指揮官の休日 No.156 ポルシェが悪いわけではないのですが
2019/11/22 (Fri) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加2をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、第164回 チャタムハウスルールをご存じです
か? を掲載いたしました。
マスコミとの対応は危機管理にとって極めて重要です。マスコミ報道はもろ刃の剣
になりやすく、扱いを間違うと何でもないことがスキャンダルとなりかねません。
そのマスコミとの対応については様々なルールがあります。その一つをご紹介して
います。
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1806 をご覧ください。
No.156 ポルシェが悪いわけではないのですが
ポルシェがEV車を日本でも発売するそうです。
「タイカン」という名前で来年の9月頃納車の予定とのことです。
日本での発売価格はまだ発表されていないようですが、欧米では1270万円からだそ
うですので、相変わらず超高級車ですね。
フル充電で463キロ走ることができ、停止状態から時速100キロまで2.8秒という
データが公表されています。
私は車にはほとんど関心がないのでどうでもいいのですが、弊社のロゴがポルシェ
のロゴと似ていて、名刺を出すときによくポルシェの代理店と間違われるので、ポル
シェだけには若干の関心を持っています。(https://aegis-cms.co.jp/)
今年の夏、以前から社会問題となっていたあおり運転で、常磐道でさんざん煽った
挙句に進路をふさぎ、「殺すぞ」などと怒鳴りながら顔を何度も殴りつけた男が逮捕
された事件が大きな話題となりました。
この男が乗っていたのが白いポルシェでした。
この頃、ネットを賑わしていたのが中国でポルシェに乗った女性でした。
中国の重慶で赤いポルシェ・ケイマンに乗った女性がUターンをしようとしたとこ
ろ、反対車線に駐車していたSUVが邪魔でうまく転回できなかったことに腹を立て、
車から降りてそのSUVの運転者である男性を口汚く罵りながら往復ピンタを与えたと
いうことで、その動画がネット上で拡散していました。
騒ぎが大きくなったので警察が調べたところ、その女性の夫は警察署長であったと
いうことで、中国の警察署長というのは特権階級に属するんだと理解した次第です。
この女性は「赤いポルシェの女」として中国では有名だそうです。
どう考えても、ポルシェのブランドイメージの失墜ですよね。ポルシェを愛し、ポ
ルシェを乗り継いでいる方々は大変迷惑に思っておられることと拝察いたします。
しかし、私個人の経験でも私はポルシェとは相性が悪いと申し上げざるを得ませ
ん。
かつて学生時代、東名で信じられないあおり運転を仕掛けられたのがポルシェであ
り、箱根の峠でバイクに乗っていて恐ろしい目にあわされたのもポルシェでした。
佐世保で災害派遣から疲れ切って帰る私たちの部隊の車列を無理に追い越そうとし
て対抗車に気付き、車列の前を走っていた軽自動車の前に無理やり割り込もうとして
事故になり、大渋滞を引き起こして私たちの帰隊を1時間以上遅らせたのもポルシェ
でした。(すぐ後ろにいたので、けが人の収容と応急措置、道路の交通整理をしなけ
ればならなくなったのです。)
これらは確かに偶然であり、ポルシェに乗っている人が皆乱暴なのではないという
ことは頭では理解するのですが、どうも先入観をぬぐうことができずにいます。
山口百恵さんですら真っ赤なポルシェに乗ると人が変わったように「そっちのせい
よ!」などと怒鳴りつけるそうですから。
かなり前ですが、車フェチの友人にポルシェという会社は正式には「フェルナン
ド・ポルシェ名誉工学博士株式会社」というのだと教えられたことがあります。当
時、調べてみると確かにそうなっていました。今はどうなっているのか承知しており
ませんが、ドイツらしい名前だと思いました。
私は自動車の運転そのものが好きではないので車に対するフェチズムは持ち合わせ
ていません。荷物がたくさん詰めて、そこそこ乗り心地が良ければそれでいいと思っ
ています。
したがってジープ以外ならOKですね。
特にスタイルはほとんど気になりません。自分が乗っていると外見が見えないから
です。
車のスタイルが気になる人は、要するにその車に乗っている自分を見てもらいたい
のでしょうが、私は実用性しか評価しませんのでデザインなどどうでもいいと思って
います。
私の地元では年に何回かフェラーリのオーナーが集まるイベントが開かれます。大
抵は休日に開かれるので海沿いの道路はただでさえ渋滞しているのに、イベントが終
わったフェラーリが一斉に出てくると、その凄まじい爆音で思わず耳をふさぎたくな
ります。
オーナーたちは自分を見てほしくてアクセルの空ふかしをしているのでしょうが、
車高を極端に下げたスポーツカーが渋滞でウォーキングの私より遅い速度でやたら爆
音だけあげているのはとても恰好いいとはいえず、むしろ滑稽ですらあります。
なぜ自動車の運転そのものが好きではないのかというと、退屈だからです。
アクセルを踏めば速度が上がり、ハンドルを回せば回転の角度に比例して車の方向
が変わっていくだけ。
公道を走るには何のテクニックも必要ありません。
F1やパリ・ダカールくらいのレースになれば話は別ですが、日本の公道を走る車は
退屈以外の何物でもありません。
こんな退屈な乗り物はサッサと自動運転にして欲しいと思っています。
船はそうはいきません。
常に潮流や風向風速を意識しなければなりません。落水した人を救助に行くのは極
めて高度な操船技術を必要としますし、自分が思い通りに岸壁に横付けできたときに
は十分な満足感を得られます。
飛行機は離陸した瞬間の爽快感がなんとも言えませんし、着陸の時には自分の思い
通りの航跡を描いて降りていく快感は何とも言えません。横風が強い時に自分が狙っ
たポイントで、しかもほとんどタッチダウンを感じさせないくらい静かに着陸できた
時の満足感は言葉になりません。
一方の自動車にはそのような面白みが全くありません。
スピード感にしても、時速100キロの自動車よりも10ノットで走るヨットの方が遥
かに速く感じますし、そもそも決められた道路を信号や標識に従って走るだけなのが
ストレスなのです。
そこへ後ろから煽られたり、原付が無神経に割り込んできたりとただイライラさせ
られるので余計に車の運転が嫌いになるのでしょう。
別にフェラーリという車が悪いのではないのですが、その車が代表するような車の
文化が好きになれません。
嘘だと思ったら、是非、ハーバーへ遊びにおいでください。
飛行機の操縦桿を握る機会はあまりないでしょうし、ヨットの舵は若干難しいので
