指揮官の休日 No.372 海を巡る三大エッセイ
2024/01/12 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第380回 メディアリテラシーということ を掲載いたしました。
相変わらずのメディアの出鱈目さに言及しています。
https://aegis-cms.co.jp/3222
No.372 海を巡る三大エッセイ
知っていても何の役に立たない、知らなくても何の実害もないどうでもいい事柄を呟いて、呆れてサッサと専門コラムに跳んで頂くことを旨としている当メールマガジンですが、筆者の本来の品性が邪魔して、ついつい格調高くなりがちです。
今回は、ちょっとした文学論です。
さて、船乗りの息子として生まれ、学生時代をヨットの外洋レース艇の奴隷クルーとして過ごし、職業的な船乗りになりたくて海上自衛隊に入隊し、しかし、海上幕僚監部や内局で10年以上を過ごすという役人暮しを強いられ、その間、貧乏暮らしながら必死に小さなクルーザーを維持してきた筆者にとって、やはり海という存在は特別なものです。
現在も貧乏暇なしの生活を続けているのは、海上自衛隊で思う存分乗ることのできなかった船に未練があり、海洋調査船を作ってやろうというとてつもない夢を実現したいがためです。
そのような筆者ですので、観る映画も海を扱ったものが多く、読む本も海をテーマにした本が圧倒的に多数です。
今回は、その海を巡るエッセイについて、皆様にお薦めしたい名著を三冊紹介させていただきます。
まず一冊目は、ジョセフ・コンラッドの『海の思い出』というエッセイです。現代は” The Mirror of the Sea“といい、平凡社から文庫本として出版されています。
筆者はこの『海の思い出』を何度読んだかしれません。
翻訳を手に入れることができなかった学生時代は、辞書を引き引き原書で読んでいましたし、護衛艦乗組み時にも、制限された私物の中に必ずこの本は入っていました。
現在でもKindleでスマートフォンでいつでも読めるようになっており、電車を待つ間などに、適当なページを拾い読みしています。
私がこのエッセイを好きなのは、自信が船乗りであったコンラッドが、自身の航海経験と文学的才能を融合させ、海に対する深い思いを作品に込めているからです。
彼の海への感情は、複雑で詩的なものです。
彼は、海を不安定で神秘的な存在として描写しています。彼の航海者の視点から見た海は、人間の理解を超えた領域であり、予測不可能な力を秘めています。
彼は、船員たちが海の中で経験する危険や試練を通じて、海を畏怖の対象であると語ります。
一方で、コンラッドは海を冒険の舞台としても描きました。
彼は航海を通じて自らを試し、成長する機会ととらえ、冒険が人間の精神に深い影響を与えると考えています。
同時に、コンラッドは海を人間の内面を反映する鏡として捉えました。彼の作品では、船員たちが航海の中で直面する葛藤や過去の罪悪感が、海の荒波や静寂と共鳴しています。
海は人間の魂の深層を映し出すものであり、その反映は時に美しさと悲劇を同時に秘めていました。
また、彼は海の神秘さや壮大さを描いているのですが、海の風景や航海の体験を語ることにより、壮大な雰囲気を味わわせることに成功しています。彼の言葉は、海というテーマに深い敬意を払っていることをうかがわせます。
海上自衛隊の先輩や同期生たちがどう思っているか筆者には分かりませんが、筆者にとっての海とは、恐れるものではなく畏れるものであり、思い返してもつらいことばかりが浮かんでくる存在です。
にもかかわらず離れることのできない、なんとも不思議な存在です。
「海が好きですか?」と尋ねられると、素直に「ハイ」と答えることのできない複雑な心境になります。
二冊目は、我が敬愛するヨット乗りにして、ダイバー、経営者にしてエッセイストである田邊英蔵氏の「キャビン夜話」です。ヨットの月刊誌『KAZI』 に長く連載された珠玉のエッセイですが、『履きなれたデッキシューズ』というセレクション集で日本エッセイストクラブ賞も受賞されています。
たくまざるユーモア、常人の遥か及ばぬ知識と教養に裏打ちされ、体制への皮肉も効いたこのエッセイは、それを読むためだけに月刊誌を購読していた人も少なくないほどヨット乗りに愛されたものです。洒脱というのはこういうことかと納得するエッセイ集です。
最近のヨット乗りはどうか知りませんが、少なくとも50歳以上のヨット乗りで「キャビン夜話」や「蒼龍窟主人」を知らない奴はもぐりです(ダイバーという意味ではありません。)。
筆者が学生時代、関東の外洋レースは油壷沖がスタートラインで、スタート前のスキッパーミーティングが諸磯のシーボニアで行われていました。
筆者が乗り組んでいたヨットは江の島を母港としていたので、早朝に出港し、シーボニアに入港して朝食などを取っていたのですが、その時に「蒼龍」デッキ上に田邊氏をお見受けすることがありました。当時の私にとっては近づき難い遥かな方でした。
縁あってある方からご紹介いただき、それ以来、海上自衛隊にもよくご夫妻で遊びにおいで頂き、楽しい時をご一緒させて頂いた思い出深い方です。
