メールマガジン「指揮官の休日」 No.430 稀にも見ない〇✕
2025/09/26 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第447回 政治家の言葉 を掲載いたしました。
とてつもなく空しい話です。あえてお読みになる必要はありません。
https://aegis-cms.co.jp/3598
No.430 稀にも見ない〇✕
最初の〇×
まず、次の動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=a0_X15X6hZ0&t=10s
冒頭から超一流の〇×が映ります。人によってはご気分を害される方もあろうことから、閲覧はそれなりの覚悟をもって、個人責任でお願いいたします。
憲法改正という重要な事項を国民に呼びかける当たって、日章旗の右前に位置して、それがどういうことなのかも理解できない〇×が一国の首相を務めていたのです。
この男だけでなく、この党の歴代総裁は、執務室において日章旗を部屋の左隅に置き、その前にその党の旗をおいて、平気な顔で日章旗の右前で得意げなポーズをして写真に納まっています。この党は国賊ばかりなんでしょう。
官邸には様々な省庁から優秀な秘書官が送り込まれています。官邸に従来から勤務しているスタッフも多数います。誰も気付かないのです。
人によっては、何らかの理由があるのかもしれないから聞いてみたらいい、と言うのですが、知らずにやっているなら単なる〇×ですが、知ってやってるなら国賊です。
自衛隊からも首相副官が行っているはずですが、こいつも超一流の〇×なんでしょう。教えてやる気にもなりません。候補生学校に戻れ、くらいのアドバイスならしてやりますが。
次の〇×
動画が進んで2分30秒程度のころに評論家が現れてきます。
佐高信という評論家です。
筆者はかつて、この人はそれなりの論客だと評価していました。
いろいろな局面において、筆者とは立場が異なるなとは思っていましたが、創価学会・公明党批判、田原総一郎批判、西部邁氏との対談などを通して、それなりの論客だと思い込んでいました。ただ、立場が違いすぎるので、その後あまり関心を持ってこなかったのですが、この度上記動画を見つけて観直してみて、単なる〇×だと分かりました。
がっかりです。この程度の〇×をそれなりの論客と評していた自分が情けなかったのです。
この評論家をなぜ単なる〇×と評するのかは、動画を観ていただければ分かります。
彼は統合幕僚会議議長であった来栖元陸将の著書から、その主張を引用しています。
来栖元統合幕僚会議議長の著書『日本国防軍を創設せよ』の中で、「自衛隊は国民を守るためにあると誤解している人が多いが、それは警察の役目で武装集団たる自衛隊の任務ではない。」と書かれていることを引用し、「自衛隊のトップだった人が国、国家・国体を守るのであって、自衛隊は国民の生命財産を守らないと言っている、また、よく右翼が左翼に『お花畑』と言うが、守ってもらえると思っている右翼こそお花畑である。」と主張しています。
こういう議論をする評論家はよくいます。ただ、佐高信氏がその程度の論客だったことを知ってがっかりしていたところです。単なる〇×ですからね。
なぜ筆者が彼を単なる〇×だと断定するかと言えば、この評論家があまりにものを知らないからです。
自衛隊法の第3条第1項は次のように規定しています。
「自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。」
つまり、自衛隊の任務は、我が国の平和と独立を守ることと明確に規定され、国民の生命と財産を守ることとは規定されていません。
ただ、同法83条では、災害派遣について、天災地変その他の災害に際して、人命又は財産の保護のため必要があると認める場合に、自衛隊の派遣を求めることができ、防衛大臣は派遣をすることができる、と規定しています。
つまり、本来任務としては、我が国の平和と独立を守ることであると規定しているのです。
一方で、海上保安庁は海上保安庁法の第1条で、海上において、人命及び財産を保護し、並びに法律の違反を予防し、捜査し、及び鎮圧するために海上保安庁を置くと規定しています。
また、警察法では、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、と警察の職務を規定し、消防法は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、として消防の任務を規定しています。
来栖統合幕僚会議議長が述べているのはこのことです。つまり、国民の生命や財産を守るのは警察・消防・海保の任務であり、自衛隊の任務は我が国の独立と平和を守ることにあるということです。逆に言うと、我が国の平和や独立を守る任務を負わされているのは自衛隊だけだということです。
このことは、筆者も入隊直後の教育の中で強調されました。自衛隊の任務はこの国の独立と平和を守ることである、ということです。
入隊する際に自衛隊員はすべて服務の宣誓をしなければなりません。その宣誓文は次に記載しているものです。
「私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法 及び法令を遵守し、
一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います。」
この宣誓文にも、国民の生命と財産を守るということはどこにも書かれていません。
