指揮官の休日 No.397 を
2024/09/27 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第409回 危機管理の要諦 を掲載いたしました。
ビジネスの方々は、危機管理とリスクマネジメントの違いを理解してこられているのに、この国の国政を担当する政治家たちは一向に理解できていないようです。そのような事情について語っています。
詳しくは、こちらをお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/3398
No.397 を
今回のメールマガジンのタイトルは、タイプミスではありません。
この意味をお分かりになる方は、大変な教養をお持ちの方と拝察いたします。
筆者の教養を吹聴するつもりではありません。たまたまある調べ物をしているときに、この「を」という言葉が使われた事情を知ったにすぎません。
かなり前ですが、世界史に謳われる最も短い報告や、海上自衛隊において発出された最も短い命令などについての記事をアップしたことがありますが、この「を」というのは、日本の歴史において交わされた最も短いラブレターの返事だそうです。
どのような事情で、このラブレターが交わされたのかですが、私が調べていた書物には次のような記述がありました。
鎌倉時代の1242年に即位した後嵯峨天皇が蹴鞠を楽しんでいると、見物人が集まってきたのですが、その中にとても美しい女性を見つけ、蔵人(この時代の秘書官のようなもの)に、あとをつけて、住まいをつきとめよと命じました。
その女性は、自分がつけられているのを悟り、立ち止まて蔵人を呼び止め、「みかどに“なよ竹の”と申し上げてみてください。ここで待っていますから。」とはなしかけたということです。蔵人は走って戻り、後嵯峨天皇に報告しましたが、天皇はじめ、誰もその意味が分かりませんでした。そこで、当時歌人として有名であった藤原為家のところに使いを走らせると、「高しとて何かはせむ、なよ竹の一節二節のあだの節をば、という古歌があり、どんなに身分の高いひとであっても、一夜、ニ夜のお付き合いは嫌でございますという意味です。」という返答があったそうです。
後嵯峨天皇はますますこの女性が気に入り、蔵人にその女性の住まいをつきとめるように命じたのですが、蔵人が彼女が待っていると言った場所に戻ってみると、もちろん、その女性はいませんでした。
後嵯峨天皇はがっかりしてしまったのですが、数日後、また群衆の中に彼女がいるのを必死に探していた蔵人が見つけ、今度は住まいを突き止めることができたそうです。
彼女は三条白河のある公家の妻であることが分かり、後嵯峨天皇は「あだに見し夢かうつつかなよ竹の おき伏しわぶる恋ぞくるしき」という一首をしたため、そこに「この暮れに必ず」と書き添えたラブレターを蔵人に持たせました。
彼女は、天皇からのラブレターに驚き、夫に相談したところ、夫も困惑したのですが、帝にそむくは恐れ多いとして、お心にまかせるがよい、と言ったそうです。
そこで彼女は、ラブレターの末尾に一字、「を」としたためて蔵人に渡したそうです。
その意味を巡って、天皇周辺ではどういう意味かの議論が交わされたのだそうですが、ある人が故事を知っており、昔、藤原教通公が小式部ノ内侍に、「月」という一字だけ書いて使いに持たせ、小式部が「を」と一字だけ書いて返事としたという話が伝わっていたそうです。これは判じ物ではありますが、「今宵待っているので出てきてくれ。」という誘いに「はい」という返事をしたということなのだそうです。
その故事に習った返事をもらった後嵯峨天皇は大変喜んで、夫の方も昇進させてやったということです。
この話は『古今著聞集』という書物に記載されているそうです。「記載されているそうです。」と言うのは、筆者自身がその書物を読んだのではなく、その逸話を解説している書物にそう書いてあったということだけです。
その書物が何なのかは残念ながら分かりません。
全寮制の中学に入学したら、そこで梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』、を読まされ、それ以来B 6のカードを何千枚と作ってきました、まだワードプロセッサーの無かった大学院時代に書いた論文3本も、このB6カードで書きました。今回の話はそのカードに残されていたエピソードですが、このカードは4枚綴りの内容だったようですが、2枚しか残っておらず、出展の記載されている1枚目が失われているので、原典が何なのか分からないのですが、どうもそのカードを作ったのは、前後のカードの内容を見ると、大学院の頃のようです。
当時、なぜ鎌倉時代の古文書などに関心を持っていたのか分かりませんが、当メールマガジンで、筆者がいろいろな分野の話題に言及できるのは、このカード群のお陰でもあります。(海上自衛隊の先輩から、「お前は下らんことばかりやたらと知っておるな。」と感心されることがよくあります。)
今はワードプロセッサーや不定型のデータを扱えるソフトが多数ありますので、PC上で簡単に様々な情報を集めて、フォルダーに放り込んでいくことができるようになりましたが、よく考えると、いとも簡単にいろいろな情報を集めることができるようになったがために、逆に集めた情報をよく読んだりすることが昔ほどないように思います。コピー&ペーストでできたファイルをフォルダーに放り込んで終わりということが多いようです。
かつてB 6カードを多用していた頃は、カード自体を自分で書かねばならず、当時のボールペンはは今のボールペンのように書きやすいものが少なく、とくに冬の寒いころはなかなか字が出てこないという時代でしたので、細いサインペンを使ったり、4Bの柔らかい鉛筆を使ったり、万年筆を使ったりと工夫をしながら、それでも、自分で読んで、内容の要約を作ったりしていました。
