指揮官の休日 No.262 飲み会事情の変遷
2021/12/03 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
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ものの考え方の大切さについて考えています。
詳しくはこちらをお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2562
No.262 飲み会事情の変遷
先日、緊急事態宣言明けで久しぶりに横浜の馴染みのバーに行ってきました。
固定ファンの多いバーなので、遅い時間に行くと席が埋まっていることが多く、私はいつもなるべく早い時間に行くことにしています。しかし、その日は、かなり遅くまでいたのですが、私たち以外に入って来るお客がいませんでした。
マスターに訊くと、宣言が明けても待ってましたとお客が寄って来るかと思いきやあまり戻ってこないのだそうです。
テレワークが進み、わざわざ夜に飲みに出てくるということが少なくなったのではないかということです。
多くの人が自宅で飲むことを覚えてしまったのかもしれません。
私は元々それほど酒に強い方でなかったこともありますが、外で飲むのがあまり好きではありませんでした。
学生時代、外洋レース艇のクルーとして奴隷生活を送っていた頃、私たちはヨットの中でよく飲んだものです。金曜日の夜、ハーバーに集まってきた学生クルーたちが、狭い艇内で鍋を囲んだり、安いブロックの肉をサイコロ状に切って塩コショウで炒めたりして、ビール、焼酎、ウイスキー、ワインなど手当たり次第に船にある酒を飲んでいました。
酔ったらそのまま寝てしまえるのも便利でしたし、冬の夜などはビールをデッキ上に出しておくとキンキンに冷え、狭いキャビンがムッとするほど暑いのでその冷たいビールが本当に美味かったのが強烈な印象として残っています。
私が飲み始めたのがそんな環境だったので、都会の夜にスナックなどで水か何か分からないくらい薄い水割りと称する飲み物でカラオケなどをがなるという飲みかたが好きではありませんでした。
社会人になって特に嫌だったのが海上自衛隊以外での宴会でした。
海上自衛隊の宴会では何故か人に無理に酒を進めるということがなく、自分のペースで飲めたのですが、内局や他の省庁がからむ宴会などでは酷いものでした。
立食のパーティーなどでも同様なのですが、まず乾杯までが異様に長い。ビールなどを注いでから乾杯の音頭を取る方の話を聞くのですが、大抵はビールが温まってしまうまで乾杯になりません。
やっと乾杯になってホッとしていると、今度はビール瓶を持って注ぎに来る奴がいます。
御承知のとおり、注ぎ足されたビールほど不味いものはありません。
しかし、そういうことをやる人物に限って、お断りしても「まぁ遠慮せずに」とかなんとか言って無理やり注ごうとします。
仕方ないので、満杯に注がれているグラスをそのまま出すと、「飲み干せ」と余計なことを言います。さらに断ると「俺の酒が飲めないのか」と怒る人もいます。
かつて防衛省の陸・海・空自衛隊と内部部局の合同のパーティーに出席したことがありました。
何のパーティーだったか忘れましたが、予算や装備関係者が多かったように思います。
その席上で、私は久しぶりに会った航空自衛隊の若い幹部が懐かしがって近寄ってきたので彼と話をしていました。そこへ内局の高官が寄ってきて、話に割って入り、私のグラスに注ぎ足そうとしてきました。かつて私が内局に出向していた際に顔見知りになった方です。私は失礼のないように挨拶をして、ちょっと言葉を交わしてから航空自衛官の方に向き直ったのですが、その内局の高官はさらに割って入ってきて、どうしても酒を注ごうとするのです。
その日はパーティーの後に戻って仕事をしなければならなかったのであまり飲む気にもなれなかったため、私は早々にワイングラスに代えていました。それに気が付いた件の高官はウェイトレスが持って歩いていたビール用のグラスを取り上げて、それを私に渡してビールを注ごうとするのです。
そこで「申し訳ありません。今日はちょっと飲むことが出来ないので。」と伝えたのですが、彼は「俺の酒が飲めないのか」と言って、無理やりビールのグラスを押し付けようとします。さすがにたまりかねた私は、その床がカーペットでないことを確かめたうえで、「ああ、飲めませんよ。」と言ってグラスをその場に落としました。
音を立てて割れたグラスに周囲が驚いて振り向いていましたが、私とその高官がにらみ合っているのをいぶかしんだようです。そのうちに内局の若手の役人がやってきてその高官をなだめて連れて帰り、その高官の所属するセクションの課長が謝りに来ましたが、昔はそういう連中も時々いたものです。
これが座敷で座って飲む宴会になるともっと酷く、お銚子を持って注ぎに来る輩が後を絶ちません。そして始まるのがカラオケやかくし芸などで、そういうものに全く関心のない私にとっては苦痛だけの時間を我慢する場でしかありませんでした。
今から考えると変な風習です。大学の体育会くらいならまだいいのですが、いい社会人のやることではないように思っていました。
平成も半ばになると、それほど酷い人も少なくなり、私も早々にワインやウイスキーに代えてグラスを持つという知恵をつけたので、少し被害が少なくなりましたが、昭和の時代は酷かったですね。
自衛隊を退官してからは、立食のパーティーではまず飲み食いをせず、もっぱら久しぶりにお目にかかる人たちと話をすることにしています。
立食のパーティーで食べる料理や飲む酒でまともに美味いと思うことがないのと、食事は座って落ち着いて食べたいからです。
したがって、パーティーが終わってからレストランで食事をして帰るということも少なくありません。
この1年半、そういう席に呼び出されることがまったく無かったので個人的にはありがたかったのですが、ひょっとすると社会全体でもそのような宴会や立食パーティーの習慣が失われたかもしれません。
多分、桜の季節の花見も様変わりしているはずです。
昭和の時代、新入社員が入社の初日にやる仕事が花見の場所の確保だったという記憶をお持ちの方も多いかもしれませんが、そのような職場の花見は行われなくなるかもしれません。
送別会はまだ行われるかもしれませんが、歓迎の宴会は多分なくなるでしょう。
そうでなくとも会社の宴会に参加しない若手社員が増えているという話を聞いたことがあります。
つまり、皆さん日本の宴会のつまらなさに気が付いたのかもしれません。
海外でパーティに参加すると、韓国以外では酒を注がれることはありません。これが非常に楽です。
特に米国やヨーロッパでは女性に酒を注がれるということは絶対にありません。むしろ女性のグラスのお代わりを取ってくるのが男の役割です。
最近の若い人たちには飲まない人も少なくなく、ファミリーレストランのドリンクバーで何時間も盛り上がる人たちもいるようです。
彼らから見ると昭和の時代の宴会など正気の沙汰ではないんでしょうね。
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この変異株がどの程度恐ろしいものであるのかはまだ分かりませんが、伝えられているところによればかなり強力な感染力を持っているということなので、一般的に言うならば弱毒化されているのかもしれません。
ただ、感染力が強いということと弱毒化は必ずしもイコールではないということですので、軽々に判断すべきではないでしょう。
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
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導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
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4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
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音を立てて割れたグラスに周囲が驚いて振り向いていましたが、私とその高官がにらみ合っているのをいぶかしんだようです。そのうちに内局の若手の役人がやってきてその高官をなだめて連れて帰り、その高官の所属するセクションの課長が謝りに来ましたが、昔はそういう連中も時々いたものです。
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