指揮官の休日 No.171 贈る言葉
2020/03/06 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加2をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第179回 危機管理の眼から見た新型コロナウィルス対応 を掲載いたしました。
当コラムの執筆者は感染症の専門家ではありませんので、病理学的な切り口ではなく、危機管理論の立場から現状を見るとどう見えるのかについて言及しています。
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1909 をご覧ください。
No.171 贈る言葉
新型コロナウィルスの影響で小・中・高等学校が休校となり、卒業式も在校生が参加しないものになってしまっているようです。
卒業式というのは、同期生と会う最後の機会であり、また後輩と先輩が最後に言葉を交わす貴重な機会でもありますので、それにいきなり参加できなくなった児童・生徒の思いは察するに余りあるものです。
私の母校ではありませんが防衛大学校の卒業式は3月22日に予定されています。ここも来賓及び家族を招待せずに行われるようです。
防衛大学校の卒業では、式典の終了時に学生代表が決別の言葉を同期生たちに向かって延べ、それと同時に卒業生が帽子を高く投げ上げ、講堂の出口に殺到して外に出ていく光景が有名ですが、今年はそれも寂しいものになるでしょうね。
この卒業式には例年内閣総理大臣が訓示を行います
第1期生の卒業式には吉田茂首相が来校して訓示を行いました。
それは次のようなものだったと言われています。
「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時の方が、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。
一生御苦労なことだと思うが、 国家のために忍び堪え頑張ってもらいたい。
自衛隊の将来は君達の双肩にかかっている。しっかり頼むよ。」
自衛隊を創設した吉田首相自身が、その幹部となる防大1期生の前途の苦労を思い、それでも耐えて欲しいと述べたこの訓示は胸を打つものがあります。
海上自衛隊創成期の防大出身者たちはこの言葉を糧に、街で公然と罵倒されようと、作家の大江健三郎氏に「同世代の恥」と呼ばれようと、子供が学校で「税金泥棒の子供」と教師から言われて泣いて帰ってきても歯を食いしばって耐え、ちっぽけな米軍の払い下げの船を必死に操って訓練し、試行錯誤を繰り返して新しい戦術を生み出し、世界最強の潜水艦部隊、掃海部隊を運用し、世界有数の対潜能力を持つ海軍を作ってきました。
この防衛大学校の卒業式における学校長の式辞について、私はかつて専門コラムで言及したことがあります。(専門コラム「指揮官の決断」第143回 何のための会議だったんだろうhttps://aegis-cms.co.jp/1544 )
民主党菅内閣において復興構想会議の座長となった五百旗頭眞防衛大学校長が卒業式で行った式辞についてです。
それは次のようなものでした。長くなりますが引用します。
「防衛大学校本科第五十一期生四百二十一名、大学院・理工学研究科前期(修士)課程六十一名、後期(博士)課程一名、ならびに総合安全保障研究科十五名の諸君が、本日それぞれの課程を修め、ここ小原台の生活に別れを告げる時を迎えました。
本校の全教職員とともに、心より諸君にお祝い申し上げます。
おめでとう。また、この日を迎えた学生諸君をこれまで育て、支え、励ましてこられた御両親・御家族の皆様には、とりわけ感慨深いものがあると拝察します。心からなる感謝と祝意を表したいと思います。
本日この式典に、国務多端の中、安倍内閣総理大臣、久間初代防衛大臣のご臨席を賜りましたこと、ならびに小泉前内閣総理大臣、山崎正和先生をはじめ、内外多数の来賓各位にご参列いただきましたことは、誠に光栄であり、厚く御礼申し上げます。
