指揮官の休日 No.210 12月8日
2020/12/04 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第218回 第3波襲来??? を掲載いたしました。
テレビが嬉しそうに「感染の拡大に歯止めがかかりません」とはしゃいでいますが、本当にそうなのでしょうか?
詳しくはこちらをご覧ください。
https://aegis-cms.co.jp/2222
No.210 12月8日
ある一定の年齢以上の方なら、この「12月8日」という日付を見て、私が昭和16年12月8日の帝国海軍による真珠湾奇襲攻撃に言及するつもりであるとお考えになるかと思います。ところが私が今回言及するのは1982年12月8日です。
この日、海上自衛隊の幹部候補生であった私は朝早くからムッツリして、体操服装の上に防寒コートを羽織り、雑貨船と呼ばれる上陸用舟艇に乗っていました。候補生学校のある広島県江田島から安芸の宮島に向かうのです。
毎年、幹部候補生学校ではこの太平洋戦争の開戦記念日に宮島の弥山登山競技を行うのです。何をするかと言えば、弥山の頂上に至る登山道を走って登り、その所要時間を分隊ごとに競うのです。
弥山とは宮島の最高峰で標高は535mあります。山頂まで2.6kmでその標高差を登る分隊対抗の競技です。
幹部候補生学校ではいろいろな鍛錬行事が行われますが、そのほとんどは分隊対抗の競技となります。重量1トンあるカッターと呼ばれるボートを漕ぐ「短艇競技」、夏の8マイル(約15km)の遠泳の後に行われる「水泳競技」など、それぞれ分隊の名誉を賭けた競技形式で行われます。つまり連帯責任を問われるのです。
この弥山登山競技に臨むため、各分隊では1か月くらい前から特別なトレーニングを始めます。平日は幹部候補生学校の裏にある古鷹山という標高394mの山に走って登ったり、近くの江田島神社の108段の石段を何回も登るという訓練を続け、外出が許可される週末には分隊全員で宮島に行って弥山に登るのです。
宮島に行くと、弥山のふもとにある茶屋に頼んで着替えなどを預かってもらい、走って登って降りてくるとその茶屋で昼ご飯を食べます。海軍兵学校時代からの伝統行事なので地元の茶屋も御馴染で歓迎してくれます。昼食に食べていたのは、この地の名物である穴子丼が多かったように覚えています。そして昼食後もう一度頂上まで登ります。
私は水泳はいくら泳がされても苦にならず、8時間泳がされた8マイル(約15km)の遠泳もただ退屈だっただけでほとんど苦労はしなかったのですが、長距離を走るのは若い頃から大嫌いでした。短距離は得意でしたので、200mで学校代表の選手として大会に出場したこともあります。しかし1500m以上の陸上競技は敬遠していました。
なので、この弥山登山競技は憂鬱以外の何物でもなかったのです。
せっかくの紅葉が美しい日本三景の一つである秋の宮島の晩秋を何故走って山に登らなければならないのかという暗澹たる思いでした。
ただ、分隊対抗なので手を抜くわけにもいきません。自分だけの成績ではないのです。
週末に4回、宮島に出かけ、毎回午前午後の2回登山道を駆け上がるということを繰り返していました。
当日、起床後、ランニングウェアの上に体操服を着こみ、その上に防寒コートを羽織って上陸用舟艇に乗り込み、立ったまま江田島から宮島に向かいました。上陸用舟艇ですからキャビンなどないので露天です。到着する頃にはすっかり冷え切ってしまっていました。
到着後、準備運動をして分隊ごとにスタートし、頂上で各分隊の総員の所要時間を計測します。一般の観光客の方もいるのですが、登山道の入り口の看板に幹部候補生学校の伝統行事が行われる旨の注意書きがあるので道を避けてくれます。
頂上まで駆け上がると野生の猿がいて、その中のボス猿のような奴が大きな岩の上に牢名主のような顔で座っていて、「遅いな。」というような顔で待ち受けています。
頂上でウロウロしていると汗をかいた体が急に冷えて危険なのですぐに下山を始めます。今度は別の登山道を紅葉谷に向かって降りていくのですが、そこで初めて宮島の紅葉を眺めることになります。その色の鮮やかなのに驚きつつ出発した地点に戻ってくると、候補生学校の教官たちが大きなドラム缶に豚汁を煮て待っていてくれていました。寄っていくと一杯ずつよそってくれるのですが、その感動的な美味さは忘れようもありません。
汗をかいたシャツを着替え、港に戻る際に、訓練中にお世話になった茶屋に声をかけ、甘酒などをご馳走になりながら帰ります。
