指揮官の休日 No.145 記憶力
2019/09/06 (Fri) 06:30
XXXX 様
-------------------------------------------------------------------
指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
-------------------------------------------------------------------
危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加2をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.153 No.153 意思決定が行われる環境 を掲載いたしました。
意思決定論における一つの試験的な概念的枠組みについて考えています。
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1642 をご覧ください。
No.145 記憶力
齢を取りたくないと思うことはありませんし、若いころに戻りたいと思うこともありません。その齢なりの生き方ができればいいと考えていますし、無いものねだりもしたくはないからです。
ただ、つくづく感じるのは体力の衰えです。
それに気が付いたのは40代半ばでした。
それまで東京の役人暮らしの合間に自衛隊内部の学校の学生になったり海外勤務に就いたりして、それなりに体力の回復を図っていたのですが、40代半ばの頃、体力が衰えていくカーブを緩めることができないことに気が付いたのです。
何とか踏みとどまれそうなのが水泳だけで、その他の種目はすべて維持するどころか低下を食い止めることができないのです。特に瞬発力はことごとく失われていきました。
年に一度、体力・運動能力及び水泳能力の検定を受けますので、その事実は情け容赦なく突き付けられていきます。
私が最後にそれらの検定を受けたのは55歳の時で、さすがにその齢で50mを全力で泳いだり、鉄棒にぶら下がって懸垂をしたり3000mを走ったりするのはきついものがありました。
その頃、気が付いていなかったのですが、失われていたのは瞬発力だけではなく、記憶力もかなり落ちていました。記憶が失われていくというのではなく、新しいことを記憶する能力が衰えているのに気が付いたのです。というよりも、記憶しようという気力が失われていると言った方が正確かもしれません。
数年前、ある脳科学者の講演を聴いたことがありました。その先生はまだ若く、それほど有名でもありませんでしたが、豊富な事例をもって説明してくれたので、素人の私にもとても分かりやすい説明でした。
彼は二つの点を強調していました。
一つは、齢を取って記憶することが苦手になるのは好奇心がなくなるからだそうです。
彼の説は私の個人的経験から見てもうなずけます。
私たちの息子がまだ2歳くらいの頃、恐ろしくタフな子供で一日中動き回ってもちょっと昼寝するとたちまち元気を取り戻す謎の基礎体力を持っていましたので、夜寝かしつけるのが大変でした。ぐずったりするわけではないのですが、とにかくベッドに入らないのです。
仕方なく我が家の司令長官(何故我が家に司令長官が君臨しているのかについてはバックナンバーをお読みいただければ分かります。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all&m=26 )が絵本を読んで聞かせます。とにかく放っておかれるのが嫌いで、母親が構ってくれればおとなしいのです。
彼のお気に入りの絵本は江ノ電の沿線を描写した絵本で、鉄道にただならぬ関心を持っていた彼にとっては正に枕頭の書でした。
この本を我が家の司令長官が辛抱強く毎晩読んでやるのですが、ある時から彼は自分で読むことができるようになりました。字を教えたわけではないので、正確には読んでいるわけではないのですが、そのページに何が書いてあるのか正確に覚えてしまい、ページをめくるとスラスラと暗唱できるのです。しかも、そのページにはどこからどこまで書いてあるかのかまで覚えているらしく、そのページに書かれている分を暗唱し終えると次のページに移るのです。事情を知らないと本当に読んでいるように見えます。
当時、艦橋で航海指揮官として当直に立ったり、あるいは機関室で運転指揮官として当直に就く資格をとるために海上衝突予防法や機関運転規則を覚えるのに四苦八苦していた私にとっては羨ましい限りでした。
2歳の子供にとってこの世界は珍しいものばかりで、好奇心の塊りのようになっていたのでしょう。特に大好きな電車が出てくる話なのでいつの間にか覚えてしまったのだと思います。門前の小僧はお経を習わなくとも読むというのは本当です。
つまり、記憶にとって好奇心の役割はおそろしく大きいということです。
もう一つその脳科学者が強調したのは、齢を取って記憶力が衰えるというのは言い訳に過ぎないということでした。
エビンググハウスの忘却曲線というのは有名ですが、エビングハウスは時間の経過と記憶の関係のみではなく、年齢と記憶の関係も同じ忘却曲線で説明しています。それによると20代と60代に有意な差は認められないということです。
明らかに老化の影響を受けるのは前頭葉なのだそうですが、このことにより記憶に対する意欲が低下していき、その結果記憶力が低下したように感ずるだけであり、記憶力そのものが低下しているのではないそうです。
