メールマガジン「指揮官の休日」 No.438 腐敗臭
2026/02/13 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」第457回 心地よい耳障りのいい言葉と論理のすりかえ を掲載いたしました。
政治家の掲げる耳心地の良いスローガンについて語っています。
https://aegis-cms.co.jp/3666
No.438 腐敗臭
コラムの発簡間隔が広くなっています。
理由はいくつかありますが、一番大きいのは筆者の事務処理能力の著しい低下です。
いくつかのプロジェクトを同時並行で進めていると、コラムを書いていく余力がないのです。余力がないと言うよりも、気力がないと言ってもいいかもしれません。
危機管理の根本的な問題に取り組むと決意を固めたのですが、,その執筆には大きな体力を必要としますので、、時事問題を絡めたテーマを扱うこともありましたが、このところ、筆者にはそのようなテーマを選ぶことができませんでした。
なぜなら、このところ話題となっていたのは総選挙と冬季オリンピックだけだったからです。
このコラムをお読みになっている方々の多くは、筆者の政治嫌いはご存じですし、実は筆者は冬季オリンピックに言及する能力がありません。
筆者はもともと自分がやらないスポーツにあまり関心がありません。
したがって、ヨット、水泳、ラグビー、柔道については言及しますが、ゴルフ、バスケットボール、相撲、ウィンタースポーツに言及することはほとんどありません。
なにせ、平均斜度ではなく、最大斜度が25度を超えるゲレンデには出ないというスキーヤーなんです。
それら、いろいろな理由があって、このところコラムの執筆に苦しんでいました。
コラムだけではありません。
日本を世界に紹介するプロジェクトにも首を突っ込んでいるのですが、日本人の精神性に言及する時、どうしても避けて通れないのが、武士道です。
ところが、石破内閣の出現によって、それが書けなくなりました。
この男が武士道の7つの徳目すべてをぶち壊してくれたからです。
信を問うと言って、能登半島復興のための補正予算も組まずに国会を解散し、大敗しても責任を取りません。また、首相になったたからといって総裁選の公約をその通りに実行するとはならない、これまでも自民党は公約を守ったことはないと平気で言ってのける男です。
https://x.com/nihonpatriot/status/1883051621367886252
また、自分が置き去りにした能登半島石川に参議院選挙の応援にでかけ、空港周辺に約1時間半滞在しただけで、能登半島地震で被害が大きかった地域は回らず、しかし、日本を世界一の防災大国にするため、この能登半島から訴えなえればならないのです、と叫んだのです。恥を知る男ではありません。
まともに握り飯も食べることができず、列国首脳が集まる会議に行っても、携帯電話をいじっているだけで誰とも会話をしようとせず、首相就任の祝意を述べに来た外国首脳とは椅子に座ったまま握手をするという恥さらしです。
参議院選挙では、地方都市でトランプ大統領に対して「嘗められてたまるか」という啖呵を切りましたが、自分では交渉には一度も行かず、日本の民間の自家用機が尖閣諸島に近づいて中国艦からヘリが発艦してきたときにこそ、嘗められてたまるかという啖呵をきるべきなのに、中国には遠慮しています。
こんな奴がトップにいたら、武士道を語ることはできません。だれもうなずいてくれないでしょうし、筆者は恥を知っていますからね。
はっきり申しあげますが、こいつは恥知らずで、国や民のことはどうでもよくて、自分の地位しか考えない最も憲政史上稀にみる愚劣な政治家です。
この男がやっと退陣して、マクロ経済を理解するまともな政権ができ、信を問う総選挙で、歴史的な圧勝をしました。
しかし、イージス窟主人は、未だに日本人の精神性における武士道を語ることができずにいます。
中道改革連合の野田のおかげです。
これまで正論をぶつけてきた立憲民主党が、総選挙における公明党の支援と議席欲しさに、これまでの主張を全てかなぐり捨て、原発OK、安保法制は合憲、消費税は減税と前回の総 選挙で批判した主張に恥も外聞もなく乗り換え、沖縄の方々にとっては争点であるはずの普天間移設問題は選挙後に両党で調整する、という信じられない公約で総選挙に臨みました。
その結果、自民党が歴史的な圧勝を飾った反面、こちらは歴史的な敗北を喫しました。議席を三分の一に減らすという大敗です。
この中道改革連合が結党された日、共同代表であった野田と共同幹事長であった安住は、これが失敗したら政治家を辞める、とその覚悟を披瀝しました。
しかし、歴史的大敗を喫した野田共同代表は、野党が壊滅的な打撃を受けた中、党を存続させ、新たな体制を築く必要があるとして、代表選までは代表を続け、その後、代表を辞するに留まり、政治家を辞めるつもりはないとのことのようです。
大敗が判明した直後は「万死に値する」と述べていたのですが。
政治家の責任の取り方などはその程度です。
