指揮官の休日 No.094 ウィンナ・コーヒー
2018/09/14 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.102 トイレをつかうにも順番があるのです:プロトコールとは何か を掲載しています。
当コラムに度々登場する「プロトコール」の概念について解説しています。
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1270 をご覧ください。
No.094 ウィンナ・コーヒー
このメールマガジンはサブタイトルが「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」となっています。
したがって、それらのどうでもいい話がよく出てくるのは当然であり、ことに私は世界中の海で珈琲を飲んできた男ですので、私がコーヒーの蘊蓄を語るのを皆様は我慢しなければなりません。(世界中で飲んできたのではなく、世界中の海で飲んできた、というのが微妙で・・・。世界一周の航海中に毎日欠かさずに何杯ものコーヒーを飲んでいたというだけのことなのですが)
今回はウィンナー・コーヒーの話です。
私が初めてウィンナー・コーヒーを飲んだのは1969年の7月の終わりのことです。
全寮制の中学にいた私が夏休みに、当時、広島県の江田島にいた両親の元に帰省するため、朝早く広島駅に寝台車で到着し(新幹線がまだ大阪までしか開通していなかったのです。)、江田島へ渡るフェリーの時間を調整するために駅で早朝から営業していた喫茶店に入って、どんなコーヒーだろうと頼んだのがこのウィンナー・コーヒーでした。
中学生だった私にはホイップクリームの甘さがとても美味しく、印象に残る味でした。
私は基本的にはコーヒーには砂糖もミルクも入れないのですが、今でも街で喫茶店に入る時、珈琲を飲み過ぎたと感じた日にはこのウィンナー・コーヒーを頼むことがあります。
若い頃、ドイツのキール軍港に入る機会があり、若干の自由時間にハンブルグに出たことがあります。
街を歩き回り、疲れて甘いものが欲しくなり、カフェを見つけて入り、「そうだ、ウィンナー・コーヒーを飲もう。」と思ってウェイトレスに“Wiener Kaffee, bitte” と言ったら通じないのです。
彼女はキョトンとしています。
そこでeine Kaffee mit Sahne “ (クリームをいれたコーヒー)と言って、クリームを泡立てる真似をして見せたところ、ニッコリして” Ja “ と言って引っ込むと、しばらくしてコーヒーと別の器に砂糖を振りかけたホイップクリームを入れたものをトレイに載せて持ってきました。そしてテーブルに置くときに “ Kaffee mit Schalgobers “ だと教えてくれました。
後にウィーンに駐在していたことのある方に伺ったところ、ウィーンには「ウィンナー・コーヒー」というものはなく、最初からホイップクリームをコーヒーに載せてくるものをアインシュペナーといい、ハンブルグのカフェのように別に持ってくるものをカフェ・ミット・シュラ―クオーバースというのだということを教えてくれました。
ウィンナー・コーヒーというのはイタリアにスパゲティ・ナポリタンという料理がないのと同じで、日本で造られた造語のようです。
ウィーンで珈琲が飲まれるようになった経緯はかなり詳しく分かっています。
トルコとの戦争に勝利を得たさい、敗走するトルコ軍が大量のコーヒー豆を残していったのだそうです。1683年のことです。
このコーヒー豆をどうすればいいのか当時のウィーンの人々は知らなかったのですが、セルビア人のフランツ・ゲオルグ・コルツィッキーというオールトリア側のスパイとして働いていた人物がかつてコンスタンチノーブルに行ったことがあり、その豆を焙ってひき潰してコーヒーという飲み物にすることを知っていたのだそうです。
そこで彼はそれらの豆を皇帝からスパイ活動の報酬として譲り受け、許可を得てシュテファン寺院の側で珈琲を飲ませる店を始めたということです。
これが歴史上初のカフェです。
これが人気となり、ウィーンの街にはカフェが沢山開店し、最盛期には1250軒のカフェがあったと記録されています。
ベートーヴェンもカフェの愛好家で、いつも一人で飲みに来ていたそうですし、ウィーンに亡命していたレーニンもカフェ・セントラルという店の常連だったようです。
私はオーストリアには行ったことがありませんが(海が無いから行けなかったというのも大きな理由です。)、そこには由緒あるカフェが沢山あるのではないかと、いつか行ってみたいと思っています。
フランス革命がコーヒーハウスでの密議により計画されてきたように、ウィーンのカフェでも様々な政治的謀議や文化の芽が芽生えたりしていたのかもしれません。
最近ではスターバックスコーヒーのテーブルでMacで仕事をしている人がたくさんいますが、そのうちにスターバックスコーヒー発の文化や政治的ムーブメントが生まれるのかもしれません。
当メールマガジンの本来の趣旨に戻り、どうでもいいコーヒーの話でした。
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当社Webサイトに、専門コラム「指揮官の決断」をアップしております。是非、ご覧ください
