指揮官の休日 No.180 Gonna fly now
2020/05/08 (Fri) 07:24
XXXX 様
先に配信したNo.180に、表題の誤記がありましたので、訂正して再配信します。
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加2をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第188回 トップが陣頭に立つとき を掲載いたしました。
陣頭に立っていいトップと現場に行ってはならないトップがいます。両者の違いは何でしょうか
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1982 をご覧ください。
No.180 Gonna fly now
緊急事態宣言の延長が決まり、鬱陶しい日々がまだまだ続きます。
「Stay Home」なので気晴らしにどこかに行こうということもできません。
散歩やジョギングなどは他の人々との適切な距離を確保すればよいとのことですので、運動不足の解消はそれで行うしかなさそうです。
幸い私の住む湘南は散歩する場所に事欠きません。
私はいくら便利であっても大都会に住むつもりは全くなく、市ヶ谷の防衛省にも1時間45分かけて通っていました。
弊社も虎ノ門が本店所在地ですが、1時間ちょっとかかります。しかし、オフの時間を海にすぐ出ることのできる場所で過ごすことのできる現在の環境に満足しています。
同じ湘南でも藤沢や茅ヶ崎などは全体に平らで、自転車で走り回るのが楽しいのですが、私の住む鎌倉は深山の趣のある場所が珍しくない街で、平らなのは鶴岡八幡宮から由比ガ浜へ向かう若宮大路一帯だけでしょうか。
坂道が多いのでパワーアシストの無い自転車では大変なのですが、心肺機能を鍛えるコースを作ることができるのでジョギングには適しているかもしれません。
私は昔から短距離は得意で、小学校では紅白リレーのメンバーから外れたことはありませんでしたが長距離走は苦手で好きでもありませんので趣味でジョギングなどするつもりは毛頭ありません。
ただ、かつて30年間制服を着ていた海上自衛隊では毎年体力・運動能力及び水泳能力の検定が課されるので、仕方なしに走っていました。基本的に嫌いなので走る時には音楽を聴きながら走っています。
最近、口が滑ってというか筆が滑ってというか仕方なしに再開したジョギングはチワワに追い抜かれる程度の低速なので(メールマガジン「指揮官の休日」No.175 口は禍の元、筆も災いの元 https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all&m=210 )、聴いているのはその時の気分に合わせてとりどりです。
現役の頃は鍛えるのが目的でしたので、テンポが上がる曲を仕込んでいました。10分ほどアップテンポの曲を流し、その次にスローテンポの曲を入れて呼吸を整え、そして再びアップテンポに変えるという順序で録音していくのですが、その際に何回も流れてくるのが、今回の表題の曲です。
映画ファンなら誰でもご存じの『ロッキーのテーマ』の中で何回も流れてくるフレーズがこの” Gonna fly now “です。作詞を担当したキャロル・コナーズによれば、「彼はどこまでも行ける、飛ぶことだってできる。」という想いを込めたのだそうです。
このフレーズは現役としては齢を取って肉体も衰えてきた場末のプロボクサーであるロッキー・バルボアが目覚めて自らに特訓を課し、最初は酷いものでしたが次第に鍛え直されていく場面の集大成であるフィラデルフィア美術館の階段を駆け上がってビクトリーポーズを取るシーンで繰り返し歌われます。
この映画を最初に観た時の興奮が忘れられず、この「ロッキーのテーマ」は私にとっては何にも代えがたいカンフル剤となりました。
たまたま海上自衛隊の連絡官として米国に赴任した先がペンシルバニア州でした。私の赴任先のメカニスバーグという街はフィラデルフィアほど歴史のある街ではありませんでしたが、フィラデルフィアにも関連の部門があり、時々出張する機会がありました。
もちろん、フィラデルフィア美術館も訪れました。学生でもないので階段を駆け上がってビクトリーポーズを取るような真似はせず、小さくガッツポーズを取るくらいにしておきましたが、映画のシーンを鮮明に思い出したりしていました。
それ以来、私のウォークマンやiPodにはこの曲が適度の間隔で録音されており、ジョギングの欠かせない友となっています。
私がジョギングをしていて、急にスピードを上げたならば、この曲が流れ始めたと思って頂いて間違いありません。
ちなみにフィラデルフィアはアメリカ合衆国発祥の地と呼ばれています。独立戦争を戦っている間、トーマス・ジェファーソンが起草した独立宣言がペンシルバニア州議会の議事堂において採択されたからです。その採択の際に打ち鳴らされた鐘が現在も「リバティベル」として独立記念館に展示されています。
ところが、連絡官として米国にいる間に面白いことを聞きました。独立記念館に展示されている独立宣言はレプリカであり、本物はワシントンの国立公文書館にあるというのです。それはある意味で当然かもしれません。ところが傑作なのは、その公文書館に保存される前の話です。
宣言が採択された後、フィラデルフィアが英国軍に占領されたため、採択した東部13州からなる大陸会議とともにこの宣言が米国内を転々と移動したのだそうです。その後、独立宣言の文書としての価値が見直され、レプリカが作られました。その際に本物の方が水でにじんでしまい、誰かが特許庁の壁にピンで留めて乾かしたのだそうですが、そのまま40年ほど放置されていたそうです。