集められる情報は今より圧倒的に少なかったのですが、密度の濃い情報を選んでカード化していたので、現在でも結構役に立つカードがあります。
たまに、昔のカードを引っ張り出してきて、それらを読んでいると、その頃のことを思い出すことも多く、結構楽しい作業です。
デジタル時代においては、情報があふれかえっており、かえって情報が身についていかないというパドックスが生まれているのは、筆者だけでしょうか。
かつては、情報をたくさん持っている者が有利でしたが、現在では、情報をうまく整理して生かすことができる者が優位に立つのかもしれません。
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専門コラム「指揮官の決断」第409回 危機管理の要諦
自民党の総裁選挙の投開票を9月29日に控え、各候補の論戦が喧しくなっています。
筆者は、もともと政治家が大嫌いで、腐りきった自民党などには何の関心もないのですが、腐っても鯛であることは承知しており、関心はなくとも、私たちの生活に関係が出てくることも理解しておりますので、仕方なしに、各候補の危機管理に関する認識、経済政策、安全保障政策にのみ注目して観ています。この三分野くらいしか筆者には理解できないからです。
ただし、経済政策や安全保障政策に関して、当コラムは専門としておりませんので、それらを扱う際には慎重な態度をとらざるを得ません。
特に、経済政策に関して、財務省の主張は筆者には理解できないことばかりであって、当コラムで扱うのを戸惑っております。
また筆者には、緊縮財政派の議員や学者の主張がまったく理解できず、先の財務省矢野次官のワニの口の議論も理解できません。
https://aegis-cms.co.jp/3398
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『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
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どのような事情で、このラブレターが交わされたのかですが、私が調べていた書物には次のような記述がありました。
鎌倉時代の1242年に即位した後嵯峨天皇が蹴鞠を楽しんでいると、見物人が集まってきたのですが、その中にとても美しい女性を見つけ、蔵人(この時代の秘書官のようなもの)に、あとをつけて、住まいをつきとめよと命じました。
その女性は、自分がつけられているのを悟り、立ち止まて蔵人を呼び止め、「みかどに“なよ竹の”と申し上げてみてください。ここで待っていますから。」とはなしかけたということです。蔵人は走って戻り、後嵯峨天皇に報告しましたが、天皇はじめ、誰もその意味が分かりませんでした。そこで、当時歌人として有名であった藤原為家のところに使いを走らせると、「高しとて何かはせむ、なよ竹の一節二節のあだの節をば、という古歌があり、どんなに身分の高いひとであっても、一夜、ニ夜のお付き合いは嫌でございますという意味です。」という返答があったそうです。
後嵯峨天皇はますますこの女性が気に入り、蔵人にその女性の住まいをつきとめるように命じたのですが、蔵人が彼女が待っていると言った場所に戻ってみると、もちろん、その女性はいませんでした。
後嵯峨天皇はがっかりしてしまったのですが、数日後、また群衆の中に彼女がいるのを必死に探していた蔵人が見つけ、今度は住まいを突き止めることができたそうです。
彼女は三条白河のある公家の妻であることが分かり、後嵯峨天皇は「あだに見し夢かうつつかなよ竹の おき伏しわぶる恋ぞくるしき」という一首をしたため、そこに「この暮れに必ず」と書き添えたラブレターを蔵人に持たせました。
彼女は、天皇からのラブレターに驚き、夫に相談したところ、夫も困惑したのですが、帝にそむくは恐れ多いとして、お心にまかせるがよい、と言ったそうです。
そこで彼女は、ラブレターの末尾に一字、「を」としたためて蔵人に渡したそうです。
その意味を巡って、天皇周辺ではどういう意味かの議論が交わされたのだそうですが、ある人が故事を知っており、昔、藤原教通公が小式部ノ内侍に、「月」という一字だけ書いて使いに持たせ、小式部が「を」と一字だけ書いて返事としたという話が伝わっていたそうです。これは判じ物ではありますが、「今宵待っているので出てきてくれ。」という誘いに「はい」という返事をしたということなのだそうです。
その故事に習った返事をもらった後嵯峨天皇は大変喜んで、夫の方も昇進させてやったということです。
この話は『古今著聞集』という書物に記載されているそうです。「記載されているそうです。」と言うのは、筆者自身がその書物を読んだのではなく、その逸話を解説している書物にそう書いてあったということだけです。
その書物が何なのかは残念ながら分かりません。
全寮制の中学に入学したら、そこで梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』、を読まされ、それ以来B 6のカードを何千枚と作ってきました、まだワードプロセッサーの無かった大学院時代に書いた論文3本も、このB6カードで書きました。今回の話はそのカードに残されていたエピソードですが、このカードは4枚綴りの内容だったようですが、2枚しか残っておらず、出展の記載されている1枚目が失われているので、原典が何なのか分からないのですが、どうもそのカードを作ったのは、前後のカードの内容を見ると、大学院の頃のようです。
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