指揮官の休日 No.270 『錨を上げて』
2022/01/28 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第278回 危機管理をしない組織 を掲載いたしました。
果たしてこの国は挙国一致で必死になってコロナ禍と戦おうとしているのでしょうか?
ちょっと考えるとおかしなことがたくさんあります。
詳しくはこちらをお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2604
No.270 『錨を上げて』
『錨を上げて』という行進曲は日本でもとても有名です。
米国の行進曲としては日本では最も知られている曲ではないでしょうか。
実は『星条旗よ永遠なれ』や『ワシントンポスト』なども非常に有名なのですが、曲と曲名が一致しない方が多いかと思います。しかし、『錨を上げて』だけは曲と曲名が一致する有名な行進曲かと思われます。
この曲を作曲したチャールズ・ツィマーマンという音楽家は、この曲を作曲した当時、米海軍兵学校の軍楽隊長だったそうです。ある候補生から海軍兵学校の応援歌を作詞したので曲をつけてほしいとリクエストされて作曲したと言われています。
この曲の初演はフィラデルフィアで行われた対陸軍士官学校のフットボールの対抗戦の時であり、海軍兵学校が圧勝したため、以後海軍兵学校の応援歌として演奏されていきました。
その後、この曲がアメリカ海軍の軍歌として徐々に広まっていき、そのうちに歌詞が学校の応援歌であったのを広く海軍全体を謳う歌として書き換えられていき、現在は規則上の正式歌ではないものの、合衆国海軍の公式行進曲として扱われています。
日本で有名になったのは戦後、フランク・シナトラが主演した米国のミュージカル映画『錨を上げて』の挿入歌となったからですが、学校の運動会などでも広く使用されるようになりました。
原題は“Anchors Aweigh”となっています。これは海軍用語で錨が巻き上げられて艦内に収容されたことを報告する時に使われ、この報告により指揮官は船を航海状態とすることが出来るようになったことが分かるので、機関を動かしたりすることができるようになります。
aweighというのは元来は重さを量るという意味なのですが、錨の重さは水中では量れないため、船内に収容する必要があったので、錨を上げることをanchors aweighと呼ぶようになったと聞いたことがあります。
筆者の個人的な思い出になりますが、筆者が海上自衛隊を退官した日、見送られる筆者を送ってくれたのがこの曲でした。
海上自衛隊の部隊では、隊員の転勤や退職などに際しては見送りの行事が行われます。筆者は部隊指揮官でしたので、離任挨拶、後任指揮官の出迎え、申し継ぎ、見送りという一連の指揮官交代行事が行われました。
将官である部隊指揮官の離任に際しては栄誉礼が行われます。
筆者も後任指揮官を出迎え、公室で引継ぎを行い、その後栄誉礼を受けて隊を後にしました。
栄誉礼においては儀じょう隊と音楽隊が登場します。
筆者は新入隊員を教育する部隊の指揮官であったので、儀じょう隊はその新入隊員で編成されました。3月まで高校生だった隊員たちを迎え入れ、4か月間にわたって鍛え、もう少しで艦隊に送り出すところまでになった新入隊員たちが儀仗隊員として栄誉礼に整列したのです。その春まで実物を見たことすら無かった銃を持つ彼らの「捧げ銃」を受けながら、たくましくなった顔を眺めて感慨深いものがありました。
音楽の方は同じ地方隊に所属の音楽隊がやってきてくれました。
一週間ほど前に音楽隊との調整に当たっていた副長が「見送りの時は『軍艦マーチ』でいいですか?」と聞きに来ました。何気なく「オゥ」と答えたのですが、思うところあって「待て。『錨を上げて』にしてくれ。」と頼みました。
副長が尋ねてきたのは、栄誉礼の後に全隊員が整列している前を一人一人の敬礼に応えながら歩いていく際、音楽隊が演奏する曲が『行進曲 軍艦』でいいかということでした。通常はこの曲が演奏されるからです。
私が退官の日に『軍艦マーチ』ではなく『錨を上げて』を選んだことについて、一部のOBの先輩たちから批判がありました。「アメリカかぶれしやがって」というものです。
在米連絡官を経験したり、内部部局で対米関係を担当したりしていたこともあり、私が米国にかぶれているということなのでしょう。
私がちょっと考えて『錨を上げて』にしたのには理由がありました。
『行進曲 軍艦』という曲は瀬戸口藤吉という帝国海軍の軍楽隊長が作曲し、明治時代から演奏されてきている名曲です。
この曲は帝国海軍だけでなく、戦後発足した海上自衛隊においても公式行進曲として採用され、筆者も入隊以来おそらくは1000回を超える回数聴いてきた曲です。
いつ聴いても素晴らしい名曲です。
その名曲が船の出航や部隊の観閲行進などの際に演奏されるのはいいのですが、私個人のために演奏されるということに違和感を持ったのです。
帝国海軍以来の伝統を持つこの名曲を自分のために演奏させるということに抵抗があったということです。
さらに私は、防衛産業の顧問への再就職を断り、自衛隊とはまったく関係のない精密部品を取り扱う専門技術商社への再就職が決まっていました。これが極めて多難な途であることは覚悟していました。
