バックナンバー

  • 2021/07/23 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.243 自衛官の敬礼
  • 2021/07/16 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.242 戦闘旗を掲げる
  • 2021/07/09 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.241 海の日
  • 2021/07/02 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.240 1812年
  • 2021/06/25 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.239 XOって何だ?
  • 2021/06/18 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.238 流行語大賞
  • 2021/06/11 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.237 世界の歴史を変えた最も短い言葉
  • 2021/06/10 (Thu) 16:50
    弊社の図上コンサルティングの模様がテレビ放映されたビデオが公開されました。
  • 2021/06/04 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.236 シンデレラ・リバティって何だ?
  • 2021/05/28 (Fri) 10:41
    弊社の図上演習を取材した番組について
  • 2021/05/28 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.235 猿が木から落ちたところを撮られた『時代のニューウェーブ』
  • 2021/05/21 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.234  アメリカ大陸横断ドライブ
  • 2021/05/14 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.233  料理の腕と言うものは・・・
  • 2021/05/07 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.232  半ドン
  • 2021/04/30 (Fri) 06:15
    指揮官の休日 No.231 存在しないのに存在するとされた文書、存在していたのに無かったことにされた文書
  • 2021/04/23 (Fri) 13:39
    指揮官の休日 No.230 仏の顔も三度まで
  • 2021/04/16 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.229 ゴルフと外交
  • 2021/04/09 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.228 コンピューターを使って・・・・?
  • 2021/04/02 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.227 物言えば唇寒し・・・
  • 2021/03/26 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.226 最も短い会話
  • 2021/03/19 (Fri) 07:11
    指揮官の休日 No.225 Between wind and water
  • 2021/03/12 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.224 『ヘンリ・ライクロフトの私記』とストレスケア
  • 2021/03/05 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.223 ウジェーヌ・ブーダンの風景
  • 2021/02/26 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.222 ジャカランダの木
  • 2021/02/19 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.221 なぜ飛行機は左側から乗るのでしょう?
  • 2021/02/12 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.220 人権意識の芽生え
  • 2021/02/05 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.219 人権意識の芽生え
  • 2021/01/29 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.218 寒さを感じる音、暖かさを感じる色
  • 2021/01/22 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.217 1973年1月27日
  • 2021/01/15 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.216 心の糧の価値
  • 2021/01/08 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.215 なにか変だなぁ
  • 2021/01/01 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.214 船のお正月の過ごし方
  • 2020/12/25 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.213 KGBと飲んだよ
  • 2020/12/18 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.212 グロッグ
  • 2020/12/11 (Fri) 07:44
    指揮官の休日 No.211 シーマンシップ
  • 2020/12/11 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.210 12月8日
  • 2020/12/04 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.210 12月8日
  • 2020/11/27 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.209 ライダー気質
  • 2020/11/20 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.208 時代錯誤に陥った話
  • 2020/11/13 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.207 船酔い
  • 2020/11/06 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.206 勲章の重さ
  • 2020/10/30 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.205 秋の夜長に聴きたい音楽 その2
  • 2020/10/23 (Fri) 10:45
    指揮官の休日 No.204 秋の夜長に聴きたい音楽
  • 2020/10/23 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.204 秋の夜長に聴きたい音楽
  • 2020/10/18 (Sun) 07:40
    指揮官の休日 No.203 上智大学恐るべし
  • 2020/10/09 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.202  お臍がお茶を沸かす話
  • 2020/10/02 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.201  判子廃止 大賛成!
  • 2020/09/25 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.200 最も短い命令
  • 2020/09/18 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.199 トップの命令に反抗する組織
  • 2020/09/11 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.198 Keep calm and carry on
  • 2020/09/04 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.197 ポルシェの代理店ではございません
  • 2020/08/28 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.196 呪われた夜
  • 2020/08/21 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.195 I`m going to the head.
  • 2020/08/14 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.194 ニブリックってなぁに?
  • 2020/08/07 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.193 ダイアナさん
  • 2020/07/31 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.192 消化不良を起こさないかな?
  • 2020/07/24 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.191 101
  • 2020/07/17 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.190 白い靴墨
  • 2020/07/10 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.189 『威風堂々』
  • 2020/07/03 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.188 日本には海の文化がないだぁ?
  • 2020/06/26 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.187 英語でジョーク
  • 2020/06/19 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.186 Three sheet in the wind
  • 2020/06/12 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.185 バケ学なんか嫌いだ!
