指揮官の休日 No.186 Three sheet in the wind
2020/06/19 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加2をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第194回 言葉の裏にあるもの を掲載いたしました。
言語によるコミュニケーションに潜む罠について語っています。
https://aegis-cms.co.jp/2075
No.186 Three sheets in the wind
久しぶりに海の英語を取り上げます。
このメールマガジンを読んでいらっしゃる方で勘違いをされている方が多いのですが、私は英語が得意なわけではありません。ただ、幼いころから海に親しんできたので海を舞台とする本をよく読んできました。
日本には海の文化がないので、まともな海洋文学が存在せず、書店に行っても山岳文学や紀行はあっても、海を舞台にした本は翻訳すらほとんど売られていません。
したがってどうしても読みたいと思うなら原書で読まねばならず、それらに親しんでいる間に海事英語に慣れてきて、一方で日本の海事文学の翻訳家がいかに海事用語を知らないかに気付いてきたというだけなのですが、どうもこれが勘違いの元のようです。
ただ、私の中学・高校の同級生たちは私が英語の劣等生だったことをよく知っており、私がこのメールマガジンで英語の解説をするたびに腹を抱えて笑っているかと思います。
しかし、海に関する文献を読んだ数においては彼らに引けをとるとは思えませんので、あえて、批判を恐れず配信させて頂きます。
今日取り上げるのは表題の” Three sheets in the wind “ という言い回しです。
これは結論を先に申し上げると「前後不覚に酔いつぶれる」という意味です。
sheet というのは元来は「帆」を意味していました。sail も「帆」を表しますが、一枚一枚の帆について言及する際にはsheet という言葉が使われ、集合的に「帆」を指す時にsail と呼んでいたようです。
時代が移り、だんだんにsheetがsailを扱うロープを示すようになり、現在ではsheetに「帆」という意味はほとんどなくなりました。
私がこの言い回しを最初に知ったのはチャールズ・ディケンズの小説” Dombey and Son “(「ドンビー父子」)でした。
そこには次のように書かれています。
“ Captain Cuttle knew it for the chest he had left at Mrs.MacStinger’s house, and looking, candle in hand, at Bunsby more attentibely ,believed that he was three sheets in the wind, or in plain words, drunk.”
そこで私はこの言い回しが酔いつぶれているということを指すのだと理解したのですが、船乗りであった父もその言い回しを聞いたことが無いと言い、その他の船乗りの誰に聞いても、そんな言い回しは聞いたことがないということでした。
海事用語辞典にも出ていません。
米海軍の士官に訊いても「?」でした。
ある時、環太平洋合同軍事演習(RIMPAC)に参加した折り、ニュージーランドから参加した船の艦長とパールハーバーのオフィサーズクラブのバーで知り合い、彼に尋ねると明快に一言、「drunk」と答えてくれました。
「ディケンズの小説でもそう書いてあったので、そういう意味だと思っていたんですよ。」と言うと、それは何という小説だと尋ねられたので、『ドンビー父子』ですと答えると、海上自衛隊ではそんな本も読まれているのか?というご質問でした。
私の同期生が読んでいるのは多分トム・クランシー(代表作『レッドオクトーバーを追え』)やセシル・スコット・フォレスター(ホレイショ・ホーンブロワーシリーズ)でしょうけど、一般にはディケンズも有名ですよと答えるとびっくりしたような顔をされたのを覚えています。
もう30年以上前のことですが鮮やかな記憶として残っています。ちなみに、その時オフィサーズクラブで歌っていたのが後にNaLeoとして有名になった女性グループでした。
ところで、なぜthree sheet なのか、いろいろと調べたのですが、よく分かりません。これは英文学の専門家に訊いても分からないでしょうから、そのうちに英国の海事史の専門家にでも尋ねてみようと思っています。
分かったらまたメールマガジンでお知らせしますね。
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お勧めのコラム
アフターコロナにおいて、企業は新しい勤務形態を採用していくことが多くなるかもしれません。
テレワークがより一般化していくのは間違いないようです。
ただ、ウイルス感染を凌ぐための一時的な措置ではなく、そもそもの勤務形態としてテレワークを
導入するにはクリアしなければならない問題が数多くあります。
株式会社ココティアコンサルティングというコンサルティングファームのコラムは「テレワーク時代
に社長が知っておくべき人材育成の重要視点」というタイトルでその問題を取り扱っています。
代表の高橋雅美さんはご自分の経験をもとに独自のコンサルティング手法を編み出し、強靭な組織
づくりのアドバイスをしています。メンタルヘルスで悩みを抱えておられる経営者の方々には大変参
考になるコラムを掲載されていますので、ご一読をお勧めします。
https://cocotia.co.jp/column/training/activemental163
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Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
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覧ください
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第194回 言葉の裏にあるもの
私たちは意思の疎通を図るために言葉を使います。眉の動かし方や背中で語るということもないではありませんが、日常の情報伝達、あるいは情報の収集などはやはり言語によることが圧倒的です。
このようなコミュニケーションを行うのは人間に限ったことではないようで、クジラは数百マイルはなれた他のクジラと音声によるコミュニケーションを取っていることが分かっていますし、イルカも特殊な周波数の音によるコミュニケーションを取っていることが分かっています。
群れで行動する哺乳類も何らかのコミュニケーションの体系を持っていると推定されていますが、どういう手段なのか、どういう文法なのかはいまだに解明されていません。
ところで、人間が行う言葉によるコミュニケーションほど複雑怪奇なものもありません。
事実に反する内容を言葉にして伝えると、それは「嘘をついた」ということになります。
面倒なのは事実と真実は往々にして一致していないことで、事実に反していなければ真実とは異なっていても「嘘」ではないので法的に責められることはありませんが、言葉が事実と異なっていることを「折れた煙草の吸殻」が証明してしまうことがあったりして、本当に面倒です。
何故いきなりこのような話題を持ち出してきたかというと、言語から得られる情報に含まれるバイアスを的確に評価できないと危機管理における情勢の認識に錯誤を生じる恐れがあるからです。
https://aegis-cms.co.jp/2075
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
https://aegis-cms.co.jp
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
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email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
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海事用語辞典にも出ていません。
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