指揮官の休日 No.075 ぶどう酒のお話
2018/05/04 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.083 地方自治体の責任能力 を掲載しています。
地方自治体に対する私たち主権者の責任について論じています。。
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1143 をご覧ください。
No.075 ぶどう酒のお話
この前、ワインのお話というメールマガジンをお届けしましたが、今回は「ぶどう酒」の話です。
なんだ同じ話か、とおっしゃらないでください。
私の中でワインとぶどう酒は別物なのです。
全寮制の中学高校時代、お金が無くて300円で3本観ることのできる名画座と呼ばれた映画館に週末になると通っていて、古い映画をよく観ていました。
その中の一本に、シャルル・ボワイエ主演の『キャラバン』という映画があります。
随分後になって気が付いたのですが、監督はドイツ映画『会議は踊る』を監督したエリック・シャレルでした。
この『キャラバン』の冒頭のシーンがウィーンのワイナリーで、たくさん並んでいる葡萄の実が入っている酒樽の葡萄を、地元の娘たちが歌を歌いながら素足で踏みつぶしているシーンでした。
この映画にはその後もワインが度々登場してくるのですが、まだ酒など飲んだことの無い中学生にも美味しそうに思える光景で、映画からブドウの香りが漂ってきそうな気がしたものです。
これが私のぶどう酒の初めての印象であり、それはあくまでも「ぶどう酒」であって「ワイン」ではないのです。
映画のシーンと言うのは印象に残ってしまうものが多く、その後の様々な所に影響を及ぼすので馬鹿にできません。
例えば、バーボンを飲ませたらジョン・ウェインが第一級で、煙草を吸わせたらハンフリー・ボガードの右に出る役者はいないでしょう。私が煙草を吸う習慣を付けなかったのが不思議なくらい、彼の煙草の煙をくゆらすシーンは印象に残っています。
ステーキを食べさせたらジャン・ギャバンが圧倒的で、彼のステーキを食べるシーンを観た日には帰路どうしてもステーキを食べたくなったものでした。その彼がステーキを頬張りながら飲むのはぶどう酒であって、絶対にワインではないというのが私の印象です。
同じフランス映画でも、アラン・ドロンが飲むのはワインで、ジャン・ギャバンはぶどう酒なのです。
このぶどう酒にまつわる強烈な印象は、30年以上前にさかのぼります。
船でポルトガルのリスボンに入港したことがありました。
異国の寄港地に入港する前には、寄港地事情という説明会が開かれ、その地の習慣や気を付けねばならないこと、立ち入ると危険な地域の情報などが伝えられます。
リスボン入港時も、前の晩に沖合に投錨している船に大使館の職員がやってきて説明をしてくれました。
リスボンにも観光客がまず立ち入らない下町があり、そこには行ってはならないと指示が出たのですが、若かった私たちにとっては「とても魅力的な処だぞ」と言われているのに等しいものでした。
当然、仲間2人と繰り出し、その街を徘徊することになります。
夕方、夕食をその街で食べて船に戻ろうということになり、狭い路地を抜けて古いアパートに囲まれた場所に出てみると、そこに古いテーブルとイスが何組かおかれていました。
テーブルにはクロスが敷かれ、シルバーウェアが置いてあるところを見ると、屋外のレストランのようでした。
そこでそのテーブルに陣取って待っていると、しばらくしてウェイターがメニューを持って現れました。
私たちはポルトガル語を理解せず、メニューが読めません。
しかし、懐かしい匂いが漂ってくるので、それは何だとウェイターに尋ねると、傍で魚を焼いているところを見せてくれました。
なんと、日本にあるのとそっくりな七輪でイワシを焼いているのです。
「エーッ」と思って見ていると、その隣の七輪ではなんとイカの中に米を入れたものを焼いているのです。
これがローカルフーズかと訊くと、そうだという返事です。
早速それらを前菜に注文し、後はポルトガル独特のオーブンで焼き上げた肉料理を薦められて食事を始めました。
イワシやイカは塩が効いていて何か飲み物が欲しいなと思っていたところにウェイターがまた現れ、蔵出しのワインがあるけど飲むか?と訊いてきました。
もちろん断るような真似はせず、直ちに持ってくるように言うと、ワイングラスではなく、ぐい飲みの大きなものが各人の前に置かれ、そこへ大きな白い陶器の水差しのような容器が現れました。
よく見ると、その容器の側面がベットリと赤く濡れています。
つまり、ポートワインの樽の中に壺を突っ込んですくってきたのです。
甘いポートワインが、しょっぱさに満たされていた口の中に広がり、何とも言えない香りを漂わせます。
三人で何杯飲んだのか全く覚えていないのですが、相当に酔って船に戻り、翌朝、凄まじい二日酔いでガンガンする頭を抱えて出港時の配置につき、出港直後に見舞われた大時化で船が揺れているのか自分の頭の中がグルグルしているのか分からないという不思議な体験をしたのを覚えています。
この時飲んだのは断じてワインではなく、ぶどう酒でした。
どうも私の中では、たしなむのはワインで、がぶ飲みするのはぶどう酒のようです。
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No.083 地方自治体の責任能力 を掲載しています。
仙台高等裁判所で大川小学校を巡る控訴審判決が言い渡されました。
何のことか覚えていなとおっしゃる方も多いかと思いますが、これは先の東日本大震災の津波で84人の犠牲者を出した宮城県石巻市立大川小学校の児童の遺族が市と県に損害賠償を求めた訴訟の二審判決のことです。