  • 2020/06/05 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.184 We'll meet again.
  • 2020/05/29 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.183 ノアの方舟
  • 2020/05/22 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.182 公務員の質的低下を憂う
  • 2020/05/15 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.181 HyperCardをご存じですか?
  • 2020/05/08 (Fri) 07:24
    指揮官の休日 No.180 Gonna fly now
  • 2020/05/08 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.180 Gonna fly now
  • 2020/05/01 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.179 ソーシャルディスタンス
  • 2020/04/24 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.178 USO
  • 2020/04/17 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.177 バチカン:ローマカトリック教会
  • 2020/04/10 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.176 ソーシャルディスタンス? プロの技を舐めてはいけない
  • 2020/04/03 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.175 口は禍の元、筆も災いの元
  • 2020/03/27 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.174 桜の想い出 (再配信)
  • 2020/03/20 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.173 贈る言葉 その3
  • 2020/03/13 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.172 贈る言葉 その2
  • 2020/03/06 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.171 贈る言葉
  • 2020/02/28 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.170 裕次郎さん
  • 2020/02/21 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.169 加山さん
  • 2020/02/14 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.168 激闘! 厳冬の房総半島沖100km 北太平洋真冬の洋上決戦!!
  • 2020/02/07 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.167 キャッシュレス社会
  • 2020/01/31 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.166 絶滅危惧種??
  • 2020/01/24 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.165 ブックエンド
  • 2020/01/17 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.164 司令長官 戦塵に倒る 最高指揮官戦線離脱後、次席指揮官は・・・
  • 2020/01/10 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.163 Know the ropes
  • 2020/01/03 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.162 絶滅危惧種
  • 2019/12/27 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.161 年の瀬ですね
  • 2019/12/20 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.160 海岸はcoast? それともshore?
  • 2019/12/13 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.159 「浜辺のうた」
  • 2019/12/06 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.158 12月8日
  • 2019/11/29 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.157 方言について
  • 2019/11/22 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.156 ポルシェが悪いわけではないのですが
  • 2019/11/15 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.155 中国原子力潜水艦領海侵犯事件 再録
  • 2019/11/08 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.154  ラグビーワールドカップ2019が終わりましたね
  • 2019/11/01 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.153  セント・エルモの火
  • 2019/10/25 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.152 氷雨って夏に降るものだと知ってました?
  • 2019/10/18 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.151 台風の時、船では何をしているのでしょうか?
  • 2019/10/11 (Fri) 06:48
    指揮官の休日 No.150 船のスピードは?
  • 2019/10/11 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.149 台風のシーズンですね
  • 2019/10/04 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.149 台風のシーズンですね
  • 2019/09/27 (Fri) 07:45
    指揮官の休日 No.148 キリ? モヤ?
  • 2019/09/20 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.147 なぜ我が家に司令長官が君臨しているのか
  • 2019/09/13 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.146 中秋の名月と13日の金曜日
  • 2019/09/06 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.145 記憶力
  • 2019/08/30 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.144 紅茶のお話
  • 2019/08/23 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.143  BZ
  • 2019/08/16 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.142  スカッパー
  • 2019/08/09 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.141 素朴な疑問
  • 2019/08/02 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.140 胸躍る瞬間
  • 2019/07/26 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.139 夏だ! キャンプだ!・・・?
  • 2019/07/19 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.138 何が面白いの?
  • 2019/07/12 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.137 レッコ!
  • 2019/07/05 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.136 夏だ! ヨットのシーズンだ!・・・?
  • 2019/06/28 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.135 あまり役に立たない鎌倉観光案内
  • 2019/06/21 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.134 なぜパイロットは「了解」を”roger” と言うのだろうか
  • 2019/06/14 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.133 " shaken , not stirred "
  • 2019/06/07 (Fri) 09:30
    指揮官の休日 No.132 ギャング
  • 2019/05/31 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.131 暗夜に霜の落つるが如く
  • 2019/05/24 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.130 電子はゆっくり動く
  • 2019/05/17 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.129 ギネスの記録が作られたぞ!
  • 2019/05/10 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.128 やっぱり司令官の女房は・・・
  • 2019/05/03 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.127 初心に帰って珈琲
  • 2019/04/26 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.126 令和の時代になりますね
