指揮官の休日 No.234 アメリカ大陸横断ドライブ
2021/05/21 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
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繰り返してはならない過ちとは何でしょうか。詳しくはこちらをご覧ください。
https://aegis-cms.co.jp/2386
No.234 アメリカ大陸横断ドライブ
当メールマガジンの読者の皆様にもあまり経験をされた方はいないのではないかと思っているのが、アメリカ大陸横断のドライブです。
実は米国人でも実際にこれをやったことのある人はどちらかというとマイナーのようです。
筆者はこのドライブを湾岸戦争のあった年の夏に家族で行いました。しかも往復です。
その前年、ペンシルバニア州にある米海軍の基地に連絡官として着任した私は、家族とともに基地内の官舎に住んでいました。着任は3月半ばでしたが、異国での生活や仕事に慣れてきた8月にイラクのクェート侵攻が生起し、それまでは比較的淡々と行っていた連絡官業務が大騒ぎになりました。
私の任務は、当時建造中であったイージス一番艦ひえいの艤装のタイミングに合わせてイージスシステムの様々な構成品が日本に送られるように米海軍と調整することでしたが、湾岸戦争に日本が人的貢献をしなかったため、米海軍内の優先順位が一挙に下がり、下手をするとイージス艦が予定通り就役できないという事態も予想されたのです。
私が勤務していた部隊の司令官以下の米海軍士官たちは自衛隊の憲法上の制約を良く理解してくれていたのですが、補給優先順位はコンピュータが規則に則って決めてしまうので仕方ないのです。
とは言え、座してそのような事態を見ているわけにもいきませんので、必死の調整が始まり、年末は12月31日まで勤務し、年始も1月2日には出勤して仕事をしていました。米軍のオフィスは1月1日だけは祝日ですが、日本のような三が日という発想はないのです。
この間、本来の調整任務のほかに、戦争に突入していく米海軍がどのように準備をしているのかをレポートする作業も併せて行っていたので、夜遅くまでの勤務が続いていました。
翌年の3月、100時間で陸上戦闘が終了して湾岸戦争が終わり、私の任務も元に戻りました。
前年、夏休みをまったく取っていなかった私は海幕の上司におねだりをしてみました。去年、夏も冬も休みを取らずに仕事をしてきたので、この夏はちょっとまとまった休みをくださいとお願いしたのです。
海幕のボスは長い休みを取って何をするんだと尋ねてきました。私は米国大陸を車で横断してその広さを実感するとともに、普段住んでいるペンシルバニア以外の地域も見てみたいし、サンフランシスコにある輸送代行業者の仕分け場を視察したいと述べました。
ボスはそれはいいことなので、状況を見て差し迫った案件がないのであれば行ってこいと言ってくれました。
そこで実現したのが大陸横断ドライブでした。
私たちが持っていた車は米国でミニバンと呼ばれるワンボックスカーでした。
4歳だった息子のために、三列のシートの中央を外して広い床面積を確保しました。
彼は車内を立って歩くことができる身長でしたので、大人がバスに乗っているような感覚だったかもしれません。外の景色に飽きると、彼は当時お気に入りだったLEGOのピースをたくさん持ち込でいてそれを組み立てたりして遊んでいました。
さて皆さま、米大陸横断のドライブというのは何日かかるかご存じですか?
私たちは三泊四日で東海岸のペンシルバニアの中央部からサンフランシスコに到着しました。
朝は比較的早くホテルを出て1~2時間走ったところで朝食を取ることのできるレストランに入り、昼食は当時おまけについてきたフィギュア目当ての息子の猛烈なリクエストでマックでハンバーガーを食べていました。
夜は殺風景な沿道でレストランを探し回るのは面倒であるだけではなく、治安上の問題もあり、また、小さな子供を連れていると入ることのできるレストランは限られていたこともあり、夕食用に缶詰のシチューなどを持って行って、モーテルの部屋で電熱器で温めて早めに寝ていました。
そのようなドライブであれば家族連れでも三泊四日で横断は可能です。大人のドライバーが交代で朝から夜まで運転を続ければ二泊三日でも可能でしょう。
まだカーナビなど無かった時代です。計画するにあたってAAAに行って相談したら地図を20枚くれました。それを持って、ルート80というかなり北側のインターステートを西へ進み、ロッキー山脈を越えるに際しては、超えた向こうが砂漠なのを知っていたのでデンバーで泊る予定だったのが、意外に早くデンバーについてしまい、ガソリンスタンドを探しているうちにロッキーの頂上まで来てしまったため反対側へ一挙に降りて行きました。
砂漠の真ん中のハイウェーを少なくなった燃料を気にしながら走っていてやっと見つけたガスステーションの古ぼけた案内板に従ってハイウェーを外れて農道のような道を走ったのですが、いくら走っても着きません。さすがに不安になった頃に現れたのが廃屋としか思えないような掘立小屋の前にガスステーションが一つだけある店でした。
真っ暗で誰もいないように思えたのですが、試しに車を降りてみると奥から爺さんが一人現れ、碌に口もきかずに給油をしてくれました。
近くにホテルがあるかと尋ねると、ぶっきらぼうに「さっき来た道に戻ってちょっと西に進んだら一つある。」と言うのでインターステーツに戻ったのですが、そんなホテルなど見当たらず、結局40分走ったところで爺さんの訓えてくれたモーテルを見つけることが出来ました。
サンフランシスコで少しゆっくりしてルート5を南下し、サンディエゴでまたゆっくりとしてメキシコのティファナ観光に行ったりしてから、南側のルート60を東に向かい、グランドキャニオンなどを見たりしながらペンシルバニアに戻ったのが出発から17日後でした。
ペンシルバニアに戻る前日、海幕のボスに報告の電話をしたら、「ちょうど良かった。」と言うので何かと思ったのですが、ノーフォークに実習幹部を乗せた練習艦隊が入港するので、その支援に行けという指示でした。
翌日ペンシルバニアの官舎に戻り、制服を準備して翌朝東海岸のノーフォークに向かいました。東海岸にいる連絡官や留学生などが支援要員として集められたのですが、練習艦隊は艦上レセプションに夫婦で招待する予定であり、ベビーシッターも準備するというので、この時も家族連れで向かいました。つまり、セントラルペンシルバニアを起点に西海岸へ行き、セントラルペンシルバニアに戻ってすぐに東海岸に向かったので、事実上大陸の東海岸と西海岸の間を往復したことになりました。
家族で行ったこの往復横断ドライブで、多くのことを学び、多くの思い出を作りました。
ある程度のまとまった時間が確保できないとできないことですが、是非お勧めしたいレジャーの一つです。
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