指揮官の休日 No.023 「憲法改正?」
2017/05/05 (Fri) 08:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.029「過去の事例に学ぶ」 を掲載いたしております。
過去の事例に学ぶ際に注意しておくべきことについて語っています。
詳しくは、http://aegis-cms.co.jp/555 をご覧ください。
No.023 「憲法改正?」
GWの真っ最中で、天気もいいので私の住む湘南地方も尋常ではない混雑となっています。このGWの真ん中に憲法記念日があります。
学生時代に憲法の講義を聴いたことのある方は、多くの教科書に「昭和21年11月3日憲法」と記載されているのをご記憶かと思います。
もちろんこれは昭和21年5月の帝国議会で審議され11月3日公布されたことを示していますが、戦前はこの日は明治天皇の誕生日を天長節として祝う日でした。そこで新憲法を記念する日としては5月3日の施行の日が選ばれ、公布の日は新憲法が重視した平和と文化を意義付けるため文化の日と名称を改め、祝日としてお祝いをすることになったそうです。
今年はこの日本国憲法施行から70年の節目を迎えたこともあり、憲法を改正しようとする動きが大きくなっています。
私自身は個人的にはいろいろな思いがあって改正には慎重な立場をとっていますが、実は日本国憲法は皆様が知らないうちにすでに10年以上前に密かに改正されてしまっていたのです。
平成6年4月、私は海上自衛隊幹部学校に指揮幕僚課程学生として入学しました。
幹部学校は東京目黒にあり、指揮幕僚課程は将来の指揮官や上級司令部幕僚を養成するために約1年間の教育を行う課程であり、旧軍の海軍大学校に相当します。戦略論や海上戦術などの専門的教育はもとより、国際関係論などの教育が行われ、制服の教官だけではなく、部外の大学教授などが招聘されて教育を行っています。自衛隊の学校にしては珍しく選抜試験が行われ、誰でも入れる学校ではありませんが、卒業すると中央での勤務が多くなるため、地方の部隊で最前線に立ち続けたいと思う幹部からは敬遠されている学校でもあります。ただ、この指揮幕僚課程を卒業していないと、その後の昇進の途が限られてくるので、やはり多くの若い幹部は受験勉強に打ち込むことになります。
任官後10年ほど最前線の部隊での激務を過ごしてきた中級幹部にとっては、1年間、部隊勤務の雑務から離れてアカデミックな雰囲気の中でひたすら勉強だけすればいいという境遇を与えられるのは、リフレッシュのためには最高の機会です。
この指揮幕僚課程には海外からも少佐クラスの海軍軍人が留学生として入校してきます。同盟国や友好国との相互理解の促進や戦術思想の共有が目的です。
私がこの指揮幕僚課程学生の時には米国、韓国、タイからそれぞれ少佐が派遣されてきて、一緒に勉強していました。
韓国とタイからの留学生は飲み仲間で、米国から来た少佐は、駆逐艦乗りでしたが国際関係論の研究に大きな関心を持っており、私と共通の問題認識が多かったので、よく一緒に飲みに行ったり、大学の教授を訪ねて話を聴いたりしていました。日本の歴史などもよく勉強している人物でした。
卒業後、私は艦隊勤務となり佐世保に赴任しましたが、彼は国内のシンクタンクに研究員として入りこみ、日本と本国の間を行ったり来たりしていました。
その後時が流れ、私は同じ幹部学校の高級課程学生として目黒に戻り、また1年間の教育を受けた後、海幕のスタッフとして防衛庁(当時)勤務になりました。
私の着任後しばらくして、防衛大学校出身で元陸上自衛官の中谷元氏が防衛庁長官に就任しました。
長官の出迎えの儀式は、あらゆる閣僚の中で最も華やかです。各省庁では玄関で職員が拍手で迎え、花束を貰う程度ですが、防衛庁の場合は、陸上自衛隊の第302保安警務中隊と音楽隊による栄誉礼及び儀じょう隊巡閲が行われ、陸・海・空の各幕僚監部スタッフも礼装で参列するのです。
その出迎えの儀式を終えて部屋に戻ってみると、米国に帰っていた彼から久しぶりにメールが来ていました。
彼のメールは「日本はいつ憲法を改正したの?」という質問でした。
質問の真意がよく分からないので「何のことだ?」と返信をしました。
それに対して戻ってきたメールを読んで吹き出してしまいました。
「憲法第66条には国務大臣は文民でなければならないと定めてあったはず。なのに今日、中谷将軍が防衛庁長官として着任したと聞いた。憲法を改正しない限り、軍部大臣現役制はとれないはずだと思うけど」と書いてあったのです。
中谷長官のファーストネームは「げん」です。これを米国のメディアが“Gen Nakatani”と紹介したようです。”Gen. Nakatani “としてGenの後ろにピリオドが入っていれば将軍(General)の略なのですが、ピリオドが入っていないのでそのまま読むのが正しいのです。しかし、彼は中谷長官が防衛大学校出身でレンジャーの教官も勤めたと紹介されたのでGeneral の略だと思い込んだのです。誤解するのも無理もないのですが、それにしても彼がそこまで日本国憲法を読んでいたのかと驚かされたものでした。
