指揮官の休日 No.386 HOTEL PACIFIC
2024/06/21 (Fri) 06:30
XXXX 様
-------------------------------------------------------------------
指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
-------------------------------------------------------------------
危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第396回 生兵法は大怪我のもと を掲載いたしました。
軍隊における指導する側と指導される側の関係の特殊性について論じています。興味のある方は次のURLをクリックしてください。
https://aegis-cms.co.jp/3311
No.386 HOTEL PACIFIC
前回の当メールマガジンで、1955年生まれの有名人についてちょっとだけ紹介しました。この年生まれの有名人で音楽関係では竹内まりやさん、伊藤蘭さん、Charさん、ブラザー・コーンさん、海外に目を転ずるとヨー・ヨーマなどという方々がいます。実に多士済々です。1955年ではありませんが、学校の同期生という意味では1956年の3月までの方々も入ってきます。
この1956年生まれの同級生にサザン・オールスターズの桑田佳祐さんがいます。
実は彼は本当に筆者の同期生だったこともあります。
筆者は最終的には上智大学を卒業してその大学院に進学していますが、その前に青山学院大学にいたことがあります。入学後すぐに休学して、そのまま退学したため、中退扱いにもなりませんが、入学してしばらくは渋谷駅で降りて通学していたことは事実です。
その頃、学生食堂でにぎやかな連中がいました。
しばらくたってテレビでグリコのキャラメルのキャラクターのような白い短パンに白のランニングシャツでテレビに出ているバンドがありました。
その頃筆者は江ノ島の外洋レース艇での奴隷生活が始まったばかりで、あまりテレビを観ることがなくてよく知らなかったのですが、ある時、レースを終えて疲れ切って帰宅して風呂に入ってのんびりしているときに観たのがサザン・オールスターズでした。「勝手にシンドバッド」という曲でした。
歌は下手くそで、演奏も荒っぽく、当時聴いていたアメリカのジャズコーラス(フォア・フレッシュメン、アニタカー・シンガーズなど)に比べてあまりにも粗削りで、正直なところ好きではありませんでした。
ところが、よく見ると、メインボーカルの顔に見覚えがあります。周りのメンバーもよく見ると、それぞれに見覚えがあるような気がしてきました。
よく考えたら、青山学院の学食で騒いでいた連中です。
それ以来、好きではありませんでしたが何となく気になるグループではありました。
当時の筆者にとって、湘南とは鎌倉が西の端で、葉山が東の端のエリアでした。それがサザン・オールスターズのヒットのため、大きく西にシフトしてしまい、茅ケ崎が湘南と言わるようになりました。
筆者に言わせると、茅ケ崎は西湘の東端であって、湘南のカテゴリーに入るのは微妙だろうと思っていました。
当時、鎌倉にいた筆者や逗子・葉山の車は横浜ナンバーでしたが、茅ケ崎は相模ナンバーを付けていました。そのうちに湘南ナンバーができましたが、その湘南ナンバーを付けるのは厚木や足柄あたりの車で、筆者たち元祖湘南の逗子・葉山・鎌倉は横浜ナンバーであり、筆者たちは湘南ナンバーというのは足柄山の金太郎さんとお友達の人たちが持つナンバーという認識でした。
ただ、この考え方は昭和30年代生まれが最後の時代遅れの発想らしく、最近は茅ケ崎が湘南の中心地となっているようです。
いずれにせよ、サザン・オールスターズには、最初は好印象を持っていませんでした。
したがって、彼らの曲もほとんど知りませんでした。今でもそうですが、筆者は邦楽はほとんど聴きません。毎年クリスマスディナーショーに行く高橋真梨子さんと学生時代に船が隣りにいた加山雄三さんが例外です。
ただ、ある時、護衛艦でパールハーバーに入港し、ワイキキのインターナショナル・マーケットプレイスにあったビアホールで飲んでいたとき、ライブで聴いたバラードがいい曲で、そのシンガーが歌い終わったときに、「今の曲は日本の曲で、レイ・チャールズが英語でカバーしてアメリカでもヒットしている曲でした。」と紹介したので驚き、一緒にいた後輩に聞いたら、「いとしのエリー」でした。
それ以来、サザン・オールスターズ並びに桑田佳祐の曲は時々チェックしています。
彼の歌の歌詞に出てくる風景は、筆者も青春時代に見てきた光景であり、同じ時代に同じ風景を観てきた者同士という共感を持つことが多いのも理由です。
一曲だけ、この歌詞の意味は若い人には分からないだろうなと思う曲があります。それが今回のタイトルの曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=X4GMRrYs9lM
この曲の中で、かれはPacific Hotelと歌っています。ところが、タイトルはHOTEL PACIFICです。
