指揮官の休日 No.301 Nice landing, Congratulations!
2022/09/02 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第309回 ミュラー・リヤー錯視 を掲載いたしました。
目の錯覚を説明する際によく用いられる図です。単に「錯覚かぁ」というだけでは話が前に進みません。
この錯視現象から何を学ぶかが大切です。
詳しくはこちらをお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2773
No.301 Nice landing , Congratulation !
基本的にはどうでもいいことなのですが、筆者は飛行機の操縦資格を持っています。
これは筆者が30年ほど海上自衛隊で勤務していたこととはあまり関係がありません。
自衛隊で飛行機の操縦桿を握ったのは3回だけです。
最初は幹部候補生の時の航空部隊実習で、山口県小月の教育航空隊で4人乗りの小型練習機の体験搭乗の時です。動きが軽快で、操縦桿によく反応する飛行機で、結構快適でした。
2度目は任官後に遠洋航海に参加し、帰国後、艦艇部隊に配属される前に航空部隊の実情をよく理解しておけという意味で行われた航空部隊実習で、真冬の2か月ほどを青森県八戸市の航空部隊で過ごしました。
実習幹部というのは気楽な配置で、いろいろなところでどのような作業をしているのかを見ていればいいだけで、筆者は希望して監視飛行に出る哨戒機によく乗せてもらっていました。
当時の八戸基地にはまだP-2Jという第2次大戦のころの哨戒機が配備されており、そのノーズのおそろしく見晴らしのいい席を独占して雲の上の世界を楽しんでいました。B-29やB-17爆撃機の機首のガラスで覆われた部分を想像して頂ければ結構です。
三度目は後年、その八戸で後方部隊の指揮官として勤務していた際に、同期の飛行隊長の機に乗せてもらい、操縦桿を握らせてもらった時です。これはP-3Cでした。
その程度ですから、自衛隊で操縦の訓練を受けたのではありません。
若い頃に米国駐在を命ぜられてペンシルバニアの米海軍基地で暮らしていたことがあり、その時に近所の空港の使用事業を営む航空会社が飛行学校を併設していることを知って、そこで訓練を受けて資格を取ったというのが実情です。
クラーク・アビエーションという会社で、チャーターを主に小型の飛行機での使用事業を営んでいる会社でしたが、そこのパイロットたちが空いている時間に、小型機(セスナ152とセスナ175でした。その他に双発機としてはビーチクラフトがありました。)で教えてくれるのです。キャピタルシティ空港という飛行場で、筆者が住んでいた海軍基地から車で15分程度で行ける場所で便利でした。
ここで若い飛行教官から操縦を教えてもらっていました。
その空港は、一応小型のビジネスジェット機が離着陸できる長さの滑走路が二本あり、平日の日中は意外に多くの飛行機が離発着していました。訓練空域での訓練を終えて戻ってきて、管制塔に着陸許可を求めると、「7番目」とか言われることも珍しくなく、そのまま侵入を続けて周回パターンに入ると、自分の前に3機くらいが飛んでいるということもよくありました。
この空港にグレースという女性の管制官がいました。20代後半か30代前半と思われるびっくりするほど美人の管制官でした。
交通量の多い日中はグランドコントロールを担当しているので、筆者が離陸の準備を整えて、最初にコンタクトするのが彼女でした。彼女の指示に従ってエンジンを始動し、タクシーウェイを進んで、滑走路の直前まで進むことになります。
週末などトラフィックの少ない日はタワーで管制官を勤めていることもありました。
彼女はとても低い声で、ゆっくりと気怠い話し方をするのが特徴で、筆者にとっては分かりやすくていいのですが、この空域を飛ぶパイロットたちには大変な人気で、彼女と声を交わしたいばかりにその空港の上空を通過し、その許可を求めてくるパイロットが休日にはたくさんいました。
空港のパイロットの待機室となっている建物がタワーの近くにあり、ある時、そこでフライト前にフライトプランを作っていたら彼女が入ってきて、これから飛ぶのか?と尋ねてきた声がいつもグランドコントロールで聞いていた声だったので、はじめてどのような人物なのかを知りました。いわゆる「クールビューティ」という言葉がピッタリの女性でした。
飛行時間が20時間を超えたある日、いつもの訓練空域に進出し、失速の練習を一度だけやると、いきなり教官が飛行場へ戻れと言い出しました。
何か都合でもできたのかなと思って上がってきたばかりの空港に戻って着陸すると、エプロンに戻るのではなく、タワーの前へ行けという指示が出ました。そして、タワーの前で飛行機を止めると、教官が「このままタワーに許可をもらい、タッチ・アンド・ゴーを二度繰り返したら戻ってこい。」と言って降りて行ってしまいました。
つまり、初めての単独飛行です。
教官が下りて行った後の操縦席はおそろしく広く思えました。軽自動車の前席よりも狭いコックピットですが、「こんなにデカかったっけ」と思うほどでした。
タワーに離陸の許可を求めると、先ほどとは代わってグレースの声が返ってきました。
スチューデント・パイロットが初ソロのために周回飛行に出ると許可を求めると、いつになく詳しく丁寧に風向風速や近づきつつある航空機の様子などを教えてくれました。
そして、滑走路の端まで移動してきて、最終的な離陸許可が出るのを待っていると、その空港への着陸を求めている他の航空機に、これから初ソロのパイロットが離陸するところなので注意してほしいというアナウンスをしているのが聞こえました。
そして離陸し、周回飛行を終えてタッチ・アンド・ゴーを行い、二度目の周回飛行を終えて無事着陸するとタワーから彼女が「Nice landing, Congratulation!」と声をかけてくれました。
それに合わせて筆者の後ろからパターンに入ってきた二機のビジネス機からパイロットたちが「Good Job!」などの声をかけてくれました。
多分、大きな空港にある飛行学校だとそのようなことはないのでしょうが、ローカルの空港で、その頃訓練飛行をしていたのは筆者だけだったので、彼女も気にかけてくれていたのかと思います。
異常に暑い真夏の午後で、エプロンに着いて機外に出たとたん、殴られたような熱気に襲われたのを30年以上たった今でもはっきりと覚えています。
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専門コラム「指揮官の決断」第309回 ミュラー・リヤー錯視 掲載のお知らせ
今回のコラムの画像は皆さまお馴染かと存じます。
よく目の錯覚現象を説明する際に用いられる図です。
これは「同一の長さを持つ線分であっても、一方に両端に外向きの矢羽根を付け、他方に内向きの矢羽根が付けられると、長さが異なって見える。」という現象で、ミュラーという学者が1889年に発表したもので、ミュラー・リヤー錯視図形と呼ばれています。
このことが何故、当専門コラムにとって重要なのかということは、お読み頂ければご理解頂けるかと存じます。
この錯視をただの錯覚であると理解してしまうと話が前に進みません。なぜ、そのような現象が生ずるのかを考えることにより人が自分の周囲の環境をいかに把握するのかを理解することの一助とすることが重要です。
続きはこちらでお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2773
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是非Facebookページをご訪問ください。
Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
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No.301 Nice landing , Congratulation !