  • 2019/04/19 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.125 朝食バイキング
  • 2019/04/12 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.124 巨星征く
  • 2019/04/05 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.123 お酌
  • 2019/03/29 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.122 桜の想い出(再録)
  • 2019/03/22 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.121 Short Stay
  • 2019/03/15 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.120 メシとエサの差
  • 2019/03/08 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.119 米国食べもの事情 その1
  • 2019/03/01 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.118 地球の引力
  • 2019/02/22 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.117 日本は世界4位の海洋大国・・・?
  • 2019/02/15 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.116 13分経ったら起こせ
  • 2019/02/08 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.115 納得できない政策
  • 2019/02/02 (Sat) 21:50
    指揮官の休日 No.114 ダイニング・イン/ダイニング・アウト
  • 2019/02/01 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.114 ダイニング・イン/ダイニング・アウト
  • 2019/01/25 (Fri) 13:29
    指揮官の休日 No.113 ラグビー精神の営業
  • 2019/01/18 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.112 Dead marine
  • 2019/01/11 (Fri) 06:40
    指揮官の休日 No.111 提督たちの夢
  • 2019/01/04 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.110 コーヒー
  • 2018/12/28 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.109 No.9
  • 2018/12/21 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.108 リパブリック賛歌の心象風景
  • 2018/12/14 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.107 船長はキャプテン?
  • 2018/12/07 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.106 アリゴ
  • 2018/12/01 (Sat) 11:39
    再送 : 指揮官の休日 No.105 絆
  • 2018/11/30 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.105 絆
  • 2018/11/23 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.104 メクラ判事件
  • 2018/11/16 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.103 奇跡の人
  • 2018/11/09 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.102 不可能なことなんかない
  • 2018/11/01 (Thu) 06:30
    指揮官の休日 No.101 自衛隊記念日号:改憲論議
  • 2018/10/26 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.100 100回記念号:カピバラさんがやってきた
  • 2018/10/19 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.099 13時間かけて飲みに行った珈琲
  • 2018/10/12 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.098 カラオケはお好きですか?
  • 2018/10/05 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.097 ああ勘違い
  • 2018/09/28 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.096 世界一有名な募集広告に思うこと
  • 2018/09/21 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.095 カッコいい男たち
  • 2018/09/14 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.094 ウィンナ・コーヒー
  • 2018/09/07 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.093 危機管理ができていないのかなぁ
  • 2018/08/31 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.092  ヨット乗りには信じてもらえない本当のお話:一杯の紅茶
  • 2018/08/24 (Fri) 10:50
    指揮官の休日 No.091 貝殻 shellback
  • 2018/08/24 (Fri) 10:30
    指揮官の休日 No.090 男の料理
  • 2018/08/17 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.090 男の料理
  • 2018/08/10 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.089 ドンマイ
  • 2018/08/03 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.088 One for all, all for one
  • 2018/07/27 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.087  Ein Prosit
  • 2018/07/20 (Fri) 12:00
    指揮官の休日 No.086  水割り
  • 2018/07/13 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.085  里の秋
  • 2018/07/06 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.084  七夕
  • 2018/06/29 (Fri) 08:15
    指揮官の休日 No.083  「お願いします」「どうぞ」:学校で教えないちょっとした言い回し
  • 2018/06/22 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.082  特別支援学校との絆 その2
  • 2018/06/15 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.081  特別支援学校との絆
  • 2018/06/08 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.080  歩行喫煙 vs 路上喫煙
  • 2018/06/01 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.079  オールド・シードッグ
  • 2018/05/25 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.078  高貴さは義務を強制する
  • 2018/05/18 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.077 カレーは金曜日
  • 2018/05/11 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.076 珈琲のお話
  • 2018/05/04 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.075 ぶどう酒のお話
  • 2018/04/27 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.074 幸せを感じる一瞬
  • 2018/04/20 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.073 ワインのお話
  • 2018/04/13 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.072 サ―ウェスタ―
  • 2018/04/06 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.071 スピード違反の音楽
  • 2018/03/30 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.070 水と油
  • 2018/03/23 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.069 敵艦見ユトノ警報ニ接シ・・・・
  • 2018/03/16 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.068 『海の想い出』?
  • 2018/03/09 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.067  ティファニーで朝食を
  • 2018/03/02 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.066 何だったんだろう?
  • 2018/02/23 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.065 武家の作法
