指揮官の休日 No.101 自衛隊記念日号:改憲論議
2018/11/01 (Thu) 06:30
XXXX 様
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指揮官の休日
――コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日――
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あわせて、常時厳しい緊張状態を強いられている経営者の皆様にちょっと一息ついて頂けるような話題を選んでお送りします。「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」というサブタイトルも、日頃すさまじいストレスにさらされながらも頑張っている経営者の皆様に、たまにはそんな日がありますようにという想いを込めています。
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巷間を賑わしている自己責任論について考えています。
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No.109 自衛隊記念日号:改憲論議
毎週週末モードに入りそうな頃にお送りすることが多い当メールマガジンですが、今回は若干理由があって早めに配信させて頂きます。
このメールマガジンは専門コラム「指揮官の決断」の更新をお知らせし、あわせてストレスの多い日常を送っておられる皆様にちょっとした息抜きをして頂くために配信しております。サブタイトルが「コーヒーで始まり、ドライマティーニで締めくくる心豊かな一日」となっているのはそのためです。
したがって、基本的にはメールマガジンにはどうでもいい内容を盛り込み、専門コラムをしっかりと読んで頂きたいと思っております。
ただし、専門コラムはその名のとおり「専門コラム」であり、危機管理に関する話題を取り上げるのを原則としておりますので、それ以外の内容についてはこちらのメールマガジンで取り上げさせて頂いています。
今回もそのような内容であり、危機管理の話題ではないので、こちらのメールマガジンで配信させて頂きます。
いつもよりちょっと真面目に綴っています。
したがって面白い読み物ではありません。
読むのに肩が凝るかもしれませんし、私の主張に納得できない方も多々おられることを覚悟しています。
ただ、皆様に考えて頂きたい問題です。
今日は自衛隊記念日です。
本来、自衛隊の創立は7月1日なのですが、7月は台風などによる災害派遣で自衛隊の部隊が出動していることが多く、記念日行事を行うにふさわしくないということなどから11月1日が記念日として選ばれたと聞いたことがあります。
第4次安倍内閣が組閣され、改憲論議がいよいよ本格化しようとしています。
先日、母校に用事があって四ツ谷の駅前を歩いていたら、交差点で街頭演説を行っている団体がありました。
護憲を主張する団体で、信号待ちの間に彼らの演説を聞いていたのですが、要は戦後我が国が平和であったのは憲法第9条があったからで、安倍内閣は日本を戦争ができる国にしようとしている、日本にはそのような軍隊は必要ないし、米軍も必要がない、それらはこの国を戦争ができる国にしてしまうだけだ、という論理です。
私はこの論理に組みするつもりは全くありません。
第9条があったから戦争が無かったというなら、憲法を改正して地震や台風はこの国を襲ってはならないと書けばいいということになります。ついでに富士山も噴火してはならないことにする必要があるでしょう。
しかし、それでは憲法改正に賛成かというと必ずしも首を縦に振るわけではありません。
憲法を改正すべきという方々の論点は大きく分けて二種類あるように見受けられます。
一つは、戦力の不保持を謳っているが例え自衛のためであっても戦力を持てないのは不都合、交戦権が無ければ自衛のための戦争もできない、というものです。
たしかに戦力には侵略のための戦力もあれば自衛のための戦力もあります。そして交戦権は単純に戦時国際法上の概念なので、交戦権がなければ自衛のためであろうと敵の武器の破壊や敵兵の殺傷はできません。
法の解釈としては、説得力がありそうな気がします。
もう一つの論点は、憲法に自衛隊の存在を明記しなければ自衛隊がいつまでも日の目を見ないということと、さらに自衛隊の存在を明記せずに曖昧にしておくと、その自衛隊に対するシビリアンコントロールが効かないおそれがあるというものです。
これにも一応の論拠があるように見えないことはありません。
私が憲法改正に簡単に納得していないのは、改正すべきという論点が上記のようなものだからです。
現在、自衛隊が憲法違反だとしているのは一部の学校教師とほとんどの憲法学者ですが、彼らが意見だとする根拠は第一の論点に示されている戦力の不保持と交戦権の否認です。
私は自衛隊が憲法違反の存在であると教えられた高校生の頃から、社会科の教師や憲法学者というのは日本語が理解できないのかなと疑いを持ってきました。