20世紀に入り、さすがにそれではまずいのではないかということで公文書館に移して現在に至っているのですが、米国史にとって最も貴重な文書の扱いがこの程度であったというのはとても興味深いことです。
ロッキーが体を鍛え直し始めるシーンで、早朝ベッドから起き出してきて冷蔵庫を開け、大きなグラスに生卵を5つ割って入れてそのまま飲み干す場面があります。日本の卵でこれをやるのは、気持ち悪さを除けば問題ないのですが、米国では危険です。
日本の卵は出荷時に打検検査が行われており、ひびが入っている卵は除去されますが、米国の卵はこの検査が行われていません。したがって、ひびからサルモネラ菌が混入して食中毒を発症するおそれがあります。
米国ですき焼きを食べる時には、特別に打検検査をしてあるという保証のついたバカ高い卵を使う必要があります。ご注意ください。米国人はサルモネラ菌の食中毒はあまり発症し内容ですが、日本人は気を付けた方がいいようです。
ちなみに、この「ロッキーのテーマ」は幼稚園・小学校の運動会などの入場行進で使われる行進曲としても人気なのだそうです。昨年、銀座のレコード屋(レコードは売っていません。CDとDVDばかりです。)でふと目にとまったCDがそれらで使われる行進曲集で、解説を読んで驚きました。
ロッキーのテーマは分かるのですが、「宙船(TOKIO)」「ありがとう(SMAP)」などが入っています。これらの曲でどうやって行進するのか分かりません。多分、アレンジが巧みなのでしょう。私が小学校の頃は行進曲と言えばミーチャムの「アメリカン・パトロール」かスーザ―の「星条旗よ 永遠なれ」しかなかったように思います。
びっくりしたのは「Time to say goodbye」がベストテンに入っていることです。これはどうアレンジしても行進曲にはならないと思いますが・・・・。
サラ・ブライトマンの” Time to say goodbye “は私のiPodにも入っており、この歌が流れ始めると走るのをやめてウォーキングに代え、呼吸の調整を図ることにしています。
ロッキーのテーマのサウンドトラックはこちらでお聴きいただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=aVH_2X3q6xc
私のヒーリング曲である” Time to say goodbye “ はこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=vl6h7UWo1_Q
何を言っているのかよく分からないダラダラした駄文ですねぇ。だんだん当メールマガジンの本領発揮です。次回に乞うご期待です。
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お勧めのコラム
組織の中に次世代のリーダーを育てる仕組みを作ることの重要性を主張しているのは
当コラムだけではありません。アクティブメンタルという概念を中心に活気ある組織を
作ることを提唱しているコンサルティングファームであり、弊社のコンサルティングが
カバーしていないメンタルヘルスの問題を扱っている株式会社ココティアコンサルティ
ングというコンサルティングファームもその一つです。代表の高橋雅美さんはご自分の
経験をもとに独自のコンサルティング手法を編み出し、強靭な組織づくりのアドバイス
をしています。メンタルヘルスで悩みを抱えておられる経営者の方々には大変参考にな
るコラムを掲載されていますので、ご一読をお勧めします。
https://cocotia.co.jp/category/column
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す。
Facebookページ 「指揮官の決断/休日」 https://www.facebook.com/aegis.cm
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とが出来ます。
是非Facebookページをご訪問ください。
Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
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当社Webサイトに、専門コラム「指揮官の決断」をアップしております。是非、ご
覧ください
専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
第188回 トップが陣頭に立つとき
4月23日、加藤厚労省大臣が品川のコロナウイルスに感染した軽症患者を受け入れている
ホテルを視察した様子が公開されました。防護衣を着た職員から説明を受けています。
この写真を見て、いろいろ考えることがありました。
続きは、こちらからお読みください。
https://aegis-cms.co.jp/1982
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弊社出版物のご紹介
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/book1
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
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バックナンバーを公開しています。
こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