  • 2018/02/16 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.064 何でセレモニーホールの人ばかりなの?
  • 2018/02/09 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.063 スコットランド・ザ・ブレイブ
  • 2018/02/02 (Fri) 06:30
    指揮官の休日 No.062 白旗を揚げる
  • 2018/01/26 (Fri) 06:00
    指揮官の休日 No.061 我は海の子
  • 2018/01/19 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.060 ゴルフに行きましょうよぉー
  • 2018/01/12 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.059 ドライマティーニの想い出
  • 2018/01/02 (Tue) 08:45
    指揮官の休日 No.058 珈琲のお話
  • 2017/12/29 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.057 淑女はフワフワがお好き?
  • 2017/12/22 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.056 軍隊に民主主義はない! その2
  • 2017/12/15 (Fri) 08:45
    指揮官の休日 No.055 軍隊に民主主義はない!
  • 2017/12/08 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.054 『乾杯』
  • 2017/12/01 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.053 ビスケットとクッキー
  • 2017/11/24 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.052 グルメ?
  • 2017/11/17 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.051 「願います」
  • 2017/11/10 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.050 8点鐘
  • 2017/11/03 (Fri) 12:30
    指揮官の休日 No.049 なぜ船は「彼女」とよばれるのか
  • 2017/11/03 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.047 before the mast
  • 2017/10/27 (Fri) 09:40
    指揮官の休日 No.048 アフタヌーンティー
  • 2017/10/22 (Sun) 07:27
    指揮官の休日 No.047 before the mast
  • 2017/10/13 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.046 Dry Navy
  • 2017/10/06 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.045 ホワイトテラス
  • 2017/09/29 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.044 あの頃観た映画
  • 2017/09/22 (Fri) 10:00
    指揮官の休日 No.043 信号旗
  • 2017/09/15 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.042 時間短縮
  • 2017/09/08 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.041 ドライブはお好きでしょ?
  • 2017/09/01 (Fri) 09:15
    指揮官の休日 No.040 中国原子力潜水艦領海侵犯事件
  • 2017/08/25 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.039 アイスで・・・
  • 2017/08/18 (Fri) 09:45
    指揮官の休日 No.038 フォネティックコード
  • 2017/08/11 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.037 横浜憧憬 その2
  • 2017/08/01 (Tue) 17:45
    指揮官の休日 No.036 呆れてものが言えない
  • 2017/07/28 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.035 マーロウ
  • 2017/07/21 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.034 湘南人のパスポート
  • 2017/07/14 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.033 万歳の正しい作法
  • 2017/07/07 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.032 "Head"
  • 2017/06/30 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.031 「憲法改正論議」
  • 2017/06/23 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.030 「五省」
  • 2017/06/16 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.029 「通勤時間」
  • 2017/06/09 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.028 「スピネーカー」
  • 2017/06/02 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.027 「サドルバック」
  • 2017/05/26 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.026 「コーヒー」
  • 2017/05/19 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.025 「海の王子 ?」
  • 2017/05/12 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.024 「Navy Shower」
  • 2017/05/05 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.023 「憲法改正?」
  • 2017/04/28 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.022 「歌の先生」
  • 2017/04/21 (Fri) 15:00
    指揮官の休日 No.021 「ノースショア」
  • 2017/04/14 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.020 「キャプテン・スミス事件」
  • 2017/04/07 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.019 「名人の技」
  • 2017/03/31 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.018 「桜の想い出」
  • 2017/03/24 (Fri) 08:15
    指揮官の休日 No.017 「Splice the main brace」
  • 2017/03/17 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.016  「フェンスの向こうのアメリカ・・・・横浜憧憬
  • 2017/03/10 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.015  「あの日・・・」
  • 2017/03/03 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.014  「同窓会」
  • 2017/02/24 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.013 「日本人は海が好き?」
  • 2017/02/17 (Fri) 08:30
    指揮官の休日 No.012 「返せ 北方領土 ?」
  • 2017/02/10 (Fri) 08:00
    指揮官の休日 No.011 「ボタンの掛け違い」
  • 2017/02/04 (Sat) 10:15
    指揮官の休日 No.010 「韓国からの観光客」
  • 2017/01/27 (Fri) 08:00
    指揮官の休日 No.009  「臨機応変の措置」
  • 2017/01/20 (Fri) 09:00
    指揮官の休日 No.008  「司令官の女房は・・・」
  • 2017/01/13 (Fri) 08:00
    指揮官の休日 No.007  「ウィスキーの肴」
  • 2017/01/06 (Fri) 08:00
    指揮官の休日 No.006  「右、左はライト、レフトだけではありません」
  • 2016/12/30 (Fri) 08:20
    指揮官の休日 No.005  「美味しい記憶」
  • 2016/12/23 (Fri) 08:00
    指揮官の休日 No.004  「あの頃あこがれた映画のシーン」
  • 2016/12/22 (Thu) 18:15
    指揮官の休日 No.003 「ドライマティーニ」
  • 2016/12/22 (Thu) 18:10
    指揮官の休日 No.002 「コーヒー」
  • 2016/12/22 (Thu) 18:05
    指揮官の休日 No.001 「極上の休日の過ごし方」
  • 2016/12/22 (Thu) 18:00
    指揮官の休日 No.000 「創刊準備号」
  • 2016/12/16 (Fri) 08:15
    指揮官の休日 No.003 「ドライマティーニ」
  • 2016/12/09 (Fri) 08:15
    指揮官の休日 No.002 「コーヒー」
  • 2016/12/02 (Fri) 08:00
    指揮官の休日 No.001 「極上の休日の過ごし方」
  • 2016/11/30 (Wed) 09:18
    指揮官の休日 No.001 「極上の休日の過ごし方」
  • 2016/11/28 (Mon) 20:01
    指揮官の休日 No.000 「創刊準備号」

