メールマガジン「指揮官の休日」 No.450 トカゲの尻尾切りの意味
2026/08/14 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」第473回 コロナ禍に学ぶ危機管理の発想法 その6 を掲載いたしました。
危機管理の考え方の原点に立ち返る試みの続きです。
https://aegis-cms.co.jp/3760
No.450 トカゲの尻尾切りの意味
先に、弊社ウェブに掲載中のコラムで、古賀千景参議院議員の国会での自衛隊を差別する発言を取り上げました。
その中で、筆者は、自衛隊OBたちで、彼女が議員を辞任するか、罷免すべきだと言っている人々がいることに言及し、議員が国会内で発言したことにより、責任を問われるべきではなく、また、辞職を迫るべきでもない、と述べました。
すると、ある方からメールを頂きました。知らない方ですが、文面には元自衛官と書いてありました。
陸、海、空いずれの自衛隊とも書いていないので、どこの出身の方か分かりませんでしたし、メールもGmailで、アドレスも無意味なアルファベットの並びで、常用されているアドレスではないようでした。
文面は要するに、お前は自衛隊出身であるにも関わらず、古賀の発言を擁護するのか、あんな議員はサッサと辞めさせるべきだと自衛隊出身者だったら考えるはずなのに、そう考えずに擁護しているが、お前は本当に元自衛官なのか?ということです。
このメールには、正直なところ、参りました。どう返事をしていいか分からなかったからです。
弊社のコラムの読者に、そこまで理解力の低い人がいることを想定していなかったので、誤解させたようです。
弊社のコラムをお読みになっている方は、筆者の大学の先輩だたり、中学・高校の同級生だったり、自衛隊の先輩、同期あるいは部下だった人々が多く、要するに、筆者よりも理解力の高い人たち、あるいは筆者と同じ程度の理解力の方々です。
ただ、職業や大学の専攻が異なっているため、基礎的な素養が異なるので、その部分は詳しく説明するように努めてはいますが、文章全体の理解力に疑いを持ったことはありません。
ところが、このメールを送ってきた元自衛官は、筆者が古賀参議院議員を擁護していると読み取ったようです。
筆者の主張は、一般的に議員が議会で行った発言の責任を問われるべきではないということです。
国会にはいろいろな主張の人々が選ばれて来ます。
中には「ヒトはどういう育ち方をしたら、このようなねじ曲がった発想をするようになったのだろう?」と疑いたくなる議員も少なからずいますが、しかし、そういう議員を支持して票を入れた人たちもいるのです。
そういう人たちの意見の代弁者であるからには、大切にしなければなりません。
それが議会制民主主義です。
極端な発言であれば、それは議院内で、注意なりが行われるはずです。
あの時の古賀議員も、つい勢いで「本音」が出てしまったのでしょう。
彼女は、すぐに自分が勢い余って口走ったことに気付き「申し訳ありません。訂正します」と言ったのですが、訂正はしませんでした。「訂正」というのは、事実と異なることについて、間違った発言をした部分を正しく言い直すことですが、彼女はそれはしませんでした。つまり、訂正はされなかったのです。「訂正」と「撤回」は本質的に違うのです。
彼女は、その「撤回」もしませんでした。「自衛隊に行った子たちは、みな苦しんでいますよ、それは分かって欲しい」とダメ押ししただけです。この論点に言及する人がいないのが不思議です。
「訂正」と「撤回」の違いも分からぬ政治家ですが、そんな低レベルの政治家を支持する人たちもいるのです。でも、それは民意の一部ですので、尊重しなければなりません。
このため、一般論として、議員が議会で発言した内容を巡って問責されるべきではない、と述べました。
ただ、筆者が、彼女に辞任を迫るべきではないと述べたのは、もし彼女が引責辞職したら、立憲民主党はトカゲの尻尾切りをしたことになるからです。そして彼女は、次の選挙で復活してきます。日教組の組織票がありますからね。それで「禊」が済んだことになってしまいます。だから、辞職させるべきではないと主張したのです。
そうすれば、立憲民主党は腐った尻尾をぶら下げ続けることになり、いつまでも「御党の古賀議員は・・・」と言われ続けることになります。そして、 他党はどんな発言に対しても、「厳重注意」で済ませることができます。
