指揮官の休日 No.311 ベテランズ・デイ
2022/11/11 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第319回 園児通園バス置き去り事件 を掲載いたしました。
何故スクールバスドライバーという連中は性懲りもなく同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
幼い子供の命を自分が預かっているという自覚が無さ過ぎです。ホトホト呆れ果ててしまいます。
しかし、何とかしなければなりません。そのための方策について論じています。
詳しくはこちらをお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2832
No.311 ベテランズ・デイ
さてクイズです。今日、11月11日は何の日でしょうか?
表題が「ベテランズ・デイ」だから、そういう日だろうとおっしゃる方も多いかと思います。
それでは、一体どういう日なのでしょうか?
この日ベテランズ・デイ(退役軍人の日)は米国では退役した軍人に感謝の意を表する祝日となっています。政府機関・公共機関・銀行・図書館・郵便局などが休業、学校は休校、公共交通機関は祝日スケジュールとなります。
これは第一次世界大戦のドイツの休戦協定調印により主な戦闘行為が終了したことにちなんでおり、国防の職責を果たしてきた復員軍人を称える日となっています。
ベテランという言葉は日本では「熟練者」を意味しますが、英語にはそのような意味はなく、古株、古だぬき、百戦錬磨、剛の者といった意味合いで使われています。一般に復員軍人を指すことが多いようです。
この日、米国にいると面白い風景を目にします。
レストランでお年寄りを囲んで食事をしている家族が多いのです。
ベテランズ・デイには多くのレストランが退役軍人に対するサービスを行い、本人は無料であるのはもちろん、その家族の分も大幅に割引になったりするのです。
これは軍人を家族がしっかり支えたから彼らが軍務を全うできたということで、家族にも感謝するという意味のようです。
退役軍人たちは往年の制服を着て現れることもありますが、そうでなくともミリタリーキャップを被ったり、ジャケットに勲章を付けて来たりします。
なかでも「名誉勲章」授章者は、その勲章を着用してくるのですが、地元の基地の司令官がレストランの入り口で出迎えたりすることもあるようです。
「名誉勲章」というのは、米軍では最高の栄誉を称える勲章であり、その受賞者に対しては軍人は階級の上下に関わらず敬礼をしなければなりません。将軍が二等兵に敬礼をするということです。
この勲章は想像を絶する激戦の戦場において、自己犠牲をものともせずに勇敢に戦った軍人に授けられるため、これを生きて受賞する軍人は極めて少なく、市中で見かけることはほとんどありません。このため、ベテランズ・デーにその受賞者に対して地元の基地司令官が表敬するのは珍しいことではありません。
筆者が連絡官として駐在していた海軍基地では、付近に海軍の退役軍人で「名誉勲章」を受賞した軍人はいませんでしたが、その次の栄誉とされる「シルバースター」を受賞した退役軍人がいたため、司令官がオフィサーズクラブでの昼食に招待していました。
このように米国では退役軍人はとても大切にされます。
筆者も海上自衛隊を退官して商社に勤め、その商社から派遣されて米国の関連会社のCEOとして赴任していたことがありますが、退官時の階級が海将補であったため、退役海軍少将の肩書がこれほど強力なものであるとは思ってもいませんでした。
いろいろな米国企業の経営者たちと会いましたが、筆者が退役海軍少将であることを知ると、それまでの付き合い方が変わったり、予定になかった昼食に招待されたりということもあり、また、その会社の従業員が私に話しかける際の言葉が変わったりすることがよくありました。それまでは”OK”だったのが、”Yes, sir”や”Yes, Admiral”に変わるのです。