エビングハウスの忘却曲線を思い出して頂ければ分かりますが、たしかに復習を繰り返すと記憶は確かなものに定着していきます。前頭葉の老化によりその復習の意欲が低下して復習を若い頃ほど丹念に行わないので記憶が定着しないのが理由なのだそうです。
つまり、前頭葉を老化させなければ記憶力は衰えないということなのだそうですが、それでは前頭葉を老化させないためにはどうすればいいのかが問題となります。
そのためには前頭葉を使う生活をするのが効果的だそうです。前頭葉を使わない生活というのは同じことを繰り返す生活で、職業から引退するとそうなりやすいのは無理ありません。
その脳科学者のお勧めは、少額の株取引でした。10万円程度で株取引をするのだそうです。嫌でも株価に関心を持ち、新聞を読むようになり、世の中で起こっている様々なことに関心を持ちます。そして想定外の出来事が株価には珍しくなく起こります。これが前頭葉を刺激して老化を防止するそうです。
この金額が大きいとストレスが大きく、血圧などに悪影響を及ぼしかねないので、全部失っても家計に影響を与えず、うまくいくとちょっとしたレストランに行ける程度の儲けが出るくらいの取引が健康上とてもいいということでした。
さて、役に立たないどうでもいいコーヒーだのドライマティニだのの話をグダグダと綴るのを本分としている当メールマガジンとしては珍しく皆様のお役に立つ話をしてしまいました。
来週からは初心に帰ってどうでもいい話に戻りますのでご期待ください。
-------------------------------------------------------------------------------------
メールマガジンのバックナンバーは弊社Facebookページからもお読みいただけます。
Facebookページ 「指揮官の決断/休日」 https://www.facebook.com/aegis.cm
Facebookページでは、当メールマガジンでは見ることのできない写真もご覧頂くことが出来ます。
是非Facebookページをご訪問ください。
Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
-------------------------------------------------------------------------------------
当社Webサイトに、専門コラム「指揮官の決断」をアップしております。是非、ご覧ください
-------------------------------------------------------------------------------------
専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
No.153 意思決定が行われる環境
意思決定論や危機管理論を学ぶ者にとってバイブルのような書物があります。
グレアム・アリソン著の『決定の本質』がその書物です。
1971年に初版が発行された古い書物ですが、いまだに色褪せることなく、アメリカの大学では意思決定論や危機管理論の講義において教科書として用いられています。
キューバ危機を題材として行政府における外交政策の意思決定の概念モデルを提示したパラダイム論ですが、最初にこの本を手にしたとき、そこで示された第一から第三に至る三つの概念的枠組みによりキューバ危機を見るとどう見えるかという分析の切り口の鮮やかさには度肝を抜かれたものでした。
続きはこちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/1642
---------------------------------------------------------------------------------------
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/book1
---------------------------------------------------------------------------------------
Facebookページを公開しています。
メールマガジン及び専門コラムのバックナンバーをお読みいただけます。
Facebookページ「指揮官の決断/休日」
https://www.facebook.com/aegis.cm
----------------------------------------------------------------------------------------
教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
https://aegis-cms.co.jp
----------------------------------------------------------------------------------------
コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
----------------------------------------------------------------------------------------
図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