元自衛官なら、その程度の戦略的発想を持っていないとすれば、もう一度、戦略・戦術を学び直すべきだと主張したのが、その時のコラムです。
この元自衛官は、その筆者の主張が理解できなかったようです。
試しに、自衛隊と何も関係のない親しい読者に訊いてみたところ、筆者の意図をよく理解してくれていました。そこで彼に、元自衛官という方から来たメールを見せたところ「こいつはバカだ」とあっさり切り捨ててしまいました。
このコラムの読者には、元航空自衛隊の戦闘機乗りで、しかし、ロストポジションの意味を正確に知らず、弊社のFacebookに「悪質なフェイク」と書き込んだ奴もいますので、皆さん全部がご理解されるとは思わない方がいいのかもしれませんが、より分かりやすく書くと、やたら枚数が増えますし、このメールをくれた元自衛官(疑っていますが)に分かるような書き方を知りませんので、このまま続けます。
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専門コラム「指揮官の決断」更新のご案内
第473回 コロナ禍に学ぶ危機管理の発想法 その6 を掲載いたしました。
今回もコロナ禍を題材として、私たち感染症の基礎知識を持たない一般人が、この事態をどう捉えれば良かったのかについて考察を続けます。
前回、テレビに出てくる専門家というのはどういう人たちなのか、という点について簡単に論じました。あの事態において、連日テレビに出演できた感染症の専門家というのは、どういう人たちだったのかについて言及しましたが、結果的に、筆者たち素人が見ても呆気に取られるような解説しかできなかったことに触れました。何せ、新型コロナウィルスのもたらす致死率すらまともに計算できなかった人たちです。
以下は本文をお読みください。
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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No.450 トカゲの尻尾切りの意味
先に、弊社ウェブに掲載中のコラムで、古賀千景参議院議員の国会での自衛隊を差別する発言を取り上げました。
その中で、筆者は、自衛隊OBたちで、彼女が議員を辞任するか、罷免すべきだと言っている人々がいることに言及し、議員が国会内で発言したことにより、責任を問われるべきではなく、また、辞職を迫るべきでもない、と述べました。
すると、ある方からメールを頂きました。知らない方ですが、文面には元自衛官と書いてありました。
陸、海、空いずれの自衛隊とも書いていないので、どこの出身の方か分かりませんでしたし、メールもGmailで、アドレスも無意味なアルファベットの並びで、常用されているアドレスではないようでした。
文面は要するに、お前は自衛隊出身であるにも関わらず、古賀の発言を擁護するのか、あんな議員はサッサと辞めさせるべきだと自衛隊出身者だったら考えるはずなのに、そう考えずに擁護しているが、お前は本当に元自衛官なのか?ということです。
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そういう人たちの意見の代弁者であるからには、大切にしなければなりません。
それが議会制民主主義です。
極端な発言であれば、それは議院内で、注意なりが行われるはずです。
あの時の古賀議員も、つい勢いで「本音」が出てしまったのでしょう。
彼女は、すぐに自分が勢い余って口走ったことに気付き「申し訳ありません。訂正します」と言ったのですが、訂正はしませんでした。「訂正」というのは、事実と異なることについて、間違った発言をした部分を正しく言い直すことですが、彼女はそれはしませんでした。つまり、訂正はされなかったのです。「訂正」と「撤回」は本質的に違うのです。
彼女は、その「撤回」もしませんでした。「自衛隊に行った子たちは、みな苦しんでいますよ、それは分かって欲しい」とダメ押ししただけです。この論点に言及する人がいないのが不思議です。
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このため、一般論として、議員が議会で発言した内容を巡って問責されるべきではない、と述べました。
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