指揮官の休日 No.168 激闘! 厳冬の房総半島沖100km 北太平洋真冬の洋上決戦!!

2020/02/14 (Fri) 06:30
XXXX 様

 
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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 危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
 当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加2をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。

 あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。

 途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all


 専門コラム「指揮官の決断」は、第176回 今、そこにある危機 を掲載いたしました。

 収束の気配を見せない新型コロナウィルスによる感染症です。専門外の事項について知ったかぶりをするつもりはありませんので、あくまでも私の知見の及ぶ範囲でちょっとした解説を行っています。

 詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1888   をご覧ください。

 
No.168  激闘! 厳冬の房総半島沖100km 北太平洋真冬の洋上決戦!!
 
 1987年2月 私は海上自衛隊の第1護衛隊群所属の最新鋭(当時)護衛艦しらゆきのミサイル射撃担当の砲術士として張り切っていました。
 護衛艦隊が海上幕僚長検閲を受閲することになり、第1護衛隊群の8隻がその受閲部隊として術科競技を房総半島沖で行うことになったのです。

 海上幕僚長検閲というのは、海上幕僚長が特定の部隊を指定して、その部隊の士気、練度などを確認する行事であり、訓練を見たり、船の整備状況を確認したり、乗員の規律を見たりとおよそありとあらゆる角度から部隊を点検し、精強性や即応性を確認するものです。

 海上幕僚長を横須賀で出迎え、直ちに全乗員が各艦の甲板上に整列する中を海上幕僚長及びその随員が一人一人の顔を見ながら点検して歩き、必要に応じて様々な諮問をしていきます。そのような儀式を通じて、部隊の日頃の教育訓練の状況や隊員の規律などを確認していくのです。
 それらが終わり、各艦の艦内の点検が行われ、様々な書類の整備状況などが点検されます。数日かけてそれらが終わるといよいよ出航です。

 房総半島の沖合100kmくらいの所に通称C(チャーリー)海面と呼ばれるエリアがあります。実弾射撃などの訓練を行う海面で、そこまで進出して水上射撃、対空射撃、対潜捜索、戦闘被害を受けつつ船の速力を保ち、武器に電力を供給し続ける戦闘運転応急、防火・防水、落水者の救助など様々な種目の競技が行われます。

 私は砲術士としてミサイル射撃を担当していたのですが、この競技の際は実際のミサイル発射は行わず、目標を探知してミサイルの射撃指揮用レーダーに目標情報を移管し、射撃計算をさせるまでの時間を競う競技が行われる予定だったので、その持ち場は武器整備長に任せ、私は甲板上の運用作業に関わる競技を担当することとしていました。
 
 私の担当となったのは艦橋の航海指揮官としての操艦技量を競う「反転入列訓練」と「サンドレット投てき訓練」の二種目でした。

 「反転入列」というのは、縦列で航行中に大きな舵をとって自分の後ろを走っている船の後ろに回り込んで前後の関係を入れ変える時間を競うというものです。
 縦列で12ノットで航行中に、面舵なり取り舵なりを一杯に取り、18ノットに増速して後ろの船と反航し、その後ろに回り込んで後方700ヤードの位置にピタリとつけるまでの時間を競うのですが、私はこれらの操艦訓練が好きで、かつ得意でした。学生時代に外洋レースで鍛えられていたおかげで、風や潮の影響を常に意識しながら、それらを利用するコツを知っていたのかもしれません。

 問題は「サンドレット投てき」でした。
 サンドレットとは、細いロープの先端に重りをつけ、それをグルグル振り回して勢いをつけて岸壁や隣の船に投げ込む道具です。何に使うかと言えば、船と船の間にロープや給油用のホースを渡したりする際、まず細いロープを渡して引き込み、徐々に太いロープを送りこんでいくという作業が必要となるため、最初に正確にその道糸となる細いロープを投げ込むことができなければならないのです.
 船が岸壁に横付けする際も、いきなり太い係船ロープを渡すことができないので、まず船から岸壁に細いロープを投げ、そのロープに舫い綱を付けて送り出すという作業をしています。
 もともとはロープの先端に鉛の塊を付け、船の真下に下ろして水深を測ったり、鉛にくっついてくるものから底質を推定したりするのに使っていたものです。
 このサンドレットを使った競技とは、二隻の船が30mの距離で平行に走りながら、一方の船の舳先からサンドレットを他船のデッキ上に投げ込み、そのロープを回収するまでの時間を競うというものです。