カリフォルニアに住んでいたある日、車で40分ほどの距離にあるサンディエゴに我が家の司令長官と一緒に遊びに行きました。
サンディエゴには横須賀にいたこともある空母ミッドウェーが記念艦として展示され、入場料を払うと艦内を見学できるようになっています。
チケットブースで入場料を払おうとすると、ブースの中にいた若いアフリカ系アメリカ人のお兄ちゃんが、「退役軍人ですか?」と聞くのです。
その日筆者はごく普通に街に出る時のようなカジュアルな服装でした。元軍人を示すようなバッジも就けておらず、ミリタリーキャップも被っていませんでした。
周りには日本人の商社マンと思しき一団もいましたが、私たちはまったく彼等とは別にチケットブースで入場券を買おうとしていたのです。海軍独特の言い回しをした覚えもありません。
いきなり訊かれて若干狼狽えたのですが、「うん。前に海軍にいた。でも米海軍じゃないよ。日本の海上自衛隊だ。この船が横須賀にいた時に何度か乗ったことがあって、懐かしくて見に来たんだ。」と言うと、彼はニッコリと笑って、あっさりとミリタリーディスカウントのチケットを売ってくれました。もし、米海軍の 退役軍人であれば入場料は無料のはずですが、外国人の一観光客に過ぎない筆者にディスカウント・チケットを渡したのです。
しかし、今考えても何故彼がいきなりそんなことを私に訊いたのかが分かりません。
我が家の司令長官に言わせると、「海軍独特の匂いがするんじゃないの?」ということです。
確かに昔の船は、艦内に入るとペンキと油の匂いがこもっていて、帰宅すると髪の毛などにその匂いが残っていました。焼肉屋に行ってきたようなものです。長期航海から洗濯物をたくさん持って戻ってくると、我が家の司令長官は同じ洗濯機では洗濯してくれず、何度かに分けて洗濯をしていたようです。
しかし、退官して何年も経つ筆者にそのような匂いがこびりついているとも思えず、未だに謎の一つです。
とにかく米国は退役軍人が大切に扱われる国であり、この日はあちらこちらにミリタリーキャップを被ってジャケットの胸にたくさんの勲章をつけたおじいちゃんたちの幸せそうな笑顔をみることができます。家族がたくさん彼を囲んでいて、軍隊でどんな生活だったかとか戦争でどんな働きをしたのかという話を孫たちに誇らしげに語っている彼らを見ると、いろいろな戦場から生還してきたことに素直に「無事の御帰還、おめでとうございます。お疲れさまでした。」と声をかけたくなります。
普段行きつけの店でも予約が取りにくいので、旅行をされる方はこの日にはご注意ください。
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専門コラム「指揮官の決断」第319回 園児通園バス置き去り事件 掲載のお知らせ
11月2日、岩手県一関市で、小学1年生の男子児童がスクールバスの中に一時置き去りにされるという事故が生じました。
一関市教育委員会によれば、「この事案は、義務付けられている運転終了後の後部座席までの確認作業をもってすれば、確実に防ぐことができたものです」ということです。
では、運転手はなぜ確認をしなかったのでしょうか。
教育委員会の説明によれば、「車内確認を行った後、(コロナの)消毒を行うこととなっておりますが。この日、運転手が用事があって、早く帰らなければならない。その分を怠ってしまった」ということなのだそうです。
運転手が私用のため確認をせずに駐車場にバスを戻して帰宅してしまったそうです
続きはこちらでお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2832
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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No.311 ベテランズ・デイ
さてクイズです。今日、11月11日は何の日でしょうか?
表題が「ベテランズ・デイ」だから、そういう日だろうとおっしゃる方も多いかと思います。
それでは、一体どういう日なのでしょうか?