佐高氏の指摘は、ここまでは正しいのです。自衛隊、海保、警察、消防のそれぞれの根拠法規がそう規定しているのですから、疑問の余地はありません。
しかし、問題はそのあとです。佐高氏は「自衛隊は、そのトップだった人が、国民の生命と財産は守らないと言っている。」と主張していますが、これが誤りです。
来栖元陸将は自衛隊の任務が平和と独立を守ると規定されていると述べたにすぎず、自衛隊は国民の生命や財産を守らない、とは一言も言っていないのです。
つまり、佐高氏は、自衛隊の任務が我が国の独立と平和を守ることであり、国民の生命と財産を守ることだというのは誤解であると書かれていたことから、自衛隊は国民の生命と財産を守らないと言っているのだと考えたのです。
お粗末な読解力、理解力です。この人は慶應義塾大学の法学部法律学科卒業だそうですが、法律学科で法律の読み方を勉強しなかったようです。
この程度の〇×をそれなりの論客であると思い込んでいた自分が恥ずかしいと思っています。
単なる〇×です。
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専門コラム 第447回 政治家の言葉
自民党の総裁選が告示され、論戦が始まったようです。
「始まったようです。」というあいまいな言葉を使っているのは、筆者がこの総裁選に何ら関心がないからです。
誰が総裁になっても、この国が良くなるという展望が見えないし、そもそも自民党というのは、公約を掲げて当選したら、その公約を実行しますということをやったことがないそうですから、論戦などに関心の持ちようがありません。現総裁がそう言っていましたからね。
つまり、政治家の言葉など信じないでくれ、ということなんでしょう。
https://aegis-cms.co.jp/3604
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『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
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佐高信という評論家です。
筆者はかつて、この人はそれなりの論客だと評価していました。
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この評論家をなぜ単なる〇×と評するのかは、動画を観ていただければ分かります。
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来栖元統合幕僚会議議長の著書『日本国防軍を創設せよ』の中で、「自衛隊は国民を守るためにあると誤解している人が多いが、それは警察の役目で武装集団たる自衛隊の任務ではない。」と書かれていることを引用し、「自衛隊のトップだった人が国、国家・国体を守るのであって、自衛隊は国民の生命財産を守らないと言っている、また、よく右翼が左翼に『お花畑』と言うが、守ってもらえると思っている右翼こそお花畑である。」と主張しています。
こういう議論をする評論家はよくいます。ただ、佐高信氏がその程度の論客だったことを知ってがっかりしていたところです。単なる〇×ですからね。
なぜ筆者が彼を単なる〇×だと断定するかと言えば、この評論家があまりにものを知らないからです。
自衛隊法の第3条第1項は次のように規定しています。
「自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。」
つまり、自衛隊の任務は、我が国の平和と独立を守ることと明確に規定され、国民の生命と財産を守ることとは規定されていません。
ただ、同法83条では、災害派遣について、天災地変その他の災害に際して、人命又は財産の保護のため必要があると認める場合に、自衛隊の派遣を求めることができ、防衛大臣は派遣をすることができる、と規定しています。
つまり、本来任務としては、我が国の平和と独立を守ることであると規定しているのです。
一方で、海上保安庁は海上保安庁法の第1条で、海上において、人命及び財産を保護し、並びに法律の違反を予防し、捜査し、及び鎮圧するために海上保安庁を置くと規定しています。
また、警察法では、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、と警察の職務を規定し、消防法は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、として消防の任務を規定しています。
来栖統合幕僚会議議長が述べているのはこのことです。つまり、国民の生命や財産を守るのは警察・消防・海保の任務であり、自衛隊の任務は我が国の独立と平和を守ることにあるということです。逆に言うと、我が国の平和や独立を守る任務を負わされているのは自衛隊だけだということです。
このことは、筆者も入隊直後の教育の中で強調されました。自衛隊の任務はこの国の独立と平和を守ることである、ということです。
入隊する際に自衛隊員はすべて服務の宣誓をしなければなりません。その宣誓文は次に記載しているものです。
「私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法 及び法令を遵守し、
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