筆者は、このコラムで再三述べてきましたが、昭和の時代、選挙カーで「命がけで戦ってまいります」と絶叫する候補者は数え切れませんでしたが、日本の憲政史上、公約を果たせずに自決した政治家をただの一人も知りません。
石破に至っては、「当選したからといって公約をその通りに実行するとはならない」と国会で答弁する始末ですから。
つまり、子供たちに「約束なんか守らなくていいんだよ」と見本を示しているのです。
政治家の責任の取り方と言うのは、責任を取って辞めるのではなく、現在の地位にしがみつくということなのです。
石破も衆議院総選挙で大敗し、都議選でも負け、参議院でも自民党の歴史に残る大敗を喫しましたが、尖閣問題、南海トラフに起因する自然災害、米国の関税問題などがあるので、 政治的空白を作ることではできないという理由でしがみつきを図りました。民意は、そのような事態になったら困るから早く辞めてくれということだったのですが、彼はそれが理解できないのです。
今次総選挙も、野田共同代表は、まさか通常国会の冒頭解散という暴挙に出るとは思っていなかったという敗戦の言い訳をしていますが、これは「自分には危機管理がまったくでいない。」と白状していることと同じであることを理解していません。
つまり、与党であろうと雇うであろうと政治家の現状認識能力など、その程度のものです。
武士道が生きていた頃、名誉は自分の命より重く、その名誉が汚されるとなったら、武人は死を選びました。つまり、日本人の責任の取り方は、腹を切ることだったのです。
ところが、現在では、その地位にしがみつくことが責任の取り方に変わってしまいました。
第二次大戦で、日本海軍の特攻を始めたのは、大西 瀧治郎が第2艦隊司令長官だった時、と言われています。
筆者は日本海軍の特攻には大きな問題があると考えていますが、大西中将を責める気にはなりません。彼は終戦に際し、特攻戦死者に「よく戦ってくれたことに感謝する」という書を残して割腹自決をしました。しかも介錯を断って、苦しみぬいて絶命したそうです。 軍人の一つの責任の取り方です。
他にも、自分の指揮する艦と運命を共にした艦長は数知れませんし、連隊旗を焼いて自決した陸軍軍人も多数います。
軍人の責任の取り方というのは、それなりの覚悟を必要とします。
艦長や連隊長などでなくとも、死守せよ、と命ぜられて、それを達成できなかった若い指揮官たちは、生きて帰ってきませんでした。全滅したのです。
そのような覚悟は若いうちにはなかなかできません。
筆者たちが幹部候補生の頃、江田島にある教育参考館に度々訪れ、そこに展示されている特攻隊員たちの遺書や最後に撮られた写真をなんども見てきました。筆者たちと同じ歳だったり、もっと若い隊員もいました。
彼らの覚悟や澄み切った笑顔の写真を見るたび、自分がその立場になったら、こういう態度を取ることができるかといつも自分に問いかけました。
そのような覚悟はなかなか定まりません。
筆者が任官して最初の艦隊勤務に就いたとき、配置は機関士でした。
古い護衛艦で、筆者の戦闘配置は艦の艦内の中央通路から垂直ラッタルを二つも下りなければならない、一番底でした。
筆者の任務は機関長を補佐し、艦が被害を受けたら攻撃力を削がないように平衡を保つことでしたが、いよいよ沈没が避けられない時には全員が艦を離れるまで、浮力を保ち、全員が安全な距離を離れたら、今度は逆に敵に艦を渡さないように完全に沈める作業でした。そのために、機械室に設けられたキングストン弁という大きな弁を開く必要があります。その 作業が筆者の最後の任務なのですが、その作業を行うと、生きて出てくることはできません。最後の作業ではなく、最期の作業になるのです。
その覚悟はできていました。そればかりは、誰かにやらせるということにはならず、自分でやるんだろうな、と考え、時々予行練習をしていました。
しかし、特攻の操縦士のような簡潔な遺書を残し、笑顔で写真に納まることができるか、というとそれは別問題でした。
しかし、そんな筆者たちでも、ある歳、ある階級、ある配置に就くと、自分の命よりも大切なものがあることに気づくようになります。
政治家というのは、そういう感性をまったく欠いた人種なのでしょう。
私たちは、危ない、汚れたものにそれを避けることによって生きながらえるという本能を持っています。見た目、味、匂いなどです。
筆者が政治家に感じるのは、「腐敗臭」です。つまり、こいつらは危険なのです。
石破、野田を筆頭とする政治家たちに感ずるのは、その腐敗臭以外の匂いがありません。
ある代議士を囲むパーティで、その代議士を慕う若い市議会議員たちがたくさん出席していました。彼らにとっては、支持者が集まる会合で、名刺を配って顔を覚えてもらう絶好のチャンスです。
しかし、筆者の政治家嫌いはその代議士の秘書もよく知っており、筆者に近寄るについて、秘書がアドバイスをしていたようです。
ある若い市議会議員が筆者に「政治家がお嫌いだそうですね」と話しかけてきました。
よせばいいのに、彼はその後に「なぜですか?」と訊いたのです。
「君はマムシが好きか?」
「いいえ」
「なぜ、嫌いなの?」
「だって、嫌じゃないですか」