本日総計四百九十八名が無事卒業できたことはもとより、卒業生が今後、国と国民のため働くことができますならば、それはこんなにも多く、本日ここに集まり励まして下さる立派な方々の支えがあってこそ、と深く感謝する次第です。
本日卒業の五十一期生諸君は、一九八〇年代中葉に生を享けましたが、それは歴史が冷戦の終結に向っての歩みを速めた時期のことでした。
諸君は社会の問題を認識しはじめる小学校高学年の頃に、神戸地震やオウム事件による安全神話の崩壊に遭遇し、そして多感な高校生の時に911テロを目撃しました。そういう世代です。
諸君は、小泉内閣ついで安倍内閣が「テロとの闘い」のため自衛隊をインド洋へ、そしてイラクへ派遣し、さらに北朝鮮による核とミサイルの危機に対処する時代に、ここ小原台での学生舎生活を送ってきました。
諸君は冷戦下の安定した時代の戦後日本の子というよりも、冷戦後の危機あいつぐ時代に育ち、二十一世紀の流動化する世界に対処することを任務とすべく運命つけられているように見えます。
諸君は四百二十一名の近年まれな多数をもって、本校創立半世紀を越える五十一期生の卒業を画し、しかも防衛省移行後はじめての防大卒業生となりました。この国の二十一世紀の多難な航海の中で、諸君が新たなる活力をもって尽力することを期待します。
なお、本日の卒業生には、世界各国からの留学生二十二名が含まれております。
異国での勉学が容易でない中、言語と文化のハンディを越え、成績優秀者に与えられる学科褒賞を受けた留学生までいること(ベトナムからのミン学生でありますが)、まことに喜ばしい限りです。
本日卒業した留学生諸君の今後の母国での活躍、そして母国と日本との架け橋として働かれることを祈念いたします。
本日の式典には、ホームカミングディのよき慣行により、第八期生の諸先輩が列席しておられます。八期生と九期生は、本校本館の床に刻み込まれている「廉恥、真勇、礼節」の綱領を学生自らの手で定めました。槇初代校長の下で防衛大学校の精神的伝統を築いた世代です。
試練に直面して新たなる出直しを想う時、アメリカ人は独立革命に、フランス人は大革命の精神に立ち帰ります。
わが国はそのような立ち帰るべき魂の拠点につき国民的合意を持ちませんが、幸いにも防大には創立期に築かれ、脈々と享け継がれてきた精神があります。
槇校長は、学生諸君に対し「特殊な軍事専門家である前に、よき紳士(・淑女)であれ」と訓されました。戦前の歴史への反省に立って「広い視野、科学的思考力、豊かな人間性」が防大の教育方針として重視されてきました。
幹部自衛官として歩む諸君は、二つのあい反する基本的責務を担うことになると思います。
一つは、何かの際には、国と国民の安全のための最後のよるべたるべく働くことです。そのための覚悟と鍛錬には厳しいものがありましょう。
もう一つは、民主主義社会における自衛官として政治の命に服して任務を達成するプロフェッショナリズムとシビリアン・コントロールを奉じ、国民と苦楽を共にし共感を培う姿勢を貫くことです。この二つを両輪とすることは容易ではありませんが、諸君の諸先輩はこれを立派に築いてきました。本年はじめ来校した幕僚長の一人は諸君への講義の中で「死ぬことは何でもない。本当に悩むのは、いかに任務を達成するかだ」と言い切られました。
先週、世界中の士官学校生が本校に集い、国際士官候補生会議(ICC)が開催されました。
そのレセプションで世話をしていた女子学生に、「この四年間は厳しかったか」と尋ねました。「はい、本当に厳しかったです」。「では、やっと防大から解放されるのが嬉しいか」。女子学生の答は「つらかっただけに、その一つ一つを越えてきたことが貴重で、かえって愛着を覚えます」でした。この言葉を口にした学生だけではなく、多くの諸君にとって小原台は、つらかったこと、嬉しかったことを超えて魂の故郷と意識されることでしょう。幹部自衛官として、人としての試練に遭遇する時、この魂の故郷に立ち帰り、そして屈することなく再出発して下さい。
諸君がことある毎に歌う創立期の先輩の作詞した学生歌、「朝に勇知を磨き、夕に平和を祈る、礎ここに築かん、あらたなる日の本のため」の言葉どおり、諸君がこれからの生涯を通じて健闘することを祈り、私の式辞と致します。」