----------------------------------------------------------------------------------------
バックナンバーを公開しています。
こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
メールアドレスの変更はこちらからお手続きください。
http://aetis-cms.co.jp/mailmag
メールマガジンがご不要の場合はこちらから解除をして頂くことができます。
http://q.bmd.jp/bm/p/f/s.php?id=aegismm&mail=uhayashi%40jcom.zaq.ne.jp&no=2
----------------------------------------------------------------------------------------
メールマガジン「指揮官の休日」
発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
Web : http://aegis-cms.co.jp
----------------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------
指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
-------------------------------------------------------------------
危機管理に挑む経営者の皆様に贈るメールマガジンです。
当社コラム「指揮官の決断」の更新のお知らせ、当社セミナー情報はもちろん、危機管理の参考となる図書、是非参加2をお薦めする他社主催のセミナーなどの情報をお届けして参ります。
あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
途中からお読みの方は、お時間のあるときに是非バックナンバーをお読みください。
ワンクリックでバックナンバーを読んで頂けます。
https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
専門コラム「指揮官の決断」は、No.153 No.153 意思決定が行われる環境 を掲載いたしました。
意思決定論における一つの試験的な概念的枠組みについて考えています。
詳しくは、https://aegis-cms.co.jp/1642 をご覧ください。
No.145 記憶力
齢を取りたくないと思うことはありませんし、若いころに戻りたいと思うこともありません。その齢なりの生き方ができればいいと考えていますし、無いものねだりもしたくはないからです。
ただ、つくづく感じるのは体力の衰えです。
それに気が付いたのは40代半ばでした。
それまで東京の役人暮らしの合間に自衛隊内部の学校の学生になったり海外勤務に就いたりして、それなりに体力の回復を図っていたのですが、40代半ばの頃、体力が衰えていくカーブを緩めることができないことに気が付いたのです。
何とか踏みとどまれそうなのが水泳だけで、その他の種目はすべて維持するどころか低下を食い止めることができないのです。特に瞬発力はことごとく失われていきました。
年に一度、体力・運動能力及び水泳能力の検定を受けますので、その事実は情け容赦なく突き付けられていきます。
私が最後にそれらの検定を受けたのは55歳の時で、さすがにその齢で50mを全力で泳いだり、鉄棒にぶら下がって懸垂をしたり3000mを走ったりするのはきついものがありました。
その頃、気が付いていなかったのですが、失われていたのは瞬発力だけではなく、記憶力もかなり落ちていました。記憶が失われていくというのではなく、新しいことを記憶する能力が衰えているのに気が付いたのです。というよりも、記憶しようという気力が失われていると言った方が正確かもしれません。
数年前、ある脳科学者の講演を聴いたことがありました。その先生はまだ若く、それほど有名でもありませんでしたが、豊富な事例をもって説明してくれたので、素人の私にもとても分かりやすい説明でした。
彼は二つの点を強調していました。
一つは、齢を取って記憶することが苦手になるのは好奇心がなくなるからだそうです。
彼の説は私の個人的経験から見てもうなずけます。
私たちの息子がまだ2歳くらいの頃、恐ろしくタフな子供で一日中動き回ってもちょっと昼寝するとたちまち元気を取り戻す謎の基礎体力を持っていましたので、夜寝かしつけるのが大変でした。ぐずったりするわけではないのですが、とにかくベッドに入らないのです。
仕方なく我が家の司令長官(何故我が家に司令長官が君臨しているのかについてはバックナンバーをお読みいただければ分かります。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all&m=26 )が絵本を読んで聞かせます。とにかく放っておかれるのが嫌いで、母親が構ってくれればおとなしいのです。
彼のお気に入りの絵本は江ノ電の沿線を描写した絵本で、鉄道にただならぬ関心を持っていた彼にとっては正に枕頭の書でした。