憲法第9条第2項は「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦略は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と謳っています。
「前項の目的を達するため」なのです。
それでは「前項の目的」は何かと言うことになります。
憲法第9条が明文で明らかにしているのは、「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」ということです。
例えば、我が国の領土に対する急迫不正の侵害が行われたり、我が国に必要なエネルギーや食糧などの輸送が脅かされる状況が生起した場合、これに対抗することを国権の発動たる戦争というのか、武力による威嚇または行使にあたるのかということをちょっとでも考えればいいことです。
日本に向けて航海中のタンカーがインド洋で次々に撃沈され、尖閣諸島に外国軍隊が入り込んで要塞を作り始めた時、これに対処することが国権の発動たる戦争なのか、武力による威嚇になるのかということです。
護憲派の主張は、これまでのあらゆる戦争は自衛を口実として行われたというものですが、だからと言って本当の自衛のための武力の行使が否定されていい理由にはなりません。
つまり私に言わせれば現憲法下においても自衛隊は違憲ではありません。
私の知る限り、私のこのような論拠に近い形で自衛隊を合憲とした学者は、元最高裁裁判官を勤められた伊藤正巳氏のみです。伊藤氏は憲法論では、集会の自由に関するパブリックフォーラム論で有名ですが、自衛隊についてもいくつかの論文で私の主張と同じような主張をされています。
憲法に自衛隊を明記することにより自衛隊に対するシビリアンコントロールもはっきりさせるべきという論拠にはまったく同調できません。
自衛隊法があります。
自衛隊法第7条において内閣総理大臣が最高の指揮監督権を有すると規定され、防衛大臣が自衛隊の隊務を統括することが定められています。
そして、内閣総理大臣も防衛大臣も文民でなければならないのは憲法の規定です。
さらに、防衛出動に際しては国会の承認を得なければならないことが規定されています。
シビリアンコントロールは確立しています。
ところが、このシビリアンコントロールが放棄されたことがあります。
東日本大震災において、津波の被害を受けて東京電力福島原子力発電所の2号機が水素爆発を繰り返しました。
この時、陸上自衛隊に対して輸送用のヘリコプターから原子炉に散水することが命ぜられました。
これは危険極まりない任務です。
ただでさえいつ爆発するか分からないのに、直上から水を撒いて急激な温度変化を与えると何が起こるのか想像ができません。
もし炉心に墜落したら、遺体は数十年間回収できないのです。
これがいかに危険な任務だったかは、福島原発の事故を聞いて沖合200Kmまで避退していた米海軍が、陸上自衛隊のこの必死の作戦を見て、「自衛隊は本気だ。」と言って戻ってきたことからも分かります。
この任務が陸上自衛隊に与えられた際、時の防衛大臣は「私と首相の思いを汲んで統幕長が決断してくれた。」と述べたのです。
私はこのインタビューを作戦室のテレビで観て絶句しました。
「首相と防衛大臣を忖度して統合幕僚長が決断した」と防衛大臣が堂々と述べているのです。
防衛大臣として「私の責任において、私が命じた。」のではないのです。
この大臣の属する政党は政治主導を掲げて政権の座に就いたのですが、政治主導どころかシビリアンコントロールまで一挙に放棄してしまったのです。
その後任の大臣は、南スーダンにPKOを派遣するにあたり、その撤収計画を表紙は見たが内容は読んでいないと国会で堂々と答弁しています。つまり防衛大臣として、海外へ自衛隊を派遣するに際し何の監督もしていないのです。
これをシビリアンコントロールと言わないのは言うまでもありません。
この時の総理大臣は後に退陣に追い込まれましたが、離任に際して「私が在任中最もうれしかったのは、自衛隊の諸君が自衛隊が国民のためにあるという矜持を示してくれたことだ。」と述べました。
多分、これほど自衛官を愚弄し、激怒させた発言は無かっただろうと思います。
「知らなかったのはお前だけだ! 俺たちは創隊以来ずっとそうやって勤務してきた。そんなことも知らずに自衛隊の最高指揮官の座にいたのか!」というのが痛切な思いです。
私はこの時の政権を支えた政治家のいる政党を到底認めるわけにはいきません。
私がこの首相の退陣の時にすでに現役を離れていたことを皆様は幸運に思わねばなりません。
5.15事件、2.26事件に続く、平成の動乱が起きたかもしれないのですぞ。
なにせ、この頃私がよく口ずさんでいた曲の歌詞は次のようなものでしたからね。
汨羅の淵に波騒ぎ 巫山の雲は乱れ飛ぶ
溷濁の世に我起たてば 義憤に燃えて血潮湧く
あゝ人栄えて国亡ぶ 盲ひたる民 世に躍る
治乱興亡夢に似て 世は一局の碁なりけり
止めよ離騒の一悲曲 悲歌慷慨の日は去りぬ