モーターボートの操船を経験されるのが一番手っ取り早いでしょう。
海の上のスピード感がどのようなものか、道路上の運転がいかに退屈かがお分かり
いただけるかと思います。
素晴らしい乗り物の世界にご案内いたします。
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Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
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当コラムは危機管理の専門コラムであり、私どもは「意思決定」「リーダーシッ
プ」及び「プロトコール」を重視している旨を度々お伝えしています。
この中でちょっと難しいのが「プロトコール」という概念かと思います。
これはもともと外交儀礼や儀典書などを意味する外交用語ですが、弊社では組織とス
テークホルダーなどの組織の外部とのかかわりあい方の一切を指しています。
つまり、来客時のお茶の出し方に始まり、ウェブサイトやパンフレットの作り方、広
告の打ち方、海外企業との付き合い方などの組織が部外者と付き合う際の作法を含む
あらゆる関係の作り方であり、ある意味ではブランディングの問題とも言えます。
その組織と部外との関係で極めて重要なのがマスコミとの付き合い方です。
https://aegis-cms.co.jp/1806
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『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
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教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
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コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
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図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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代表取締役 林 祐
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No.156 ポルシェが悪いわけではないのですが
ポルシェがEV車を日本でも発売するそうです。
「タイカン」という名前で来年の9月頃納車の予定とのことです。
日本での発売価格はまだ発表されていないようですが、欧米では1270万円からだそ
うですので、相変わらず超高級車ですね。
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挙句に進路をふさぎ、「殺すぞ」などと怒鳴りながら顔を何度も殴りつけた男が逮捕
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この男が乗っていたのが白いポルシェでした。
この頃、ネットを賑わしていたのが中国でポルシェに乗った女性でした。
中国の重慶で赤いポルシェ・ケイマンに乗った女性がUターンをしようとしたとこ
ろ、反対車線に駐車していたSUVが邪魔でうまく転回できなかったことに腹を立て、
車から降りてそのSUVの運転者である男性を口汚く罵りながら往復ピンタを与えたと
いうことで、その動画がネット上で拡散していました。
騒ぎが大きくなったので警察が調べたところ、その女性の夫は警察署長であったと
いうことで、中国の警察署長というのは特権階級に属するんだと理解した次第です。
この女性は「赤いポルシェの女」として中国では有名だそうです。
どう考えても、ポルシェのブランドイメージの失墜ですよね。ポルシェを愛し、ポ
ルシェを乗り継いでいる方々は大変迷惑に思っておられることと拝察いたします。
しかし、私個人の経験でも私はポルシェとは相性が悪いと申し上げざるを得ませ
ん。
かつて学生時代、東名で信じられないあおり運転を仕掛けられたのがポルシェであ
り、箱根の峠でバイクに乗っていて恐ろしい目にあわされたのもポルシェでした。
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て対抗車に気付き、車列の前を走っていた軽自動車の前に無理やり割り込もうとして
事故になり、大渋滞を引き起こして私たちの帰隊を1時間以上遅らせたのもポルシェ
でした。(すぐ後ろにいたので、けが人の収容と応急措置、道路の交通整理をしなけ
ればならなくなったのです。)
これらは確かに偶然であり、ポルシェに乗っている人が皆乱暴なのではないという
ことは頭では理解するのですが、どうも先入観をぬぐうことができずにいます。
山口百恵さんですら真っ赤なポルシェに乗ると人が変わったように「そっちのせい
よ!」などと怒鳴りつけるそうですから。
かなり前ですが、車フェチの友人にポルシェという会社は正式には「フェルナン
ド・ポルシェ名誉工学博士株式会社」というのだと教えられたことがあります。当
時、調べてみると確かにそうなっていました。今はどうなっているのか承知しており
ませんが、ドイツらしい名前だと思いました。
私は自動車の運転そのものが好きではないので車に対するフェチズムは持ち合わせ
ていません。荷物がたくさん詰めて、そこそこ乗り心地が良ければそれでいいと思っ
ています。
したがってジープ以外ならOKですね。
特にスタイルはほとんど気になりません。自分が乗っていると外見が見えないから
です。
車のスタイルが気になる人は、要するにその車に乗っている自分を見てもらいたい
のでしょうが、私は実用性しか評価しませんのでデザインなどどうでもいいと思って
います。
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なぜ自動車の運転そのものが好きではないのかというと、退屈だからです。
アクセルを踏めば速度が上がり、ハンドルを回せば回転の角度に比例して車の方向
が変わっていくだけ。
公道を走るには何のテクニックも必要ありません。
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そこへ後ろから煽られたり、原付が無神経に割り込んできたりとただイライラさせ
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