指揮官の休日 No.217 1973年1月27日
2021/01/22 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第225回 危機の迎え撃ち方 ワクチン接種でどうなる? を掲載いたしました。
ワクチン接種が始まることにより逆に医療崩壊が起こるのではないかと危惧しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://aegis-cms.co.jp/2260
No.217 1973年1月27日
さて、何の日でしょうか。
ラグビーファンなら誰でもご存じです。
バーバリアンズVSオールブラックスの試合で、ラグビー史上最高のトライと呼ばれるプレーが行われた日です。
“ That try “と言えばこの時のトライを指しています。
この試合の前半、モールからオールブラックスが出したボールをパントで上げ、ゴールライン手前で受け取ったバーバリアンズがフッカーにパス、それがセンターにパスされるのですが、センターはタッチライン際を走り抜けようとしたところ阻まれ内側に回り込んできました。そして目の前に進出してきたフランカーに渡します。
そのフランカーがオールブラックスのディフェンス陣の中央突破を図りオフロードパスで左側にいたNo.8に渡します。
No.8はこれを姿勢を崩しながらかろうじて拾い、そのままさらに左に追い付いてきたウィングスリークォーターにパスしようとしました。
ところが、バーバリアンズのスクラムハーフがそのパスを後ろからカットして受け取り、そのままトライまで走り抜けてしまったという有名なトライなのです。
なぜ私がこのような実況まがいのことができるかと言えば、この有名なシーンはあちらこちらで観ることができるからです。
試しにYoutubeで「1973 トライ」と検索すればこの試合の動画が何本もアップされているのをご確認できます。
確かに音楽が流れるように美しいトライです。
個人的には2015年のワールドカップラグビーの対南アフリカ戦で日本代表が残り1分で得たチャンスにPGを取らずスクラムを選択して得たトライの方が感激的なのですが、世界的に見るとこの1973年のバーバリアンズなのでしょう。
ところがこの試合は私に言わせると二つの意味でラグビー史上最高の試合なのです。
一つはもちろんこの” That try “ と言われるバーバリアンズのトライなのですが、もう一つは試合前のオールブラックスのハカです。これがラグビー史上最高に下手くそなハカまたは最も可笑しなハカなのです。
私はかつて海上自衛隊のあるラグビー部の監督をしていたことがあり、部員のために雑誌やビデオを集めていたことがあり、その中にこの試合のビデオがあり、何度も観た覚えがあります。それはダイジェスト版で、そのトライのシーンだけが編集されていたものでした。
数年前にYoutubeでその試合の最初から最後までの動画を発見して観ていたところ、試合前のオールブラックスのハカが映っていて大笑いしました。
一昨年の日本大会におけるオールブラックスのハカは迫力があって見事でしたが、それを見慣れた目から見ると噴飯物のハカです。
ハカを舞うのが初めての選手もいるようで、横の選手を見ながら合わせていたりしているので、なんとも様にならないハカになっています。多分、ラグビー史上最高に笑いを取る間抜けなハカです。
ところで、かつて自衛隊でラグビーの監督をやっていたというととんでもない誤解をされるので解説をしておかなければなりません。
自衛隊では何か起きた時のためにも、いろいろな活動に幹部を付けて、責任を幹部自衛官が負うようにしています。スポーツなどは事故が起きたりすることもありますからね。
さらに海上自衛隊は幹部自衛官の数もそう潤沢にいるわけではなく、いろいろな分野の人材がそろっているわけでもありません。
今はどうか知りませんが、私が幹部候補生の時のロシア語の教官は着任したら大学が英文科だったというだけでロシア語の教官を命ぜられ、彼自身が候補生学校で習っただけなので即席で自習して私たちの教務を担当していましたし、その5年後くらいに入校した幹部中級課程の国際法の教官もやはり自分が中級課程学生で国際法を学んだだけで、慌てて勉強し直して教官を勤めていた人でした。
私も学生時代に剣道部や水泳部に所属したことはありませんが、舞鶴で新入隊員の教育に当たる教育部隊の指揮官として勤務していた時には舞鶴地方隊全体の剣道と水泳の指導官でした。これは私が剣道や水泳を教えるということではなく、海上自衛隊剣道大会や水泳大会などの際のチームを率いて戦うための戦略を練る配置であり、個人が優れた選手である必要はありません。
ラグビー部の監督もその配置の前任者が監督だったというだけで、前任者の転勤に際し、他の幹部自衛官で引き受け手がなかったため後任として着任した私がそのまま引き継いだだけなのですが、私としては丸いボールを扱うのは苦手でラグビーの方がまだ経験があったので何とか勤めていたという程度の話です。
自衛隊ではそのような役職を押し付けられることは珍しくなく、私などは呉地方隊の茶道部の部長だったことすらあります。笑っちゃうでしょ?