我等が剣今こそは 廊清の血に躍るかな
「昭和維新の歌」です。
ご存じない方は次のURLをクリックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=J22KEJdNZJ4&t=156s
とにかく、この国のシビリアンコントロールなどその程度のものでしかないのです。
さらに申し上げれば、この国の民主主義もその程度のものでしかありません。
私はこの国の民主主義を全く信じていません。
要するに、憲法に明記しなければシビリアンコントロールもあやふやになるのではなく、その程度の民主主義国では憲法に規定されようがされまいがあやふやなのです。
安倍首相がよく言われるのは、「自衛官の皆さんが身の危険を顧みずに職務を遂行されているのに、その身分がしっかりと憲法に書かれていないのは申し訳なく、そのような状況はおかしい。」ということですが、はたしてそうでしょうか。
自衛隊を創設した吉田首相が防衛大学校の第一回卒業式の訓示で次のように述べています。
「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。
御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。」
防衛大学校の出身者たちはこの言葉のとおり、税金泥棒などという罵声を浴びて耐えてきました。
後にノーベル賞作家となった大江健三郎氏には「防衛大学校生をぼくらの世代の若い日本人の弱み、一つの恥辱だと思っている。」とまで言われました。
しかし、それにもかかわらず、必死になって防衛力の整備と訓練に努めてきた結果、現在の自衛隊があるのです。一朝にしてできたのではありません。
長く、厳しい道のりを一歩一歩歩んできた結果です。
そして現在、国民の多くの方々から信頼を寄せて頂いています。
私に言わせれば「今さら何なんだ!」というところです。
さらに付言すれば、無理に改憲論議を起こし、国民投票を行って過半数の賛成を得られなかった場合に現役の自衛官が受けるダメージは計り知れないものがあります。
これだけは何があっても避けなければなりません。
改憲論議は慎重の上にも慎重を期すべきです。
そもそも現政権に国防を語る資格があるのかどうかも私は疑っています。
稲田防衛大臣の辞任の後、当時の岸田外務大臣に防衛大臣を兼務させるという暴挙を平気で行った政権です。
最後まで外交交渉による解決に心血を注ぎ、武力衝突が回避できなかった場合には早期にその収拾を図るために死力を傾注しなければならない外務大臣に、早期に武力により事態を解決する手段を講じなければならない防衛大臣を兼務させるなど言語道断であり、この国の安全保障を舐めきっているとしか思えません。
そのような政権に安易に第9条の改正をさせるわけにはいかないのです。
またその問題点について言及しなかった評論家やマスコミにこの国の安全保障を語る資格があるとも思えません。
彼らは芸能人のゴシップを追いかける程度が身の丈であることを知るべきです。
一方で私が憲法を改正すべきかと思う点が一つあります。
それは第9条ではありません。
前文です。
この前文に感動するという方が法学部出身の方などには非常に多いのですが、私に言わせればこれほどふざけた前文が世界に他にあるのか教えて欲しいというくらいです。
前文はこう述べています。
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持する、というのはどう考えても正気の沙汰ではありません。全くの他力本願であり、国民に対して無責任すぎます。
中国の覇権主義や北朝鮮のミサイルの恫喝をどう解釈すればこの前文に感動できるのか納得できる説明をお願いしたいと思っています。
改正すべきは、この戯けた前文です。
制服を着ていた頃は国家公務員の憲法遵守義務があり、このような発言はできませんでしたが、コンサルタントは自分の信念に従って言いたい放題ですね。
次回からまたどうでもいい話に戻ります。
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私はこの論理に組みするつもりは全くありません。
第9条があったから戦争が無かったというなら、憲法を改正して地震や台風はこの国を襲ってはならないと書けばいいということになります。ついでに富士山も噴火してはならないことにする必要があるでしょう。
しかし、それでは憲法改正に賛成かというと必ずしも首を縦に振るわけではありません。
憲法を改正すべきという方々の論点は大きく分けて二種類あるように見受けられます。
一つは、戦力の不保持を謳っているが例え自衛のためであっても戦力を持てないのは不都合、交戦権が無ければ自衛のための戦争もできない、というものです。
たしかに戦力には侵略のための戦力もあれば自衛のための戦力もあります。そして交戦権は単純に戦時国際法上の概念なので、交戦権がなければ自衛のためであろうと敵の武器の破壊や敵兵の殺傷はできません。
法の解釈としては、説得力がありそうな気がします。
