指揮官の休日 No.030 「五省」
2017/06/23 (Fri) 08:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.037「演習」と「訓練」 を掲載いたしております。
普段、何気なく使っている「演習」と「訓練」という言葉ですが、その意味の違いについて解説しています。
詳しくは、http://aegis-cms.co.jp/622 をご覧ください。
No.030 「五省」
先日、ある会合で雑談をしていたら、どういう経緯か分からないのですが「五省」の話題になったらしく、いきなり「五省」というのを知っているかと尋ねられました。
知っているもいないも、かつて一年間、毎晩寝る前に暗唱していたことがあります。
広島県江田島の海上自衛隊幹部候補生学校の各分隊自習室の正面には、「五省」という額が掲げられており、候補生たちは毎晩、自習時間が終わり寝室に引き上げる前に当直候補生の合図に従って黙想し、当直学生が一つずつ読み上げるこの「五省」を暗唱します。
それは今日一日を振り返って候補生として後悔するようなことはなかったかという反省なのです。
一 至誠に悖(もと)るなかりしか
〔誠実さや真心、人の道に背くところはなかったか〕
二 言行に恥づるなかりしか
〔発言や行動に、過ちや反省するところはなかったか〕
三 気力に欠くるなかりしか
〔物事を成し遂げようとする精神力は、十分であったか〕
四 努力に憾(うら)みなかりしか
〔目的を達成するために、惜しみなく努力したか〕
五 不精に亘(わた)るなかりしか
〔怠けたり、面倒くさがったりしたことはなかったか〕
この「五省」は海軍兵学校の将校生徒も毎晩暗唱していたものですが、意外に歴史は古くなく、昭和7年に当時の学校長松下元少将が案出して指導したものと言われています。
しかし興味深いことに、松下少将が兵学校でこの「五省」を掲げて、兵学校生徒に暗唱させる指導を始めたところ、リベラリズムと柔軟性を重んじる海軍の伝統に馴染まないとして、必ずしも海軍部内に好感を持って受け入れられたわけではなく、不快感を示す士官も少なからずいたのだそうです。
平成の今読み返しても、どの文面をとっても軍国主義的な匂いはなく、いつの時代にも通用する普遍妥当性を持っています。候補生だった私は、特に気力や努力に関して反省することが多かったように思います。訓練がきつくて手を抜いたり、応用に走ったりしたことを夜になると反省していたように思います。
今、候補生時代から30年以上たち、この五省を眺めてみると、どの一文を取っても忸怩たるものがあり、まともに読むことができません。しかし、だからこそ、純粋に海軍士官としてのあるべき姿を追い続けていた若い頃が懐かしく、かつ、そういう時代を持てたことに感謝しています。
ちなみに、この「五省」は米海軍兵学校にも掲げられています。
これは第7艦隊司令官だったウィリアム・マック中将が江田島を見学し、幹部候補生学校に掲げられていた「五省」についての説明に感銘を受け、後に彼が米海軍兵学校長に就任したときに教材として採用したものです。
英語としては古語を使って格調を高めています。
Hast thou not gone against sincerity?
Hast thou not felt ashamed of thy words and deeds?
Hast thou not lacked vigor?
Hast thou exerted all possible efforts?
Hast thou not become slothful?
米海軍の士官にこの「五省」を知っているかを尋ねると、アナポリスの兵学校に入校した時に説明を受けたということで、古語なので暗唱できる士官に会ったことはありませんが、努力や忍耐、国家に対する忠誠心などについて、毎晩振り返るためのフレーズで格調の高い文章だったと思う、という存外的外れでもない答えが返ってきます。
「五省」以外に、外国の軍隊で教材として使用されている帝国海軍の名文があります。
それは日本海海戦に勝利した連合艦隊が凱旋し、戦時編成であった連合艦隊を解散して常備艦隊に戻す際、東郷平八郎司令長官が訓示した「連合艦隊解散の辞」です。
作戦参謀秋山真之中佐の起案によるこの「連合艦隊解散の辞」は古今東西の歴史に言及し、戦いには勝ったものの驕ってはならないと諭したうえで、天は日常の鍛錬を怠らずに戦わずして勝てる実力を養ってきたものに勝利を与え、戦いに勝って驕ったものからたちどころに勝利の栄冠を奪い去るとして「古人曰く勝って兜の緒を締めよ」と締めくくった名文中の名文と言えます。
この「連合艦隊解散の辞」を私たちは江田島の教育参考館で読んでいたのですが、遠洋航海の途次、トルコのイスタンブールに入港し、トルコ海軍の兵学校生徒と交換行事を行った時にびっくりさせられたのです。彼らはその「連合艦隊解散の辞」の英訳を暗記しなければならず、日常のいろいろなところで教官から呼び止められ、教官が文中の一部を暗唱し、その続きを暗唱できなければ閻魔帳に×が付くのだそうです。
したがって、兵学校の上級生になると、この「連合艦隊解散の辞」を最初から最後まで英語で暗唱することができます。全く暗唱できない私はとてつもなく恥ずかしい思いをして船に戻り、イスタンブールからアレキサンドリアを経て紅海を抜け、インド洋を渡って日本に戻る航海中に何とか覚えることができました。
「五省」にしても「連合艦隊解散の辞」にしても、他国の軍隊で教材とされるような精神文化を持った海軍というのは、やはり継承すべき何らかの伝統を持っているのではないかと思っています。
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当社Webサイトに、専門コラム「指揮官の決断」をアップしております。是非、ご覧ください
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専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
No.038 「演習」と「訓練」 を掲載しています。
先に「図上演習の秘密」という記事を掲載しました。(http://aegis-cms.co.jp/581)
この中で「訓練」という言葉と「演習」という言葉が使われています。記事の中で私は注意深く分けて使っているのですが、この記事を読んだある方がそのことに気が付き、「訓練」と「演習」の違いはどこにあるのかとお尋ねになりました。
今回はその違いについてご説明いたします。
続きはこちらでご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/622
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お薦めの書籍