基本的にはどうでもいいことなのですが、筆者は飛行機の操縦資格を持っています。
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最初は幹部候補生の時の航空部隊実習で、山口県小月の教育航空隊で4人乗りの小型練習機の体験搭乗の時です。動きが軽快で、操縦桿によく反応する飛行機で、結構快適でした。
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三度目は後年、その八戸で後方部隊の指揮官として勤務していた際に、同期の飛行隊長の機に乗せてもらい、操縦桿を握らせてもらった時です。これはP-3Cでした。
その程度ですから、自衛隊で操縦の訓練を受けたのではありません。
若い頃に米国駐在を命ぜられてペンシルバニアの米海軍基地で暮らしていたことがあり、その時に近所の空港の使用事業を営む航空会社が飛行学校を併設していることを知って、そこで訓練を受けて資格を取ったというのが実情です。
クラーク・アビエーションという会社で、チャーターを主に小型の飛行機での使用事業を営んでいる会社でしたが、そこのパイロットたちが空いている時間に、小型機(セスナ152とセスナ175でした。その他に双発機としてはビーチクラフトがありました。)で教えてくれるのです。キャピタルシティ空港という飛行場で、筆者が住んでいた海軍基地から車で15分程度で行ける場所で便利でした。
ここで若い飛行教官から操縦を教えてもらっていました。
その空港は、一応小型のビジネスジェット機が離着陸できる長さの滑走路が二本あり、平日の日中は意外に多くの飛行機が離発着していました。訓練空域での訓練を終えて戻ってきて、管制塔に着陸許可を求めると、「7番目」とか言われることも珍しくなく、そのまま侵入を続けて周回パターンに入ると、自分の前に3機くらいが飛んでいるということもよくありました。
この空港にグレースという女性の管制官がいました。20代後半か30代前半と思われるびっくりするほど美人の管制官でした。
交通量の多い日中はグランドコントロールを担当しているので、筆者が離陸の準備を整えて、最初にコンタクトするのが彼女でした。彼女の指示に従ってエンジンを始動し、タクシーウェイを進んで、滑走路の直前まで進むことになります。
週末などトラフィックの少ない日はタワーで管制官を勤めていることもありました。
彼女はとても低い声で、ゆっくりと気怠い話し方をするのが特徴で、筆者にとっては分かりやすくていいのですが、この空域を飛ぶパイロットたちには大変な人気で、彼女と声を交わしたいばかりにその空港の上空を通過し、その許可を求めてくるパイロットが休日にはたくさんいました。
空港のパイロットの待機室となっている建物がタワーの近くにあり、ある時、そこでフライト前にフライトプランを作っていたら彼女が入ってきて、これから飛ぶのか?と尋ねてきた声がいつもグランドコントロールで聞いていた声だったので、はじめてどのような人物なのかを知りました。いわゆる「クールビューティ」という言葉がピッタリの女性でした。
飛行時間が20時間を超えたある日、いつもの訓練空域に進出し、失速の練習を一度だけやると、いきなり教官が飛行場へ戻れと言い出しました。
何か都合でもできたのかなと思って上がってきたばかりの空港に戻って着陸すると、エプロンに戻るのではなく、タワーの前へ行けという指示が出ました。そして、タワーの前で飛行機を止めると、教官が「このままタワーに許可をもらい、タッチ・アンド・ゴーを二度繰り返したら戻ってこい。」と言って降りて行ってしまいました。
つまり、初めての単独飛行です。
教官が下りて行った後の操縦席はおそろしく広く思えました。軽自動車の前席よりも狭いコックピットですが、「こんなにデカかったっけ」と思うほどでした。
タワーに離陸の許可を求めると、先ほどとは代わってグレースの声が返ってきました。
スチューデント・パイロットが初ソロのために周回飛行に出ると許可を求めると、いつになく詳しく丁寧に風向風速や近づきつつある航空機の様子などを教えてくれました。
そして、滑走路の端まで移動してきて、最終的な離陸許可が出るのを待っていると、その空港への着陸を求めている他の航空機に、これから初ソロのパイロットが離陸するところなので注意してほしいというアナウンスをしているのが聞こえました。
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