「マムシが嫌いなのに理由なんかないよね。同じだよ」
というくらい嫌いなんです。
腐敗臭が漂ってくるから。
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第455回 物言えば唇寒し秋の風 を掲載いたしました。
年が明けたばかりの1月に秋の風というのは季節外れの感があります。
しかし、あえてこのタイトルを今回採用しているのには理由があります。
昨年末、このコラムで安全保障の議論を避けてきた理由について2回ほど言及したことがあります。
そこでは主として、メディアや政治家の不勉強で、まともな議論ができないことを理由として挙げています。
これを総括しようとするのが、今回のタイトルが言おうとしていることです。
以下は本文をお読みください。
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是非Facebookページをご訪問ください。
Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
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『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
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No.438 腐敗臭
コラムの発簡間隔が広くなっています。
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いくつかのプロジェクトを同時並行で進めていると、コラムを書いていく余力がないのです。余力がないと言うよりも、気力がないと言ってもいいかもしれません。
危機管理の根本的な問題に取り組むと決意を固めたのですが、,その執筆には大きな体力を必要としますので、、時事問題を絡めたテーマを扱うこともありましたが、このところ、筆者にはそのようなテーマを選ぶことができませんでした。
なぜなら、このところ話題となっていたのは総選挙と冬季オリンピックだけだったからです。
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筆者はもともと自分がやらないスポーツにあまり関心がありません。
したがって、ヨット、水泳、ラグビー、柔道については言及しますが、ゴルフ、バスケットボール、相撲、ウィンタースポーツに言及することはほとんどありません。
なにせ、平均斜度ではなく、最大斜度が25度を超えるゲレンデには出ないというスキーヤーなんです。
それら、いろいろな理由があって、このところコラムの執筆に苦しんでいました。
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参議院選挙では、地方都市でトランプ大統領に対して「嘗められてたまるか」という啖呵を切りましたが、自分では交渉には一度も行かず、日本の民間の自家用機が尖閣諸島に近づいて中国艦からヘリが発艦してきたときにこそ、嘗められてたまるかという啖呵をきるべきなのに、中国には遠慮しています。
こんな奴がトップにいたら、武士道を語ることはできません。だれもうなずいてくれないでしょうし、筆者は恥を知っていますからね。
はっきり申しあげますが、こいつは恥知らずで、国や民のことはどうでもよくて、自分の地位しか考えない最も憲政史上稀にみる愚劣な政治家です。
この男がやっと退陣して、マクロ経済を理解するまともな政権ができ、信を問う総選挙で、歴史的な圧勝をしました。
しかし、イージス窟主人は、未だに日本人の精神性における武士道を語ることができずにいます。
中道改革連合の野田のおかげです。
これまで正論をぶつけてきた立憲民主党が、総選挙における公明党の支援と議席欲しさに、これまでの主張を全てかなぐり捨て、原発OK、安保法制は合憲、消費税は減税と前回の総 選挙で批判した主張に恥も外聞もなく乗り換え、沖縄の方々にとっては争点であるはずの普天間移設問題は選挙後に両党で調整する、という信じられない公約で総選挙に臨みました。
その結果、自民党が歴史的な圧勝を飾った反面、こちらは歴史的な敗北を喫しました。議席を三分の一に減らすという大敗です。
この中道改革連合が結党された日、共同代表であった野田と共同幹事長であった安住は、これが失敗したら政治家を辞める、とその覚悟を披瀝しました。
しかし、歴史的大敗を喫した野田共同代表は、野党が壊滅的な打撃を受けた中、党を存続させ、新たな体制を築く必要があるとして、代表選までは代表を続け、その後、代表を辞するに留まり、政治家を辞めるつもりはないとのことのようです。
大敗が判明した直後は「万死に値する」と述べていたのですが。
政治家の責任の取り方などはその程度です。
筆者は、このコラムで再三述べてきましたが、昭和の時代、選挙カーで「命がけで戦ってまいります」と絶叫する候補者は数え切れませんでしたが、日本の憲政史上、公約を果たせずに自決した政治家をただの一人も知りません。