現在の幹部候補生学校は諸般の事情により必ずしも12月8日にこの競技を行っているのではないらしいのですが、私たちの頃は12月8日の恒例行事でした。
その日から37年経った2019年12月8日、我が家の司令長官が我が家の近くで転んで左腕を骨折するという事故を起こしました。昨年の年末です。
突如、家事戦線から撤退した司令長官の代わりに私の激闘が始まりました。
食事を作り、洗濯をし、買い物に出かけるという作業が私に課せられました。危機管理の専門家としてそんなことでうろたえるわけにはいかないのですが、ただでさえ慌ただしい師走です。クリスマスにはローストチキンを焼き、正月にはお節料理を準備したりと奮闘を繰り広げていました。
コロナ禍の今年の12月8日はどのような日になるのでしょうか。
毎年12月になると候補生時代を思い出し、それからの月日を考えたりします。
皆様にもそんな特別な一日があるのではないかと拝察いたしております。
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お勧めのコラム
「コミュニケーション不足が招く自社への打撃を理解しているか」
当コラムではおなじみの株式会社ココティアコンサルティングの高橋雅美代表のコラムです。
テレワークの進展とともに現れるであろう新たな問題点を指摘されています。
テレワークによるコミュニケーションによって生ずる問題についてはすでに多くのコンサルタ
ントが指摘していますが、このコラムではコミュニケーションではなく「対話」の重要性に論及
されています。
「報連相」でも「会話」でもなく、「対話」の価値がしっかりと指摘されています。
テレワークを導入されている経営者の方々には是非お読みいただきたい論点です。
https://cocotia.co.jp/column/training/activemental183
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お勧めの本
『挑戦者の流儀』 阿久澤 克之 著 Parade Books 株式会社パレード 刊
の中で、弊社代表の林が30人の経営者の一人として紹介されました。
日常の想いなどについてインタビューを受けたものです。
他にも素晴らしい経営者の方々が紹介されています。
アマゾンでお買い求めいただけます。
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とが出来ます。
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Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
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ください
専門コラム「指揮官の決断」第217回 危機をどう管理するのか? 掲載のご案内
当コラムは危機管理の専門コラムとして掲載を続けています。最近、いろいろな事情があって、
この「専門」という言葉を使うのを止めようかどうしようかと考えているところではありますが、
いずれにせよ危機管理にテーマを絞ったコラムとして執筆を続けています。
ただ、執筆者自身が言うのも変なのですが、「危機管理」という言葉自体がどうも曖昧であるよ
うにも思っています。
「危機管理」という言葉自体が自己撞着に陥っています。
「管理」できれば「危機」的な事態にはなりません。「管理」できないから「危機」になってし
まうのではないでしょうか。
続きはこちらからお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/2216
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
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No.210 12月8日
ある一定の年齢以上の方なら、この「12月8日」という日付を見て、私が昭和16年12月8日の帝国海軍による真珠湾奇襲攻撃に言及するつもりであるとお考えになるかと思います。ところが私が今回言及するのは1982年12月8日です。
この日、海上自衛隊の幹部候補生であった私は朝早くからムッツリして、体操服装の上に防寒コートを羽織り、雑貨船と呼ばれる上陸用舟艇に乗っていました。候補生学校のある広島県江田島から安芸の宮島に向かうのです。