このホテル名に大きな違いがあるのを若い人たちは知らないかもしれません。
そこで、筆者なりに説明をしたいと思います。(これが専門コラムではないことにご注意ください。知っていても知らなくてもどうでもいいことであり、筆者も深い洞察なんかしていません。)
歌の中で彼が”Pacific Hotel” と歌っているのは、彼や筆者が若いころに茅ケ崎にあったパシフィックホテルのことです。加山雄三さんが経営していました。
後に加山さんが親戚の借金の保証人として破産した際に、このホテルも売却されてしまい、現在はどこにあったのかも分からないほど景色が変わってしまっています。
当時は湘南のリゾートホテルとして大人気で、全寮制中高等学校の寮で暮らしていた筆者が初めて親に連れられずにホテルのレストランで食事をしたのがこのホテルであり、ボーリングも初めてここで体験しました。
桑田さんはその頃を懐かしんで歌い上げているのです。
ところがタイトルのHOTEL PACIFICというのは、今も茅ケ崎の柳島というところにあるラブホテルです。筆者は134号線は月に何度も通りますので、毎回往復時にこのホテルの前を通り過ぎます。入ったことはありませんが、いかにもラブホテルという感じの建物です。
桑田さんは、そのホテルを見ては、かつてのパシフィックホテルを懐かしく思い出しているのでしょう。湘南随一の華やかなリゾートホテルで作られた思い出と、現在のラブホテルの違いに感傷的になって作った曲なのでしょう。
若い方々や湘南に詳しくない方々にはタイトルと歌の中のホテル名の違いの意味がお分かりにならないかもしれませんが、元祖湘南族のおじさんには分かるんですよ。
ちなみに、最近、彼との縁を感ずる出来事がありました。我が家の近くの鎌倉山のバス通りに面して50年以上前からある喫茶店があり、ウォーキングの途中で寄ってみました。意外に珈琲が美味しい店で、年配のご婦人が一人で経営している小さな喫茶店です。
彼女といろいろな話をしているうちに、桑田さんがご夫妻で時々おいでになるんですよ、と言い出しました。たしかに一緒に撮った写真がありました。
また、筆者は135号線も月に何回か通るのですが、かなり前から気になっていた蕎麦屋があり、最近、寄ってみる機会がありました。相模湾を一望できる、蕎麦屋とは思えない作りですが、蕎麦も美味く、筆者夫婦のお気に入りにノミネートされました。その店に個室があり、案内してくれた従業員によると、桑田さんもよくお見えです、ということでした。
ひょっとすると、そのうちにそれらの店で桑田夫妻と出くわすかもしれません。
その時は、「俺はあんたの同級生だったんだぜ。」などと余計なことは言わずに、ソッとしておいてあげようと思っています。彼らだって、自分たちだけの時間を楽しみたい時があるでしょうからね。
すれ違えば、かつて同じ大学に通ったものとして、目礼くらいはするかもしれませんけど。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
専門コラム「指揮官の決断」第396回 生兵法は大怪我のもと 掲載のお知らせ
当コラムをお読み頂いている方々は、「またか」と思われるかもしれませんが、当コラムは「専門コラム」と題しておりますので、専門外の分野について語るときにはかなり慎重な態度をとっています。
筆者は大学院で組織論を専攻した後、海上自衛隊で約30年間暮らし、その後ビジネスの世界に飛び込んで、専門技術商社の営業部長を経験した後、カリフォルニアにある米国法人のCEOを務めました。
この経験から導き出される専門性というのはほとんどありません。それぞれの経験が直接役に立つような関連性を持たないからです。防衛大学校から自衛隊に入り、退官後防衛産業の顧問でもしていれば一貫性があるのですが、筆者の場合にはそのような一貫性がありません。
続きは、下記からお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/3311
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
メールマガジンのバックナンバーは弊社Facebookページからもお読みいただけます。
Facebookページ 「指揮官の決断/休日」 https://www.facebook.com/aegis.cm
Facebookページでは、当メールマガジンでは見ることのできない写真もご覧頂くこ
とが出来ます。
是非Facebookページをご訪問ください。
Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
---------------------------------------------------------------------------------------
弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/book1
---------------------------------------------------------------------------------------