自分の退官の日は、その困難な新たな船出への出発の日だと思っていましたので、ここで『錨を上げて』をリクエストしたのです。
そのような思い出もあるため、『錨を上げて』と『軍艦マーチ』は数ある行進曲の中でも私にとっては特別な意味を持つ曲となっており、それらを聴くと、真夏の雲一つない暑い日の指揮官交代の行事を思い出してしまいます。
例によって『錨を上げて』の素晴らしい演奏をYoutubeでお聴きください。
イントロの部分は皆さまが聴いたことのないものになっているかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=q-PbrynDYRA
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専門コラム「指揮官の決断」第278回 危機管理をしない組織 掲載のご案内
当コラムでは経営者は様々な分野の業務についてそれぞれの専門的知識経験を持った経営幹部に権限を委譲することは必要なことだと申し上げてきています。
例えば、技術出身の社長は営業や経理についてはそれを専門とする経営幹部にその指導監督を任せることも仕方ないかもしれません。
逆に営業出身の社長は技術的な問題については技術部門出身の役員の助言が必要でしょう。
しかし、危機管理に関しては経営者はその権限を誰に委譲してもなりません。危機管理の権限と責任は経営者が一身に負わねばなりません。極言すれば、危機管理以外のあらゆる業務に関する執行権限はそれぞれの専門に任せても構いません。責任だけは取る覚悟さえあればそれらの権限は委譲した方が業務の円滑性を保つことができるかもしれません。
しかし、危機管理の権限と責任だけは別です。
詳しくはこちらをお読みください。
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『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
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ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
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No.270 『錨を上げて』
『錨を上げて』という行進曲は日本でもとても有名です。
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この曲を作曲したチャールズ・ツィマーマンという音楽家は、この曲を作曲した当時、米海軍兵学校の軍楽隊長だったそうです。ある候補生から海軍兵学校の応援歌を作詞したので曲をつけてほしいとリクエストされて作曲したと言われています。
この曲の初演はフィラデルフィアで行われた対陸軍士官学校のフットボールの対抗戦の時であり、海軍兵学校が圧勝したため、以後海軍兵学校の応援歌として演奏されていきました。
その後、この曲がアメリカ海軍の軍歌として徐々に広まっていき、そのうちに歌詞が学校の応援歌であったのを広く海軍全体を謳う歌として書き換えられていき、現在は規則上の正式歌ではないものの、合衆国海軍の公式行進曲として扱われています。
日本で有名になったのは戦後、フランク・シナトラが主演した米国のミュージカル映画『錨を上げて』の挿入歌となったからですが、学校の運動会などでも広く使用されるようになりました。
原題は“Anchors Aweigh”となっています。これは海軍用語で錨が巻き上げられて艦内に収容されたことを報告する時に使われ、この報告により指揮官は船を航海状態とすることが出来るようになったことが分かるので、機関を動かしたりすることができるようになります。
aweighというのは元来は重さを量るという意味なのですが、錨の重さは水中では量れないため、船内に収容する必要があったので、錨を上げることをanchors aweighと呼ぶようになったと聞いたことがあります。
筆者の個人的な思い出になりますが、筆者が海上自衛隊を退官した日、見送られる筆者を送ってくれたのがこの曲でした。
海上自衛隊の部隊では、隊員の転勤や退職などに際しては見送りの行事が行われます。筆者は部隊指揮官でしたので、離任挨拶、後任指揮官の出迎え、申し継ぎ、見送りという一連の指揮官交代行事が行われました。
将官である部隊指揮官の離任に際しては栄誉礼が行われます。
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音楽の方は同じ地方隊に所属の音楽隊がやってきてくれました。
一週間ほど前に音楽隊との調整に当たっていた副長が「見送りの時は『軍艦マーチ』でいいですか?」と聞きに来ました。何気なく「オゥ」と答えたのですが、思うところあって「待て。『錨を上げて』にしてくれ。」と頼みました。
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在米連絡官を経験したり、内部部局で対米関係を担当したりしていたこともあり、私が米国にかぶれているということなのでしょう。
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