 私が乗り組んでいた「しらゆき」という船は、当時最新鋭だった「ゆき」型護衛艦の二番艦として優秀な乗員を集めていました。皆、頭はいいのですが、どうもこの類の甲板上の運用作業が苦手でした。運用というのは、ロープを扱ったり、短艇の上げ下ろしをやったりする、いわゆる船乗りがデッキ上で行う作業一般を指しています。
 
 私は前年の3月に着任するなりその問題を感じ取りました。着任した時、候補生学校の同期である前任の砲術士と舷門ですれ違ったのですが、「この船は運用がダメだからね。」というのが唯一の前任者からの申し継ぎでした。
 訓練の資料を読み返すと、様々の術科訓練でいい成績を残しているのに、甲板上の運用作業など体を使う術科の成績が良くないのです。
 しかし、ヨット乗りの私が着任した以上、運用作業で他艦に負けるわけにはいかないと考えました。

 どうすれば運用術科において第1護衛隊群最下位の本艦をトップに持ちあげられるか。
 考えに考えた挙句、徹底的にこのサンドレット投てきの能力を鍛えることにしました。
 この競技は通常、第1分隊と呼ばれるミサイルや主砲、魚雷などの攻撃武器を扱う分隊員でチームを作ります。
 護衛艦には攻撃武器やデッキ上での作業を担当する砲雷科員で編成される第1分隊、通信や航海、レーダー情報を扱う航海・船務科員で編成される第2分隊、機関科の第3分隊、経理・補給や調理を専門とする第4分隊、ヘリコプターの整備員からなる第5分隊という5つの分隊があり、出入港や洋上での作業において甲板上で作業をするのが第1分隊の連中だからです。

 しかし私は競技で勝つことを第一に考えたため、それに頓着しませんでした。
 停泊中のある日、私は総員を集め、サンドレットを投げさせてみました。
 もちろん1分隊の乗員以外の乗員は投げるのは初めてでしたが、皆どんなことをやっているのかは知っていたので、見よう見まねで投げていました。
 しかし、私と第1分隊先任海曹の二人で見ていると、素質のある者とそうでない者がある程度分かりました。
 その結果、機関科ボイラー員や調理員の中からも選手を選び出しました。
 そして、20人の選手団を編成し、猛訓練を始めたのです。

 この私の方針は私が分隊士を勤める第1分隊を奮起させました。本来、自分たちの責任範囲である甲板上の競技を、飯炊きと缶焚きに取られたのです。分隊の古手の海曹から若手に対して檄が飛びました。
 時々選考会を開いて、選手の入れ替えを図りました。第1分隊が奮起した結果、選手のほとんどを第1分隊員で占めるようにはなりましたが、それでも最後まで選手として残った機関科員と調理員が1名ずついました。

 競技では二人がペアとなります。
 実際に艦首から身を乗り出してサンドレットを投げる投てき手と、長いロープが絡まずに相手艦に届くように籠の中にさばいて収め、選手と一緒に艦首まで行ってサポートする助手の二人です。
 そして10人の選手が投げ、投げ終わったサンドレットを回収して元に戻って来るまでの時間と相手艦にサンドレットが正確に届いた本数を競います。それを並んで走る船の左右を入れ変え、左右両舷に向かって行います。

 選ばれた20名はその日から猛訓練を開始しました。
 航海中は船の訓練の合間を縫って「サンドレット投てき訓練を行う。関係者集合 前甲板」という号令が日に最低2回は流れます。
 停泊中は昼休みの後半に外側の舷を使って訓練を行います。
 休日も私は出勤し、当直員の中に選手を見つけては訓練をやっていました。
 
 その年、私が乗り組んだ護衛艦しらゆきは米国での環太平洋合同軍事訓練(RIMPAC)に参加する第2護衛隊群に派出され、一時的に第1護衛隊群から離れ、米国派遣訓練に参加しました。
 太平洋を渡るしらゆき艦上では、連日、選手の訓練が続けられました。
 サンディエゴに入港中も訓練は続き、RIMPACが終わってパールハーバーに入港しても続きました。
 ハワイから横須賀の復路では一日3回の訓練が行われ、そのすべてに私は現場指揮官として立ち会いました。私と選手たちが狂ったように訓練を続けているのを見て、船全体が応援してくれていました。選手が練習に出るために、同じ配置の他の乗員が当直を交代してくれたり、私が当直の航海指揮官として艦橋で操艦している時には他の航海指揮官が上がってきてくれました。