この日ベテランズ・デイ(退役軍人の日)は米国では退役した軍人に感謝の意を表する祝日となっています。政府機関・公共機関・銀行・図書館・郵便局などが休業、学校は休校、公共交通機関は祝日スケジュールとなります。
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ベテランという言葉は日本では「熟練者」を意味しますが、英語にはそのような意味はなく、古株、古だぬき、百戦錬磨、剛の者といった意味合いで使われています。一般に復員軍人を指すことが多いようです。
この日、米国にいると面白い風景を目にします。
レストランでお年寄りを囲んで食事をしている家族が多いのです。
ベテランズ・デイには多くのレストランが退役軍人に対するサービスを行い、本人は無料であるのはもちろん、その家族の分も大幅に割引になったりするのです。
これは軍人を家族がしっかり支えたから彼らが軍務を全うできたということで、家族にも感謝するという意味のようです。
退役軍人たちは往年の制服を着て現れることもありますが、そうでなくともミリタリーキャップを被ったり、ジャケットに勲章を付けて来たりします。
なかでも「名誉勲章」授章者は、その勲章を着用してくるのですが、地元の基地の司令官がレストランの入り口で出迎えたりすることもあるようです。
「名誉勲章」というのは、米軍では最高の栄誉を称える勲章であり、その受賞者に対しては軍人は階級の上下に関わらず敬礼をしなければなりません。将軍が二等兵に敬礼をするということです。
この勲章は想像を絶する激戦の戦場において、自己犠牲をものともせずに勇敢に戦った軍人に授けられるため、これを生きて受賞する軍人は極めて少なく、市中で見かけることはほとんどありません。このため、ベテランズ・デーにその受賞者に対して地元の基地司令官が表敬するのは珍しいことではありません。
筆者が連絡官として駐在していた海軍基地では、付近に海軍の退役軍人で「名誉勲章」を受賞した軍人はいませんでしたが、その次の栄誉とされる「シルバースター」を受賞した退役軍人がいたため、司令官がオフィサーズクラブでの昼食に招待していました。
このように米国では退役軍人はとても大切にされます。
筆者も海上自衛隊を退官して商社に勤め、その商社から派遣されて米国の関連会社のCEOとして赴任していたことがありますが、退官時の階級が海将補であったため、退役海軍少将の肩書がこれほど強力なものであるとは思ってもいませんでした。
いろいろな米国企業の経営者たちと会いましたが、筆者が退役海軍少将であることを知ると、それまでの付き合い方が変わったり、予定になかった昼食に招待されたりということもあり、また、その会社の従業員が私に話しかける際の言葉が変わったりすることがよくありました。それまでは”OK”だったのが、”Yes, sir”や”Yes, Admiral”に変わるのです。
カリフォルニアに住んでいたある日、車で40分ほどの距離にあるサンディエゴに我が家の司令長官と一緒に遊びに行きました。
サンディエゴには横須賀にいたこともある空母ミッドウェーが記念艦として展示され、入場料を払うと艦内を見学できるようになっています。
チケットブースで入場料を払おうとすると、ブースの中にいた若いアフリカ系アメリカ人のお兄ちゃんが、「退役軍人ですか?」と聞くのです。
その日筆者はごく普通に街に出る時のようなカジュアルな服装でした。元軍人を示すようなバッジも就けておらず、ミリタリーキャップも被っていませんでした。
周りには日本人の商社マンと思しき一団もいましたが、私たちはまったく彼等とは別にチケットブースで入場券を買おうとしていたのです。海軍独特の言い回しをした覚えもありません。
いきなり訊かれて若干狼狽えたのですが、「うん。前に海軍にいた。でも米海軍じゃないよ。日本の海上自衛隊だ。この船が横須賀にいた時に何度か乗ったことがあって、懐かしくて見に来たんだ。」と言うと、彼はニッコリと笑って、あっさりとミリタリーディスカウントのチケットを売ってくれました。もし、米海軍の 退役軍人であれば入場料は無料のはずですが、外国人の一観光客に過ぎない筆者にディスカウント・チケットを渡したのです。
しかし、今考えても何故彼がいきなりそんなことを私に訊いたのかが分かりません。
我が家の司令長官に言わせると、「海軍独特の匂いがするんじゃないの?」ということです。
確かに昔の船は、艦内に入るとペンキと油の匂いがこもっていて、帰宅すると髪の毛などにその匂いが残っていました。焼肉屋に行ってきたようなものです。長期航海から洗濯物をたくさん持って戻ってくると、我が家の司令長官は同じ洗濯機では洗濯してくれず、何度かに分けて洗濯をしていたようです。
しかし、退官して何年も経つ筆者にそのような匂いがこびりついているとも思えず、未だに謎の一つです。
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3 プレコンサルティング
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