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専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
No.102 トイレを使うにも順番があるのです:プロトコールとは何か を掲載しています。
当コラムでは度々危機管理に重要な3要素として「意思決定」「リーダーシップ」そして「プロトコール」をあげています。
「意思決定」と「リーダーシップ」は一般のビジネスマンの皆様にとっても何となく何を語ろうとするものなのかをご理解頂けるのですが、「プロトコール」はあまりお耳に馴染みが無いかもしれません。
当コラムも100号を超え、このプロトコールという言葉が何度も登場していますので、この意味が曖昧なままであると、何を言いたいのかをしっかりとご理解頂けないおそれがありますので、今回は「プロトコール」とは何を意味するのかをお伝えしたいと思います。
続きはこちらからお読みください。
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お薦めのセミナー
休職者が半減したBTUプログラム
「過労予防導入ガイド」
第1部『最新の疲労研究と効果的な予防アプローチを徹底解説』
第2部『疲労予防プログラム 導入ガイドと事例紹介』
1.日時 平成30年9月14日 18時30分~
2.場所 ガイアモーレ飯田橋 セミナールーム・マハロ
3.参加費 5,000円(事前申し込み 4,500円)
お問合せ、お申し込みは https://www.btu.co.jp
バランスセラピーという独自のストレスケアのアプローチを開発した株式会社BTU社長 美野田啓二氏自らが講師として企業向けのストレスケアメソッドについて語ります。
バランスセラピーという言葉にはあまりなじみがないかもしれませんが、臨床心理士の行うストレスケアとは異なるアプローチで、心と体を同時にリラックスさせる手法を用いた独自のリラクセーション手法です。
東京大学や熊本大学などとの共同の実証研究によってもその効果が明らかとなっており、メンタルダウンの社員を抱える企業には是非導入をお薦めしたいストレスケア手法です。
実は、我が家の司令長官はストレスケアカウンセラーなのですが、彼女はこのバランスセラピーを十数年に渡って学んでおり、その手法を活かしたストレスケアを行っています。
お陰様で私も免疫力がかなり向上しているようで、ここ10年以上、風邪をひいたことがありません。
興味のある方は、弊社へお問い合わせ頂いても結構です。
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新刊書案内
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/book1
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Facebookページを公開しています。
メールマガジン及び専門コラムのバックナンバーをお読みいただけます。
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開催予定セミナーのご案内
スペシャルセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変えるクライシスマネジメントの5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
経営トップの皆様、役員、各部門の長の方々のご参加をお勧めします。
開催場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
東京都新宿区市ヶ谷本村町4-1
開催時期:決定次第お知らせします。
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
エクゼクティブセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変える経営トップのための5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
スペシャルセミナーの内容を踏襲しつつ、特に経営トップのために企画されたセミナーです。部隊指揮官、企業の役員、経営者を経験している講師が、経営トップの皆様に特に伝えたい思いを語ります。
経営トップ、役員等の方々限定のセミナーです。
開催場所: 当社鎌倉極楽寺セミナーハウス
リゾート感覚溢れる湘南鎌倉の隠れ家的セミナーハウスです。
限定少人数で開催いたします。
(住所は公開しておりません。参加の方に個別にお知らせします。)
開催時期: 決定次第お知らせします。
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
その他
特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるのかどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
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メールマガジンがご不要の場合はこちらから解除をして頂くことができます。
