指揮官の休日 No.314 SJSをご存じですか?
2022/12/02 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第322回 サブリミナル効果 を掲載いたしました。
認知心理学の分野の話題でもっとも有名な現象かもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。
詳しくはこちらをお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2850
No.314 SJSをご存じですか?
唐突ですが、筆者は走るのが好きではありません。
幼少期から短距離は速かったのですが、中長距離走は苦手でした。
小学校では6年間に6回の転校で7つの小学校を経験しましたが、春も秋も運動会の紅白リレーのメンバーから外れたことはありません。
しかし、中学に入り1500m走が体力測定の種目に入ると途端に陸上競技が苦手になりました。
短距離走はそれほど苦手でもなく、校内の体育大会では200m走で優勝していましたし、中学の県大会で200mの選手として出場したこともあります。柔道部員としては異例です。
学校を出て就職先に選んだ海上自衛隊では水泳は徹底的に鍛えられると聞かされていました。
水泳は好きな種目だったし、特に遠泳は速さを要求されないので問題ないと思っていました。
ところが筆者が予想していなかったのは、海上自衛隊の幹部候補生学校はやたらと走らされるのです。
とにかく走る訓練が多く、陸上自衛隊でもないのに陸戦服に長靴を履いてライフルを持って走る訓練もありました。
12月には宮島の弥山に分隊ごとで走って登る競技が行われ、分隊の名誉がかかっているので手を抜くわけにもいかず、本番の一か月くらい前からは週末になると分隊員全員で宮島に出かけ、一日で3回くらい上がって下りてを繰り返したりしました。
そうでなくても候補生学校の裏には江田島名物の古鷹山があり、よく走って登らされていました。
走るのが嫌いな筆者にとっては地獄の日々です。
したがって、筆者が自発的に打ち込んだスポーツは中学高校は柔道、大学ではヨットの外洋レース、海上自衛隊では水泳でした。
たまたま中学・高校がラグビーが盛んな学校で、体育でラグビーをやっていたので、その頃から馴染みがあり、テレビでもラグビーの試合はよく観ていました。
海上自衛隊ではどの部隊に行ってもクラブ活動が行われていますが、幹部自衛官は多忙なのであまり参加することはできません。しかし、部下の隊員たちが運動をしている時には安全管理などもしっかりとやらねばならないので、それら運動部の監督などを兼務させられることがよくあります。
筆者は何故かラグビー部の監督を何回かさせられました。もともと関心のある種目だったので嫌がらずに引き受け、自分でも混じってプレーすることもありました。
筆者はラグビー向きの体格をしているわけでないのですが、比較的速く走れたのでスタンドオフかセンターに入ることが多かったように思います。フッカーやプロップ、ロック、フランカーなどは常に最前線にいなければならないので走る距離も凄まじいものになりますが、筆者のポジションは彼らの前に出てプレーすることもできないので、それほどの距離を走ることにはならず、一方でパスが回ってきたら思い切り敵の追撃を振り切って走らなければならないので、筆者にとっては都合がよいポジションでした。
それでも練習の時はかなりの距離を走らされます。ただ、ラグビーの試合中に走るのが苦痛だと思ったことはあまりなく、トラックやロードをただ走るというのが苦痛でした。
ということで、毎年行われる体力・運動能力で1500m(後に3000m)を走らされるのが苦痛でした。
一方、水泳の方はいくら泳がされても苦痛ではありませんでした。舞鶴で教育部隊の指揮官として勤務していた時は、毎日泳いでいました。
スタッフに書類仕事は午前中に持ってくるように指示し、会議なども午前中に計画してもらって、午後は制服を脱いでスポーツウェアに着替え、8万坪ある部隊の敷地をジョギングで回っていました。
新入隊員を教育する部隊だったので、体育館、武道館、学生隊舎、講堂、防火防水実習場、プール、400メートルのトラック、総合グランドなどが点在しており、各所で教育や訓練が行われていたため、それらを視察するという目的で走って見回っていたのです。そして最後にプールに行き、50mをクロールで泳ぎ、50mをバタフライで戻ってくるのを15回、合計1500mを泳ぐのが筆者の日課でした。
給料を貰いながらジョギングや水泳ができ、週末はテニス部に交じってテニスコートで過ごすことが出来る最高の配置でした。その配置なら3年でも5年でも続けたいと思いましたが、残念ながら1年でクビになりました。
その頃、筆者の部隊の道路を渡った反対側にあった自衛隊病院の院長から言われたことがあります。彼は趣味でフルマラソンに何回も出場している医官で、病院の院長室から筆者の部隊がよく見え、その向こうに広がっている海を眺めるのが好きなのだそうです。
院長曰く、「司令はよくウォーキングをしておられますね。」
筆者はそれでも走っていたつもりだったのですが、フルマラソンマニアの眼には歩いているとしか映らなかったようです。
ここまできて、今回の表題のSJSがお分かりなった方もいらっしゃるかと思います。
そうです。”Sustainable Jogging Speed”(持続可能なジョギング速度)です。
自衛隊病院長の眼に映った筆者のジョギングの速度がそれです。
