メールマガジン「指揮官の休日」 No.424 〇✕になる方法
2025/08/08 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第441回 陰謀論をどう考えるか その2 を掲載いたしました。
弊社コラムの陰謀論への対応する心構えについて述べています。
https://aegis-cms.co.jp/3574
No.424 〇✕になる方法
世間には試験で成績が良くなる方法とか、ひらめきを得る方法などのハウツゥーの本がたくさんありますが、反対の〇×になる方法や子供を〇×に育てる方法などの本は見たことがありません。
ビジネスの教科書には、レッドオーシャンで戦うな、ブルーオーシャンを狙えと書いてあるそうですので、当メールマガジンでは、そのブルーオーシャンを狙った内容をお届けしたいと思っています。
だれも書いたことのないノウハウですので、貴重な内容になります。ご熟読ください。
もったいぶっている割に、このノウハウは難しくありません。いとも簡単になることができます。
ただし、条件があります。
廉恥心は失われます。
また、名誉を求める心は捨てなければなりません。
そのようなことになっても構わないという覚悟が必要です。
誰からも尊ばれず、ありとあらゆる罵声を浴びても屈しない強靭な神経は自動的に作られていきますから心配はありません。
どうすれば、そのような人物になることができるのか、それは実に簡単なことです。
政治家になればいいのです。
国会議員である必要はありません。市会議員でも県会議員でも結構です。町会議員や村会議員についてはよく知りませんので、この場での言及は避けますが、国会議員を目指せば、超一流の〇×になれることは間違いありません。
証拠をお見せしましょう。
現政権トップを見るとよく分かります。
彼は慶應義塾大学法学部を卒業しています。そう誰でも入ることのできる大学ではありません。しかも、卒業後三井銀行(現三井住友銀行)に入っています。これも誰でも採用される銀行ではありません。相当に優秀な学生だったのでしょう。
ただし、4年目に退職し、3年後に国政選挙に出馬し29歳で自民党の代議士になりました。
それから数十年たち、三振してもバッターボックスから出ることも知らない〇×になりました。これほどの〇×は他にいないから総裁になったのでしょう。しかもどうしても〇×のトップになりたくて5回も選挙に出た挙句掴んだ地位です。
彼は先の参議院選挙に先立って、自民党の公約として2040年には国民の1.5倍にすることを約束しました。
彼は銀行員だった時代があるはずです。福利の計算をしたら、それが年率3%を下回る利率であることくらいは簡単に計算できるはずです。直近の物価上昇値よりも小さい割合です。つまり、2040年までに国民の所得を物価上昇以下に抑えて貧乏にするという公約をしたことになるのですが、それを理解できない〇×になってしまったのです。
マクロ経済の講義を聴いたことがないらしく、消費税は社会福祉のために使う大切な財源であると信じているようですが、彼が経済学部なら留年は必至です。ただし、慶應義塾大学と東京大学の経済学部なら卒業できるでしょう。教授がマクロ経済を理解できない連中ばかりですから。
また、国債発行は将来の世代に借金を残すことになるという池上彰流の議論に毒され、財務省の言いなりになりになっています。
つまり、せっかく名門大学を卒業して銀行に入っても、政治家になったばかりに福利の計算もできず、税の役割も理解できず、銀行員であったにもかかわらず、銀行の信用創造機能について知らず、おにぎりすらまともに食べることができなくなり、国民から罵詈雑言を浴びせられてもその地位にしがみつく恥知らずになり、中国に媚びてその政治生命を保とうとするクズに成り下がってしまいました。
政治家になるということがどれほど恐ろしいことかの典型的な見本です。
例はほかにもあります。
現政権の官房長官もその類です。
東京大学を卒業し、ハーバード大学ケネディスクールで学んだところまでは、ただならぬ優秀さだったと思われます。
ところが、政治家になり、何を間違ったか、この恥らずの政治家が率いる政府の官房長官になっています。まともな神経を持っていたら、この内閣の閣僚になろうなどという気にはならないと思うのは筆者だけではないだろうと考えます。
こいつがどの程度お粗末か、昨年の夏に彼の朝食勉強会に出席して分かりました。
ちょうど、午後には日銀が利上げに踏み切るという予想が出された日でした。
彼は、プライマリーバランスが黒になりそうで喜ばしい、しかし、日銀の利上げがあるようで、歳出の利払いが増えるので要注意だ、と述べたのです。
国債は固定金利であり、日銀が利上げしようとしていたのは、日銀当座預金の政策金利であるということを官房長官が知らないということが驚愕の事実でした。彼は自分が政府予算案として国会に提出している予算書の中身を知らないのです。
つまり、東京大学を出ようがケネディスクールに留学しようが、政治家になると〇×になってしまうのです。
まだあります。
安倍内閣で法務大臣になり、岸田内閣で外務大臣となって石破氏と総裁選を争った女性政治家がいます。
この人も東京大学を卒業し、ハーバード大学ケネディスクールに留学した経験を持っています。
しかし、外務大臣として、わが国のEEZ内に中国の海洋観測ブイが設置されているのを何故撤去しないのかを問われ、国際法に撤去してもいいという条文がないから撤去できないという答弁をして、国際法に関する無知ぶりを披瀝しました。
国際法は基本的にはネガティブリストなので、やってはいけないことは記述されていますが、やっていいことの記述はあまりありません。
また、やっていけないことの中にはEEZの中における主権国の了解なしの海洋調査などが記述されています。つまり、中国の海洋調査ブイの設置は国際法上違法なのです。
さらに、EEZ内の航行の安全は主権国の責任ですから、海図にないブイなどは撤去しなければなりません。
それを対中配慮により、国際法上の許可規定がないという根拠で拒否したのです。
つまり、彼女も政治家になったがために〇×になった典型例の一つです。
政治家になると〇×になるのには理由があると考えています。
それは、多分かける眼鏡が政治家だけは違っていて、世の中が歪に見えるか、あるいは曇って見えるのでしょう。
その結果、中国や財務省の言うとおりにするだけで、自分の頭で考える習慣をなくすのだと思われます。
理由が何であれ、政治家になると〇×になるのは結果的に間違いなさそうなので、〇×になりたい、あるいは自分の子供を〇×にしたいと思ったら、政治家への道を目指すことをお勧めします。
ただし、廉恥心は失われていきますので、とんでもない恥知らずな人間に成り下がりますし、名誉よりも名声を追い求める人間になってしまうことはご覚悟をお願いいたします。
ちなみに、筆者は政治家になりたいと思ったことは一度もなく、息子がいますが、政治家なんかになったら縁切りだと申し渡しております。彼の将来に対してはほとんど口出しをせずに来ましたが、政治家と新聞記者になるということは、それなりの覚悟をしろと言い聞かせてきました。
当メールマガジンが、知っていても知らなくてもどうでもいいことに言及するという基本方針を持っていることを皆様はご存じのはずです。
見事にどうでもいいメールだったでしょ?