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発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
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幸い私の住む湘南は散歩する場所に事欠きません。
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弊社も虎ノ門が本店所在地ですが、1時間ちょっとかかります。しかし、オフの時間を海にすぐ出ることのできる場所で過ごすことのできる現在の環境に満足しています。
同じ湘南でも藤沢や茅ヶ崎などは全体に平らで、自転車で走り回るのが楽しいのですが、私の住む鎌倉は深山の趣のある場所が珍しくない街で、平らなのは鶴岡八幡宮から由比ガ浜へ向かう若宮大路一帯だけでしょうか。
坂道が多いのでパワーアシストの無い自転車では大変なのですが、心肺機能を鍛えるコースを作ることができるのでジョギングには適しているかもしれません。
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ただ、かつて30年間制服を着ていた海上自衛隊では毎年体力・運動能力及び水泳能力の検定が課されるので、仕方なしに走っていました。基本的に嫌いなので走る時には音楽を聴きながら走っています。
最近、口が滑ってというか筆が滑ってというか仕方なしに再開したジョギングはチワワに追い抜かれる程度の低速なので(メールマガジン「指揮官の休日」No.175 口は禍の元、筆も災いの元 https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all&m=210 )、聴いているのはその時の気分に合わせてとりどりです。
現役の頃は鍛えるのが目的でしたので、テンポが上がる曲を仕込んでいました。10分ほどアップテンポの曲を流し、その次にスローテンポの曲を入れて呼吸を整え、そして再びアップテンポに変えるという順序で録音していくのですが、その際に何回も流れてくるのが、今回の表題の曲です。
映画ファンなら誰でもご存じの『ロッキーのテーマ』の中で何回も流れてくるフレーズがこの” Gonna fly now “です。作詞を担当したキャロル・コナーズによれば、「彼はどこまでも行ける、飛ぶことだってできる。」という想いを込めたのだそうです。
このフレーズは現役としては齢を取って肉体も衰えてきた場末のプロボクサーであるロッキー・バルボアが目覚めて自らに特訓を課し、最初は酷いものでしたが次第に鍛え直されていく場面の集大成であるフィラデルフィア美術館の階段を駆け上がってビクトリーポーズを取るシーンで繰り返し歌われます。
この映画を最初に観た時の興奮が忘れられず、この「ロッキーのテーマ」は私にとっては何にも代えがたいカンフル剤となりました。
たまたま海上自衛隊の連絡官として米国に赴任した先がペンシルバニア州でした。私の赴任先のメカニスバーグという街はフィラデルフィアほど歴史のある街ではありませんでしたが、フィラデルフィアにも関連の部門があり、時々出張する機会がありました。
もちろん、フィラデルフィア美術館も訪れました。学生でもないので階段を駆け上がってビクトリーポーズを取るような真似はせず、小さくガッツポーズを取るくらいにしておきましたが、映画のシーンを鮮明に思い出したりしていました。
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20世紀に入り、さすがにそれではまずいのではないかということで公文書館に移して現在に至っているのですが、米国史にとって最も貴重な文書の扱いがこの程度であったというのはとても興味深いことです。
ロッキーが体を鍛え直し始めるシーンで、早朝ベッドから起き出してきて冷蔵庫を開け、大きなグラスに生卵を5つ割って入れてそのまま飲み干す場面があります。日本の卵でこれをやるのは、気持ち悪さを除けば問題ないのですが、米国では危険です。
日本の卵は出荷時に打検検査が行われており、ひびが入っている卵は除去されますが、米国の卵はこの検査が行われていません。したがって、ひびからサルモネラ菌が混入して食中毒を発症するおそれがあります。
米国ですき焼きを食べる時には、特別に打検検査をしてあるという保証のついたバカ高い卵を使う必要があります。ご注意ください。米国人はサルモネラ菌の食中毒はあまり発症し内容ですが、日本人は気を付けた方がいいようです。
ちなみに、この「ロッキーのテーマ」は幼稚園・小学校の運動会などの入場行進で使われる行進曲としても人気なのだそうです。昨年、銀座のレコード屋(レコードは売っていません。CDとDVDばかりです。)でふと目にとまったCDがそれらで使われる行進曲集で、解説を読んで驚きました。
ロッキーのテーマは分かるのですが、「宙船(TOKIO)」「ありがとう(SMAP)」などが入っています。これらの曲でどうやって行進するのか分かりません。多分、アレンジが巧みなのでしょう。私が小学校の頃は行進曲と言えばミーチャムの「アメリカン・パトロール」かスーザ―の「星条旗よ 永遠なれ」しかなかったように思います。
びっくりしたのは「Time to say goodbye」がベストテンに入っていることです。これはどうアレンジしても行進曲にはならないと思いますが・・・・。
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ロッキーのテーマのサウンドトラックはこちらでお聴きいただけます。
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