この本を我が家の司令長官が辛抱強く毎晩読んでやるのですが、ある時から彼は自分で読むことができるようになりました。字を教えたわけではないので、正確には読んでいるわけではないのですが、そのページに何が書いてあるのか正確に覚えてしまい、ページをめくるとスラスラと暗唱できるのです。しかも、そのページにはどこからどこまで書いてあるかのかまで覚えているらしく、そのページに書かれている分を暗唱し終えると次のページに移るのです。事情を知らないと本当に読んでいるように見えます。
当時、艦橋で航海指揮官として当直に立ったり、あるいは機関室で運転指揮官として当直に就く資格をとるために海上衝突予防法や機関運転規則を覚えるのに四苦八苦していた私にとっては羨ましい限りでした。
2歳の子供にとってこの世界は珍しいものばかりで、好奇心の塊りのようになっていたのでしょう。特に大好きな電車が出てくる話なのでいつの間にか覚えてしまったのだと思います。門前の小僧はお経を習わなくとも読むというのは本当です。
つまり、記憶にとって好奇心の役割はおそろしく大きいということです。
もう一つその脳科学者が強調したのは、齢を取って記憶力が衰えるというのは言い訳に過ぎないということでした。
エビンググハウスの忘却曲線というのは有名ですが、エビングハウスは時間の経過と記憶の関係のみではなく、年齢と記憶の関係も同じ忘却曲線で説明しています。それによると20代と60代に有意な差は認められないということです。
明らかに老化の影響を受けるのは前頭葉なのだそうですが、このことにより記憶に対する意欲が低下していき、その結果記憶力が低下したように感ずるだけであり、記憶力そのものが低下しているのではないそうです。
エビングハウスの忘却曲線を思い出して頂ければ分かりますが、たしかに復習を繰り返すと記憶は確かなものに定着していきます。前頭葉の老化によりその復習の意欲が低下して復習を若い頃ほど丹念に行わないので記憶が定着しないのが理由なのだそうです。
つまり、前頭葉を老化させなければ記憶力は衰えないということなのだそうですが、それでは前頭葉を老化させないためにはどうすればいいのかが問題となります。
そのためには前頭葉を使う生活をするのが効果的だそうです。前頭葉を使わない生活というのは同じことを繰り返す生活で、職業から引退するとそうなりやすいのは無理ありません。
その脳科学者のお勧めは、少額の株取引でした。10万円程度で株取引をするのだそうです。嫌でも株価に関心を持ち、新聞を読むようになり、世の中で起こっている様々なことに関心を持ちます。そして想定外の出来事が株価には珍しくなく起こります。これが前頭葉を刺激して老化を防止するそうです。
この金額が大きいとストレスが大きく、血圧などに悪影響を及ぼしかねないので、全部失っても家計に影響を与えず、うまくいくとちょっとしたレストランに行ける程度の儲けが出るくらいの取引が健康上とてもいいということでした。
さて、役に立たないどうでもいいコーヒーだのドライマティニだのの話をグダグダと綴るのを本分としている当メールマガジンとしては珍しく皆様のお役に立つ話をしてしまいました。
来週からは初心に帰ってどうでもいい話に戻りますのでご期待ください。
-------------------------------------------------------------------------------------
メールマガジンのバックナンバーは弊社Facebookページからもお読みいただけます。
Facebookページ 「指揮官の決断/休日」 https://www.facebook.com/aegis.cm
Facebookページでは、当メールマガジンでは見ることのできない写真もご覧頂くことが出来ます。
是非Facebookページをご訪問ください。
Twitterでも時々、折に触れて気が付いたことを呟いています。
https://twitter.com/CaptainHayashi です。
-------------------------------------------------------------------------------------
当社Webサイトに、専門コラム「指揮官の決断」をアップしております。是非、ご覧ください
-------------------------------------------------------------------------------------
専門コラム「指揮官の決断」掲載のご案内
No.153 意思決定が行われる環境
意思決定論や危機管理論を学ぶ者にとってバイブルのような書物があります。
グレアム・アリソン著の『決定の本質』がその書物です。
1971年に初版が発行された古い書物ですが、いまだに色褪せることなく、アメリカの大学では意思決定論や危機管理論の講義において教科書として用いられています。
キューバ危機を題材として行政府における外交政策の意思決定の概念モデルを提示したパラダイム論ですが、最初にこの本を手にしたとき、そこで示された第一から第三に至る三つの概念的枠組みによりキューバ危機を見るとどう見えるかという分析の切り口の鮮やかさには度肝を抜かれたものでした。
続きはこちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/1642
---------------------------------------------------------------------------------------
『事業大躍進に挑む経営者のための「クライシスマネジメント」』
林 祐 著