私はこの式辞を読んで驚愕しました。これほど味気ない校長式辞があるのかと。
上から順番に読んでいくと、卒業生の人数や構成について触れ、初代の槇校長が掲げた指導方針に触れ、防大を訪問した幕僚長の言葉に触れ、卒業していく女子学生の感想に触れ、防大学生歌を引用してお終いです。
私はそのコラムでこれほど内容のない校長の式辞はまずないと評価しました。
そのコラムを読まれたある方から、それでは自衛隊では通常どのような式辞が語られるのかという質問がありました。質問を頂いてから相当時間が経ちますが、この機会にその疑問にお答えさせて頂きます。
自衛隊には極めて多数の教育機関があります。
私たち幹部自衛官だったものは一人残らず幹部候補生学校で教育を受けます。また、それぞれの配置に就くたびにその配置のための技術的な教育を受けるための術科学校というものが海上自衛隊には4つあります。
さらに将来の指揮官や上級司令部の幕僚を育てるための幹部学校があり、そこには比較的若いうちに選抜試験を受けて入校する指揮幕僚課程と少し上級になってから命令により入校する高級課程があります。ここに行かずに統合幕僚学校に進学する者や防衛研究所の高級課程に進学する者もいます。
幹部ではなく一般隊員で入隊すると、まず教育隊というところでいわゆる新兵教育を受け、その後、やはり術科学校に何回か入ることになります。
そのように入隊して退職するまでに数多くの教育機関で教育を受け、そのたびに入校式や卒業式、始業式や終業式を経験します。
それらの教育部隊の指揮官たちは、毎回、それぞれの入校や卒業の儀式に執行者として出席し式辞を述べることになります。スタッフが用意した紋切り型の式辞を読むだけの者がいないとは言いませんが、ほとんどの指揮官はその想いを一生懸命に式辞に込めるべく、何度も何度も推敲を繰り返します。
何故だか分かりますか?
隊員たちが可愛いからです。
可愛いから、入校の時には「入校期間中は厳しいけど、挫けないでがんばれよ」という思いを込め、卒業時には「よくがんばったな。部隊に行ってもがんばれよ。」という思いを込めるのです。
私はかつて新入隊員の入隊教育を担当する教育部隊の指揮官を勤めたことがあります。
そこでもいくつかの課程の入校式や終業式を執り行いました。特に新入隊員については自衛隊への入隊式でもありますので、ご両親や卒業した高校の先生方をお招きして盛大な式を挙行することになります。
その時に私が読んだ式辞が奇跡的に残っています。
何故奇跡的なのかというと、当時の事情が絡んでいます。
イージスシステムの秘密文書の漏えい事件が起こり、公文書の取り扱いが問題となった頃で、隊内で作成された文書は一切持ち出すことができず、私たちが仕事上使っていた手帳なども公文書扱いで持ち帰ることができなくなり、退職時に処分することとなっていたのです。
私の個人的なノートには当然ながら、式辞の草案や推敲の案などが書き込まれていたはずですが、それらも一斉に処分して退職したのです。
ところが、来賓として出席されていたある方が、私の式辞について思うところがあったのか、コピーが欲しいと部隊の文書担当科に要求され、秘密文書でもないことからコピーを差し上げたのだそうです。
その方がコピーを保管されていて、後年、私はそのコピーの存在を知り、逆にコピーを頂いて自分が書いた式辞を読むことができました。
入隊教育を担当する教育部隊は全国に4つありますので、各指揮官は似たような式辞を書いているはずですので、次回以降、それをご紹介することとしたいと思っています。
ということで、今回のメールマガジンはいつものどうでもいい内容からちょっと離れて、若干骨太の内容となっています。
卒業式と謝恩会が中止、部活の追い出しコンパも中止、花見も自粛、歌舞音曲がほとんど中止、甲子園も無観客試合というなかで、危機管理の専門家の配信するメールマガジンだけが浮かれていていいはずがないという思いと、こういう時だからと言ってペースを崩すのは危機管理の専門家としてうろたえているのではないかという思いが拮抗していたのですが、危機管理上の事態に際して毅然と対応するというのが私のモットーですので、この際、ちょっと襟を正しました。