もう一つの論点は、憲法に自衛隊の存在を明記しなければ自衛隊がいつまでも日の目を見ないということと、さらに自衛隊の存在を明記せずに曖昧にしておくと、その自衛隊に対するシビリアンコントロールが効かないおそれがあるというものです。
これにも一応の論拠があるように見えないことはありません。
私が憲法改正に簡単に納得していないのは、改正すべきという論点が上記のようなものだからです。
現在、自衛隊が憲法違反だとしているのは一部の学校教師とほとんどの憲法学者ですが、彼らが意見だとする根拠は第一の論点に示されている戦力の不保持と交戦権の否認です。
私は自衛隊が憲法違反の存在であると教えられた高校生の頃から、社会科の教師や憲法学者というのは日本語が理解できないのかなと疑いを持ってきました。
憲法第9条第2項は「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦略は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と謳っています。
「前項の目的を達するため」なのです。
それでは「前項の目的」は何かと言うことになります。
憲法第9条が明文で明らかにしているのは、「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」ということです。
例えば、我が国の領土に対する急迫不正の侵害が行われたり、我が国に必要なエネルギーや食糧などの輸送が脅かされる状況が生起した場合、これに対抗することを国権の発動たる戦争というのか、武力による威嚇または行使にあたるのかということをちょっとでも考えればいいことです。
日本に向けて航海中のタンカーがインド洋で次々に撃沈され、尖閣諸島に外国軍隊が入り込んで要塞を作り始めた時、これに対処することが国権の発動たる戦争なのか、武力による威嚇になるのかということです。
護憲派の主張は、これまでのあらゆる戦争は自衛を口実として行われたというものですが、だからと言って本当の自衛のための武力の行使が否定されていい理由にはなりません。
つまり私に言わせれば現憲法下においても自衛隊は違憲ではありません。
私の知る限り、私のこのような論拠に近い形で自衛隊を合憲とした学者は、元最高裁裁判官を勤められた伊藤正巳氏のみです。伊藤氏は憲法論では、集会の自由に関するパブリックフォーラム論で有名ですが、自衛隊についてもいくつかの論文で私の主張と同じような主張をされています。
憲法に自衛隊を明記することにより自衛隊に対するシビリアンコントロールもはっきりさせるべきという論拠にはまったく同調できません。
自衛隊法があります。
自衛隊法第7条において内閣総理大臣が最高の指揮監督権を有すると規定され、防衛大臣が自衛隊の隊務を統括することが定められています。
そして、内閣総理大臣も防衛大臣も文民でなければならないのは憲法の規定です。
さらに、防衛出動に際しては国会の承認を得なければならないことが規定されています。
シビリアンコントロールは確立しています。
ところが、このシビリアンコントロールが放棄されたことがあります。
東日本大震災において、津波の被害を受けて東京電力福島原子力発電所の2号機が水素爆発を繰り返しました。
この時、陸上自衛隊に対して輸送用のヘリコプターから原子炉に散水することが命ぜられました。
これは危険極まりない任務です。
ただでさえいつ爆発するか分からないのに、直上から水を撒いて急激な温度変化を与えると何が起こるのか想像ができません。
もし炉心に墜落したら、遺体は数十年間回収できないのです。
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この任務が陸上自衛隊に与えられた際、時の防衛大臣は「私と首相の思いを汲んで統幕長が決断してくれた。」と述べたのです。
私はこのインタビューを作戦室のテレビで観て絶句しました。
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防衛大臣として「私の責任において、私が命じた。」のではないのです。
この大臣の属する政党は政治主導を掲げて政権の座に就いたのですが、政治主導どころかシビリアンコントロールまで一挙に放棄してしまったのです。
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これをシビリアンコントロールと言わないのは言うまでもありません。
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多分、これほど自衛官を愚弄し、激怒させた発言は無かっただろうと思います。
「知らなかったのはお前だけだ! 俺たちは創隊以来ずっとそうやって勤務してきた。そんなことも知らずに自衛隊の最高指揮官の座にいたのか!」というのが痛切な思いです。
私はこの時の政権を支えた政治家のいる政党を到底認めるわけにはいきません。
私がこの首相の退陣の時にすでに現役を離れていたことを皆様は幸運に思わねばなりません。