Facebookページを公開しています。
メールマガジン及び専門コラムのバックナンバーをお読みいただけます。
Facebookページ「指揮官の決断/休日」
https://www.facebook.com/aegis.cm
----------------------------------------------------------------------------------------
教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
https://aegis-cms.co.jp
----------------------------------------------------------------------------------------
コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
----------------------------------------------------------------------------------------
図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
----------------------------------------------------------------------------------------
バックナンバーを公開しています。
こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
メールアドレスの変更はこちらからお手続きください。
http://aetis-cms.co.jp/mailmag
メールマガジンがご不要の場合はこちらから解除をして頂くことができます。
http://q.bmd.jp/bm/p/f/s.php?id=aegismm&mail=uhayashi%40jcom.zaq.ne.jp&no=2
----------------------------------------------------------------------------------------
メールマガジン「指揮官の休日」
発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
Web : http://aegis-cms.co.jp
----------------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------
指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
-------------------------------------------------------------------
危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第396回 生兵法は大怪我のもと を掲載いたしました。
軍隊における指導する側と指導される側の関係の特殊性について論じています。興味のある方は次のURLをクリックしてください。
https://aegis-cms.co.jp/3311
No.386 HOTEL PACIFIC
前回の当メールマガジンで、1955年生まれの有名人についてちょっとだけ紹介しました。この年生まれの有名人で音楽関係では竹内まりやさん、伊藤蘭さん、Charさん、ブラザー・コーンさん、海外に目を転ずるとヨー・ヨーマなどという方々がいます。実に多士済々です。1955年ではありませんが、学校の同期生という意味では1956年の3月までの方々も入ってきます。
この1956年生まれの同級生にサザン・オールスターズの桑田佳祐さんがいます。
実は彼は本当に筆者の同期生だったこともあります。
筆者は最終的には上智大学を卒業してその大学院に進学していますが、その前に青山学院大学にいたことがあります。入学後すぐに休学して、そのまま退学したため、中退扱いにもなりませんが、入学してしばらくは渋谷駅で降りて通学していたことは事実です。
その頃、学生食堂でにぎやかな連中がいました。
しばらくたってテレビでグリコのキャラメルのキャラクターのような白い短パンに白のランニングシャツでテレビに出ているバンドがありました。
その頃筆者は江ノ島の外洋レース艇での奴隷生活が始まったばかりで、あまりテレビを観ることがなくてよく知らなかったのですが、ある時、レースを終えて疲れ切って帰宅して風呂に入ってのんびりしているときに観たのがサザン・オールスターズでした。「勝手にシンドバッド」という曲でした。
歌は下手くそで、演奏も荒っぽく、当時聴いていたアメリカのジャズコーラス(フォア・フレッシュメン、アニタカー・シンガーズなど)に比べてあまりにも粗削りで、正直なところ好きではありませんでした。
ところが、よく見ると、メインボーカルの顔に見覚えがあります。周りのメンバーもよく見ると、それぞれに見覚えがあるような気がしてきました。