判決の骨子は、ハザードマップの予想津波浸水域外でも津波被害の危険性はあり、学校側はそれを予見できた。そして、危機管理マニュアルで避難場所を設定し、非難の経路や方法を記載しておけば、地震直後に避難を開始することができ、被災を回避できたはずとし、さらに市教育委員会は危機管理マニュアルの内容を点検し、指導すべきだったというものです。
続きはこちらからお読みください。
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新刊書案内
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
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https://aegis-cms.co.jp/book1
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開催予定セミナーのご案内
スペシャルセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変えるクライシスマネジメントの5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
経営トップの皆様、役員、各部門の長の方々のご参加をお勧めします。
開催場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
東京都新宿区市ヶ谷本村町4-1
開催時期:決定次第お知らせします。
セミナー料金: ¥38,000 (返金保証)
内容にご不満の場合は、理由の如何を問わず全額を返金させていただきます。
エクゼクティブセミナー
――危機管理が人を育て、事業を伸ばす!――
「危機を機会に変える経営トップのための5大戦略」
どうすれば危機に陥りにくい組織を作ることができるのか、危機的な状況に陥った場合に、毅然として対応できるようになるためにはどのような組織を作っておけばいいのかを、イージスクライシスマネジメントシステムを体系化した講師が語ります。
スペシャルセミナーの内容を踏襲しつつ、特に経営トップのために企画されたセミナーです。部隊指揮官、企業の役員、経営者を経験している講師が、経営トップの皆様に特に伝えたい思いを語ります。
経営トップ、役員等の方々限定のセミナーです。
開催場所: 当社鎌倉極楽寺セミナーハウス
リゾート感覚溢れる湘南鎌倉の隠れ家的セミナーハウスです。
限定少人数で開催いたします。
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開催時期: 決定次第お知らせします。
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特別開催: 経営トップの皆様が役員や担当者をお連れになり、チームで受講したいとお考えの場合は、上記の当社鎌倉極楽寺セミナーハウスのエクゼクティブセミナーをご利用ください。当社開催日以外であっても、日程の調整を承ります。
セミナーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるのかどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたいと考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がないので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂きます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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代表取締役 林 祐
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この『キャラバン』の冒頭のシーンがウィーンのワイナリーで、たくさん並んでいる葡萄の実が入っている酒樽の葡萄を、地元の娘たちが歌を歌いながら素足で踏みつぶしているシーンでした。
この映画にはその後もワインが度々登場してくるのですが、まだ酒など飲んだことの無い中学生にも美味しそうに思える光景で、映画からブドウの香りが漂ってきそうな気がしたものです。
これが私のぶどう酒の初めての印象であり、それはあくまでも「ぶどう酒」であって「ワイン」ではないのです。
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当然、仲間2人と繰り出し、その街を徘徊することになります。
夕方、夕食をその街で食べて船に戻ろうということになり、狭い路地を抜けて古いアパートに囲まれた場所に出てみると、そこに古いテーブルとイスが何組かおかれていました。
テーブルにはクロスが敷かれ、シルバーウェアが置いてあるところを見ると、屋外のレストランのようでした。
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私たちはポルトガル語を理解せず、メニューが読めません。
しかし、懐かしい匂いが漂ってくるので、それは何だとウェイターに尋ねると、傍で魚を焼いているところを見せてくれました。
なんと、日本にあるのとそっくりな七輪でイワシを焼いているのです。
「エーッ」と思って見ていると、その隣の七輪ではなんとイカの中に米を入れたものを焼いているのです。
これがローカルフーズかと訊くと、そうだという返事です。
早速それらを前菜に注文し、後はポルトガル独特のオーブンで焼き上げた肉料理を薦められて食事を始めました。
イワシやイカは塩が効いていて何か飲み物が欲しいなと思っていたところにウェイターがまた現れ、蔵出しのワインがあるけど飲むか?と訊いてきました。
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