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メールマガジン「指揮官の休日」
発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
Web : http://aegis-cms.co.jp
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詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1270 をご覧ください。
No.094 ウィンナ・コーヒー
このメールマガジンはサブタイトルが「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」となっています。
したがって、それらのどうでもいい話がよく出てくるのは当然であり、ことに私は世界中の海で珈琲を飲んできた男ですので、私がコーヒーの蘊蓄を語るのを皆様は我慢しなければなりません。(世界中で飲んできたのではなく、世界中の海で飲んできた、というのが微妙で・・・。世界一周の航海中に毎日欠かさずに何杯ものコーヒーを飲んでいたというだけのことなのですが)
今回はウィンナー・コーヒーの話です。
私が初めてウィンナー・コーヒーを飲んだのは1969年の7月の終わりのことです。
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中学生だった私にはホイップクリームの甘さがとても美味しく、印象に残る味でした。
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若い頃、ドイツのキール軍港に入る機会があり、若干の自由時間にハンブルグに出たことがあります。
街を歩き回り、疲れて甘いものが欲しくなり、カフェを見つけて入り、「そうだ、ウィンナー・コーヒーを飲もう。」と思ってウェイトレスに“Wiener Kaffee, bitte” と言ったら通じないのです。
彼女はキョトンとしています。
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後にウィーンに駐在していたことのある方に伺ったところ、ウィーンには「ウィンナー・コーヒー」というものはなく、最初からホイップクリームをコーヒーに載せてくるものをアインシュペナーといい、ハンブルグのカフェのように別に持ってくるものをカフェ・ミット・シュラ―クオーバースというのだということを教えてくれました。
ウィンナー・コーヒーというのはイタリアにスパゲティ・ナポリタンという料理がないのと同じで、日本で造られた造語のようです。
ウィーンで珈琲が飲まれるようになった経緯はかなり詳しく分かっています。
トルコとの戦争に勝利を得たさい、敗走するトルコ軍が大量のコーヒー豆を残していったのだそうです。1683年のことです。
このコーヒー豆をどうすればいいのか当時のウィーンの人々は知らなかったのですが、セルビア人のフランツ・ゲオルグ・コルツィッキーというオールトリア側のスパイとして働いていた人物がかつてコンスタンチノーブルに行ったことがあり、その豆を焙ってひき潰してコーヒーという飲み物にすることを知っていたのだそうです。
そこで彼はそれらの豆を皇帝からスパイ活動の報酬として譲り受け、許可を得てシュテファン寺院の側で珈琲を飲ませる店を始めたということです。
これが歴史上初のカフェです。
これが人気となり、ウィーンの街にはカフェが沢山開店し、最盛期には1250軒のカフェがあったと記録されています。
ベートーヴェンもカフェの愛好家で、いつも一人で飲みに来ていたそうですし、ウィーンに亡命していたレーニンもカフェ・セントラルという店の常連だったようです。
私はオーストリアには行ったことがありませんが(海が無いから行けなかったというのも大きな理由です。)、そこには由緒あるカフェが沢山あるのではないかと、いつか行ってみたいと思っています。
フランス革命がコーヒーハウスでの密議により計画されてきたように、ウィーンのカフェでも様々な政治的謀議や文化の芽が芽生えたりしていたのかもしれません。
最近ではスターバックスコーヒーのテーブルでMacで仕事をしている人がたくさんいますが、そのうちにスターバックスコーヒー発の文化や政治的ムーブメントが生まれるのかもしれません。
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第1部『最新の疲労研究と効果的な予防アプローチを徹底解説』
第2部『疲労予防プログラム 導入ガイドと事例紹介』
1.日時 平成30年9月14日 18時30分~
2.場所 ガイアモーレ飯田橋 セミナールーム・マハロ
3.参加費 5,000円(事前申し込み 4,500円)
お問合せ、お申し込みは https://www.btu.co.jp
バランスセラピーという独自のストレスケアのアプローチを開発した株式会社BTU社長 美野田啓二氏自らが講師として企業向けのストレスケアメソッドについて語ります。
バランスセラピーという言葉にはあまりなじみがないかもしれませんが、臨床心理士の行うストレスケアとは異なるアプローチで、心と体を同時にリラックスさせる手法を用いた独自のリラクセーション手法です。
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