よく考えたら、青山学院の学食で騒いでいた連中です。
それ以来、好きではありませんでしたが何となく気になるグループではありました。
当時の筆者にとって、湘南とは鎌倉が西の端で、葉山が東の端のエリアでした。それがサザン・オールスターズのヒットのため、大きく西にシフトしてしまい、茅ケ崎が湘南と言わるようになりました。
筆者に言わせると、茅ケ崎は西湘の東端であって、湘南のカテゴリーに入るのは微妙だろうと思っていました。
当時、鎌倉にいた筆者や逗子・葉山の車は横浜ナンバーでしたが、茅ケ崎は相模ナンバーを付けていました。そのうちに湘南ナンバーができましたが、その湘南ナンバーを付けるのは厚木や足柄あたりの車で、筆者たち元祖湘南の逗子・葉山・鎌倉は横浜ナンバーであり、筆者たちは湘南ナンバーというのは足柄山の金太郎さんとお友達の人たちが持つナンバーという認識でした。
ただ、この考え方は昭和30年代生まれが最後の時代遅れの発想らしく、最近は茅ケ崎が湘南の中心地となっているようです。
いずれにせよ、サザン・オールスターズには、最初は好印象を持っていませんでした。
したがって、彼らの曲もほとんど知りませんでした。今でもそうですが、筆者は邦楽はほとんど聴きません。毎年クリスマスディナーショーに行く高橋真梨子さんと学生時代に船が隣りにいた加山雄三さんが例外です。
ただ、ある時、護衛艦でパールハーバーに入港し、ワイキキのインターナショナル・マーケットプレイスにあったビアホールで飲んでいたとき、ライブで聴いたバラードがいい曲で、そのシンガーが歌い終わったときに、「今の曲は日本の曲で、レイ・チャールズが英語でカバーしてアメリカでもヒットしている曲でした。」と紹介したので驚き、一緒にいた後輩に聞いたら、「いとしのエリー」でした。
それ以来、サザン・オールスターズ並びに桑田佳祐の曲は時々チェックしています。
彼の歌の歌詞に出てくる風景は、筆者も青春時代に見てきた光景であり、同じ時代に同じ風景を観てきた者同士という共感を持つことが多いのも理由です。
一曲だけ、この歌詞の意味は若い人には分からないだろうなと思う曲があります。それが今回のタイトルの曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=X4GMRrYs9lM
この曲の中で、かれはPacific Hotelと歌っています。ところが、タイトルはHOTEL PACIFICです。
このホテル名に大きな違いがあるのを若い人たちは知らないかもしれません。
そこで、筆者なりに説明をしたいと思います。(これが専門コラムではないことにご注意ください。知っていても知らなくてもどうでもいいことであり、筆者も深い洞察なんかしていません。)
歌の中で彼が”Pacific Hotel” と歌っているのは、彼や筆者が若いころに茅ケ崎にあったパシフィックホテルのことです。加山雄三さんが経営していました。
後に加山さんが親戚の借金の保証人として破産した際に、このホテルも売却されてしまい、現在はどこにあったのかも分からないほど景色が変わってしまっています。
当時は湘南のリゾートホテルとして大人気で、全寮制中高等学校の寮で暮らしていた筆者が初めて親に連れられずにホテルのレストランで食事をしたのがこのホテルであり、ボーリングも初めてここで体験しました。
桑田さんはその頃を懐かしんで歌い上げているのです。
ところがタイトルのHOTEL PACIFICというのは、今も茅ケ崎の柳島というところにあるラブホテルです。筆者は134号線は月に何度も通りますので、毎回往復時にこのホテルの前を通り過ぎます。入ったことはありませんが、いかにもラブホテルという感じの建物です。
桑田さんは、そのホテルを見ては、かつてのパシフィックホテルを懐かしく思い出しているのでしょう。湘南随一の華やかなリゾートホテルで作られた思い出と、現在のラブホテルの違いに感傷的になって作った曲なのでしょう。
若い方々や湘南に詳しくない方々にはタイトルと歌の中のホテル名の違いの意味がお分かりにならないかもしれませんが、元祖湘南族のおじさんには分かるんですよ。
ちなみに、最近、彼との縁を感ずる出来事がありました。我が家の近くの鎌倉山のバス通りに面して50年以上前からある喫茶店があり、ウォーキングの途中で寄ってみました。意外に珈琲が美味しい店で、年配のご婦人が一人で経営している小さな喫茶店です。
彼女といろいろな話をしているうちに、桑田さんがご夫妻で時々おいでになるんですよ、と言い出しました。たしかに一緒に撮った写真がありました。
また、筆者は135号線も月に何回か通るのですが、かなり前から気になっていた蕎麦屋があり、最近、寄ってみる機会がありました。相模湾を一望できる、蕎麦屋とは思えない作りですが、蕎麦も美味く、筆者夫婦のお気に入りにノミネートされました。その店に個室があり、案内してくれた従業員によると、桑田さんもよくお見えです、ということでした。
ひょっとすると、そのうちにそれらの店で桑田夫妻と出くわすかもしれません。
その時は、「俺はあんたの同級生だったんだぜ。」などと余計なことは言わずに、ソッとしておいてあげようと思っています。彼らだって、自分たちだけの時間を楽しみたい時があるでしょうからね。
