んでいたのです。
寄港地でもよく飲みました。忘れられない紅茶が三杯あります。
一杯はどこで飲んだか内緒ですが、イギリスのポーツマス入港中に訪れたある場所です。
先方の名誉を守るため、インターネット上で公表は控えさせて頂きます。
どうしても知りたい方は、直接お目にかかった時に教えて差し上げます。
もう一杯もポーツマスでしたが、これは英国海軍の航空救難隊の基地でした。
希望して見学に行ったのが、雨の降る寒い日で、基地に到着したところ搭乗員待機室に通され、そこで出てきたのが紅茶でした。
目の前にある達磨ストーブの上に載せられたやたら大きなブリキの薬缶に、無造作に大きなティーバッグが投げ込まれてグラグラと煮られ、しばらく経ったところを、ちょっと縁の欠けた大きなマグカップにドブドブと注がれ、間髪を入れずに、昔の牛乳の一合瓶のような容器からミルクが注ぎ込まれ、「ホイッ」という感じで手渡されたのです。
外の寒さに参っていた私の喉を焼けるように熱いミルクティーが通っていったあの感覚をいまだに忘れることができません。
もう一杯は、スリランカに入港した時のことです。この地のゴール・フェイス・ホテルは首都コロンボの海に面した植民地時代の名残を十分に残した立派なホテルですが、このホテルの中庭のオープンカフェで飲んだ紅茶です。
さすがに本場の紅茶というのはこういうものかと思うものではありましたが、むしろ同期生と私の二人が制服を着ていたので、ただの新米海軍士官であるにもかかわらず、凄まじいもてなしをされてうろたえた想い出の方が強い紅茶です。
とにかく、いろいろなところで、いろいろな紅茶を飲みましたが、一昨年、もう一つの想い出ができました。
一昨年秋まで、カリフォルニアにある米国法人の取締役として勤務しておりましたが、帰国が決まったある日、連休を利用して夫婦でバンクーバーに出かけました。
私たちが住んでいたのは南カリフォルニアでしたので、サンディエゴからバンクーバーまで飛行機で飛び、空港でレンタカーを借りてバンクーバー市街へ向かいました。
翌日、今度は車をフェリーに載せ、ビクトリアへ上陸し、フェアモント・エンプレス・ホテルにチェックインしました。
このホテルはビクトリアのインナーハーバーを見渡せる由緒あるホテルで、古き良き英国の風情を味わうことができます。
このホテル内にある特別なロビーでアフタヌーンティーが供されており、私たちのお目当てはこれでした。
私がアフタヌーンティーに関心があったのではありません。
私自身の紅茶のベストの想い出が英国海軍航空救難隊で出されたマグカップの紅茶だということからお分かりかもしれませんが、あまりおしゃれで華やかなものは私の趣味ではありません。
料理も、京都で頂く本場の京懐石は何が美味しいのかよく分からず、キャンプで直火で炙る肉の方が大好きです。
ただ、我が家の司令長官が以前からアフタヌーンティに関心を持っていたのを知っていたので、一度本場のアフタヌーンティを経験してもらうのもいいだろうと思った次第でした。
海上自衛隊で30年間勤務した後の仕事で、海外での単身赴任は可哀そうだといって付いてきてくれたお礼の意味でもありました。
到着した日は、インナーハーバーを散歩したり、アイリッシュパブでエールを飲んだりしていましたが、次の日の午後が予約しておいたアフタヌーンティーでした。
多分、ドレスコードが煩いだろうなと思ったので、予約する際に聞いてみたのですが、上着を着てこいというだけで、特に面倒なものではありませんでした。しかし、よく考えると紅茶を飲むのに上着がいるというのも大変なことです。
中庭を見渡すことのできるテーブルに案内され、黒いジャケットに蝶ネクタイをした年配のウェイターが三段重ねのティースタンドに載せられた軽食とティーカップ、ポットを持ってきてくれ、紅茶について丁寧に説明をしてくれます。
どんな質問にも、丁寧に答えてくれるのですが、ハイティーだのイレブンシスだのと言われているうちに混乱してきて、よくわからなくなります。
軽食は、イギリス流のキュウリのサンドイッチ、スコーン、小さなケーキ、カットフルーツなどです。
英国式なので、滋味を期待するしかなく、素朴さを楽しむつもりで行かないとがっかりするかもしれませんが、私は意外にこれが嫌いではありません。
庭などもフランス式のシンメトリックな圧倒的な人工美を誇るものよりもイングリッシュガーデンの方が性に合っています。
いずれにせよ、びっくりするほど美味しいというものでもありませんが、雰囲気だけは抜群の紅茶です。
もっとも私がこれまでに経験した紅茶の中では最も高額な紅茶だったことも間違いなく、たしか一人60ドルくらいチャージされていたと思います。チップ代だけでも、日本のホテルのカフェで紅茶を飲めそうな金額でした。
日本国内にもアフタヌーンティを楽しませてくれる店が沢山あるようです。私の地元、鎌倉にも何軒かあるようですので、順番に行ってみようかと思っています。
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林 祐 著
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スペシャルセミナー
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開催場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
東京都新宿区市ヶ谷本村町4-1
開催時期:11月 2日(木) 13:00~17:00
11月16日(木) 13:00~17:00
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セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
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1 ACMS導入コンサルティング
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3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
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危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
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