石破に至っては、「当選したからといって公約をその通りに実行するとはならない」と国会で答弁する始末ですから。
つまり、子供たちに「約束なんか守らなくていいんだよ」と見本を示しているのです。
政治家の責任の取り方と言うのは、責任を取って辞めるのではなく、現在の地位にしがみつくということなのです。
石破も衆議院総選挙で大敗し、都議選でも負け、参議院でも自民党の歴史に残る大敗を喫しましたが、尖閣問題、南海トラフに起因する自然災害、米国の関税問題などがあるので、 政治的空白を作ることではできないという理由でしがみつきを図りました。民意は、そのような事態になったら困るから早く辞めてくれということだったのですが、彼はそれが理解できないのです。
今次総選挙も、野田共同代表は、まさか通常国会の冒頭解散という暴挙に出るとは思っていなかったという敗戦の言い訳をしていますが、これは「自分には危機管理がまったくでいない。」と白状していることと同じであることを理解していません。
つまり、与党であろうと雇うであろうと政治家の現状認識能力など、その程度のものです。
武士道が生きていた頃、名誉は自分の命より重く、その名誉が汚されるとなったら、武人は死を選びました。つまり、日本人の責任の取り方は、腹を切ることだったのです。
ところが、現在では、その地位にしがみつくことが責任の取り方に変わってしまいました。
第二次大戦で、日本海軍の特攻を始めたのは、大西 瀧治郎が第2艦隊司令長官だった時、と言われています。
筆者は日本海軍の特攻には大きな問題があると考えていますが、大西中将を責める気にはなりません。彼は終戦に際し、特攻戦死者に「よく戦ってくれたことに感謝する」という書を残して割腹自決をしました。しかも介錯を断って、苦しみぬいて絶命したそうです。 軍人の一つの責任の取り方です。
他にも、自分の指揮する艦と運命を共にした艦長は数知れませんし、連隊旗を焼いて自決した陸軍軍人も多数います。
軍人の責任の取り方というのは、それなりの覚悟を必要とします。
艦長や連隊長などでなくとも、死守せよ、と命ぜられて、それを達成できなかった若い指揮官たちは、生きて帰ってきませんでした。全滅したのです。
そのような覚悟は若いうちにはなかなかできません。
筆者たちが幹部候補生の頃、江田島にある教育参考館に度々訪れ、そこに展示されている特攻隊員たちの遺書や最後に撮られた写真をなんども見てきました。筆者たちと同じ歳だったり、もっと若い隊員もいました。
彼らの覚悟や澄み切った笑顔の写真を見るたび、自分がその立場になったら、こういう態度を取ることができるかといつも自分に問いかけました。
そのような覚悟はなかなか定まりません。
筆者が任官して最初の艦隊勤務に就いたとき、配置は機関士でした。
古い護衛艦で、筆者の戦闘配置は艦の艦内の中央通路から垂直ラッタルを二つも下りなければならない、一番底でした。
筆者の任務は機関長を補佐し、艦が被害を受けたら攻撃力を削がないように平衡を保つことでしたが、いよいよ沈没が避けられない時には全員が艦を離れるまで、浮力を保ち、全員が安全な距離を離れたら、今度は逆に敵に艦を渡さないように完全に沈める作業でした。そのために、機械室に設けられたキングストン弁という大きな弁を開く必要があります。その 作業が筆者の最後の任務なのですが、その作業を行うと、生きて出てくることはできません。最後の作業ではなく、最期の作業になるのです。
その覚悟はできていました。そればかりは、誰かにやらせるということにはならず、自分でやるんだろうな、と考え、時々予行練習をしていました。
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しかし、そんな筆者たちでも、ある歳、ある階級、ある配置に就くと、自分の命よりも大切なものがあることに気づくようになります。
政治家というのは、そういう感性をまったく欠いた人種なのでしょう。
私たちは、危ない、汚れたものにそれを避けることによって生きながらえるという本能を持っています。見た目、味、匂いなどです。
筆者が政治家に感じるのは、「腐敗臭」です。つまり、こいつらは危険なのです。
石破、野田を筆頭とする政治家たちに感ずるのは、その腐敗臭以外の匂いがありません。
ある代議士を囲むパーティで、その代議士を慕う若い市議会議員たちがたくさん出席していました。彼らにとっては、支持者が集まる会合で、名刺を配って顔を覚えてもらう絶好のチャンスです。
しかし、筆者の政治家嫌いはその代議士の秘書もよく知っており、筆者に近寄るについて、秘書がアドバイスをしていたようです。
ある若い市議会議員が筆者に「政治家がお嫌いだそうですね」と話しかけてきました。
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「君はマムシが好きか?」
「いいえ」
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