『図上演習入門 防災・危機管理の基本を学ぶ』
図上演習研究会編 内外出版
図上演習に関する唯一の参考書です。学者、防災の研修者、陸上自衛隊のOBが集まって執筆しています。体系的に整理されておらず読みにくいのと、図上演習で最も大切な点について触れられていないのですが、残念ながら図上演習に関して他に参考書がありません。概念の理解に一読をお薦めします。ただし、この本を読んでも、図上演習を具体的にどう企画・運営するのかは分かりません。
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Facebookページを公開しています。
「指揮官の決断/休日」
https://www.facebook.com/aegis.cm
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開催予定セミナーのご案内
エクゼクティブセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変える経営トップのための5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
スペシャルセミナーの内容を踏襲しつつ、特に経営トップのために企画されたセミナーです。部隊指揮官、企業の役員、経営者を経験している講師が、経営トップの皆様に特に伝えたい思いを語ります。
経営トップ、役員等の方々限定のセミナーです。
開催場所: 当社鎌倉極楽寺セミナーハウス
リゾート感覚溢れる湘南鎌倉の隠れ家的セミナーハウスです。
限定少人数で開催いたします。
(住所は公開しておりません。参加の方に個別にお知らせします。)
開催時期: 平成29年7月7日(金) 13:00~17:00
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/
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コンサルティングのご案内 当社では4種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるのかどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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バックナンバーを公開しています。
こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
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発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
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先日、ある会合で雑談をしていたら、どういう経緯か分からないのですが「五省」の話題になったらしく、いきなり「五省」というのを知っているかと尋ねられました。
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三 気力に欠くるなかりしか
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四 努力に憾(うら)みなかりしか
〔目的を達成するために、惜しみなく努力したか〕
五 不精に亘(わた)るなかりしか
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この「五省」は海軍兵学校の将校生徒も毎晩暗唱していたものですが、意外に歴史は古くなく、昭和7年に当時の学校長松下元少将が案出して指導したものと言われています。
しかし興味深いことに、松下少将が兵学校でこの「五省」を掲げて、兵学校生徒に暗唱させる指導を始めたところ、リベラリズムと柔軟性を重んじる海軍の伝統に馴染まないとして、必ずしも海軍部内に好感を持って受け入れられたわけではなく、不快感を示す士官も少なからずいたのだそうです。
平成の今読み返しても、どの文面をとっても軍国主義的な匂いはなく、いつの時代にも通用する普遍妥当性を持っています。候補生だった私は、特に気力や努力に関して反省することが多かったように思います。訓練がきつくて手を抜いたり、応用に走ったりしたことを夜になると反省していたように思います。
今、候補生時代から30年以上たち、この五省を眺めてみると、どの一文を取っても忸怩たるものがあり、まともに読むことができません。しかし、だからこそ、純粋に海軍士官としてのあるべき姿を追い続けていた若い頃が懐かしく、かつ、そういう時代を持てたことに感謝しています。
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「五省」以外に、外国の軍隊で教材として使用されている帝国海軍の名文があります。
それは日本海海戦に勝利した連合艦隊が凱旋し、戦時編成であった連合艦隊を解散して常備艦隊に戻す際、東郷平八郎司令長官が訓示した「連合艦隊解散の辞」です。
作戦参謀秋山真之中佐の起案によるこの「連合艦隊解散の辞」は古今東西の歴史に言及し、戦いには勝ったものの驕ってはならないと諭したうえで、天は日常の鍛錬を怠らずに戦わずして勝てる実力を養ってきたものに勝利を与え、戦いに勝って驕ったものからたちどころに勝利の栄冠を奪い去るとして「古人曰く勝って兜の緒を締めよ」と締めくくった名文中の名文と言えます。
この「連合艦隊解散の辞」を私たちは江田島の教育参考館で読んでいたのですが、遠洋航海の途次、トルコのイスタンブールに入港し、トルコ海軍の兵学校生徒と交換行事を行った時にびっくりさせられたのです。彼らはその「連合艦隊解散の辞」の英訳を暗記しなければならず、日常のいろいろなところで教官から呼び止められ、教官が文中の一部を暗唱し、その続きを暗唱できなければ閻魔帳に×が付くのだそうです。
したがって、兵学校の上級生になると、この「連合艦隊解散の辞」を最初から最後まで英語で暗唱することができます。全く暗唱できない私はとてつもなく恥ずかしい思いをして船に戻り、イスタンブールからアレキサンドリアを経て紅海を抜け、インド洋を渡って日本に戻る航海中に何とか覚えることができました。
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特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
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