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第179回 危機管理の眼から見た新型コロナウィルス対応
新型コロナウィルス対策はいよいよ大きな節目を迎えました。
感染症対策はある一定の時期に必ずこの節目を迎えます。この時期に感染拡大の勢いを削ぐことができれば収束の目途がつきますが、それに失敗すると別の強力な一手を打たなければなりません。
それは人が病気になったときも同様で、風邪に罹患した際、極めて初期の頃に強力な解熱剤などを投与すると体が本来持っている抵抗力を削ぎ、副作用の方が大きくなるため、発熱の弊害が大きくなってきた時に解熱剤の投与が行われます。しかし、機を逸するといわゆるこじらせたという状況になって完治するのに長引いてしまいます。
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吉澤さんはコンサルティングファームであるH&Cブランディングマネジメント株式会社の代表として活躍されているコンサルタントです。
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当コラムをお読みの方はお気づきかもしれませんが、危機管理にはプロトコールが極めて重要ですが、それは究極的には組織のブランディングのために重要だということを意味しています。
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どうか、耐えてもらいたい。
一生御苦労なことだと思うが、 国家のために忍び堪え頑張ってもらいたい。
自衛隊の将来は君達の双肩にかかっている。しっかり頼むよ。」
自衛隊を創設した吉田首相自身が、その幹部となる防大1期生の前途の苦労を思い、それでも耐えて欲しいと述べたこの訓示は胸を打つものがあります。
海上自衛隊創成期の防大出身者たちはこの言葉を糧に、街で公然と罵倒されようと、作家の大江健三郎氏に「同世代の恥」と呼ばれようと、子供が学校で「税金泥棒の子供」と教師から言われて泣いて帰ってきても歯を食いしばって耐え、ちっぽけな米軍の払い下げの船を必死に操って訓練し、試行錯誤を繰り返して新しい戦術を生み出し、世界最強の潜水艦部隊、掃海部隊を運用し、世界有数の対潜能力を持つ海軍を作ってきました。
この防衛大学校の卒業式における学校長の式辞について、私はかつて専門コラムで言及したことがあります。(専門コラム「指揮官の決断」第143回 何のための会議だったんだろうhttps://aegis-cms.co.jp/1544 )
民主党菅内閣において復興構想会議の座長となった五百旗頭眞防衛大学校長が卒業式で行った式辞についてです。
それは次のようなものでした。長くなりますが引用します。
「防衛大学校本科第五十一期生四百二十一名、大学院・理工学研究科前期(修士)課程六十一名、後期(博士)課程一名、ならびに総合安全保障研究科十五名の諸君が、本日それぞれの課程を修め、ここ小原台の生活に別れを告げる時を迎えました。
本校の全教職員とともに、心より諸君にお祝い申し上げます。
おめでとう。また、この日を迎えた学生諸君をこれまで育て、支え、励ましてこられた御両親・御家族の皆様には、とりわけ感慨深いものがあると拝察します。心からなる感謝と祝意を表したいと思います。
本日この式典に、国務多端の中、安倍内閣総理大臣、久間初代防衛大臣のご臨席を賜りましたこと、ならびに小泉前内閣総理大臣、山崎正和先生をはじめ、内外多数の来賓各位にご参列いただきましたことは、誠に光栄であり、厚く御礼申し上げます。
本日総計四百九十八名が無事卒業できたことはもとより、卒業生が今後、国と国民のため働くことができますならば、それはこんなにも多く、本日ここに集まり励まして下さる立派な方々の支えがあってこそ、と深く感謝する次第です。