 艦首に立って投てきを行うのが危険なくらいの荒天の場合には、投てきは行わないものの、二人のペアで姿勢を低くしながら艦首まで行って帰ってくることを繰り返しました。
 海上幕僚長検閲が行われる前に、私が訓練した護衛艦しらゆきは圧倒的な練習量をこなしていたことになります。他の船の数十倍の練習量を誇っていたはずです。

 そして海上幕僚長検閲が始まりました。
 2月の北太平洋は大時化で、様々な競技が中止となりました。
 そして検閲の最終日、いよいよサンドレット投てき競技の実施予定日です。
 計画ではサンドレット投てき競技を終えて針路を横須賀に向けて帰投の予定でした。

 ところが朝からの荒天でなかなか競技を開始できません。
 司令部はC海面のあちらこちらを走り回ってなんとか波の静かな海面を見つけようと必死でした。ヘリコプターを飛ばして海面状況の偵察も行いました。
 そして、散々探し回ってあきらめようとしていたとき、わずかに方向によっては波が少し静かになる海面を司令部が見つけたのです。

 さっそく競技が開始されました。
 しかし、現場海面は甲板上にいる私でさえ、「これは・・・」と思う時化です。
 並んで走る僚艦を見ると気分が悪くなるくらいのピッチングとローリングを繰り返しています。よくあんな船の中で人が生きてるなと思うくらいの揺れなのですが、向こうからこちらを見れば同じように揺れているはずです。
 先に競技を開始した各艦の状況が次々に無線で知らされてきます。どの船も時化で苦戦しているようです。

 そしてついに私たちしらゆきと僚艦はるゆきの間で競技が行われる番となりました。
 先攻はしらゆきです。
 はるゆきの右後方から接近し、30mの距離を離して真横に並びます。これは艦橋で航海長たちが我々選手のために最も作業がしやすいように必死で操艦してくれているのです。

 準備が整って、司令部の審判の合図で競技開始。

 しらゆきの選手たちは、ゾッとするようなピッチングの中、何事もないような平気な顔をして艦首まで小走りに走り、艦首の作業台に飛び上がって体を固定するや否やサンドレットをグルグル回し、3回ほど回すと無造作に左側を走るはるゆきの上甲板にサンドレットを投げ込みます。次から次へアッという間に10人が投げ終わり、総員が投てき成功です。

 次にはるゆきが投てきする番なのですが、はるゆきの選手たちはへっぴり腰でほとんど這うような姿勢で艦首にたどり着き、なかなか投げることができません。かろうじて投げてもこちらに届かずに海に落下してしまったりという始末です。

 はるゆきの10人が終わり、今度は左右を入れ変えます。
 しらゆきが基準艦となり、針路速力を一定にして走るのに対してはるゆきが右後ろから近づいてきます。
 しかし、なかなかしらゆきの真横にピタリと付けることができません。
 何とか正横の占位位置につけて競技を始めても、選手たちがなかなか艦首にたどり着けないでいます。

 一方、しらゆきの選手たちは、船が揺れているのに気が付いていないような顔をして無造作に艦首へ進んで投げ込んで戻ってきます。
 しらゆきの最後の選手の投てきが終わり、両艦の間に渡されていた両艦の間の距離を測るための基準ロープが外されると、それぞれが舵を大きく相反対の方向に切って増速し、陣形に戻ります。

 私は選手たちに異常がないことを確認すると報告のために艦橋に駆け上がったのですが、ちょうどその時、海上幕僚長から短距離の隊内系のFAXで「ただ今のしらゆきの作業、見事なり」というメッセージが届き、艦内に放送されました。
 左右合わせて20投をすべて成功させ、所要時間は圧倒的に短く、要するにダントツの圧勝であることが分かりました。
 
 季節は2月、酷寒の北太平洋上です。私は競技の開始から終了まで前甲板の76ミリ速射砲の前に立って波しぶきを浴び続けていたので、ほぼ全身の感覚が麻痺していましたが、艦長の指示で選手たちのために風呂が沸かされており、皆で歓声をあげて飛び込みました。

