メールマガジン「指揮官の休日」 No.402 何か変だと思いませんか?
2024/12/01 (Sun) 15:28
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第415回 GDPって何? を掲載いたしました。
当コラムを読んでいただくための最低限のマクロ経済に関する説明を始めました。
今回はその第一回です。経済の基本をご承知の方は読み飛ばしてください。
https://aegis-cms.co.jp/3433
No.402 何か変だと思いませんか?
学校教育現場のデジタル化は世界的に進んでおり、日本でも広がり始めています。
しかし、この分野で先進的な取り組みと良好な結果で世界的に評価を得てきたフィンランドの公教育制度において、「ペン(鉛筆)と紙」を使った教育に戻しつつあるという報道がなされました。
フィンランドの親や教員の間では、デジタル機器の画面が子供に与える影響へ懸念が高まっており、こどもたちがスクリーンの前で過ごす時間は最小限にすべきで、何時間も費やすのではなく、それより少ない時間にするべきだという考え方に変わってきているそうです。
フィンランドの臨床神経心理学者は「脳はマルチタスクに非常に弱く、特に若年層ではなおさらだ。上手に処理できないので、子供たちはコンピュータで数学をして、インスタグラムにメッセージがないか確認しに行き、また数学に戻って、さらにスナップチャットにやって、また数学に戻るということをやっている実情で、10代の若者は現在、1日平均6時間もスクリーンを見つめているというデータがあり、デジタル機器の過度の使用は、目の問題や不安の増大など、身体面・精神面両方のリスクを伴う」と指摘し、授業中に携帯電話などの個人用機器の使用を禁止する新たな規則の制定を計画しているということです。
英語の教員は「若者たちが授業中により集中できるようになり、気が散ることが減ったと思う」と生徒の様子について語り、原点回帰の状況を教える側も歓迎していると伝えられています。
そこへ、オーストラリアの議会上院が11月28日、16歳未満がインスタグラムやTikTok、X(旧ツイッター)などのSNSを使えないようにする法案を賛成多数で可決しました。国家レベルで子どものSNS利用を禁じるのは世界で初めての動きで、X(旧ツイッター)上には、「何と言う英断!!!」「日本でもやった方がいい」「これは厳しい」など、賛否さまざまな意見が挙がっています。
これらの動きを受けた日本のメディアでは、とりあえず石破首相の次の動きを待ち、兵庫県知事選で振り上げたこぶしの下ろしどころがなくて困っていたのをいいことに、若年層におけるITの利用や教育問題の議論をするところが多くなっています。
デジタル教育先進国のフィンランドが「紙と鉛筆」による教育に戻そうとしているということであれば大変なことなので、その動きは注視しなければならないところです。
一方で、メディアの報道などまったく信じていない筆者は、フィンランドがどのような動きをしているのかを独自に調べてみました。
その結果分かったのは、フィンランドの首都ヘルシンキから70キロ離れたある学校でそのような検討をしているというだけのことで、フィンランド政府の方針でもなんでもないことが分かりました。
マスメディアがこの問題をあえて取り上げる魂胆は容易に推測できます。
先の兵庫県知事選において、大方の予想に反して若年層がSNSの情報による投票行動をみせたことにマスメディアは危機感を持っているのでしょう。
そこで、若いうちからタブレットを使いこなして、気軽にSNSに触れる人材が多数出てくることを何とか阻止したいのではないのでしょうか。
また、オーストラリアの法律についても、年齢を確認するなどの方法を取らなかったSNS事業者は厳しく罰せられますが、現在知られている年齢確認の方法を採用しても、最終的な確認はできず、自己申告に留まり、利用者が年齢を偽っても罰則がないなど、実効性がほとんどない法律となっています。
ほとんど実効性のない法律の問題点は指摘せずに、SNSの禁止だけを取り上げるマスメディアには、兵庫県知事選における彼らの苦い思いが透けて見えます。彼らは何が何でもSNSを潰したいのです。
フィンランドのどこかの小学校で検討していることをあたかもフィンランドの方針転換であるかのごとく報道して議論を起こす、相変わらずのマスメディア戦略でしかありません。
日本でもSNSを取り締まる法律が必要という世論を惹起できればいいと考えているとしか思えません。
マスメディアがどういう思いを持とうと勝手なのですが、筆者も若年層の教育のデジタル化やSNSの無規制な利用には問題をなしとしないと考えております。
これからの時代を生きていくために、デジタル機器を使いこなす能力が必要なことは言うまでもありません。
一方で、紙とノートで自分で考えながら勉強していったり、レポートをまとめていくということにも捨てがたいものがあると考えます。
つまり、どちらか一方にしてしまうのではなく、それぞれの教育にあった手法を選んで使いこなす教育をすればいいのではないかと考えています。
筆者は教育学の専門家でもなく、デジタル機器を教育に活かす方法などに精通しているものでもありません。むしろ、急成長を見せているAIについていくのに四苦八苦しているのですが、だからこそ、アナログ手法の重要性を痛感しているところでもあります。
AIにもいろいろなものがあり、それらをうまく使うと、これまで何日もかかっていた作業を数分で終わらせることができます。
PDF何十枚の外国語の論文を、日本語で3枚くらいにまとめ上げることだって5分もかかりません。さらにはそれを PowerPointのプレゼンテーションにすることだって数分でできてしまいます。しかも、自分ではその論文を一切読まずにその作業ができるのです。
そのような時代にあえて、原書の小説を辞書を引きながら読むことがあります。
たしかに翻訳ソフトを使うよりも圧倒的な時間がかかりますが、翻訳ソフトを使って読んだ文章は覚えていないのに対して、自分で辞書を引いて訳した文章は覚えていますし、全体もよく理解できます。
筆者が初等・中等教育を受けたころにはまだデジタル機器が電卓程度しかなかったという事情があり、最初からデジタル機器で育った世代にとってアナログな方法がどれほど意味を持つのかよく分かりません。
だからこそ、マスメディアの報道などに惑わされることなく、冷静に事態を観ていきたいと思っています。
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専門コラム 第415回 GDPって何?
かねてお伝えしていたとおり、マクロ経済の基礎的な知識についての説明を始めます。
当コラムは経済学を専門とする専門コラムではありませんので、深く言及することはありません。また、経済学の教科書を書こうとしているものでもありませんので、最初から順番に読んでいただく必要もありません。
毎回、特定のトピックを取り上げて説明しますので、その都度、一話完結で読んでいただければ結構です。
選ぶテーマは、マニアックなものではなく、当コラムを読んで頂くために必要な最低限のものに絞っていきます。
レベルも高校生が読んでも分かる程度に抑えますので、大学で入門的な講義を受講された方は読み飛ばしていただいて結構です。
ただ、時々アップする予定のこれらマクロ経済に関する記事を読んで頂いていると、新聞やテレビで出てくる経済関連のニュースの意味がよく分かるようになっていくはずです。
https://aegis-cms.co.jp/3433
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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