中谷長官は内閣改造で一度退任しましたが、防衛省へ改組された後、防衛大臣として再度着任してきました。中谷大臣の就任期間中は、米軍との会合などの際にこの話をジョークのネタに何度も使わせてもらいました。毎年憲法記念日がくると想い出す制服時代のエピソードです。
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当社Webサイトに、専門コラム「指揮官の決断」をアップしております。是非、ご覧ください
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専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
No.031 「東北でよかった・・・ を掲載しています。
なんとも東日本大震災の被災地の方々が気の毒でたまりません。
なぜ東北の復興に当たる政治家が選りすぐりのお粗末な人物ばかりが充てられるのか、新手のいじめかとさえ疑いたくなってきます。
復興担当大臣が不用意な発言によって更迭されたことは皆さまご承知ですが、昨年は東北地方を直撃した台風の被害調査のために派遣された政府の被害調査団長であった内閣府政務官が長靴を履いていなかったために水浸しの道路を内閣府職員におんぶされて渡る様子を報道されるという失態を演じ、震災のあった年には当時の復興担当大臣が宮城県知事に完全に上から目線の暴言を吐いて更迭されるという事態が生起しています。
続きはこちらでご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/565
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お薦めの書籍
『「空気」の構造 日本人はなぜ決められないのか』
池田信夫 白水社
丸山眞男、山本七平の空気論をベースにした日本人論。報道出身なだけあって、結論の導き方が論理的でなく、かなり強引ですが、丸山・山本が現在の問題について論究したら、こういう本になるかなという意味では面白いかもしれません。いずれにせよ、空気というものが意思決定に重要な意味を持ってしまう日本の社会においては、常に考えていなければならないテーマではあります。
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エクゼクティブセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変える経営トップのための5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
スペシャルセミナーの内容を踏襲しつつ、特に経営トップのために企画されたセミナーです。部隊指揮官、企業の役員、経営者を経験している講師が、経営トップの皆様に特に伝えたい思いを語ります。
経営トップ、役員等の方々限定のセミナーです。
開催場所: 当社鎌倉極楽寺セミナーハウス
リゾート感覚溢れる湘南鎌倉の隠れ家的セミナーハウスです。
限定少人数で開催いたします。
(住所は公開しておりません。参加の方に個別にお知らせします。)
開催時期: 平成29年5月19日(金) 13:00~17:00
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
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コンサルティングのご案内 当社では4種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるのかどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
お気軽にご相談ください。
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卒業後、私は艦隊勤務となり佐世保に赴任しましたが、彼は国内のシンクタンクに研究員として入りこみ、日本と本国の間を行ったり来たりしていました。
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その出迎えの儀式を終えて部屋に戻ってみると、米国に帰っていた彼から久しぶりにメールが来ていました。
彼のメールは「日本はいつ憲法を改正したの?」という質問でした。
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中谷長官は内閣改造で一度退任しましたが、防衛省へ改組された後、防衛大臣として再度着任してきました。中谷大臣の就任期間中は、米軍との会合などの際にこの話をジョークのネタに何度も使わせてもらいました。毎年憲法記念日がくると想い出す制服時代のエピソードです。
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