 その競技を最後に第1護衛隊群はC海面を離れ、横須賀に向かいました。
 入港後、選手たちを集め、横須賀中央駅前の大きな居酒屋で祝勝会を行ったのは言うまでもありません。艦長や士官室、 司令部などからお祝いのボトルなどが次から次に届くので、「飲み放題なんかにするんじゃなかった!」と後悔したのを覚えています。

 この時、投てき競技に使用したサンドレットの重りの部分は、競技規則に違反していないことを確認するために、その場でロープを切って司令部に送ってありました。
 
 その競技が終わって1か月後、私は転勤のためしらゆきを退艦しました。
 
 乗組みの幹部自衛官の転出は乗員が総員で見送ってくれます。
 舷側に一列に並んで敬礼で送ってくれている200名の乗員の前を答礼しながら一人一人に声を掛けながら歩いて行き、舷門で艦長に敬礼し、タラップを降りようとすると、舷門にいた当直の海曹がなにやらモジモジして何か言いたそうな顔をしているのに気が付きました。
 サンドレットの選手だった男です。

 「何だ?」と訊くと、びっくりしたことに彼はポケットから、司令部に送ったサンドレットの頭部を取り出したのです。司令部にいた彼の同期に頼んで持ち出してきたのだそうです。
それを彼から手渡された瞬間、自分でも不思議なのですが涙腺が崩壊してしまい、景色が見えなくなってしまいました。
 何とか船を下り、岸壁に立って船の乗員に向き直ると、当直士官の「帽触れ!」の号令により全員が帽子を振って見送りをしてくれます。
 私も負けずに帽子を振り、最後に艦長に敬礼をすると回れ右をして次の任地に向かって歩きはじめました。
 荷物とサンドレットの頭部を持ち、目を真っ赤にして歩いている私の姿は多分こっけいだったと思います。

 当時、私はしらゆきほどサンドレットの練習量を重ねた船は存在しないと思っていました。その時点でサンドレット投てきに関しては世界中のどの海軍と戦っても負けないと信じており、海上幕僚長検閲くらいで他艦に負けるなどとは毛頭考えていませんでした。
 
 去年、ラグビーワールドカップの日本代表を見ていて、私は彼らが素晴らしい成績を残すであろうことを確信していました。彼らは自分たちを信じて闘っていました。
 30年前の私たちもそうでした。




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 専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
 
 第176回 今、そこにある危機
 
 新型コロナウィルスの問題が世界的には収束する気配をまったく見せていません。

今のところ、中国は防疫に失敗しましたが、我が国はかなりよくコントロールされているように見受けられます。

私は感染症問題の専門家ではありませんので、この問題が今後どうなっていくのかについてここで論及するつもりはありませんが、少なくとも危機管理の問題としてどう考えなければならないのかについてはそれなりに思っていることがないわけではありません。

その点については先に「初度全力、水際撃破」が戦いの原則であると申し上げました。

 https://aegis-cms.co.jp/1888

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  【東京】2020年3月19日(木)受付中

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  詳細はこちらでご確認ください。http://www.hc-bm.com/seminar-lp.html

H&Cブランディングマネジメント株式会社のウェブサイトはこちらです。   
   http://www.hc-bm.com/

   読み応えのあるコラムが掲載されており、私もよく参考にさせて頂いています。
   
 当コラムをお読みの方はお気づきかもしれませんが、危機管理にはプロトコールが極めて重要ですが、それは究極的には組織のブランディングのために重要だということを意味しています。
 つまり、組織が信頼できる組織に見えるために、内部をしっかりと統制していくことももちろん重要ですが、しかし、それだけではなく、ステークホルダーから万全の信頼を勝ち取ることが必要なのです。
 そのためにはブランディングをおろそかにしてはならないと常に考えています。
 その意味で吉澤さんのコラムには学ぶところが多々あります。
 ぜひご一読をお勧めします。

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  弊社出版物のご紹介

  『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
   林 祐 著
   セルバ出版

   お求めの方は、こちらからどうぞ。
   https://aegis-cms.co.jp/book1
     


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 教育訓練の受託を開始いたしました。
 ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
 内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
 こちらをどうぞ
 https://aegis-cms.co.jp

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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
 
1 ACMS導入コンサルティング
  イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
  全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
  当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。

2 スポットコンサルティング
  何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
 
3 プレコンサルティング
  当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
 導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
 プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。

4 テーラード・コンサルティング
  危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。


5 指揮所演習コンサルティング
  トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
  危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。

  お気軽にご相談ください。

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図上演習コンサルティングのご案内

 多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
 企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
 弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
 毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
 詳しくはこちらをご覧ください。
 
 http://aegis-cms.co.jp/cpx


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発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
    代表取締役  林   祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
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