すれ違えば、かつて同じ大学に通ったものとして、目礼くらいはするかもしれませんけど。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
専門コラム「指揮官の決断」第396回 生兵法は大怪我のもと 掲載のお知らせ
当コラムをお読み頂いている方々は、「またか」と思われるかもしれませんが、当コラムは「専門コラム」と題しておりますので、専門外の分野について語るときにはかなり慎重な態度をとっています。
筆者は大学院で組織論を専攻した後、海上自衛隊で約30年間暮らし、その後ビジネスの世界に飛び込んで、専門技術商社の営業部長を経験した後、カリフォルニアにある米国法人のCEOを務めました。
この経験から導き出される専門性というのはほとんどありません。それぞれの経験が直接役に立つような関連性を持たないからです。防衛大学校から自衛隊に入り、退官後防衛産業の顧問でもしていれば一貫性があるのですが、筆者の場合にはそのような一貫性がありません。
続きは、下記からお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/3311
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
メールマガジンのバックナンバーは弊社Facebookページからもお読みいただけます。
Facebookページ 「指揮官の決断/休日」 https://www.facebook.com/aegis.cm
Facebookページでは、当メールマガジンでは見ることのできない写真もご覧頂くこ
とが出来ます。
是非Facebookページをご訪問ください。
Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
---------------------------------------------------------------------------------------
弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/book1
---------------------------------------------------------------------------------------
Facebookページを公開しています。
メールマガジン及び専門コラムのバックナンバーをお読みいただけます。
Facebookページ「指揮官の決断/休日」
https://www.facebook.com/aegis.cm
----------------------------------------------------------------------------------------
教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
https://aegis-cms.co.jp
----------------------------------------------------------------------------------------
コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
----------------------------------------------------------------------------------------
図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
----------------------------------------------------------------------------------------
バックナンバーを公開しています。
こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
メールアドレスの変更はこちらからお手続きください。
http://aetis-cms.co.jp/mailmag
メールマガジンがご不要の場合はこちらから解除をして頂くことができます。
http://q.bmd.jp/bm/p/f/s.php?id=aegismm&mail=uhayashi%40jcom.zaq.ne.jp&no=2
----------------------------------------------------------------------------------------
メールマガジン「指揮官の休日」
発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
Web : http://aegis-cms.co.jp
----------------------------------------------------------------------------