セルバ出版
お求めの方は、こちらからどうぞ。
https://aegis-cms.co.jp/book1
---------------------------------------------------------------------------------------
Facebookページを公開しています。
メールマガジン及び専門コラムのバックナンバーをお読みいただけます。
Facebookページ「指揮官の決断/休日」
https://www.facebook.com/aegis.cm
----------------------------------------------------------------------------------------
教育訓練の受託を開始いたしました。
ご要望の多い教育訓練について、専門のスタッフを揃え、新たに教育訓練部門を開設いたしました。
内容について順次ご紹介して参りますが、弊社Webをご覧頂ければ概要をご理解頂けます。
こちらをどうぞ
https://aegis-cms.co.jp
----------------------------------------------------------------------------------------
コンサルティングのご案内 当社では5種類のコンサルティングを行っています。
1 ACMS導入コンサルティング
イージスクライシスマネジメントシステムを導入するためのコンサルティングです。
全6回のコンサルティングで導入できるようパッケージ化されたシステムの導入支援を行います。
当社開催の戦略セミナーをあらかじめ受講し、コンサルティングの内容等にご理解を頂くことが前提
となっております。
2 スポットコンサルティング
何が問題で、どうコンサルティングを受ければいいのかわからない、自社にシステムを導入できるの
かどうかわからない、などのご相談はスポットコンサルティングをご利用ください。
3 プレコンサルティング
当社のコンサルティングの考え方をWeb等で理解されて導入を決めている方、一刻も早く導入をしたい
と考えている方には、このプレコンサルティングをお薦めします。
導入コンサルティングの第1回で行う内容を含んでおり、コンサルティングの概要及び必要な準備作業等
について、関係者全員が揃って受講できるため、理解を共有でき、導入が容易になります。
プレコンサルティングに引き続き導入コンサルティングを契約される際には、プレコンサルティング料金
は全額返金させていただきますので、費用が無駄になりません。
4 テーラード・コンサルティング
危機管理組織はすでに構築しているが指揮所演習について指導してもらいたい、中間管理層に活気がな
いので彼らに強力なリーダーとなってもらいたい、プロトコールに自信を持てるようになりたい、などのご
要望には、個別に対応させて頂きます。
5 指揮所演習コンサルティング
トップと主要スタッフだけで行うことのできるようにコンパクトに設計された図上演習です。
危機管理の先頭に立つスタッフを育てるために最適な手法として注目されています。
お気軽にご相談ください。
----------------------------------------------------------------------------------------
図上演習コンサルティングのご案内
多数のご要望にお応えするため、図上演習に特化したコンサルティングを開始いたしました。
企業や公共放送機関での指導実績豊かなコンサルタントが各企業の実態に合わせた図上演習の運営
要領を確立します。
弊社では、図上演習を独自に企画・運営できるようになることを目標としたコンサルティングを行
っています。
毎回、図上演習の度にコンサルタントを呼ぶのではなく、自社のみで計画できる実力をつけて頂き
ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://aegis-cms.co.jp/cpx
----------------------------------------------------------------------------------------
バックナンバーを公開しています。
こちらからご覧ください。https://q.bmv.jp/bm/p/bn/list.php?i=aegismm&no=all
メールアドレスの変更はこちらからお手続きください。
http://aetis-cms.co.jp/mailmag
メールマガジンがご不要の場合はこちらから解除をして頂くことができます。
http://q.bmd.jp/bm/p/f/s.php?id=aegismm&mail=uhayashi%40jcom.zaq.ne.jp&no=2
----------------------------------------------------------------------------------------
メールマガジン「指揮官の休日」
発行人:株式会社イージスクライシスマネジメント
代表取締役 林 祐
email: yhayashi@aegis-cms.co.jp
Web : http://aegis-cms.co.jp
----------------------------------------------------------------------------