5.15事件、2.26事件に続く、平成の動乱が起きたかもしれないのですぞ。
なにせ、この頃私がよく口ずさんでいた曲の歌詞は次のようなものでしたからね。
汨羅の淵に波騒ぎ 巫山の雲は乱れ飛ぶ
溷濁の世に我起たてば 義憤に燃えて血潮湧く
あゝ人栄えて国亡ぶ 盲ひたる民 世に躍る
治乱興亡夢に似て 世は一局の碁なりけり
止めよ離騒の一悲曲 悲歌慷慨の日は去りぬ
我等が剣今こそは 廊清の血に躍るかな
「昭和維新の歌」です。
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とにかく、この国のシビリアンコントロールなどその程度のものでしかないのです。
さらに申し上げれば、この国の民主主義もその程度のものでしかありません。
私はこの国の民主主義を全く信じていません。
要するに、憲法に明記しなければシビリアンコントロールもあやふやになるのではなく、その程度の民主主義国では憲法に規定されようがされまいがあやふやなのです。
安倍首相がよく言われるのは、「自衛官の皆さんが身の危険を顧みずに職務を遂行されているのに、その身分がしっかりと憲法に書かれていないのは申し訳なく、そのような状況はおかしい。」ということですが、はたしてそうでしょうか。
自衛隊を創設した吉田首相が防衛大学校の第一回卒業式の訓示で次のように述べています。
「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。
御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。」
防衛大学校の出身者たちはこの言葉のとおり、税金泥棒などという罵声を浴びて耐えてきました。
後にノーベル賞作家となった大江健三郎氏には「防衛大学校生をぼくらの世代の若い日本人の弱み、一つの恥辱だと思っている。」とまで言われました。
しかし、それにもかかわらず、必死になって防衛力の整備と訓練に努めてきた結果、現在の自衛隊があるのです。一朝にしてできたのではありません。
長く、厳しい道のりを一歩一歩歩んできた結果です。
そして現在、国民の多くの方々から信頼を寄せて頂いています。
私に言わせれば「今さら何なんだ!」というところです。
さらに付言すれば、無理に改憲論議を起こし、国民投票を行って過半数の賛成を得られなかった場合に現役の自衛官が受けるダメージは計り知れないものがあります。
これだけは何があっても避けなければなりません。
改憲論議は慎重の上にも慎重を期すべきです。
そもそも現政権に国防を語る資格があるのかどうかも私は疑っています。
稲田防衛大臣の辞任の後、当時の岸田外務大臣に防衛大臣を兼務させるという暴挙を平気で行った政権です。
最後まで外交交渉による解決に心血を注ぎ、武力衝突が回避できなかった場合には早期にその収拾を図るために死力を傾注しなければならない外務大臣に、早期に武力により事態を解決する手段を講じなければならない防衛大臣を兼務させるなど言語道断であり、この国の安全保障を舐めきっているとしか思えません。
そのような政権に安易に第9条の改正をさせるわけにはいかないのです。
またその問題点について言及しなかった評論家やマスコミにこの国の安全保障を語る資格があるとも思えません。
彼らは芸能人のゴシップを追いかける程度が身の丈であることを知るべきです。
一方で私が憲法を改正すべきかと思う点が一つあります。
それは第9条ではありません。
前文です。
この前文に感動するという方が法学部出身の方などには非常に多いのですが、私に言わせればこれほどふざけた前文が世界に他にあるのか教えて欲しいというくらいです。
前文はこう述べています。
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持する、というのはどう考えても正気の沙汰ではありません。全くの他力本願であり、国民に対して無責任すぎます。
中国の覇権主義や北朝鮮のミサイルの恫喝をどう解釈すればこの前文に感動できるのか納得できる説明をお願いしたいと思っています。
改正すべきは、この戯けた前文です。
制服を着ていた頃は国家公務員の憲法遵守義務があり、このような発言はできませんでしたが、コンサルタントは自分の信念に従って言いたい放題ですね。
次回からまたどうでもいい話に戻ります。
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No.109 自己責任?
フリージャーナリストの安田純平さんが解放され、帰国しました。
シリアで武装勢力に拘束された3年4か月という月日がどのようなものだったのか、いずれ手記などが発表されるのでしょうが、帰国の機内でのインタビューなどから推測するに、想像を絶する恐怖の日々で、それに耐えてきた安田さんの精神力の強靭さには驚くばかりです。
続きはこちらからお読みください。
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