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専門コラム 第441回 陰謀論をどう考えるか その2
前回、当コラムに関して訂正を出したのは、日航123便の墜落事故に関する記事でした。
弊社が危機管理の専門コラムにそのテーマを選んだのには理由があります。
この日航123便の墜落事故に関し、あまりにも酷いデマが飛び交い、それが多くの方々に信じられてきているからです。
社会的に影響力の強い人たちによって流布され、事故から40年もたつのにくすぶり続け、個人の名誉が著しく傷つけられている現実を看過できず、社会がそのような流言飛語に容 易に騙されるようであればこれから先が思いやられるという危機感がありました。
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Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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代表取締役 林 祐
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No.424 〇✕になる方法
世間には試験で成績が良くなる方法とか、ひらめきを得る方法などのハウツゥーの本がたくさんありますが、反対の〇×になる方法や子供を〇×に育てる方法などの本は見たことがありません。
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だれも書いたことのないノウハウですので、貴重な内容になります。ご熟読ください。
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国会議員である必要はありません。市会議員でも県会議員でも結構です。町会議員や村会議員についてはよく知りませんので、この場での言及は避けますが、国会議員を目指せば、超一流の〇×になれることは間違いありません。
証拠をお見せしましょう。
現政権トップを見るとよく分かります。
彼は慶應義塾大学法学部を卒業しています。そう誰でも入ることのできる大学ではありません。しかも、卒業後三井銀行(現三井住友銀行)に入っています。これも誰でも採用される銀行ではありません。相当に優秀な学生だったのでしょう。
ただし、4年目に退職し、3年後に国政選挙に出馬し29歳で自民党の代議士になりました。
それから数十年たち、三振してもバッターボックスから出ることも知らない〇×になりました。これほどの〇×は他にいないから総裁になったのでしょう。しかもどうしても〇×のトップになりたくて5回も選挙に出た挙句掴んだ地位です。
彼は先の参議院選挙に先立って、自民党の公約として2040年には国民の1.5倍にすることを約束しました。
彼は銀行員だった時代があるはずです。福利の計算をしたら、それが年率3%を下回る利率であることくらいは簡単に計算できるはずです。直近の物価上昇値よりも小さい割合です。つまり、2040年までに国民の所得を物価上昇以下に抑えて貧乏にするという公約をしたことになるのですが、それを理解できない〇×になってしまったのです。
マクロ経済の講義を聴いたことがないらしく、消費税は社会福祉のために使う大切な財源であると信じているようですが、彼が経済学部なら留年は必至です。ただし、慶應義塾大学と東京大学の経済学部なら卒業できるでしょう。教授がマクロ経済を理解できない連中ばかりですから。
また、国債発行は将来の世代に借金を残すことになるという池上彰流の議論に毒され、財務省の言いなりになりになっています。
つまり、せっかく名門大学を卒業して銀行に入っても、政治家になったばかりに福利の計算もできず、税の役割も理解できず、銀行員であったにもかかわらず、銀行の信用創造機能について知らず、おにぎりすらまともに食べることができなくなり、国民から罵詈雑言を浴びせられてもその地位にしがみつく恥知らずになり、中国に媚びてその政治生命を保とうとするクズに成り下がってしまいました。
政治家になるということがどれほど恐ろしいことかの典型的な見本です。
例はほかにもあります。
現政権の官房長官もその類です。
東京大学を卒業し、ハーバード大学ケネディスクールで学んだところまでは、ただならぬ優秀さだったと思われます。
ところが、政治家になり、何を間違ったか、この恥らずの政治家が率いる政府の官房長官になっています。まともな神経を持っていたら、この内閣の閣僚になろうなどという気にはならないと思うのは筆者だけではないだろうと考えます。
こいつがどの程度お粗末か、昨年の夏に彼の朝食勉強会に出席して分かりました。
ちょうど、午後には日銀が利上げに踏み切るという予想が出された日でした。
彼は、プライマリーバランスが黒になりそうで喜ばしい、しかし、日銀の利上げがあるようで、歳出の利払いが増えるので要注意だ、と述べたのです。
国債は固定金利であり、日銀が利上げしようとしていたのは、日銀当座預金の政策金利であるということを官房長官が知らないということが驚愕の事実でした。彼は自分が政府予算案として国会に提出している予算書の中身を知らないのです。
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前回、当コラムに関して訂正を出したのは、日航123便の墜落事故に関する記事でした。
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