8万坪の敷地を見て歩くために当時の筆者にとって必要だった速力がそれです。これがどの程度の速度なのかは計算したことが無いので分かりませんが、かつて、当メールマガジンで自宅から江の島あたりまでジョギングをしている最中に散歩中のチワワに追い抜かれた話を書いたことがあります。( https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all&m=210 )
その程度の速力です。
運動不足に悩む方々にお薦めなのが、このSJSによるジョギングです。
なぜお薦めするかというと、いろいろな理由があります。
まず、お金がかかりません。
ジョギング・ウェアにお金を使うようなことをしなければよく、また、オリンピックや箱根駅伝の選手たちが履いているような厚底の黄緑色のジョギングシューズを履く必要もありません。走り始めるときにはちょっと肌寒いくらいの服装で出るのがコツです。
次に、手軽です。
筆者はフィットネスクラブの会員で、そこならプールもあるのですが、曜日と時間を選ばないと一コースに何人も入っていて自分のペースで泳ぐことが出来ません。また、そのクラブに行くにも車で出かける必要があります。
ジョギングなら雨さえ降っていなければいつでも出かけることが出来ます。
さらに、筋力はある程度歳を重ねても鍛えることが出来ますが、足腰は衰えに歯止めをかけておかないと取り返しがつきません。
そのためにはジョギングとスクワットが最適です。
スクワットについては、また機会を改めてお伝えするつもりですが、今回はジョギングをお薦めしておきます。
ペースはあくまでもSJSです。
追記:SJSというのは、筆者の造語ですので、皆様がお分かりにならくても無理はありません。
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専門コラム「指揮官の決断」第322回 サブリミナル効果 掲載のお知らせ
当コラムでは時々認知科学的な問題を取り上げることがあります。
危機管理の専門コラムとして「意思決定」に関わる問題については積極的に触れようと考えていることがその理由ですが、しかしながら、執筆者が心理学などを専門としているものではないことから、その言及の程度にも限界があります。
筆者の専門は組織論であり、その枠組みからの議論を展開しておりますので、純粋な認知科学あるいは心理学的な議論はできておりません。興味をお持ちの方は、当コラムを契機として、より専門的なコラムなどで勉強されることをお勧めします。とても興味深い分野です。
続きはこちらでお読みください。
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『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
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No.314 SJSをご存じですか?
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しかし、中学に入り1500m走が体力測定の種目に入ると途端に陸上競技が苦手になりました。
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海上自衛隊ではどの部隊に行ってもクラブ活動が行われていますが、幹部自衛官は多忙なのであまり参加することはできません。しかし、部下の隊員たちが運動をしている時には安全管理などもしっかりとやらねばならないので、それら運動部の監督などを兼務させられることがよくあります。
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筆者はラグビー向きの体格をしているわけでないのですが、比較的速く走れたのでスタンドオフかセンターに入ることが多かったように思います。フッカーやプロップ、ロック、フランカーなどは常に最前線にいなければならないので走る距離も凄まじいものになりますが、筆者のポジションは彼らの前に出てプレーすることもできないので、それほどの距離を走ることにはならず、一方でパスが回ってきたら思い切り敵の追撃を振り切って走らなければならないので、筆者にとっては都合がよいポジションでした。
それでも練習の時はかなりの距離を走らされます。ただ、ラグビーの試合中に走るのが苦痛だと思ったことはあまりなく、トラックやロードをただ走るというのが苦痛でした。
ということで、毎年行われる体力・運動能力で1500m(後に3000m)を走らされるのが苦痛でした。
一方、水泳の方はいくら泳がされても苦痛ではありませんでした。舞鶴で教育部隊の指揮官として勤務していた時は、毎日泳いでいました。
スタッフに書類仕事は午前中に持ってくるように指示し、会議なども午前中に計画してもらって、午後は制服を脱いでスポーツウェアに着替え、8万坪ある部隊の敷地をジョギングで回っていました。
新入隊員を教育する部隊だったので、体育館、武道館、学生隊舎、講堂、防火防水実習場、プール、400メートルのトラック、総合グランドなどが点在しており、各所で教育や訓練が行われていたため、それらを視察するという目的で走って見回っていたのです。そして最後にプールに行き、50mをクロールで泳ぎ、50mをバタフライで戻ってくるのを15回、合計1500mを泳ぐのが筆者の日課でした。
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その頃、筆者の部隊の道路を渡った反対側にあった自衛隊病院の院長から言われたことがあります。彼は趣味でフルマラソンに何回も出場している医官で、病院の院長室から筆者の部隊がよく見え、その向こうに広がっている海を眺めるのが好きなのだそうです。
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