指揮官の休日 No.275 異国で聴く『故郷』
2022/03/04 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第283回 ちゃんと説明してくださいね を掲載いたしました。
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、様々な動きが見られます。
一時の勢いに乗って誤った意思決定をしないよう、冷静さを保つことが大切です。
詳しくはこちらをお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2638
No.274 異国で聴く『故郷』
海外に住んだ経験をお持ちの方はお分かりかと思いますが、普段意識していない日本という存在が突然大きくなってくるということがあります。
筆者も1990年から2年間、海上自衛隊の連絡官として米国のペンシルバニア州に駐在していたことがあります。
任期が二年間であることは分かっていましたし、着任した年の夏にイラクによるクェート侵攻が発生し、引き続き湾岸戦争が起こり、海上自衛隊から米海軍に連絡調整を命ぜられて赴任している者にとってはとんでもなく忙しい日々を過ごしていたため最初の年に日本を意識することはあまりありませんでした。
ところが2年目、幹部候補生学校を卒業して任官したばかりの初任幹部の遠洋練習航海のために練習艦隊がノーフォークに入港した際、東海岸地区にいた筆者はその入港支援に向かうよう命令され、ノーフォークに3日ほどいたことがありました。
3日間の入港支援を終えて出港する艦隊を見送っている時、遠ざかっていく護衛艦を眺めながら、猛烈な寂しさに襲われて我ながらびっくりしたことを覚えています。異国に取り残されてしまったという感覚だったように思います。
筆者自身が同じ練習艦隊に実習幹部として乗り込んでいた時の遠洋練習航海は世界一周でした。16か国の港に入港したのですが、どこでも在留邦人の方々の出迎えは熱狂的で、見送りの時にはなかなかお帰りにならないので心配したほどでした。
ドイツのキールに入港した際には、ドイツの北の端の辺鄙な田舎町であるキールまでドイツの様々な地方から在留邦人の方々が集まり、出港後は港での見送りだけでなく、キール運河を通過することを知っていたのか、ところどころに架けられた橋の上から日章旗を振って見送ってくださったのが忘れらません。
アレキサンドリアに入港した際には、出港してスエズ運河を南下していると、現地で護岸工事に従事している方々が運河の横に広がる砂漠を延々とついてくるので、帰りが大丈夫なのか心配したほどでした。
中でも印象的だったのは、ポルトガルのリスボンに入港した時でした。
この時は礼砲の交換をしながらの入港でした。
共和国首相に礼砲を撃つと日本の首相への礼砲が返され、次にポルトガル海軍司令官へ礼砲を撃つと海上幕僚長に対し礼砲が返されるというふうに延々と礼砲交換が続きます。
その間、登舷礼式で真っ白な礼装で整列している私たち実習幹部は耳元で撃たれる数知れない礼砲でうんざりしていたのですが、それが終わっていよいよ接岸する時に、岸壁上に妙なものを見つけたのです。
日本人と思われる中年の女性とちょっと若い女性が岸壁上で抱き合って涙ぐんでいるのです。
後で分かったのは、お二人は駐ポルトガル日本国大使の夫人とそのメイドさんでした。
沖で日本の艦隊が礼砲を撃っている砲声を聞いているうちに感極まってしまい、大きな防波堤を回りこんで艦隊が姿を現し、旭日旗が見えたらもうたまらなくなって泣き出してしまったそうです。
入港後講話にお出でになった大使が笑いながらその様子を話していたのをはっきりと覚えています。
やはり異国で旭日旗を見るというのは特別なことなのかもしれません。日本の国そのものがやってきたという感覚になるのでしょう。
高度成長期の商社マンなど海外で日本経済を支えるのに必死だったビジネスマンたちの中には、休みの日に空港に行って、当時の日本航空が尾翼につけていたツルのマークを見るのを楽しみにしていた人も少なくないということです。
集団就職で上京してきた人々が上野駅に出かけて故郷の思い出に浸ったのと同じような感覚なのでしょう。
普段、音楽はよく聴きますが、小学唱歌などにあまり関心を持ったことはありません。
しかし、異国の地でそれを聴くとちょっと違う感慨にふけることがあります。
やはり筆者が実習幹部として参加した遠洋練習航海で、ドミニカ共和国のサントドミンゴに入港したことがあります。
この国に日本から移民として行った人々は、外務省の杜撰な調査のお蔭で、農耕などできない荒れ地を与えられ、想像を絶する苦労をして生活をしてきていましたが、その移民の方々が歓迎に山奥の耕作地から出てきてくれていました。領事館がバスをチャーターしたと聞きました。
その移民の方々の子孫の小学生たちが木琴やハーモニカで一生懸命に演奏してくれたのが小学唱歌でした。
練習艦隊には音楽隊も乗艦しており、出入港の際には後甲板に整列して演奏をするのですが、子供たちが演奏しているのに気が付いて自分たちの演奏を止めていました。筆者は入港時に比較的後部に整列していたので、その子供たちの演奏を目の前で見ることができたのですが、『故郷』を一生懸命に繰り返し演奏していました。
小学生の演奏でしたが、異国で生で聴く演奏にはそれなりの感慨がありました。
最近、YouTubeで興味深い動画を見つけました。
海上自衛隊の音楽隊はオスロで開催されるミリタリータトゥーという行事によく参加しています。
これは世界中の多くの国の軍楽隊が集まる音楽の祭典です。
海上自衛隊音楽隊はここでもダントツの人気があり、彼らが行進曲「軍艦」を演奏すると、国内での演奏会と同様に手拍子が起こります。
ある年のミリタリータトゥーで、海上自衛隊の歌姫三宅由佳莉さんが和服を着て『故郷』を歌っています。在ノルウェーの邦人の方々にはたまらないシーンだったことと思います。
URLを張り付けておきますので、ご堪能下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=TxmLpmK-PrE
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ロシアによるウクライナ侵攻が2月24日に始まりました。
当コラムは執筆者が自衛隊出身ではありますがコラム自体は危機管理の専門コラムですので、国際関係論上の問題や軍事的な内容に踏み込むことは避けながらこの問題を注視してまいります。
侵攻開始から1週間たってもキエフが陥落しないという情勢は、ウクライナが予想以上に善戦しているのかロシア側の士気や準備に問題があるのか分かりませんが、この事態を看過すると中国による台湾侵攻を許容することにもなりかねませんので、国際社会が一致してこの事態に対応してくれることを願うばかりです。
いずれ、危機管理の問題としてこの戦争を分析する時が来るとは思っていますが、現時点では情報があまりにも少なく、軽々に議論できませんので、今回は戦闘そのものには触れません。
一方で国連安全保障理事会において拒否権を持つ常任理事国による国際法違反の武力侵略が行われるという事態において、国連の存在意義が問われることになるでしょうし、日本国内では憲法改正の議論に弾みがつくことになることが予想されます。
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ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
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1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
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2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
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危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
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弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
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やはり筆者が実習幹部として参加した遠洋練習航海で、ドミニカ共和国のサントドミンゴに入港したことがあります。
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