毎年、幹部候補生学校ではこの太平洋戦争の開戦記念日に宮島の弥山登山競技を行うのです。何をするかと言えば、弥山の頂上に至る登山道を走って登り、その所要時間を分隊ごとに競うのです。
弥山とは宮島の最高峰で標高は535mあります。山頂まで2.6kmでその標高差を登る分隊対抗の競技です。
幹部候補生学校ではいろいろな鍛錬行事が行われますが、そのほとんどは分隊対抗の競技となります。重量1トンあるカッターと呼ばれるボートを漕ぐ「短艇競技」、夏の8マイル(約15km)の遠泳の後に行われる「水泳競技」など、それぞれ分隊の名誉を賭けた競技形式で行われます。つまり連帯責任を問われるのです。
この弥山登山競技に臨むため、各分隊では1か月くらい前から特別なトレーニングを始めます。平日は幹部候補生学校の裏にある古鷹山という標高394mの山に走って登ったり、近くの江田島神社の108段の石段を何回も登るという訓練を続け、外出が許可される週末には分隊全員で宮島に行って弥山に登るのです。
宮島に行くと、弥山のふもとにある茶屋に頼んで着替えなどを預かってもらい、走って登って降りてくるとその茶屋で昼ご飯を食べます。海軍兵学校時代からの伝統行事なので地元の茶屋も御馴染で歓迎してくれます。昼食に食べていたのは、この地の名物である穴子丼が多かったように覚えています。そして昼食後もう一度頂上まで登ります。
私は水泳はいくら泳がされても苦にならず、8時間泳がされた8マイル(約15km)の遠泳もただ退屈だっただけでほとんど苦労はしなかったのですが、長距離を走るのは若い頃から大嫌いでした。短距離は得意でしたので、200mで学校代表の選手として大会に出場したこともあります。しかし1500m以上の陸上競技は敬遠していました。
なので、この弥山登山競技は憂鬱以外の何物でもなかったのです。
せっかくの紅葉が美しい日本三景の一つである秋の宮島の晩秋を何故走って山に登らなければならないのかという暗澹たる思いでした。
ただ、分隊対抗なので手を抜くわけにもいきません。自分だけの成績ではないのです。
週末に4回、宮島に出かけ、毎回午前午後の2回登山道を駆け上がるということを繰り返していました。
当日、起床後、ランニングウェアの上に体操服を着こみ、その上に防寒コートを羽織って上陸用舟艇に乗り込み、立ったまま江田島から宮島に向かいました。上陸用舟艇ですからキャビンなどないので露天です。到着する頃にはすっかり冷え切ってしまっていました。
到着後、準備運動をして分隊ごとにスタートし、頂上で各分隊の総員の所要時間を計測します。一般の観光客の方もいるのですが、登山道の入り口の看板に幹部候補生学校の伝統行事が行われる旨の注意書きがあるので道を避けてくれます。
頂上まで駆け上がると野生の猿がいて、その中のボス猿のような奴が大きな岩の上に牢名主のような顔で座っていて、「遅いな。」というような顔で待ち受けています。
頂上でウロウロしていると汗をかいた体が急に冷えて危険なのですぐに下山を始めます。今度は別の登山道を紅葉谷に向かって降りていくのですが、そこで初めて宮島の紅葉を眺めることになります。その色の鮮やかなのに驚きつつ出発した地点に戻ってくると、候補生学校の教官たちが大きなドラム缶に豚汁を煮て待っていてくれていました。寄っていくと一杯ずつよそってくれるのですが、その感動的な美味さは忘れようもありません。
汗をかいたシャツを着替え、港に戻る際に、訓練中にお世話になった茶屋に声をかけ、甘酒などをご馳走になりながら帰ります。
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突如、家事戦線から撤退した司令長官の代わりに私の激闘が始まりました。
食事を作り、洗濯をし、買い物に出かけるという作業が私に課せられました。危機管理の専門家としてそんなことでうろたえるわけにはいかないのですが、ただでさえ慌ただしい師走です。クリスマスにはローストチキンを焼き、正月にはお節料理を準備したりと奮闘を繰り広げていました。
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されています。
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4 テーラード・コンサルティング
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