こう書くと海上自衛隊に対する信頼がなし崩しになってしまいそうですが、心配は御無用です。
一般教養として国際法の教官はその程度でしたが、本当に国際法を理解していなければならない司令部幕僚や指揮官を養成する課程である幹部学校指揮幕僚課程で私たちに国際法を講義してくれたのは、外務省から乞われて国連海洋法条約締結のための国際会議に何度も出席した海上自衛隊きっての国際法の専門家でしたし、ロシア語も情報職域に進む者は通訳ができるくらいに勉強をしています。
要するに、専門分野は狭く深く、その他の分野についてはおそろしく広く浅くという方針なんですね。
ね、知っていても知らなくてもどうでもいい内容で綴る本メールマガジンの本領をだんだんに発揮してきているでしょ?
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専門コラム「指揮官の決断」第225回 危機の迎え撃ち方 ワクチン接種でどうなる? 掲載のご案内
いい加減に誰か言い出さないかなと思っているんですが、メディアでは誰も言い出さないようなので、仕方なく当コラムで取り上げることにします。
当コラムは何度も申し上げているとおり、危機管理の専門コラムであって、この度の新型コロナ騒ぎのようなメディアが作り出したような低レベルの話にいつまでも付き合うつもりもないのですが、メディアの存在そのものが危機になりつつあるので致し方ありません。
続きはこちらからお読みください。
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お勧めの本
『自衛隊 最強の部隊へ 災害派遣編』 二見龍
誠文堂新光社
元陸将補の著者が2005年3月の福岡県西方沖地震の際、連隊長として災害派遣に出動された際の記録です。
災害派遣に応ずる陸上自衛隊の部隊の中でどのように意思決定が行われ、現場指揮官たちがどのようなリーダーシップを発揮し、
地元との調整などをどのように行ったのかが詳細に語られているドキュメントであり、普段知ることのない部隊の雰囲気を感ずる
ことのできる書物です。
是非ご一読ください。
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お勧めのコラム
株式会社ココティアコンサルティング
「ポストコロナを生き延びる中小企業が持つべき「人材戦略」」
https://cocotia.co.jp/column/training/activemental189
当メールマガジンで時々ご紹介している(株)ココティアコンサルティング代表の高橋雅美さんのコラムです。
コロナ禍でテレワークに移行したり、いろいろと経営環境が急速に変わっていく現在、時代に対応する人材戦略はどうあるべきか、メンタルヘルスの専門家の観点から解説されています。
コロナ禍の経営環境には早く対応した企業が勝ち組になるのだと思われます。是非、参考として頂きたいと思います。
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是非Facebookページをご訪問ください。
Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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No.217 1973年1月27日
さて、何の日でしょうか。
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さらに海上自衛隊は幹部自衛官の数もそう潤沢にいるわけではなく、いろいろな分野の人材がそろっているわけでもありません。
今はどうか知りませんが、私が幹部候補生の時のロシア語の教官は着任したら大学が英文科だったというだけでロシア語の教官を命ぜられ、彼自身が候補生学校で習っただけなので即席で自習して私たちの教務を担当していましたし、その5年後くらいに入校した幹部中級課程の国際法の教官もやはり自分が中級課程学生で国際法を学んだだけで、慌てて勉強し直して教官を勤めていた人でした。
私も学生時代に剣道部や水泳部に所属したことはありませんが、舞鶴で新入隊員の教育に当たる教育部隊の指揮官として勤務していた時には舞鶴地方隊全体の剣道と水泳の指導官でした。これは私が剣道や水泳を教えるということではなく、海上自衛隊剣道大会や水泳大会などの際のチームを率いて戦うための戦略を練る配置であり、個人が優れた選手である必要はありません。
ラグビー部の監督もその配置の前任者が監督だったというだけで、前任者の転勤に際し、他の幹部自衛官で引き受け手がなかったため後任として着任した私がそのまま引き継いだだけなのですが、私としては丸いボールを扱うのは苦手でラグビーの方がまだ経験があったので何とか勤めていたという程度の話です。
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