本日卒業の五十一期生諸君は、一九八〇年代中葉に生を享けましたが、それは歴史が冷戦の終結に向っての歩みを速めた時期のことでした。
諸君は社会の問題を認識しはじめる小学校高学年の頃に、神戸地震やオウム事件による安全神話の崩壊に遭遇し、そして多感な高校生の時に911テロを目撃しました。そういう世代です。
諸君は、小泉内閣ついで安倍内閣が「テロとの闘い」のため自衛隊をインド洋へ、そしてイラクへ派遣し、さらに北朝鮮による核とミサイルの危機に対処する時代に、ここ小原台での学生舎生活を送ってきました。
諸君は冷戦下の安定した時代の戦後日本の子というよりも、冷戦後の危機あいつぐ時代に育ち、二十一世紀の流動化する世界に対処することを任務とすべく運命つけられているように見えます。
諸君は四百二十一名の近年まれな多数をもって、本校創立半世紀を越える五十一期生の卒業を画し、しかも防衛省移行後はじめての防大卒業生となりました。この国の二十一世紀の多難な航海の中で、諸君が新たなる活力をもって尽力することを期待します。
なお、本日の卒業生には、世界各国からの留学生二十二名が含まれております。
異国での勉学が容易でない中、言語と文化のハンディを越え、成績優秀者に与えられる学科褒賞を受けた留学生までいること(ベトナムからのミン学生でありますが)、まことに喜ばしい限りです。
本日卒業した留学生諸君の今後の母国での活躍、そして母国と日本との架け橋として働かれることを祈念いたします。
本日の式典には、ホームカミングディのよき慣行により、第八期生の諸先輩が列席しておられます。八期生と九期生は、本校本館の床に刻み込まれている「廉恥、真勇、礼節」の綱領を学生自らの手で定めました。槇初代校長の下で防衛大学校の精神的伝統を築いた世代です。
試練に直面して新たなる出直しを想う時、アメリカ人は独立革命に、フランス人は大革命の精神に立ち帰ります。
わが国はそのような立ち帰るべき魂の拠点につき国民的合意を持ちませんが、幸いにも防大には創立期に築かれ、脈々と享け継がれてきた精神があります。
槇校長は、学生諸君に対し「特殊な軍事専門家である前に、よき紳士(・淑女)であれ」と訓されました。戦前の歴史への反省に立って「広い視野、科学的思考力、豊かな人間性」が防大の教育方針として重視されてきました。
幹部自衛官として歩む諸君は、二つのあい反する基本的責務を担うことになると思います。
一つは、何かの際には、国と国民の安全のための最後のよるべたるべく働くことです。そのための覚悟と鍛錬には厳しいものがありましょう。
もう一つは、民主主義社会における自衛官として政治の命に服して任務を達成するプロフェッショナリズムとシビリアン・コントロールを奉じ、国民と苦楽を共にし共感を培う姿勢を貫くことです。この二つを両輪とすることは容易ではありませんが、諸君の諸先輩はこれを立派に築いてきました。本年はじめ来校した幕僚長の一人は諸君への講義の中で「死ぬことは何でもない。本当に悩むのは、いかに任務を達成するかだ」と言い切られました。
先週、世界中の士官学校生が本校に集い、国際士官候補生会議(ICC)が開催されました。
そのレセプションで世話をしていた女子学生に、「この四年間は厳しかったか」と尋ねました。「はい、本当に厳しかったです」。「では、やっと防大から解放されるのが嬉しいか」。女子学生の答は「つらかっただけに、その一つ一つを越えてきたことが貴重で、かえって愛着を覚えます」でした。この言葉を口にした学生だけではなく、多くの諸君にとって小原台は、つらかったこと、嬉しかったことを超えて魂の故郷と意識されることでしょう。幹部自衛官として、人としての試練に遭遇する時、この魂の故郷に立ち帰り、そして屈することなく再出発して下さい。
諸君がことある毎に歌う創立期の先輩の作詞した学生歌、「朝に勇知を磨き、夕に平和を祈る、礎ここに築かん、あらたなる日の本のため」の言葉どおり、諸君がこれからの生涯を通じて健闘することを祈り、私の式辞と致します。」
私はこの式辞を読んで驚愕しました。これほど味気ない校長式辞があるのかと。