さて、三冊目です。
これは読んだ方がいらっしゃらないと思います。
まだ世に出ていないからです。
著者は、何を隠そうこの筆者です。
いずれ海をテーマにしたエッセイを出版したいと熱望しています。
ペンネームもすで決めておりますが、それは秘密で、我が家の司令長官以外誰も知りません。
海を巡る三大エッセイの一つに挙げられるエッセイを執筆するということが、数多く持っている筆者の夢のうちでもかなり大きな比重を占める夢です。
出版が叶った暁には、このメールマガジンを登録して読んでいただいている皆様には著者サイン入り本を差し上げたいと考えております。
乞うご期待!(ただし、サイン入りなのでブックオフには売れなくなりますけどね。)
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専門コラム「指揮官の決断」第380回 メディアリテラシーということ 掲載のお知らせ
昨年末の最終号を、来る年が「危機管理」などという言葉を聞かなくて済む年であればという思いで締めくくった当コラムですが、元旦に北陸地方を凄まじい地震が襲い、翌日には羽田で滑走路内で離陸準備機と着陸機が衝突するという事故が生じ、暗澹たる思いに包まれています。
地震については予想されていたことで、しかもあの規模の地震に襲われても何の不思議もないということは、専門家でなくても筆者のような素人ですら認識していたことであり、議論すべきは、どのように備え、それがどのように機能したかであると考えます。
羽田の事故については、まず事故原因の究明が急務であり、その上に再発防止策を早急に打ち立てなければなりません。世界中の航空当局が重大な関心を持っているはずです。
https://aegis-cms.co.jp/3222
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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現在も貧乏暇なしの生活を続けているのは、海上自衛隊で思う存分乗ることのできなかった船に未練があり、海洋調査船を作ってやろうというとてつもない夢を実現したいがためです。
そのような筆者ですので、観る映画も海を扱ったものが多く、読む本も海をテーマにした本が圧倒的に多数です。
今回は、その海を巡るエッセイについて、皆様にお薦めしたい名著を三冊紹介させていただきます。
まず一冊目は、ジョセフ・コンラッドの『海の思い出』というエッセイです。現代は” The Mirror of the Sea“といい、平凡社から文庫本として出版されています。
筆者はこの『海の思い出』を何度読んだかしれません。
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彼の海への感情は、複雑で詩的なものです。
彼は、海を不安定で神秘的な存在として描写しています。彼の航海者の視点から見た海は、人間の理解を超えた領域であり、予測不可能な力を秘めています。
彼は、船員たちが海の中で経験する危険や試練を通じて、海を畏怖の対象であると語ります。
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彼は航海を通じて自らを試し、成長する機会ととらえ、冒険が人間の精神に深い影響を与えると考えています。
同時に、コンラッドは海を人間の内面を反映する鏡として捉えました。彼の作品では、船員たちが航海の中で直面する葛藤や過去の罪悪感が、海の荒波や静寂と共鳴しています。
海は人間の魂の深層を映し出すものであり、その反映は時に美しさと悲劇を同時に秘めていました。
また、彼は海の神秘さや壮大さを描いているのですが、海の風景や航海の体験を語ることにより、壮大な雰囲気を味わわせることに成功しています。彼の言葉は、海というテーマに深い敬意を払っていることをうかがわせます。
海上自衛隊の先輩や同期生たちがどう思っているか筆者には分かりませんが、筆者にとっての海とは、恐れるものではなく畏れるものであり、思い返してもつらいことばかりが浮かんでくる存在です。
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二冊目は、我が敬愛するヨット乗りにして、ダイバー、経営者にしてエッセイストである田邊英蔵氏の「キャビン夜話」です。ヨットの月刊誌『KAZI』 に長く連載された珠玉のエッセイですが、『履きなれたデッキシューズ』というセレクション集で日本エッセイストクラブ賞も受賞されています。
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筆者が学生時代、関東の外洋レースは油壷沖がスタートラインで、スタート前のスキッパーミーティングが諸磯のシーボニアで行われていました。
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さて、三冊目です。
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