上から順番に読んでいくと、卒業生の人数や構成について触れ、初代の槇校長が掲げた指導方針に触れ、防大を訪問した幕僚長の言葉に触れ、卒業していく女子学生の感想に触れ、防大学生歌を引用してお終いです。
私はそのコラムでこれほど内容のない校長の式辞はまずないと評価しました。
そのコラムを読まれたある方から、それでは自衛隊では通常どのような式辞が語られるのかという質問がありました。質問を頂いてから相当時間が経ちますが、この機会にその疑問にお答えさせて頂きます。
自衛隊には極めて多数の教育機関があります。
私たち幹部自衛官だったものは一人残らず幹部候補生学校で教育を受けます。また、それぞれの配置に就くたびにその配置のための技術的な教育を受けるための術科学校というものが海上自衛隊には4つあります。
さらに将来の指揮官や上級司令部の幕僚を育てるための幹部学校があり、そこには比較的若いうちに選抜試験を受けて入校する指揮幕僚課程と少し上級になってから命令により入校する高級課程があります。ここに行かずに統合幕僚学校に進学する者や防衛研究所の高級課程に進学する者もいます。
幹部ではなく一般隊員で入隊すると、まず教育隊というところでいわゆる新兵教育を受け、その後、やはり術科学校に何回か入ることになります。
そのように入隊して退職するまでに数多くの教育機関で教育を受け、そのたびに入校式や卒業式、始業式や終業式を経験します。
それらの教育部隊の指揮官たちは、毎回、それぞれの入校や卒業の儀式に執行者として出席し式辞を述べることになります。スタッフが用意した紋切り型の式辞を読むだけの者がいないとは言いませんが、ほとんどの指揮官はその想いを一生懸命に式辞に込めるべく、何度も何度も推敲を繰り返します。
何故だか分かりますか?
隊員たちが可愛いからです。
可愛いから、入校の時には「入校期間中は厳しいけど、挫けないでがんばれよ」という思いを込め、卒業時には「よくがんばったな。部隊に行ってもがんばれよ。」という思いを込めるのです。
私はかつて新入隊員の入隊教育を担当する教育部隊の指揮官を勤めたことがあります。
そこでもいくつかの課程の入校式や終業式を執り行いました。特に新入隊員については自衛隊への入隊式でもありますので、ご両親や卒業した高校の先生方をお招きして盛大な式を挙行することになります。
その時に私が読んだ式辞が奇跡的に残っています。
何故奇跡的なのかというと、当時の事情が絡んでいます。
イージスシステムの秘密文書の漏えい事件が起こり、公文書の取り扱いが問題となった頃で、隊内で作成された文書は一切持ち出すことができず、私たちが仕事上使っていた手帳なども公文書扱いで持ち帰ることができなくなり、退職時に処分することとなっていたのです。
私の個人的なノートには当然ながら、式辞の草案や推敲の案などが書き込まれていたはずですが、それらも一斉に処分して退職したのです。
ところが、来賓として出席されていたある方が、私の式辞について思うところがあったのか、コピーが欲しいと部隊の文書担当科に要求され、秘密文書でもないことからコピーを差し上げたのだそうです。
その方がコピーを保管されていて、後年、私はそのコピーの存在を知り、逆にコピーを頂いて自分が書いた式辞を読むことができました。
入隊教育を担当する教育部隊は全国に4つありますので、各指揮官は似たような式辞を書いているはずですので、次回以降、それをご紹介することとしたいと思っています。
ということで、今回のメールマガジンはいつものどうでもいい内容からちょっと離れて、若干骨太の内容となっています。
卒業式と謝恩会が中止、部活の追い出しコンパも中止、花見も自粛、歌舞音曲がほとんど中止、甲子園も無観客試合というなかで、危機管理の専門家の配信するメールマガジンだけが浮かれていていいはずがないという思いと、こういう時だからと言ってペースを崩すのは危機管理の専門家としてうろたえているのではないかという思いが拮抗していたのですが、危機管理上の事態に際して毅然と対応するというのが私のモットーですので、この際、ちょっと襟を正しました。
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